とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

1月のラボ便り

2017年01月18日 | ラボ便り


1月のラボ便り


皆様、こんにちは。

大寒波の到来でとても寒い日が続いていますが、
皆様どのようにお過ごしでしょうか?

今回のラボ便りは、「精子の良し悪し」についてお話します。

受精の為には、“良い卵子”はもちろんですが、“良い精子”が必要です。

では、“良い精子”は一体どのようなものなのでしょうか?

“良い精子”の特徴として、以下の様なものがあります。
・しっかりと運動している
・頭部の形が整っている
・頭部に空胞(穴の様なもの)や凹みがない
・頭部が大きすぎない

頭部には精子にとって一番大切なDNAが入っています。
頭部の形がおかしい精子や、大き過ぎる精子、空胞がある精子は、
DNAが壊れていたり、異常を持っている可能性があります。

そのような精子が卵子に入ると、
受精しなかったり、受精しても卵の成長が途中で止まってしまったり、
妊娠されたとしても、途中で流産となってしまいます。

また、頭部だけでなく、尾部(しっぽ)の部分も大切です。

尾部が途中で折れていたりする様な、
尾部異常がある精子は妊娠率が低いと言われています。

尾部には、精子の運動に大切な役割を持つミトコンドリアが存在します。

卵子まで泳ぎ、受精をする為には、
卵子の殻(透明帯)を通り抜け、卵子の中に入らなければいけません。
尾部に異常がある精子は、その為の力が足りない事があるのです。

ご不明な点等ございましたら、スタッフまでお声掛け下さい。


とくおかLCラボスタッフより



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