まっしゅ★たわごと

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JR大阪駅 のりかえ専用連絡通路 一部使用開始の件

2010年11月03日 22時54分46秒 | 都市



11/1より一部開放された橋上エリアに行ってまいりました!







想像していた以上に超現実的な風景だったが、こうやって写真で見ると、何だか巨大なSF映画のセットを見ているような錯覚を感じる。





ミニチュアライズ機能でも撮ってみる。





特にこれからしばらくの間だけはホームの上に屋根が残るので、今のうちに写真を残しておこうと思う。大阪駅が完全に完成してホーム上の屋根がなくなってしまうと、当たり前だがもうこの風景は二度とお目にかかることはないのだからね。





左側に北ビルの自由通路が見える。駅ホームと駅ビルとの関係性は京都駅ビルとの親密性と似るものがあると思う。





右側は環状線ホーム上にある大屋根の下部を支えるトラス。このトラスのスケールも若干現実離れしていてSFチックでカッコイイっす。





連絡通路はラチ内の一部だけが開放されていて改札口とラチ外は簡易間仕切りで仕切られていて、その様子すら憂カギ知ることはできない。前方の大きなシャッターはキヲスクが入るか若しくは乗り換えの発着番線の情報を並べたLED表示板が出来るのではないかと想像している。後述部分に1・2番線ホームと3・4番線ホームの間にも同じようなシャッターがあるので、機能としては同じものを持ってくるのだろうなあと思う。改札の位置にもよるけど、橋上の全てにまんべんなく改札口があるのではなく、むしろ、このグレーのシャッターの対面に改札口を配置するのであれば、キヲスクの配置よりも電子掲示板を設置した方が、より使い勝手がいいような気がする。





これは9・10番線ホームと11番線ホームの間にある謎の入口。門型のグレーの鉄板が仮設っぽいが、上部の白いラインが奥のエレベーター付近まで通っているので、本体部分は本設と考えていいだろう。その上で、点字ブロックが通路から直角方向に真ん中の茶色い壁の右側まで突き当たるように設置されるみたいなので、オレンジのパネルとその左側の仮設扉がエントランスとなるラウンジ・カフェが作られるのではないかと想像される。





7・8番線ホームから9・10番線ホームの上方を見上げると同じくグレーの鉄板に覆われたボックスが浮いているので、竣工のあかつきには、おそらくそのグレーの眼隠しが取り払われ全面ガラスのボックスが浮かび上がるのではないかと想像してみる。スタバかタリーズコーヒーあたりだったらいいなあ??9・10番線ホームと11番ホームは中・長距離用の発着ホームなので時間調整を兼ねたレストスペースがあると映えるなあと思ってみたり。





というわけで、こちらは11番ホームへの降り口。





9・10番線ホームは宝塚線等の一般旅客も取り扱うのでエレベーターの仕様は普通だが、こちらの内装はちょっとゴージャスになっている。大きな旅行カバンを持った人たちが一緒に使っても苦にならない大きさかな。





他のホームのエレベーターはこちら。シースルーになっていて、それでも他の一般駅と比べるとお金をかけている感は否めない。撤去予定のホーム屋根とは直接触れないように施工されている。





環状線ホームは赤、宝塚線・神戸線ホームは赤と黄色、その他は青とラインカラーで区別されている。スタイリッシュに作り過ぎているせいか、一般の人にはあまり印象に残らない→慣れない人には乗り換えが難しい?感じがする。





これが先述の環状線側にある謎のシャッター。商品の搬入のこととかを考えると売店などよりは案内表示の方が自然かな。売店は改札の並びのラチ内側に設けた方がサービス動線がスムーズなような気がする。何が登場するのか今から楽しみ。でもここの通路、改札口が無いことを英語表示しておいて上げないと、外国人旅行客はわけがわからないのじゃないかなあと思う。もちろん、一昨日できたばかりだからガイドブックにも載ってないしね。





環状線ホームに降りるエスカレーター。前方中央に赤で「頭上注意」の喚起表示がある。いくらなんでもこれは苦しい。





ちなみに環状線ホームから見上げるとこんな感じ。そして、








階段下はこんな感じになっている。他のホームの階段下が綺麗に化粧されているのと裏腹にこちらの段裏は雑然としているし、





ホーム~連絡通路間のエスカレーターは遊園地の下手な冒険施設みたく、ホーム屋根の鉄骨梁の合間を縫って移動するような形になっている。これはとてもあり得ない構造だ!もしかするとこれは仮設で、ホームから1階に下りる階段を何かの時期に廃止し、橋上からの階段とエスカレーターの降り口をもっと手前に付け替えて、さらにエスカレーターの冗長な水平部分も無しにしたものに付け替えるのではないだろうか?むしろその方が自然な感じがするがどうだろうか?





とまあ、そんないろいろなところで想像力を掻き立ててくれる今回の一部開放はなかなか楽しいものであった。今日は開放されてから初めての休日ということもあってか、カメラを持った老若男女がものすごく多かった気がする。今度はもっとよく晴れた日に青空のコントラストと絡めて陽光の降り注ぐ明るい駅構内を撮ってみたいなあと思った。





おまけ。
サウスゲートビルディングの文字が見え隠れしている。

ゴリモンな日々
JR大阪駅 ホーム上に乗換え通路[写真]
JR大阪駅 ホーム上に乗換え通路[動画]


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
迷子 (いのっち)
2010-11-04 23:32:51
駅に行くたびに降りる階段からどこの出口へと繋がってるのかと迷子になっています。
また、新しく通路が開放されたようでますます
迷いごになるんかな~、、心配
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Unknown (プードル)
2010-11-05 16:13:50
こんにちわ^^
素敵な駅になったみたいですね。
でもお金掛け過ぎのようですね。
橋元知事ムダずかいするな。
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Unknown (まっしゅ)
2010-11-06 00:35:18
いのっちさん
個人的にはその迷い感が好きです。
新しい通路には英語表記があまりないので
外国の方が右往左往しているようです。

プードルさん
はじめまして
素敵な駅です。確かにお金かけ過ぎですよね。
この工事って府も補助金出しているんでしたっけ?
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Unknown (っっっ)
2010-11-07 02:52:03
>ホームから1階に下りる階段を何かの時期に廃止
ttp://www.2011osaka.com/project/station/
これを見た限り少なくとも3~10番線はそうでしょうね。
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Unknown (H-BUS)
2010-11-08 12:48:28
変わりゆく大阪駅に行くたびにワクワクしている自分がいます。
環状線のところは確かに苦しそう。これまでの通路でも他のホームと階段の位置がずれてますしね~。
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Unknown (まっしゅ)
2010-11-08 23:12:45
っっっさん
ありがとうございます。
1~2番線の下に降りる階段も設置位置をずらしていますね。
しかも橋上からホームに至る階段は神戸寄りでなく
新大阪側に付いているみたいに見えます。
はて?何でだろう??

H-BUSさん
環状線の怪は今後見守っていきましょうかね。
ところで「環状線の怪」と「勘定せんのかい?」って
音が似てますね(苦笑)
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