いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

サボテンとたまご

2010-04-08 16:39:40 | 花・ガーデニング

 今日から新学期ですね。

我が家でも子どもが朝早くに学校に向かったので

私も、鍬をしょって畑に突進   

今日やっとジャガイモの植え付けができました。

私が住む仙台西部あたりは

4月10日頃がジャガイモの植え付け時なんですね。

でも一袋のジャガイモでも

小さな畑ではもてあましてしまう。

2つに切り分けて植え付けると20コ

そうなると2畝使ってしまう

それでは他の野菜を植え付ける場所がなくなっちゃうと言うわけ。

小さな畑といえども、色々な野菜を収穫したい、

そんな欲張りな気持ちと

ウネの少ない畑とのせめぎ合いで

一ウネに2種類の葉物野菜の種を撒いたり、

畝間が狭かったりとなってしまいます。

でもそれでもいいかな。。。

自分の欲望に忠実にと思っております。

「多品種・少量」

家庭菜園はそれが楽しいですし

土にとっても「連作障害」を防いで

地中の栄養分のバランスを保つ植え方。

土も人もそうなんですが、バランスがとっても大切なんですよね。

これが身体にいいからと言って「ばっかり喰い」では

身体が飽きてしまいますし

野菜が身体にいいからといえ

野菜ばっかり食べても

何となく元気が出ないとか

身体と一体の精神的な面でも

バランスが崩れてしまいます。

たべたいと思うものを美味しく

そのときそのときの旬の食材を身体に頂くことが

長生きと言わずとも

病気知らずに元気に毎日を過ごす

こつではないかと思います。

以前東北大学の先生にお聞きしたお話し。

「人間の身体と土中のアミノ酸含有量の比率はほぼ同じだそう・・・・」

ふうん~~~~~

何となく不思議なお話しですが

人間も自然の一部なんですから

何となくうなずけられるお話しですよね。

 

 

と言うことで、いつもは最後に載せるお弁当の写真

最後に載せるばっかりでは

みなさんが飽きてしまうと言う

「連作障害」を防ぐために

今回は一番前に持ってきました。

 

新学期が始まって、「弁当作りもほんと楽じゃないな、、、」と

眠い目をこすりながら

ひしひしと感じております。

シズママのコメントにありましたが

お弁当は全部朝に作るわけではなく

下準備は事前にしておくこと多いですね。

例えば上右端は、「トンカツ」なんですが

これは数日前に多めにトンカツを作ったときに

5枚ほど肉を軽くたたいて、わざと薄めに作っちゃいます。

それを冷凍しておいて、調理時には解凍

少なめの油で揚げちゃいます。

そして右下のお浸しは

畑からわき芽もふらず!収穫してきた

色々野菜の薹立ち菜たち。

収穫したての野菜はその場で全てすぐに茹で上げて

夕飯のおかずにしたり

お弁当に入れたり

残れば冷凍庫に入れて保存しておきます。

そして他の2品が

朝方に眠い目をこすりながら作ったおかず

手前の黄緑っぽいのは

「アボカドと生ハムのクリームチーズ和え」

アボカドは・・・

コレストロールを下げるオレイン酸が豊富な

とってもこくのある果物。

でもこのオレイン酸

酸化しやすいので切ったらレモン汁を掛けて

クリームチーズと醤油で和えます。

それと左の炒め物は

「牛蒡と人参と豚肉とプンタレッラのきんぴら」

しんこプンタレッラ、シャキシャキと美味しいです!!

 

 

 

 

 

そして、食と植のお話しだけでは

またまた皆さんが飽きてしまう

「ばっかり喰い」になってしまうので・・・

 

さて、今日の話題は何にしようかな?と

はたと考えて・・・

たぶん皆さん、あまり興味はないかと思いますが

私とブーリンの結婚のなりそめなどをお話ししようかな。

なんて

しょうもないこと考えました 

 

私は自分で言うのもなんですがかなりの武勇伝の持ち主。

武勇伝と言いましても、

勇猛果敢に「すごいドジをしでかす!」ということなんですが。。。

「まじめな顔してばばば~~ん」と

やってしまいます。

 

 

私とブーリンの結婚のなりそめと言いますか

わたくしとの可哀相な結婚へと

ブーリンに追い打ちをかけたのが

「植物のサボテン事件」と

「食べ物のゆで卵事件」

恐い恐いお話しをどうしてもお聞きになりたい方は

どうぞこのまま先にお進み下さい 

 

その①-ちょっとだけ恐い「サボテン事件」

私が若いとき、主人は当時は彼氏であったわけですが・・・

例に違わず、若いときはいいとこ見せたいですよね。

我が家に彼氏が遊びに来たとき

園芸好きだった母親が

「しほちゃん、サボテン家に取り込んで~~」

と言う声に、

普段なら嫌だ~~  と言うくせに

なんとも素直に「は~~い」 

と、地面にしゃがんだのはいいんだけど・・・

なんと

別のサボテンの真上におじゃんこ。

お尻を急につんつんと突く痛みに 

やっと自分のしでかしたことに気がつき

すぐに起き上がっても

後の祭り。。。  

突き刺さったサボテンの針の

痛いのなんのって!  

ましてやお尻の針は自分では抜くことはできない  

情けないことに 

彼氏のほうにお尻を向けて

とげを1本1本毛抜きで抜いてもらったという 

なんとも間抜けな結末に。。。 

(勿論ズボンの上からですから誤解の無いように。。。)

 

 

 それから更に数ヶ月後

もっと恐ろしい

その②ー「ゆで卵事件」 が勃発  

私若いときからゆで卵が大好きだったんですが・・・・

ある日の事

台所でおいしそうなゆで卵発見 

食べようと思ったら

あったかゆで卵でなく、冷たくなったゆで卵。

 

<<え、なに?  >>

<<うんうん・・・段々先が読めてきた?>>

<<それと同時に段々不吉な予感がしてきた?>>

 

そうそう、

魔法の箱「電子レンジ」でゆで卵を温めちゃったわけ  

 

そしてテーブルに座って

温めたゆで卵を目の前に

ニカッと

「いっただきま~~っす」と

ガブッとかぶりついた途端・・・

「ぼ==ん」と大きな爆発音発生

      

なんだ なんだ 

何処で爆発? 

ガス台の方を見ても爆発してないし・・・

なんだか近くで爆発音がしたような。。。

それにしても何だか顔が熱いぞ~~ 

と言うことで・・・

手にしていたゆで卵に目をやると

ゆで卵がない!! 

え~~どおして?

ゆで卵が一瞬のうちに消失! 

それにしても顔が熱いぞ~~ 

と言うことで鏡を見てみたら 

卵の黄身  が

顔の至る所に飛び散って

顔中こびりついている!!

きゃ~~と言うことで、慌てて冷やしたんだけど

その後の私の顔は・・・・

やけどがまだらで

まるでキリンの顔のよう  

 

 

意気消沈しながら 

キリン顔で失敗談を話している私の顔を見ながら

「一緒になったら、

こりゃ又面白い人生送れそうだ!」と

かつて彼氏だったブーリンは

思ってしまったそう。。。  

 

 

 

 

 いしころとまとの思い出 

  「とっても恐いサボテンとたまごのお話し」

  

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16 コメント

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わはは~はらよじれた! (桃猫)
2010-04-08 22:24:42
真面目な文の部分がふっとぶほど、笑いすぎて未消化の物が逆流しそうだよ~~
これを気逆という

可哀想なお涙頂戴の同情したい気持ちよりも笑いすぎてしまって(失礼
笑い皺は昨日だけで勘弁しておくれ~~)

いしころさん まだまだ武勇伝隠しているでしょ?うふふ~~
わお (しずママ)
2010-04-09 13:55:18
いしころさん


それは素晴らしい武勇伝です

尊敬します

サボテンは、失礼ながらマンガの一ページのよう
(すみません)

キリンの卵は、大変でしたね

う~ん 私もいつか武勇伝 公開します

お弁当、参考になりました

やはり下ごしらえが必要なんですね

今回も綺麗です
こわいよ~ (かおりん)
2010-04-10 09:51:29
なんとも恐ろしいお話!!
今、子供たちの間で大流行のアニメ
【怪談レストラン】でぜひとも公開して頂きたい!

「どうも怪談レストランへようこそ
本日のメニューは、身の毛もよだつサボテンのムニエルと、血も凍るようなゆで卵のポタージュです。それではごゆっくりお召し上がり下さい

ってか!

いしころとまとさんのお宅にある「サボテンとたまご」には、そんな思い出が隠されていたんですねで、恐竜は誰ですか?
いしころとまとさんとブーリン様ですか?
奥がいしころとまとさんでしょうか?
きっと、サボテンの針を抜いてもらってる表情なんですねウゲーッ!!

と言っても、武勇伝、なんだかかわいいです
そんなかわいいいしころとまとさんにゾッコンラブなんですね
なんだかこちらまで幸せな気持ちになりました
桃ネコへ (いしころとまと)
2010-04-10 12:04:46
隠している武勇伝、数知れず。
桃ちゃんの所でやったこと以外でも
すごいことあるね。。。今度二人だけの時に
おはなしするっちゃね。
公開したら恥じだし。。。
腹よじれて、腸閉塞起こさないでね。
しずママへ (いしころとまと)
2010-04-10 12:09:00
前略 しずママ様
今回のねた
尊敬していただき、
誠に恐竜です!!
なんちゃってね。

でもね~~尊敬していただいても
ねたがドジねたですからね~~

弁当作り、朝はめちゃくちゃ頭使います。
まださめきれない頭を酷使するので
果物などの糖分補給しながら
弁当作り。
だから、我が家では果物も必需品なんです~~


かおりんへ (いしころとまと)
2010-04-10 12:12:49
こわいよ~~なんてもう、
ぶりっこのまねしちゃって 
それにしても怪談レストラン
行ったら、かおりん美しい声で
怪談朗読していそうですね。

あの恐竜は肉食恐竜ですから
共食いしか考えられません。
そこにはがあったら大変だよ。
なんてね。。。

超美人のかおりん。。。と噂されている
かおりんに可愛いと言われて
こちらこそ大変恐竜です。。。
童話のようなお題 (やえ)
2010-04-10 17:40:11
さぼてんとたまご

さぼてんは尻に突き刺さり

たまごは顔に張り付きました。

恐竜時代の出来事です



私は文才がないので童話も書けませんが,
しほちゃん,自叙伝のサブタイトルに
武勇伝・・・サボテンとたまごと
入れましょう!!

じゃがいもの植え付けお疲れ様~。
昔は小学校4年生で理科でじゃがいもを育てましたね。
昔はすりおろして,でんぷんの沈殿をみて終わりだったよね。
料理してたべたかったなぁ。

給食で芽キャベツは出したことはありませんでしたよ。すごい画期的だったんだね。
学校の給食管理をする栄養士は給食栄養士ではなく,「学校栄養士」といいます。
病院の場合,病院栄養士とは言わないんだねどね。

学校も今思えば楽しかったかな。




未知との遭遇 (ひすじみ)
2010-04-10 23:34:19
いつも
お弁当の紹介ありがとうございます・
我が家のつまも
高校生が学校に行くようになり
早起きして頑張っています
それから武勇伝
「ぶゆうでん、ぶゆうでん」と
どっかのお笑いさんがやってますが
いしころさんのネタ20万円ぐらいで
譲ってやってはどうですか
これからもがんばってください
なにを?
もちろん『武勇伝』
やえちゃんへ (しほちゃん)
2010-04-11 19:53:10
自叙伝ですか~~
内容は自叙伝=武勇伝になっちゃうでしょう。
それでも
やえちゃんは読んでくれるかな~~
ジャガイモ学校で育てていたんですか?
私の時代は、周りがみんな畑やってましたから
学校でジャガイモ育てることなかったですね。
給食の思い出というと
私は芽キャベツと、鰯のすり身が食べられませんでした。
今でも思い出すと嫌な思い出なんですが
不思議と今自分でお料理すると
苦手だった2つが
おいしく頂けます。

ひすじみさんへ (いしころとまと)
2010-04-11 19:57:29
先日は本当に楽しい1日を有り難うございました。
お宅の妻様もお弁当作り、頑張っているんですね。
母としては朝から悪戦苦闘です。
それでも3年はあっという間に過ぎてしまいます。
後で考えればいい思い出になるんだろうな。。。と思うと
今の瞬間、瞬間を大切にしたいと
思っております。
20万は、いいですね。
武勇伝でほくほく
いくらでも出す事はできるけど、
あまりに恥ずかしい思い出があるので
しんこさんと桃さんと
私達の間の秘密に致しましょうね。

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