相模太夫の旅録=Tabi Log

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五重塔が美しい禅宗の寺院「南嶺山香林禅寺」

2016-01-12 14:08:38 | 寺院
川崎市麻生区細山(読売ランド南側)の小高い尾根に臨済宗建長寺派の「南嶺山香林禅寺」はある。大永5年(1525)開山(寿福寺南樹芳泉和尚)、本尊は弘法大師作の十一面観世音菩薩である。関東大震災で歪んだ「本堂」、全壊した「庫裏」は翌13年再建された。四脚門の「山門」、「本堂」の左手路には「三十三観音ミニ霊場」、聖徳「太子堂」、その奥にはひと際高く聳え建つ禅様式建築で統一された「五重塔」がある。塔の内部、内陣には釈迦初転法輪像が安置、外陣には天平時代の四天王像、二層から五層には十六羅漢像が祀られている。精緻を尽くした構造の妙、堂々とした風格ある美観、崇高さは純木造建築による極致でといわれわが国唯一のものである。ここ香林禅寺は「準西国稲毛三十三番札所」、「武州稲毛七福神札所」でもある。里山の小高い尾根に建つ寺域からの眺望、美景は「ふるさと麻生八景」にも選ばれている。訪れた日、当寺の園児たちが本堂に神妙に座っていた。(1601)


















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