こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
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「艦隊これくしょん -艦これ-」 こばと提督の戦況報告その62 春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E5(丙作戦)攻略完了!

2019年05月31日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

いよいよ、春イベント2019最終作戦海域E5の攻略です!

E5はダブルゲージですが、編成自体にあまり制約はなく、割と自由に編成可能なのが特徴ですね。機動部隊、水上部隊、輸送部隊の3種類のルートが用意されてますし。まぁ輸送部隊で攻略する人はやり込み勢だけでしょうけどw

先ずは第1ゲージ。2つのルートがあり、上ルートは機動部隊、下ルートが水上打撃部隊となります。第1ゲージのボスは通常は水上打撃部隊で攻撃することになりますが、ラスダンは随伴艦が少し強くなるので、どうしても倒せないときは機動部隊でやってみると良いかもしれません。自分はそれで倒せました。

春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E5(丙作戦)第1ゲージ突破動画

あとで分かった事ですけど、アメリカ艦以外だと真珠湾攻撃参加組にも少しばかりの特効があるみたいですね。潜水艦1隻が意外と厄介なので、1隻は対潜仕様がいいかもしれません。

第1ゲージ突破時の編成と装備はこんな感じです。

機動部隊なので制空権を取ることはそんなに難しくはない・・・んですが、何故か浮雲2隻装備してましたねw めっちゃ無駄wwwwwww

続いてはギミック解除です。

丙だと、水上部隊または機動部隊で行けるボス手前のXマスA勝利以上、輸送部隊で行けるVマスでB勝利以上、基地防空優勢以上、EマスとFマス(又はGマス)の空襲マスを優勢以上でギミック解除になります。空襲マスについては、第1ゲージ破壊前でも判定されてるっぽく、自分は第1ゲージ破壊後には行ってないのに、ギミック解除できました。

水上部隊または機動部隊で行く場合の注意点は戦艦がいる状態でKマスに行くと第1ゲージのボスに行ってしまう事と、射撃マス回避のために水上電探2個以上装備する事ですね。勝利するのは簡単なので、この2つは注意です。まぁようするに、Lマス→Nマスに行けよって事ですかね。雷巡とか連れていけばだいぶ楽になります。

輸送部隊に関しては、索敵値を低めに抑えないとLマスから第1ゲージのボスに行ってしまうので、電探は秋月型のみにしておき、駆逐艦は高角砲メインで索敵値を上げないようにすると良いかもですね。基地航空隊は戦闘する4マスにそれぞれ1回ずつ送り込んだ方が確実かなぁ。時にLとNは大破ポイントになってるので注意です。輸送部隊だと雷巡が入れられないのが地味に痛いw

そんなわけで、ギミック解除は出来ました。

あとは第2ゲージのボスに突っ込むだけです。ボスは水上打撃部隊で行きました。D→E→J3→N→S→T→X→Zの順になりますね。道中の戦闘は2回、空襲が2回になります。道中の戦闘が少ないのでボスマスまでが非常に楽です。基地防空はたまに無い時があるので、基地航空隊はボスに集中させます。

何度かA勝利があったんですが、フォロワーさんからアドバイスをいただき、編成を見直して、見事クリアすることが出来ました!

特効艦があまり活躍してなかった気がするのですが、まぁ何とか勝てました。雷巡様々ですw E5の第2ゲージは自由な編成が可能な総力戦になるので、逆に簡単になってしまうんでしょうねぇ。E4もこれくらいにしてほしかった(´ー`)

ところで、コロラドちゃん可愛いですね~。戦艦という割にはなんか身体が小さめに見えるし、ロリ巨乳っぽさが出てて最高です(*´ω`)b この艦娘を優先して育成しようそうしようw

ちなみに第2ゲージの最終的な編成と装備はこんな感じになります。

特効艦の霧島よりも榛名の方が大活躍してましたなぁ・・・比叡はそこそこの活躍。やはり高速戦艦は榛名が1番だな!って思いました(´ー`) 伊勢も航空戦補助くらいしか役に立ってなかったし、Intrepidも攻撃する前に中大破することが多くて、正直、第1艦隊の特効艦は微妙でした。その分、第2艦隊の特効艦たちは頑張ってくれましたねぇ。

自分、見張員に夜戦の補助効果があったのを今回のイベントで初めて知りましたw PTがイベントで頻繁に出るようになってから見張員を手に入れたので、てっきりPT対策だけかと思ってました(爆)
雷巡に関しては今回は連撃で行きました。夜戦で確実にダメージを与えられそうだったので。

尚、クリア時の動画はこちら↓
春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E5(丙作戦)クリア動画

さーて、無事イベントもクリアしたし、掘りましょうかねぇ~。ある意味、ここからが本番ですかねw
とりあえず、友軍艦隊が来るまでは、E5第1ゲージでサラトガ堀しようと思います。サラトガは空母系で1番好きなんですが、大型建造でなかなか作れなくて・・・だからこの機に入手しておきたいものです。フレッチャーは今のところイベントのみでの入手となるので、友軍が来たらE4堀の方を優先にしますけどね。

ドロップ運が悪いから、サラトガもフレッチャーも来ないかもしれませんが(;´Д`)

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「あいりすミスティリア!」 プレイ記録その34 花嫁セシルちゃんが可愛すぎる件について

2019年05月30日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

ウェディングドレス姿のセシルちゃんが登場するイベント「緑の園のマリアージュ」が開催中です!

ギゼリックもウェディングドレスで登場しますが、やはり自分はセシルちゃん!ようやく限定聖装のSSRで登場ですが、それが花嫁衣装とか最高ですね(*´Д`*)b

今回ばかりは出るまで回すぞ!と気合入れてやってみたところ・・・。

10連2回目(20連)で来てくれました!!

ヤッホーーーーイ!!(*´Д`*)b

今回は強力な単発スキルですね。以前の修正前のフラムの方が強いですが、それでも現行のスキルの中では1番強力なダメージを叩き出せます。修正前のフラムは10万ダメージ出せたからなぁ・・・99ターンとは言え、あれは強かった・・・(´ー`) まぁ単発なので、今回のは対ボス戦用ですかね。フランチェスカと組めば、そこそこ短いターンで2発目撃てますけど。

まぁでも、花嫁セシルちゃんは可愛いので、性能なんてどうでもいいのです。どんなのであれ、自分は使い続けるだけですw そんなわけで、久しぶりにホーム画面を変更!

か~わ~い~い~(*´Д`*)b

いやされるわ~。いいわ~。戦闘終了時の「だんなさま~だんなさま~!」って言ってくれるのが1番ちゅきw この子はホントいいですわw

こんな風に出迎えられるなら毎日幸せですのぅ(*´ω`)b

あと、イベントでは久しぶりにセシルママも登場してましたね~。

セシルママを早くアイリスにしてほしい!(*´ω`)b

って思ってる人は多いはずだ!!!w

このハイエルフ母娘は最高ですわw

・・・あ、ギゼリックも手に入れております。

すまんなぁ・・・自分は八方美人ではないから、好きな子にはとことん労力を惜しまぬが、それ以外はまったく興味ないんじゃよ(爆)


【大型アップデート実装】

大型アップデートが実装され、特にUIが大幅に変わりましたね。

具体的には、聖装レベル上限解放が素材でも出来るようになったりとか、レベルアップ画面が変わったりとか・・・。

今まではポテンシャルとスキル&アビリティの画面は別々でしたが、アップデートにより一緒の画面で出来るようになりました。

この育成部分に関しては個人的には悪くないと思いますね。ポテンシャルもセットになったのはありがたい。でも、レベル上限になっているかどうかは分かるようにはしてほしいかな。

個人的には、名簿でスキル&アビリティの初期セットの設定が無くなったのは痛い。無くすのではなく増やす方向が良かったなぁ・・・。通常の構成、レイドボス用の構成、特殊攻撃に特化した構成とか使い分けがすぐに出来るようにしてほしいと思った。パーティ編成のときにいちいちセットし直すのが面倒なので・・・。まぁその分、パーティ編成の枠が増えてはいるけど、一度外すともう一度セットし直さなきゃならないからね。それだったら、いくすか初期設定を作れるようにして、パーティに入れるときにどの構成にするか選べるようにしてもらえれば楽かなぁと思う。

あとは、パーティ名を変えられるといいなぁ・・・このパーティは何用の編成って分かるように名前を変えたい。現状、自分は9番をイベント用、10番をデイリー周回用にして、1~5番は各属性のみを揃えた編成、6~8番はその他限定クエスト用って感じにしてるんだけど、たまに間違えるので名前を付けられるようにしてほしいな。

パーティ編成の方も変わってたけど、こちらはものすごく使いにくくなってますね。

以前はスクローズせずとも見られたので、今セットしてあるスキルやアビリティが何なのかすぐに確認できたんですけど、今はスクロールしないと見られません。
せめて、セットしてあるアビリティを選んだら、そのアビリティのところまで自動で移動して何のアビリティなのかすぐに分かるようにしてほしいですわ~。アイコンを細分化したところで、分からないよ。番号が割り振られて見分けられるようになった点は良いですけど・・・。

まぁなんか既に色々と意見が出てるみたいなので、また変更が来るんでしょうね。使いにくくなった部分はあるとはいえ、こういう風に少しずつでもユーザーにとってプレイしやすい環境を整えていってくれるゲームは長持ちすると思います。花騎士なんかもだいぶUI関係は変わってますし、きちんとユーザーの声を取り入れているので、支持率は高いですよね。
ただただ追加要素を増やしてだんだん複雑化させていくだけで環境面はそのままっていうのが1番ダメな作り方だと思うので、あいミスはそういう事にはならず、今後もこうやって環境面の改善を図っていってほしいですね。

尚、スクショが全て花嫁セシルちゃんになっている件は、別に深い意味はありませんw


【リディアちゃんの誕生日!】

5月25日はリディアちゃんの誕生日でした!!

リディアちゃん、誕生日おめでとぉ~~~~~~~~~~~~~~~~!(*´ω`)b

リディアちゃんは最初は憎たらしい敵だったけど、だんだん愛され要素が増えていって、仲間になった今となっては、可愛さしかないw

金髪ツンデレツインテールという王道をいくリディアちゃんには今後も可愛く育ってほしいです(*´Д`*)b

そんなわけで(?)、リディアちゃんの誕生日クエストは速攻でクリアしました!

誕生日イベントも会話シーンを入れてほしいですよね。または、誕生日をツイッターで投稿できるシステムとかあればもっと良いなって思うんですけど!

ともあれ、改めまして、リディアちゃん、誕生日おめでと!!(*´Д`*)b


【雑談】

現在、人気投票をやっておりますね。

第1回はコトちゃんが1位になりましたが、今回は誰が1位になるのかなぁ~。自分は、好きなキャラの1人であるコトちゃんが追加聖装の対象外っぽいので、今回はセシルちゃん&ラウラちゃん&リディアちゃんの3人に交互に投票です!この3人+コトちゃんが自分の中でのアイリス四天王ですw

あいミスみたいに、一度人気投票で追加聖装が実装されたら、次回から投票はできるけど対象外っていう風にすれば、アンチが増えなくていいと思いますね。花騎士(アネモネ)やデレマス(本田未央)とか見てるとそう思いますわ。まぁ、ちゃんみおに関しては逆で1位にするために運営が手段を選ばなかったからですけど(投票時期になるとSSRを登場させたり)。今回の第8回で1位になったので、今後はそういうのは無くなるでしょうけど・・・。

話が逸れましたね(爆)

セシルママにも投票したいですよ!(結局それかいw

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「フラワーナイトガール」 こばと団長の活動記録その129 イベリスちゃんLv100達成&ヒノキちゃんフルアンプル達成!

2019年05月29日 00時00分00秒 | フラワーナイトガール(花騎士)

イベリスちゃんがLv100になりました(*'▽')b

イベリスちゃんは花騎士ロリ巨乳枠の代表格ですねw やり始めの内から気に入ってた子でした。最近は64万超えのクエストでは出番少な目ですけど(属性付与目的でたまにあるくらい)、以前は所有者が少なくて実感があまりなかった攻撃ミスのアビリティを持った子が最近増えてきたし、5人揃えば60%にはなるから、回避アビ要らず編成が結成出来るかも?w ちょっと考えてみようかな(´ー`)?

それから、先週レアリティ昇華させたヒノキちゃんをフルアンプルにしてみました(*'▽')b

スキンは進化前の方が好きなので、進化前に戻しましたw パイスラが良いですね(*´Д`*)b

この子はシャボンソウちゃん率いる反撃PTに入れるつもりですw ・・・はっ!?イベリスちゃん率いる攻撃ミスPTにも入れられるかも?w

さて、次のセンティ投入はヒノキちゃん、アンプルゥ投入は・・・タラゴンかな。反撃PTに入れたいのでw

そして、イベリスちゃんがLv100になり、ヒノキちゃんにセンティを投入始めたので、総合力も789,000を突破しました(*´ω`)b

あと1人~2人をLv100に出来れば、79万くらいにはなりそう?80万は無理そうですねぇ。まぁセンティ投入は好きな子に限定してるので、別に総合力で決めてるわけじゃないから、仕方ないですね。


【緊急任務イベント「風谷の差とのキノコ祭り」開始】

緊急任務イベント「風谷の差とのキノコ祭り」が開始されました(*'▽')

今回はスワンレースですね。まぁいつも通り皆の動向見て、必要最小限のBETに抑えようと思いますw

あとはナイドホグル決戦がきましたね。今回は前半戦ってことで、レイドボス戦になります。今回はのんびり行こうかなw 戦友ランキングではいつも3位くらいだけど・・・今は艦これイベント中でそっち優先してるからねぇ。

後半戦が楽しみですねぇ~今回も1PT撃破目指しますw

ちなみに、追加キャラはイベ金含めて、2人手に入れました。

新キャラ紹介みて、今回おっぱい大きいのはこの2人だなぁって思ってたら、ちゃんと巨乳っ子だけ引けましたw どっちも良いおっぱいでしたねぇ・・・特にブンタンの方は最近の爆乳おっぱい寝室組に負けないくらい良い出来でした。

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

とりあえず、エリンギは間違いなく昇華候補かな~。ブンタンも母性がいいですね~。・・・ううむ、こっちも候補かなぁw


【進化&開花素材キャンペーンダンジョン】

やっときました、進化&開花の素材ダンジョン!

最近始めたばかりの団長さんとかは進化&開花のアイテムが不足してると思うので、イベント周回はデイリー分とかに控えて、こっち優先にした方がいいかもですね。

自分は金の方の「開花の秘薬」がものすごく不足してて、最近追加された子たちは進化止まりの子が殆どなんですよね。だから、開花素材を集めつつ、秘薬も集めたいと思います!

まぁ消費スタミナが多めなのがネックなんですけど・・・こればかりは仕方ないか。


【★6花騎士1人確定特別ガチャ】

17年と18年に追加された★6の中で未所持の花騎士が1人確定で手に入るガチャをやってみました!

まぁ欲しい子は殆ど手に入ってる状態なので、個人的にはもうスペチケとそんなに変わらないんですよねw 誰が来てもいいやって感じでw

そんなわけで、両方ともやってみた結果です。まずは18年の方から。

トリトニア隊長でした。最近、イベントとかで見てておっぱいの大きさに目を瞑ればいいんじゃない?と思ってたので、良かったです。しかし、寝室でおっぱい見せてましたけど、意外と大きくないです?w 進化前のグラと印象がだいぶ違うんですけどwww まぁ大きくなる分にはまったく問題ないですがw

続いては、17年の方。

キリンソウでした。自分が花騎士に課金し始めた頃に追加された★6ですね(爆) キリンソウはマスクを取ってくれれば良いと思うんですよね~。

ちなみに、しれっとランタナも出てましたwwwwww 被りですが、また虹色メダルが増えてもうた(´ー`)


【雑談】

クジラ艇のホエイルカノン・バースト、久しぶりに記録更新となりました。

100万超えることが滅多にないんですけど、シャボンソウちゃん以外がそこそこ良いメンバーになったので、久しぶりの100万超えになりました。まぁだからどうしたって話ですけどもw

シャボンソウちゃんは悪くないんだけど、こういうときは全体攻撃だと不利ですねぇ・・・。新衣装が追加されるときは是非単発スキルで!w

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「艦隊これくしょん -艦これ-」 こばと提督の戦況報告その61 春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E4(丙作戦)攻略完了!

2019年05月28日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

後段作戦E4攻略です!

E4はゲージは1つだけですが、ギミック解除までがなかなか大変でした。

先ずは機動部隊でJマスとTマスでS勝利、続いて水上打撃部隊でSマスS勝利、防空優勢以上を満たした後、機動部隊でボスに突っ込んでゲージを半分削らないといけません。まぁ最初に水上打撃部隊から行った方が効率がいいんですけどそれに気づいたのは終わった後でしたw
機動部隊は空母系を多く編成できるので史実艦(真珠湾攻撃参加組)も多く編成できるのですが、まずJマス通過が1つの鬼門となっており、更にボス艦隊は陸上型の中にしれっと水上艦が混じっています。これが非常に厄介でした。

ただでさえS勝利を取ることが難しいのに、ルート的に高速統一+にでもならない限りペナルティを受けてしまうので、もう毎回ギリギリでした。道中大破撤退も何度かありました。

それでも、何とかボスだけ撃破というのを狙い続け、何とかギミック解除し、新しいスタート地点を出すことが出来ました。

新しいスタート地点であればペナルティを受けることは無くなるのですが、その代わり水上打撃部隊で挑む必要があります。水上だと空母の数が少なくなり航空優勢が取りにくくなるので、その辺は航巡でカバー。

S勝利こそ一度も取ることは出来ませんでしたが、何とか難関のE4を突破することが出来ました。

途中まで利根さんが役立たずだったんですが、ツイッターでそのことを呟いた次の出撃から、急に活躍し始めましたねぇ・・・見られてたんだろうかw

ちなみに、ここで今回1番欲しいフレッチャーがドロップするんですけど、どうやってもS勝利が取れそうにないので、友軍艦隊支援が来るまで待とうと思います。まぁ友軍が来てもギリギリでしょうけど・・・。上手く中大破せずに夜戦まで来れればいいんですけど、たまに第1艦隊がまるで役にたたないまま終わることもあるので・・・。

そんなわけで、クリア時の編成&装備はこんな感じです。

第1艦隊は航空戦対策。ただ、航巡を使うとはいえ、自分は水戦を4機しか持ってないので、1人だけ水爆になっています。第2艦隊は史実艦の特効メインですね。まぁ霧島はあまり役に立ってなかったけどw 後半は阿武隈と利根さんが頑張ってくれてました。途中まで2人とも役に立ってなかったのにねw 尚、村雨ちゃんは完全に補助に徹しており、PT対策&夜戦補助ですね。気持ちダイハツですw 装備品が少ない自分の艦隊ではこれが精いっぱいですわ(´ー`)

しかしまぁ・・・これで丙作戦ですか。なんかもう完全に上級者向けになってしまっていますね。2年くらい前のイベントでは今よりもっと貧層な装備で基地航空隊すらまともに編成できなくて(以前は7マスまでしか送り込めず、ボスマスではなく道中で問題になりそうな地点に送ってた)、艦娘も育成しきれておらず数も少なくても(航巡すらもいなかった・・・そもそも改二まで育成してある艦娘があまりいなかった)、それでも丙作戦を全部S勝利でクリアできたのに、今のイベントは育成をきちんとやっていて基地航空隊もボスまで送ることが出来るようになったのに、今回のE4のように丙作戦でA勝利を取ることすら難しくなってますもんね。
艦これの運営はトップダウンなやり方だから、難易度が上がるばかりで下から登ろうとする人を突き落とす感じがしています。自分が参加し始めた頃はイベント攻略も楽しめる余裕あったんですけど、最近のイベント海域はただ辛いだけ。丙作戦がきつくなったら丁作戦っていう手もあるんですけど、丁がダメになったら引退も考えなきゃいけなくなりますね。ぶっちゃけ、新艦娘を手に入れるためだけにやってるようなものだから、その入手機会を奪われるほどの難易度になってしまったら、やってる意味ないですしね。

艦これはキャラは良くて、リアルイベントも充実してるけど、メインとなるべきゲームの方がユーザーを見ていないというのはもったいない気がするなぁ・・・。甲作戦はやり込み勢が攻略するエンドコンテンツ扱いにして、乙以下はもっと緩くしても良いんじゃないですかね?

ともあれ、今はE5の攻略中ですが、第1ゲージのラスダンで詰まりかけた自分が、第2ゲージまで突破できるのか不安です(;´Д`)

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「艦隊これくしょん -艦これ-」 こばと提督の戦況報告その60 春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E3(丙作戦)攻略完了!

2019年05月27日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

前段作戦ラストのE3攻略です!

E3はルート解放のための第1ゲージ、新しいスタート地点を出す為のギミック解除、そして、第2ゲージ攻略という流れになります。今回のイベントでは初の連合艦隊編成による攻略になります。ここから更に面倒くさくなりますね(爆)

先ずは第1ゲージ。水上部隊で挑む事になりますが、それほど編成に制約があるわけでもなく、強力な雷巡も普通に入れられます。ボスが甲だとだいぶ硬いようなんですが、丙だと砲撃戦で終わってしまうくらいに余裕で、雷巡3隻入れてガンガン攻めるだけでOKでした。ぶっちゃけ、途中の空襲マスやボス手前のマスの方が厄介でしたw

動画はこちら↓
春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E3丙、第1ゲージ突破動画

第1ゲージの編成と装備はこんな感じでした。

第1艦隊は空襲マスに備えての制空権対策(途中まで水戦の存在忘れてましたがw)、第2艦隊は対空の秋月型を入れて、後の4隻はボスを砲撃戦で終わらすために先制雷撃にしました。これなら夜戦に行っても対応できるしねw

続いては、ギミック解除です。丙の場合は、OマスでS勝利するだけで2つ目のスタート地点が解放されます。

ギミック解除は機動部隊で行くことになりますが、第1ゲージの編成そのままに水上部隊から機動部隊に変更するだけで、Oマスまで最短で行けます。まぁ通常艦隊が相手なので基地航空隊さえ送り込んでおけば問題なくS勝利は取れるかな。航空戦が少しキツイので秋月型を入れておいた方が確実かな。

そんなわけで、いよいよ第2ゲージの攻略です!

第2ゲージは機動部隊の場合は高速統一の必要はあるものの、最短では行けるみたいですね。ただ、補給艦が必要だったりするので、自分は特効があるガングートを使うために水上部隊で行くことにしました。そもそも、高速化できないしねw

ボスは陸上型なので、対地装備が必要なんですが、自分は三式弾+WG以外に有効な手立てがないので(ダイハツも普通のしか持ってない)、頼るのは重巡や戦艦の一撃になります。ガングートを第2艦隊の1番下に切り札として置いておき、あとはヴェールヌイも入れておきました。

まぁしかし、特効のあるこの2隻、ほとんど出番がなくラスダンまで行ってしまいましたw ラスダンは運の無さもあってか、2回ほど削り切れずに終わったんですが、3回目で見事撃破できました!

石垣もついでにゲットですw ようやくドロップ邂逅する新艦娘が出てきてくれましたw まぁ育成するのはE2報酬の八丈と今回の報酬のおっぱい軽巡ガリバルディですけどね(爆)

石垣が出てくれたので、前段作戦の堀はE2の大和だけになったかな。まぁE4の方に欲しい駆逐艦がいるので、そっち優先ですけどねw

動画はこちら↓
春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E3丙クリア動画

第2ゲージの編成と装備はこんな感じ。

第1艦隊のちとちよは陸上型も攻撃できる艦爆にしておき、あとは三式弾積んだ足柄さんと筑摩。第2艦隊はPT対策で入れた村雨ちゃん(スロット増設してあるので)、あとは陸上型対策ですね。活躍したのは鈴谷と熊野の2人。装備品のバリエーションが少ない自分にとっては三式弾+WGが1番信頼できる組み合わせになってますねw

まぁガングートもラスダンまでは途中で中大破して使い物にならなかったけど、最後の最後に仕事をしてくれてよかったですw ヴェールヌイは要らなかったな(´ー`)

さぁて、次からは難関しかない後段作戦です。E4はギミック解除に苦戦しましたが、突破を目指して頑張ります(;´Д`)ゞ

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「艦隊これくしょん -艦これ-」 こばと提督の戦況報告その59 春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E2(丙作戦)攻略完了!

2019年05月26日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

大和がドロップすると話題のE2です(*'▽')

最初は輸送ゲージですが、こちらはボスは基地航空隊のみで倒せるので楽でしたが、空襲マスが厄介でしたねぇ。まぁ苦戦するほではなかったかなw

春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E2丙、輸送完了動画

さて、次が問題の戦力ゲージです。空襲マスがキツイと評判でしたが、自分はとりあえず制空権とかそういうの気にせず、戦艦1駆逐艦5という軽めの編成で上ルートを通って行きました。上ルートだと、潜水艦→空襲→潜水艦→空襲→水上艦→水上艦→ボスというルートになりますが、空襲マスは秋月型がいれば特に問題なく進める事が出来ました。ボスも基地航空隊と支援艦隊を送り込めば何とかなることは分かったので、残す問題はボス直前のマスでした。戦艦1隻いるとはいえ、駆逐艦メインの編成でル級3隻を相手にするのはなかなかの博打です。当然、最初の内はここで大破撤退することが多かったです。空襲マスでは1回くらいしか大破したことないけど、ボス手前のマスでは数回撤退を余儀なくされてました。
そこで、基地航空隊を1回分だけ送り込むことにしました。すると、それからというもの、殆ど攻撃を受けることもなくなり、難なくE2を突破することが出来ました(*'▽')b

何故かラスダンが1番弱い編成だったので、本当にあっさりでしたw こういうこともあるんですね(´ー`)

ところで、クリア報酬で貰えた八丈は可愛いですね。育成しようかなと思いますよw 海防艦は占守以外は育成してないですしね!

春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』E2丙クリア動画

尚、E2戦力ゲージの編成はこんな感じです。

とりあえず、空襲マスあるし、カットインも確実ではないので、秋月型は2隻入れようと思い、こんな感じになりました。
戦艦を榛名にしたのは、私の中で1番大破しにくくて信頼できる艦娘だからですね(*´Д`*)
潮ちゃんは特効あるかも?って思って、魚雷ガン積みしてカットイン要員として入れました。あとスロット増設してあるので、魚雷×3+機銃が出来るというのも理由ですね。まぁ好きだから使ったっていうのも多分にあるw
初霜は特効あるかも?ってことだったので入れました。満潮は何となくです(爆) まぁ自分は余程追い詰められない限り、割とノリで編成しちゃうところがありますねw

装備はこんな感じです。

相変わらずの装備の無改修ぶりがwwwww それでも丙作戦なら装備無改修でも突破は可能ってことの証明ですね(大袈裟w まぁ乙でも多分クリアは可能だけど堀をする時が辛いかも?って感じですかね。

現在は、E3丙の第2ゲージ攻略中です。陸上型は苦手ですが、頑張りたいです。しかし、今回ドロップ運が非常に悪いですね(;´Д`)

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Campus最新作「アマアネ -My Sweet Sister-」 公式サイト公開

2019年05月25日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

Campusの第15弾タイトル「アマアネ -My Sweet Sister-」の公式サイトが公開されましたね(*´ω`)b

今回は、親の再婚で義理の姉弟となった2人のお話で、お姉ちゃんにひたすら甘えるという、私の大好きなコンセプトです(爆)

いやー、こんな金髪のお姉ちゃんがダダ甘で甘やかしてくれるなら、最高ですなぅ(*´ω`)b このコンセプトでシリアスがなければ本当に最高なんですけどね。どうなんでしょうかね?

絵師さんは、Campus作品としては「DeepLoveDiary」以来となる、あゆま紗由先生ですね。この人の絵は好きなので、期待大ですなぅ(*´Д`*)b

まぁサンプルで1つはおっぱい見せないというのは分かっておりますが、その隣のパ〇ズ〇フェ〇CGが良かったので、そっちに期待しようと思いますw

っていうか、金髪巨乳で「アリス」って名前ですが・・・アリスちゃん(゚∀゚)!?(違)

「アマアネ -My Sweet Sister-」の発売は2019年8月30日、予約開始は5月31日から。今回ばかりは、抱き枕カバーを買ってしまいそうだw

・・・その前に第14弾タイトルの方も終わらせないとね(爆)

「アマアネ -My Sweet Sister-」の公式サイトはこちらから↓
http://www.campus.gr.jp/product/amaane/

麻保志学園シリーズのあらすじ・感想についてはこちら↓
ハルウソ】【天文時計のアリア】【ナツウソ】【罪恋×2/3】【Triangle Love】【Deep Love Diary】【アキウソ
不運と幸運と恋占いのタロット】【初恋*シンドローム】【フユウソ】【忘却執事と恋するお嬢様の回想録
フルウソ】【ハレウソ】【二人と始める打算的なラブコメ】【その花が咲いたら、また僕は君に出逢う

麻保志学園シリーズのグッズ購入品及び頂き物はこちら↓
「Deep Love Diary」初心なお嬢様千佳さんにぶっかけちゃえタペストリー
「フユウソ」RTキャンペーン第3弾りいちゅ先生直筆サイン入りイラスト色紙『和泉葵』
「フルウソ」和泉葵B2タペストリー

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「艦隊これくしょん -艦これ-」 こばと提督の戦況報告その58 春イベント2019『発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」』攻略編、E1(乙作戦)攻略完了!

2019年05月24日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

いよいよ2019年の春イベントが開始されましたね~(*'▽')

今回はメンテが長引いてほぼ1日プレイできませんでしたねぇ・・・。まぁ別に急いではいなかったけどw

今回のイベントは真珠湾攻撃っぽい感じですかね。りめんばーぱーるはーばー的な感じ?(爆)

だんだん攻略するのが面倒・・・難しくなってきたので、どこまでやれるかは分かりませんが、今回も丙作戦で行こうと思います。

まぁE1は戦闘詳報が欲しかったのと、難易度的にはそう変わりがないようなので、乙作戦で行き、ボスマス出現までが面倒ではあったものの、特に問題もなく突破できました(*'▽')b

E1にしては珍しく、潜水艦マップではなく水上艦がボスでしたねぇ。潜水艦は道中にしか出ず、乙と言えども特段脅威ではないみたいだから、素で先制爆雷が出来る艦娘を優先して選んで編成しました。

なるべく新しい艦を使いたかったのもあって、こういう編成になりましたw 峯雲は完全に好みです(爆)

尚、今回は成功時の動画を残すようにしました。スクショだと撮りわすれがあるとイヤなのでw 失敗したものでも、ネタになりそうなのは残しますけどw

発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」E1乙クリア動画

まぁE1は楽に突破できましたが・・・E2は鬼門そうだなぁ・・・。以前、確か丁作戦が初めて導入されたときのイベでも、1ヶ所、丙作戦でも空襲マスが酷いマップがあって、そこだけ丁作戦でやった記憶があるんだよなぁ・・・。

現在はE2丙の輸送ゲージが終わったところ。戦力ゲージはゴリ押しになるか最短でいけるか・・・さて、どちらだw

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「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」 あらすじ・感想

2019年05月23日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2019年4月発売タイトル第3弾は、ぱれっとの「9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ」でした(*'∇')

いよいよ、個人的な大本命、春風先輩のお話です!(*´Д`*)b

9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ 世界観・設定
【白巳津川】
9-nine-の舞台。いわゆる学園都市で、コロナ飲料という有名な企業の本社があることでも知られているが、それだけでは足りないため、町興しとして「輪廻転生のメビウスリング」というオリジナルアニメを作ったが大失敗に終わった。
アニメのイベントが行われたその日に地震が発生し、それからというもの、白巳津川で不思議な事件が起こるようになる。
【白蛇九十九神社】
白巳津川にある神社。1000年前に白巳津川で起こった厄災を鎮めたという“白蛇様”を祀っている。ここには、遥か昔から奉納されてる本物の神器“世界の眼”があり、これもアニメに“神様が残した秘宝”として登場している。神器はこぶしより少し小さいくらいの歪な球体をしており、ぱっと見、錆びた鉄の塊のような物だが、アニメフェス開催中に発生した大地震により壊れてしまった。それにより、都たちに不思議なことが起こるようになる。
新海翔の推察では“異世界と繋がりやすい場所”ではないかということだが・・・。
【喫茶ナインボール】
主人公の新海翔の行きつけのお店である「喫茶ナインボール」は値段が安くボリュームもあることから学生たちに人気がある。このお店はコロナグループの創始者が引退後に始めたもので、今は孫の九條都がウェイトレスとして手伝いに来ている。その時の都はメガネをして雰囲気が変わっているため、翔はウェイトレスが都であることに気付かず、認識したのはつい最近のこと。それから、ここには翔の他に“パフェクイーン”と呼ばれる女の子の常連がいる。
【アーティファクト】
白巳津川で発生した大地震以降、シルバーアクセのような物を所有している人物を“ユーザー”と呼び、ユーザーはアクセサリを所有することで超能力を使うことが出来るようになった。そのアクセサリは「輪廻転生のメビウスリング」にも登場しているため、名称はそのアニメで使われていた“アーティファクト”となった。命名者は九條都。ただ、元々その名前だったらしい。アーティファクトは本来、異世界の物であり、その異世界と繋がっている白蛇九十九神社では神器が閂代わりになっていたが、それが大地震によって壊れてしまったため、異世界へのゲートが開いてアーティファクトがこちら側の世界へ流入してしまった。
アーティファクトにはそれぞれ違う能力が備わっており発動条件も変わる。そして、ユーザーには能力発動時に身体に紋様(スティグマ)が浮かび上がる。スティグマが出る部位は人によって違う。又、スティグマの形状はアーティファクトによって変わり、“覚醒”し真の力を発揮すると体全体に顕れる(ただし、急激な成長は精神が崩壊して自滅する可能性がある)。アーティファクトユーザーには各々アーティファクトに対する抵抗力があり、五感に働きかけるものや精神的な部分に作用する効果のものはこの抵抗力によって効果が左右されやすい。翔や春風は抵抗力が強いが、都や天、希亜は抵抗力が弱い。
アーティファクトは所有者を選び、所有者が死亡すると自分を扱える人間の下へ移動する。その場合、世界を超えることも出来る。契約の方法には例外があり、アクセサリを所有するだけじゃなく、アーティファクトを液体状にする等して体内に取り込むことで無理矢理契約を結ぶことが出来る。又、アーティファクトユーザー1人につき1つという制約はなく、複数のアーティファクトを所有している者もいる。基本的にはアーティファクトは所有者の味方だが、力を使い果たし見限られると、その力が所有者に跳ね返ってくることがある。
尚、アーティファクトは異世界の人間が誰でも魔術が使えるようにすることを目的として作られている。
【霊薬アンブロシア】
ユーザーを仮死状態にしてアーティファクトを騙して契約を解除するための薬。飲むと一時的に仮死状態となり、アーティファクトを取り出すことが出来る。現状、相手を殺さずにアーティファクトを回収できる唯一の方法だが、それでも強力な薬であるが故に仮死状態のまま本当に死ぬ可能性もあるため、この薬を飲むには相応の覚悟が必要となる。又、元々は異世界の人間用に作られたものであるため、翔たちの世界の人間に使うとどんな副作用が出るかが分からないため、使うには改良が必要となる。
【幻体】
アーティファクトで作り出したユーザーの分身。生み出された幻体は意志を持ち、自ら考えて行動する。ソフィーティアも幻体を使って翔たちと接触しているが、幻体をユーザー自身が直接操作する使い方の方がイレギューである。幻体は食物を摂取しない、ユーザー本人と幻体は双子のように似る、ユーザー本人と同じ能力が扱えるという特徴がある。ただし、容姿に関しては、熟練すればソフィーティアのようにまったく違う姿にすることも出来る。
尚、幻体とは別に、自分の能力を他人に貸与することも出来る。これを“眷属化”と言う。
【連続人体石化事件】
白巳津川で発生している人間が石にされて殺された連続殺人事件。犯人は不明だが、地震発生後から起こっている事から、アーティファクトユーザーの仕業であることは明らかだった。翔たちはそのユーザーを“魔眼”と呼び、魔眼のユーザーのアーティファクトを回収し、事件を解決することが第一の目標である。
【輪廻転生のメビウスリング】
白巳津川が町興しの一環として制作したオリジナルアニメ作品。2クール全25話で白巳津川の伝承を元に作られた。お金をかけただけあって、作画だけは一定の評価はあったものの、内容は地元民で伝承についてある程度知っている人でも1話に10回は首を傾げる説明不足さがあり、このアニメを観た新海天は“クソ”と評価している。実際、このアニメの感想をSNSに書くとバカにされるという程に大失敗している。そのため、ファンが非公式ファンサイト「アガスティアの葉」を作り、そこでファン同士が細々と交流している。関連したイベントを毎年聖地である白巳津川で行われているが、それも盛り上がることがない。
白巳津川の伝承を元にしたということもあり、“アーティファクト”など現在の白巳津川で発生している不思議な出来事に符合する部分が多く、新海翔たちはこのアニメに一連の事件の真犯人に繋がるヒントがあるのではないかと思い始めているが・・・。
【リグ・ヴェーダ】
アニメ「輪廻転生のメビウスリング」の非公式ファンサイト「アガスティアの葉」の管理人・高峰蓮夜をリーダーとするアーティファクトユーザーのグループ。現在は、リーダーの高峰とゴーストと名乗る女性、そして、香坂春風の3人しかいない。
目的は、将来迫害を受けることになるユーザーを守るため、迫害を受ける前にアーティファクトを使って世界を支配すること。そのためには多くの仲間が必要である事から、同じアーティファクトユーザーである翔たちも勧誘したが、アーティファクトの回収が目的の翔たちとはソリが合わず、敵対関係となる。
【ヴァルハラ・ソサイエティ】
リグ・ヴェーダに対抗するべく、結城希亜が翔たちを勝手に仲間に引き入れてノリで結成したグループ。現在のメンバーは、希亜、翔、都、天の4人。リーダーは発起人の希亜。
【セフィロト】
異世界の住人・ソフィーティアが所属している組織。異世界に散らばったアーティファクトを回収し管理する事を目的としているが、穏健派と過激派の2つの派閥に分かれており、穏健派は過激派はユーザーを殺してでも奪い等、手段を選ばない。
穏健派であってもやむを得ない状況下でのみそういった行動を取ることがあるが、そのやむを得ない状況が常態化しているのが過激派となる。穏健派と過激派は今まではお互い不干渉を貫いていたが、“こちら”の世界で穏健派のヴァルハラ・ソサイエティと過激派のリグ・ヴェーダが対立することになり、代理戦争のような状態になってしまった。
ソフィは自分は穏健派だと主張しているが・・・。
【同一存在】
別々の世界で暮らす人間同士の魂の性質が同じである存在のこと。魂の性質が同じであれば、その人の身体を借りて魂のみ世界を移動することが出来る。ただし、同一存在の魂の座(要するに同一存在がどこにいるかを示す座標のようなもの)がどこにあるか分からなければ完全に同調することが出来ない。魂の性質が同じというだけで、性別が違う事もある。
尚、神社を管理している成瀬家は、各世代において、神社で祀られている神様の同一存在が産まれる家系である。

9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ キャラクター紹介
新海翔

本作の主人公。無愛想でクールに見えるが中身は割と適当な性格で、女の子に対しては年相応の反応を見せるムッツリスケベ。妹の天の“一人部屋が欲しい”というワガママにより親から家を追い出され、現在は一人暮らしをしている。
重度のシスコンで、普段は天とのことを雑に扱ってはいるものの、妹の性格をよく理解しており、天が落ち込んでいるときは的確な言葉で励まし、ピンチのときは全力で守り抜く。また、天の面倒に慣れ過ぎたせいか、案外お節介なところがあり、アーティファクトの出現という状況の変化に追い付けていなかったにもかかわらず、都に協力することを決意する。
都がバイトしている喫茶ナインボールの常連の1人で、かつてハンバーグセットばかり頼んでいた時期があったことから、ウェイトレス達の間では「ハンバーグ先生」と呼ばれていて密かな人気があり、とあるウェイトレスからはいつもハンバーグを勧められてしまっている。
当初は能力不明なアーティファクトユーザーだと言われていたが、翔を観測し続けたソフィーティアによって“世界の眼”に近しい能力であることが判明する。しかし、“世界の眼”は枝分かれしたパラレルワールドも含め、自身が経験した過去にしか遡ることしか出来ないが、翔の場合は未来まで見えている事から、運命を司り手にした者は世界を統べることが出来るという伝説のアーティファクト“オーバーロード”ではないかと推察されている。能力名は「ファティマの予言」(天の薦めで希亜が無理矢理名付けたw)。

香坂春風

今作“はるいろはるこいはるのかぜ”におけるヒロイン。翔たちと同じ学園に通う3年生。コミュ障で人見知りが激しく、いつもビクビクオドオドしている。小学生時代に男子にイジメられた事がキッカケで男性恐怖症になってしまっており、女子相手ならかろうじて話をすることが出来るが、小声のため喋ってても何を言っているか聞きとることが難しい。そのため、友達はおらず、ぼっちである。人と話す機会が少ないせいか、会話の組み立てが上手く出来ず、迂闊な事を言ってしまうことが多いのが悩みとなっている。猫大好きで猫を飼いたいと思っているが、母親が猫アレルギーで飼えないという悩みもあるw
隠れオタクで「輪廻転生のメビウスリング」のファン。アーティファクトが流出することになった地震の日にもフェスに参加していたほど。「輪廻転生のメビウスリング」の非公式ファンサイト「アガスティアの葉」の掲示板にも書き込んでおり、そこでは「エデンの女王」と名乗っている。そして、その非公式ファンサイトの管理人・高峰蓮夜には、掲示板でよく能力について相談していた(掲示板で話していただけの頃は、管理人がクラスメイトの高峰だとは思ってなかった)。リグ・ヴェーダの1人だが、他の2人が危険な理想を掲げていたため、春風は彼らに不信感を抱いている。
彼女の能力は「自分の思考を具現化する力」。正確に言うと「思考の“結果”を具現化する力」で、その結果に至るまで過程は制御することが出来ない。能力名は「エデンの力」(春香自身が命名)。春風は実は妄想癖があり性欲も人一倍強い事から、能力も「魅了」と勘違いされていたが、実際は魅了については彼女の妄想を具現化するための手段に過ぎなかった。この事は誰にも打ち明けていないため、リグ・ヴェーダのメンバーは、彼女の力が「魅了」だと勘違いしたままである。尚、効果は自分自身だけに限らず、自身が指定した相手にも同様の効果をもたらすことが出来、その効果範囲もかなり広い。思ったことを現実に出来るという強力な能力だが、そのぶん燃費が悪く、1回使うと春風が疲れて眠ってしまい、しばらくは使えなくなるというのが弱点。抵抗力はあまり関係ないのか、抵抗力が高い翔にも通用する。アーティファクトはネックレス。フェスから帰ると自分の机の上にあったという。
ときどき人格が正反対の“エデンの女王”に変わる。素はおどおどした方で、エデンの女王はアーティファクトによって春風の妄想が具現化された人格である。ただし、エデンの女王は春風の制御下から自立しており、完全に1つの人格として成り立ってしまっている。エデンの女王の人格も一応はアーティファクトの力によるものだが、この人格変化に関しては長持ちするらしい。人格の変更は意識的にやっているか無意識にやっているかは分からないが記憶は共有している。尚、男子に取り囲まれている事が多いのは、エデンの女王が、素の春風はそういう風にモテるのが好きだと拡大解釈して能力を発動させているからである。春風自身は1人の王子様に愛されたいと思っている。

九條都

シリーズ1作目“ここのつここのかここのいろ”のヒロイン。有名な飲料水メーカー・コロナグループの社長令嬢。お金持ちだが節約が家訓のためか、家事が得意でいつもお弁当を自分で作ってきている。趣味は節約と貯金。菓子パンを3つ食べてるとブルジョア扱いされる。
翔とはクラスメイトだが、今まであまり話したことはなかった。真面目で成績優秀。責任感が強く、コロナグループが出資したアニメ「輪廻転生のメビウスリング」が失敗した後も、街の人に迷惑をかけたからと、イベントでコスプレイヤーをするという嫌な役目を引き受けた。
祖父が経営している「喫茶ナインボール」でもウェイトレスとして手伝いにきており、その時は眼鏡をしているがファッションの一部のため度は入っていない。よく“ごめんなさい”と謝るため、母親からはあなたの“ごめんなさい”は軽いと注意されている。尚、しっかりしているように見えて、実はかなり天然でうっかりさん。
大地震当日に神社で拾った髪飾りのアーティファクトを持っており、“ユーザー”の1人。能力は「他人の持ち物の所有権を奪い、その持ち物に関する記憶まで消してしまい、奪った物品は問答無用で自分のものにしてしまう(元の持ち主は奪われている間の記憶も無くなる)」というもの。能力名は「メルクリウスの指」(希亜が命名)。スティグマは左手の甲部分。発動条件は、対象の10メートル以内に近づき、対象物が都の視界に入っていること。ただし、これは都の固定観念による能力の限界であり、実際の能力発動条件は自由度がとても高く、対象も“物”に限らない。
都は自分の能力を“盗人の力”と称し、それが自分の本質だと分かってショックを受けていたが、アーティファクトすら奪えるという自分の力が他のアーティファクトに対しての切り札になると分かったため、ソフィのアーティファクト回収に協力することとなった。しかし、相手からアーティファクトを奪うと奪われた相手は暴走して死ぬという事実をソフィーティアは隠している。

新海天

シリーズ2作目“そらいろそらうたそらのおと”のヒロイン。翔の妹。両親に甘やかされて育てられたせいか、ちょっとワガママで甘え上手。見た感じギャルっぽくで賑やかだが、小心者で打たれ弱く人見知りが激しい。その為、兄に対していつも態度では生意気なことを言っているものの、いつも兄と一緒に行動している。翔のことは“にいやん”とか“にぃに”と呼び、呼び方がそのときの状況によって変わるが、本当に兄を頼りたいときは“お兄ちゃん”と呼ぶ。
翔とは兄妹だが現在は一緒に暮らしていない。理由は天が一人部屋欲しいと駄々をこねた結果、天に甘い両親が兄の翔を家から追い出したため。“天(そら)”という名前について中二病っぽいという理由で不満があり、いつか改名したいと考えている。
アーティファクトユーザーの1人。能力は「存在感の操作」。能力名は「スタンドアローンコンプレックス」(希亜に倣ってアニメからの引用して天自身が命名した)。存在を目立たせたり逆に目立ちにくくすることができる能力。対象は本人だけじゃなく“目に入る範囲”にある物なら距離に関係なく何でも可能。ただし、かけられる対象は1つのみ。能力をかけた対象の周囲にあるものにも効果を及ぼすことが出来るが、対象が多くなるとその分だけ効果が薄くなる。又、見られている相手には効果がない、通用するかどうかは相手のアーティファクトの対抗力次第(少なくとも翔や都には効かない)という欠点がある。
彼女の能力は通常は役に立つか立たないのかよく分からないが、覚醒するととんでもなく恐ろしい力へと変わる。覚醒した力は“その世界に存在すらできなくなる”というもの(死ぬわけではなく限りなく希薄になる)。天がその気になれば、人々の記憶からも消し去ることが可能となる。人だけではなくアーティファクトにも作用し、アーティファクトの効果を打ち消すことも可能。アーティファクトの形状はバングル。スティグマは背中。天がユーザーとなったのは、校舎内で発生した火事の後であり、気が付いたらアーティファクトを持っていたという。

結城希亜

人体石化事件の被害者と同じ玖方女学院に通うクールでボーイッシュな女の子。「喫茶ナインボール」の常連でいつもパフェを食べているため、“パフェクイーン”と呼ばれている。パフェに関しては並々ならぬ熱意がある。私服はゴスロリ衣装で言動もどことなく中二病。後にリグ・ヴェーダに対抗するグループ「ヴァルハラ・ソサイエティ」をノリで結成し、翔たちを勝手に仲間に引き入れるが、基本的には単独行動を好む一匹狼な性格。アニメや猫が大好きで、同じ趣味の春風とは気が合うようだ。
ユーザーの1人。自分自身の能力を「ジ・オーダー」と呼んでおり、無敵の力だと絶対の自信を持っている。効果は本人がなかなか明かさないため不明な部分は多いが、本人曰く即死系魔法のようなものらしい。条件が整えば、一撃で相手を再起不能にさせる効果があり、実際にゴーストたちを3分間その場から動けなくさせたこともある。ただし、発動には3段階ほどステップを踏む必要がある為、速攻で攻撃されると使えないという弱点がある。スティグマは左目だが、アーティファクトの形状は不明。

成瀬沙月

白蛇九十九神社の巫女で教師。翔のクラスの担任でもある。新海兄妹とは親同士が昔から付き合いがあることから親しい間柄。職業だけなら聖職者っぽいが、口を開けば毒を吐いたり、自分の生徒をネタにして楽しんだりと素敵な性格をしている。しかし、郷土史専門というだけあって、自分の住んでいる土地についてはかなり詳しく、しっかりした考えを持っている。普段は翔をイジったりはしているが、一応は気にかけてくれており、面倒くさがりではあるものの、根は優しい先生である。
郷土史を専攻するぐらい自分の故郷に愛着を持っているということもあるせいか、アニメ「輪廻転生のメビウスリング」については完全に否定的で、イベント中にもかかわらず巫女服にならずに私服でいたり、地震でアニメフェスが中止になったことについて“ざまぁみろ”と言っていた。尚、この手のキャラに必ずあることだが、年齢について話すのはタブーである。
神社の巫女というだけあって、この世代における“白蛇様”の同一存在であるが、本人にはその自覚がまるでない。

深沢与一

翔の友人でクラスメイト。中性的な見た目と愛嬌のある性格で、一部の女子からは“王子様”と呼ばれているが、中身は色欲まみれ。コミュ力が非常に高く男女問わず交友関係もかなり広い。
一見、事件とは無関係に見える人物だが・・・。

高峰蓮夜

リグ・ヴェーダのリーダーで、学園では春風のクラスメイト。将来アーティファクトユーザーが迫害を受けることを予想して、その前に自分たちが世界を支配しようと目論んでいる。
本格的な中二病で、ただ真似るだけではなく、アニメに登場する体術を使うために現実の体術をきちんと習っており、喧嘩はかなり強い。おかしな言動をすることが多いが、面倒見がよく、根は悪くない。尚、貧乳派でゴーストみたいな子が好みという話もあるw
人体石化事件の犯人と同じ“魔眼”を扱えたが、実際はユーザーではなかった事が前作「そらいろそらうたそらのおと」で判明する。与一とは幼馴染の関係らしいが・・・。

ゴースト

リグ・ヴェーダーの1人。いつもフードを被っており、謎が多い女性だが、“魔眼”を始め複数の能力を使ってくる。高峰よりも危険な思考の持ち主で、平気で人を殺しにくる。“魔眼”で何人もの人間を石化させアーティファクトを奪って死に追いやった人物だが、能力を扱えたのは何者かの眷属または幻体だからという可能性が浮上し、一連の事件の真犯人ではない事が前作「そらいろそらうたそらのおと」で判明する。

ソフィーティア

アーティファクトを管理する組織“セフィロト”の一員。翔の世界にいるときは幻体のキモイぬいぐるみを操作している。本人曰く美人な女の子。やや傲慢な考えの持ち主で翔たちの世界の人間を見下している節がある。騒がしいのが嫌いなため、天がいるときはあまり姿を見せようとしない。尚、厨二っぽい希亜は、異世界の住人である彼女のことを“エルフヘイムの住人”と呼んで、特別視している。
アーティファクトユーザーを自分で見つけることは出来ないが、アーティファクトを複数所持しており、ぬいぐるみには複数の魔法が付与されている。その複数の魔法の1つ、姿を消す魔法はユーザーには無効のため、ソフィが見える人=ユーザーということになる。そのため、ぬいぐるみを見つけた翔のことをユーザーだと判断した。
アーティファクトの事や異世界の事など、聞かれなかったことに関しては、必要以上のことを話そうとしないため、そのせいで悲劇が起こることもある。それでも、話さない理由があるのだが・・・。

イーリス

1000年前、白巳津川で起こった災厄を鎮めたとされる人物。現在“こちら側”の世界では、白蛇九十九神社では“白蛇様”という神様として祀られている。“あちら側”の人間であり、不老のアーティファクトを使って今でも生きている。沙月と同一存在であり、彼女を通して“こちら側”に魂を移動させることが出来る。
ソーティアが所属しているセフィロトを1000年前の悲劇の後に作ったが、力が衰えた今は権力を取り上げられてしまい、今は代表という肩書だけのお飾りになってしまっているとの事。イーリス自身も複数のアーティファクトを所有しており、元々の“魔眼”のユーザーではあったが、今は手放しているらしい。
ソフィーティアとは対立しているような関係であるため、秘密裏に翔に接触してくるが・・・。

9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ あらすじ
(前作「そらいろそらうたそらのおと」で天がリグ・ヴェーダに捕まり、希亜の活躍で天が解放された日の翌朝から始まる)リグ・ヴェーダと対立することになった翔たちヴァルハラ・ソサイエティ。翌朝、翔と天は一緒に学園に登校するが、その途中でリグ・ヴェーダの1人、春風を目撃する。翔と天は関わらないように無視することに決めたが、それに気づいた春風が追いかけてきて、話しかけたそうな雰囲気だったため、翔は仕方なく声をかけた。すると、春風は一瞬怯んだが、天にある物を押し付けて去って行った。春風が天に渡した物は手紙だった。手紙には、昨晩、天が捕まった時のことについての謝罪文と連絡がほしいというような内容が書かれていた。
天の事が心配だった翔は、春風の手紙に書かれていたメッセージアプリのIDへの連絡は自分がすることに決めた。そして、春風に連絡を取り、メッセージアプリで話し合った結果、彼女はリグ・ヴェーダに不信感を抱いていることが分かった。そのため、翔は春風を仲間に引き入れる事を都たちに提案した。しかし、リグ・ヴェーダは仲間にならない自分たちを攻撃してきた事から、春風がグループを抜けようとすれば、裏切者として処分するかもしれない。そう考えた翔は、自分がリグ・ヴェーダに入り、春風の人となりを見極め、どうするか判断しようと考えた。天は、魔眼のユーザーがあの中にいるのなら潜入する価値はあるが、そうでないなら止めた方がいいと言うが、翔には何故だか分からないがゴーストが魔眼のユーザーであると確信していた。
ゴーストが魔眼のユーザーである証拠を掴むために、リグ・ヴェーダに潜入する。その日の夜、春風と再び連絡した翔は、春風に協力を頼んだ。すると、春風は明日2人を紹介すると協力に応じてくれた。翌日の放課後、春風に連れられてやってきたのは、昨晩リグ・ヴェーダと対峙した白蛇九十九神社だった。人格が変わった春風は、翔を連れてリグ・ヴェーダの高峰とゴーストが待つ場所へと向かった。先ずは春風が翔を操った体を装って、翔を仲間にすることを提案し、高峰は賛成したが、ゴーストまでは騙せなかった。そのため、翔は予め用意しておいた別のプランに計画を変更した。それは、春風に惚れたから仲間になるというものだった。リグ・ヴェーダの理想は嫌いだが、リグ・ヴェーダに入れば、彼女と一緒にいられるからと。人格が変わった春風もノリノリだったため、高峰とゴーストは呆気にとられた。そこへ更に翔が春風のおっぱいについて熱く語りだしたため、高峰は翔を信じることにした。しかし、ゴーストはまだ信じ切っていなかったが、そこへ事前の打ち合わせで待機していた希亜が姿を現し攻撃を仕掛けた事で翔が戦闘では役に立たない事が分かり、ゴーストの興味は翔から希亜へと移り、翔はリグ・ヴェーダの一員としては認められることになったのだった。
ゴーストに怪しまれないために恋人として振舞うことにした翔と春風。その日の晩には、春風の力が「魅了」ではなく「思考した結果を具現化する力」であることが判明した。翌日、リグ・ヴェーダのメンバーが再び集まり、交流会が開かれるが、そこで翔はゴーストと自分の友人の深沢与一が双子のように似ていることに気付く。その日の夜、ソフィーティアは翔が部屋に現れ、翔の能力について説明する。運命すらも変えることが出来る伝説級のアーティファクト“オーバーロード”ではないかと。そして、魔眼のユーザーについて、ゴーストが与一に似ていることを翔が報告すると、ソフィーティアはゴーストは与一の幻体ではないかと指摘した。自分の友人である与一が魔眼の真のユーザーである可能性・・・翔は自信の力でそのことを“確信”してしまうが、友人を証拠がないまま疑いたくはないと考えた。そこで、その証拠を得るために、ソフィーティアに協力をお願いするが・・・。
翌日の放課後、翔は与一に声をかけ、ゲーセンに誘う。そこで与一にクレーンゲームのぬいぐるみを取ってもらい、コンビニで買い物した後、公園で話をした。ぬいぐるみはユーザーしか見ることが出来ないはずのソフィーティア。これを取ることができたということは、ソフィーティアが見えているということ。つまり、与一もユーザーだった。与一は簡単なトラップに引っ掛かったと言いつつも、あっさりと自分が魔眼のユーザーであることを打ち明けた。翔は与一がしていることをこれで止めてくれるとほんの少しだけ期待していたが、与一はスティグマを見せたため、その期待はもろくも崩れ去った。そのため、予め呼びつけておいた都たちが姿を現すが、それでも与一は余裕の表情だった。与一はゴーストが得た情報を共有しており、この瞬間にゴースト=与一の幻体であると確定した。5対1と数の上では圧倒的に不利だった与一だが、ゴーストを出し、更にそこへ高峰も加入して真のリグ・ヴェーダ“リグ・ヴェーダ・アスラ”を結成。形勢は5vs3となるが、翔と天の能力は戦闘向きとは言い難いため、実質は相手の方が有利となった。その証拠に、翔たちは高峰1人を相手に全滅。更に与一に追い打ちをかけられて、翔は石にされそうになったが、ソフィーティアの仲裁により戦闘は終了。与一達は去り初戦は惨敗に終わった。
与一達に敗北した翔たちは失意のままナインボールで状況を整理することにした。そこへ与一達を追跡していたソフィーティアがやってきたが、見失ったということだった。与一が魔眼のユーザーで、ゴーストは幻体、高峰は眷属、3人とも同じ能力・・・しかも少なくとも4種類の能力が使えるということは分かったが、それ以上は何もわからなかった。解散した後、翔は1人で帰るが、その途中で春風が追いかけてきて、2人は神社で話をした。翔は友人の与一が真犯人であったことに、自分が思った以上にショックを受けていることに気付いていなかった。しかし、春風にそのことを指摘され、初めて気が付いた。メンバーで唯一の男であるが故に、周囲に弱みを見せなかった翔に対し、唯一の年上である春風は人格こそエデンの女王に変わってしまったが、彼女が春風に代わって抱きしめて励ました。春風のおかげで立ち直った翔だったが、そこへ成瀬沙月が声をかけてきた。しかし、雰囲気はいつもの沙月とは違っていた。彼女は“イーリス”と名乗り、沙月の身体を借りていると説明した。そして、翔たちに、ソフィーティアのことについて注意を促した。ソフィーティアはアーティファクトを回収するためには手段を選ばない女性であり、翔以外にも協力者はいる。その他の協力者についてはイーリスは話さなかったが、翔は意識の奥底で抱いていた疑問が氷解していくような感覚がして、イーリスの言葉の意味を理解したのだった。
翌日、春風の誘いで足湯温泉でリフレッシュした翔は、春風と相談し、イーリスとソフィのどちらを信じるかは、イーリスのことを調べてからにしようと言うことになり、先ずは沙月がイーリスが言っていた事を覚えているか確認することにした。その帰り、春風は小学生時代に自分をイジメていた人物を目撃し、当時のトラウマがフラッシュバックしてしまう。翔は街中だとその相手と出くわす可能性が高いからと、ひとまず彼女を自分の部屋に連れてくる。春風は翔の部屋に付くと落ち着き始め、当時の事を翔に教えた。小学校4~6年生の間、先ほど目撃した河本という男子を中心にイジメられていたこと、中学生になってからはイジメが無くなったが、それからは目立たないようにひっそりと生活していたことを語った。その話を聞いた翔は、いじめの原因は小学生特有の幼稚さだったからではないかと推察した。好きな子には意地悪したくなるというもの。しかし、だからと言って許されるわけでもなく、好意がキッカケだと分かっても春風が救われるわけでもなかった。しかし、そのイジメが無ければ、彼女は自分の殻に閉じこもらず、明るい女の子になっていたのではないかと思うと、悲しくなった。翔は、春風にもしも当時と同じようなことがあったら、自分を呼んでほしい、俺が守ると伝えた。すると、春風は嬉し涙を浮かべて頷くのだった。
休み明けの放課後、翔は沙月に呼び出された。何故、連絡をしてくれなかったのかと。どうやら、彼女はイーリスであった時の記憶を共有していたようだった。沙月はイーリスから“世界の眼”の器に選ばれたようで、今後は何かあったら相談してほしいとの事だった。その後、春風に沙月のことを教えると、彼女はある事を思いつき、この方法なら与一たちを見つけることが出来るかもしれないと話した。そして、ナインボールにメンバーが集まった時、ソフィに知られたくない情報であるイーリスの事は秘密にして、沙月がユーザーであることを教え、春風は与一を探す作戦を皆に話した。それは、自分の思考を現実にする力で、ある程度、与一達の居場所のヒントになるものを見つけられるのではないかということだった。その日の晩、翔は沙月と連絡を取り、この日のうちに話をすることになった。春風と2人で神社に向かい、拝殿に入ると、沙月は巫女服姿で待っていた。まだイーリスを降ろしてはいなかったが、軽い猥談をした後、すぐにイーリスは降りてきた。彼女は、翔たちが抱いている疑問も分かっているのか、1つ1つ最初から話すことにした。
1000年前、翔達とイーリス達の世界は元々繋がっていた。イーリスは、沙月の先祖たちと良き隣人として交流しつつも、過剰な干渉はしない。そんな関係性を築いていた。しかし、イーリスの世界でアーティファクトが誕生したことで、そのバランスが崩れてしまう。つまり、アーティファクトは人の手で作られた物だった。イーリスの世界では魔術を使える者がいたが、魔術の習得には長い時間を要し、才能も必要だった。そのため、誰にでも魔術を使えるように、アーティファクトを開発した。しかし、完成したアーティファクトは、誰にでも扱えるものではなかった。アーティファクトは主を自分で選ぶ。その結果、多くのアーティファクトがイーリスの世界と繋がっていた“こちら側”の世界へと流出してしまった。それが、かつて白巳津川で起こった災厄であり、それを鎮めたのがイーリスだった。イーリスは自分が持つ“世界の眼”の対となるもう一つの眼を“こちら側”の世界に残した。それぞれの世界に“眼”を置き、そのまぶたを閉じることで、繋がった二つの世界を隔絶した。しかし、1000年後、“こちら側”の世界にあった目が壊れ、片目が開いてしまい、その隙間を縫って、再びアーティファクトが流出してしまった。イーリスの願いはソフィと同じ、アーティファクトの回収だった。ソフィは手段を選ばないが、イーリスは平和的な手段での解決を望んでいた。そのために、翔達に接触したと話した。
そこまで聞いて、春風はずっと抱いていた疑問をイーリスにぶつけた。それなら、1000年前のように、イーリス本人が“こちら側”に来ればいいのではないかと。与一たちに惨敗した弱い自分たちに頼らず。しかし、イーリスは“1000年前もこちらの世界には来ていないと答えた。何故なら、生物は世界の移動が出来ないため、今沙月の身体を借りているように、イーリスと魂の性質が同じである成瀬家の人間の身体を使ったから。しかし、沙月という同一存在がいるのなら、彼女の身体を借りれば良いと春風は反論するが、イーリスは1000年の時の中で自身の力も衰えてしまい、1000年前のように魂を同調させることが出来ないため、翔たちに協力してもらうしかないと返した。ソフィについては、セフィロトという組織についての説明も必要だったため、イーリスはそっちにも回答した。セフィロトは1000年前の悲劇を起こさないようにイーリスが作った組織。しかし、歴史ある組織の宿命ともいうべきか、派閥が出来上がり、ソフィはアーティファクトを私的利用することを目的とした派閥に属しているため、アーティファクトの管理を目的とするイーリスとは敵対しているような関係であった。更に組織の代表はイーリスではあるものの、1000年の時で力が衰えた彼女は権力を取り上げられてしまい(イーリスが1000年生きているのは不老のアーティファクトを使っているからであり、不死ではない)、今はただのお飾りに過ぎなかった。だから、ソフィみたいなのが好き勝手し始めている、ソフィの協力者は翔や与一だけではない、もっと多くの協力者がいるはずだとイーリスは話した。翔には平和的な手段で、与一には破壊的な手段で回収させているように、ユーザーに合わせてそれぞれに対応を変えて言葉巧みに協力させアーティファクトを回収し、自分たちの物にする。それがソフィの目的だという。そして、イーリスは与一から魔眼を引き離す対策として、霊薬アンブロシアを翔に渡して、元の世界に帰っていったのだった。
春風と相談した結果、自分たちだけでどうするか判断してはいけないという結論になり、ソフィ経由で与一に知られてしまうリスクはあるものの、イーリスの事など自分たち2人で得た情報を、都たちにも教えることにした。都たちにイーリスや薬のことを話した後、春風の能力の効果を他人に分け与えることが出来るか実験し、その実験は成功した。しかし、力の使い過ぎで疲れた春風は公園で休憩している間に翔に寄りかかって寝てしまう。一緒に行動していた希亜は春風を翔に任せて先に帰ってしまい、翔は春風と2人きりになった。そして、夕方になって、春風が目を覚まし、2人で話をしていると、そこへ高峰が通りかかった(高峰が通ったのは春風の能力によるもの)。手にはコンビニの袋を持っており、どうやら食事の調達をしているところのようだった。翔たちは高峰に犯罪組織になってもいいのかと聞くと、高峰は与一の居場所までは教えてくれなかったが、与一を取り巻く環境について2人に教えた。幼い頃から常識の枠の範囲外にいて、両親にも半ば見放され、常に孤独だった与一。幼馴染の自分までいなくなったら、与一は本当に孤独になってしまう。だから何があっても与一と行動を共にすると答え、去っていった。その高峰の口ぶりから、春風は彼自身は本当は与一を止めたいのかもしれない、だから瞬間移動など使わずに堂々と歩き、去るときも尾行の恐れもあるのに普通に歩いて行ったと考えた。翔も春風の意見に同意し、2人は高峰を尾行することにした。与一がいたのは、ある高層マンションの屋上だったが、与一と高峰が話しているところにソフィーティアが現れた。そして、与一に翔たちを殺すよう促しており、イーリスの言った通り、ソフィーティアが与一にも情報を提供していることが判明した。
高峰の協力により、与一の居場所が判明した翌日、ヴァルハラ・ソサイエティのメンバーは翔の部屋に集まり、作戦会議を行った。高峰は与一を誰かに止めてほしいと思っている。しかし、与一を裏切ることは出来ないため、表立って翔たちには協力できない。しかし、春風の力を使えば、昨日のように高峰を引き寄せることは出来る。だから、高峰が食事の調達をした後を狙い、都の能力を使って霊薬が入った飲み物を入れ替え、与一がそれを飲んでアーティファクトの契約が解除されたところを狙う・・・それが大まかな作戦の流れだった。天は穴が多くてもっと煮詰めた方が良いと指摘するが、翔たちには時間がなかった。翔と春風は、先日皆には言ってなかったことを話した。イーリスからはソフィーティアには気を付けろという忠告を受けているということを。ソフィーティアの目的は、イーリスが言っていた通り、手段を問わずアーティファクトを回収し自分たちの物にすること。そのために、ヴァルハラ・ソサイエティとリグ・ヴェーダ・アスラが対立するように仕向けていた。それが昨日の与一とソフィーティアの会話で本当のことであることが明らかになった。翔たちは言われればアーティファクトを返すつもりでいたが、ソフィーティアは翔達を信じてはいなかった。だから、ユーザー同士で殺し合いをさせて、全てのアーティファクトを奪い取るつもりのようだった。与一も今は大人しくしているが、行動を起こしたら、間違いなく自分たちは殺される。ソフィーティアがこの会話に気付いて行動を起こしたときも、きっと殺されるだろう。だから穴だらけの作戦とは分かってても、自分たちに猶予はないと都たちに説明した。その日の夕方、作戦を決行し、与一に飲み物を飲ませることに成功した。しかし、次の瞬間、与一と高峰は苦しみだして死んでしまう。予想外の事態に動揺を隠せない翔たち。そこへ、沙月の身体を乗っ取ったイーリスが姿を現す。
翔は霊薬のことについて問い詰めるが、イーリスは死なないとは言ってないと答えた。そして、イーリスは死んだ与一から銀のイヤリングを取り上げ、魔眼を回収した。魔眼の真の力は両目が揃って初めて発揮される。つまり、イーリスは能力を手放したわけではなく、失われた魔眼の片目の回収が真の目的だった。翔は皆に目を閉じるように叫ぶが、時すでに遅く、翔を除いた4人は石にされてしまっていた。そして、イーリスが指を鳴らすと石になった4人はバラバラになってしまう。イーリスは自分の力を取り戻したことに悦び、散らばったアーティファクトを回収するため、手当たり次第石化させ、翔を最後の1人して絶望を与えると言って去って行った。その直後、ソフィーティアが姿を現し、真実を話す。与一に情報を提供していたのは、ソフィーティアではなく、ソフィーティアの姿をしたイーリスであり、自分の協力者は翔だけであったと。つまり、イーリスは翔たちを騙していた。翔は取り返しのつかない事態になって、ようやく自分が選択を誤ったことに気付けた。ソフィーティアは何も話さなかった理由について教えた。それは、翔が失敗を糧にできるからだった。次の枝では今回の失敗を糧にして前に進むことが出来る。だから、翔本人が真実を知るまで教えなかったのだ。それを聞いた翔は、イーリスを倒すために、アーティファクト“オーバーロード”を発動させるのであった。
【次の枝】
翔が意識を取り戻すと、そこは自分の部屋だった。目の前にはソフィーティアがおり、丁度、沙月のアーティファクトについて話をしていることだった。前回の記憶を“インストール”した翔は、イーリスを敵だと判断し、ソフィーティアに前回の枝での出来事を全てを話すことにした。そして、イーリスに渡された霊薬はアンブロシアではなく毒薬で、世界の眼は複数あることが判明した。そして、魔眼の回収を最優先する理由はイーリスに渡さない事で、イーリスが狂ったのは1000年前の災厄の後だと翔に教えた。アーティファクトを回収した後、イーリスはその魔力に憑りつかれた。この力をわが物に出来ればと考えた。一度はその誘惑を振り払い、世界の眼の一方を成瀬家に託し、異世界の扉を閉じた。そして、二度と悲劇を起こさないよう、セフィロトを設立した。アーティファクトとの契約も、大半は破棄した。けれど、結局は力の誘惑には勝てず、闇に落ちて行った。以前は聖女と呼ばれていたが、今はアーティファクトの魔力に憑りつかれ本能のままに破壊と殺戮を楽しむ魔女。それがイーリスの正体だった。イーリスが翔を利用したのは、沙月と完全に同調しきっていない時では、与一から奪い取ることが出来ないから。本来ならば、成長した翔たちと与一を戦わせて奪い取る、もしくは、沙月と完全同調したイーリス自身が与一から直接奪い取る算段だったが、イーリスの準備が完全に出上がる前に翔が与一の正体に気付いてしまったため、毒薬を渡して殺させるという強引な方法に出たのだろうとソフィーティアは話した。
イーリスに勝つことは本来ならば無理だが、翔の“オーバーロード”が実在するというのならば話は別だと話す。そのためには、イーリスと沙月を同調させないよう、沙月から“世界の眼”を切り離す必要があった。しかし、契約の解除をするための本物のアンブロシアが完成するまでには、2週間という時間が必要だった。その間に与一の持っている魔眼のアーティファクトをイーリスに渡してはならない。ソフィーティアは沙月がイーリスに完全に乗っ取られている可能性があるから接触は控えるように忠告し去ろうとした。そこを翔が呼び止める。アンブロシアを使わずともイーリスの計画を阻止できる方法。それは、世界の眼を破壊することだった。アーティファクトは自己修復するために完全阻止とはいかないが、修復には時間がかかるため、完全修復する頃にはアンブロシアが完成している。そうすれば、沙月の契約を解除することが出来る。当然、イーリスも世界の眼が急所であることは分かっているだろうから、安易には破壊は出来ないだろうが、イーリスと対峙するよりは現実的だった。この日は皆にイーリスから聞いた話を皆に教え春風の能力を実験し与一の居場所を突き止める日だったが、翔は既に与一の居場所を知っているため、昼間だけ以前と同じ行動を取り、春風が疲労で倒れたところで、自分の部屋に集合させた。そこで、イーリスの裏切りについて説明し、今後について話し合った。目的はアンブロシア完成までの時間を稼ぐための“神の眼”の破壊。天の能力を使って忍び込む事にし、忍び込む時間を深夜としたため、この日は全員翔の部屋に泊ることになった。翔は、念のため与一にも自分たちが置かれた状況についてメッセージを送ってみたが、返事は来なかった。
そして迎えた深夜。イーリスはメッセージアプリの内容まで把握していないだろうと考え、メッセージアプリで正確な時間を打ち合わせ、口頭で話し合った時間は寝て過ごし、それより遅い時間に突入することにした。しかし、イーリスには既に見抜かれていた。社務所の前に姿を現したイーリスは、抵抗力の弱い都、天、希亜の3人を気絶させるが、希亜は前回のリグ・ヴェーダの反省から抵抗力を強めていたため、立ち上がってイージスに一撃を与えたが、イーリスは結界をいくつも張り巡らせていたため、倒すことは出来なかった。そして、イーリスは翔の目の前で“世界の眼”を液状にして呑み込んでしまう。彼女がずっと“神の眼”をそのままにしていたのは、翔たちに絶望を与えるためだった。それでも、翔たちは諦めなかった。翔はソフィーティアから予め、校舎を燃やした炎のアーティファクトを借り受けており、戦闘が可能になっていた。それだけではなかった。与一たちも翔からの連絡を受け神社に駆けつけてきた。利用されていたのが気に入らないからと。与一たちはイーリスの結界を次々と破るが、イーリスは与一への対策も最初から行っていた。与一にアーティファクトを与えたのはイーリスだった。そのアーティファクトに細工がしてあったのだ。与一はイーリスによって致命的なダメージを受けるが、駆けつけた翔に魔眼のアーティファクトと幻体のアーティファクトを手渡した。与一は事前にアブロシアでこの2つの契約を解除していたと話す。翔は与一からアーティファクトを受け取ると、すぐにゴーストを呼んだ。高峰が与一を担いで撤退すると、翔はあることに気付き、都と天を春風に任せ、希亜には最後の一撃のために力を残しておいてほしいと待機を命じ、ゴーストと一緒に攻撃を仕掛けた。イーリスの強力な一撃は何度も翔を死に追いやるが、翔はそのたびにオーバーロードを使ってやり直し、次々とイーリスの攻撃を避けていった。
流石にイーリスも翔が何をしているか気付き、今までの余裕の表情が消え、ようやく焦りの表情が見えた。翔の予想は当たっていた。イーリスの力は結界を破られることでしか攻撃することが出来ない。しかも、自分の近くにいる者にしか致命的なダメージが与えられないことも判明した。自分の弱点を指摘されたイーリスは、焦りからか魔眼の力を使うが、翔は既に魔眼のユーザーであるため、打ち消されてしまった。一見互角になったように見えるが、翔の死に戻りも永遠に使えるわけではなかった。消耗戦になれば明らかに不利。春風は自分の力が及ばないことを歯がゆく思っていたが、希亜からすぐに諦めてしまうところ指摘され、黙ってしまう。一方、イーリスは“この枝では魔眼は手に入らない”と悟り、沙月の身体を考慮せずとも良いと考え、真の力を解放する。その圧倒的な力で翔たちは追い詰められるが、翔が必死に自分たちを守る姿を見て、翔の横に立って戦いたいと考えた春風は、自分の真の力を解放した。春風の力を借りた翔は、イーリスに反撃を開始した。とはいえ、再生し続けるイーリスの結界は絶対だった。そこで春風は、都と天を起こして作戦を伝える。それは、天の能力で結界を消し、希亜の能力で動きを止め、都の能力で“世界の眼”を奪い取るというものだった。その作戦は成功し、見事に沙月からイーリスを追い出せ、彼女は自分の世界へ強制送還されたのだった。
“世界の眼”は2つに破壊され、ソフィーティアによって回収された。与一も含め、全員命に別状はなかった。翌日、再び翔の部屋に集まった。そこで春風は、自分が弱気になって失敗したときの言い訳ばかり考えていたことを謝った。そんな彼女に、希亜は私たちを勝利へ導いてくれたことを誇ってほしいと励ました。すると、春風は皆に謝罪ではなく感謝の言葉を伝えたのだった。
その日の夜、体中痛かったため、ゴーストをパシらせようとした翔。しかし、そこへ春風が来て、夕飯を作ってくれてたものの、不味かった。気まずい雰囲気でいると、突然春風が“好きです”と告白してきたものの、そこへゴーストが空気を読めてないとダメ出しをしたが、そんなゴーストを翔はすぐに消した。結局、春風の告白は保留となった。
イーリスが去り、日常が戻ってきた。学園に登校すると、朝礼のときに沙月は姿を現し、いつも通りだった。昼休みには高峰が翔の教室にやってきて、与一のことについて教えてくれた。与一は翔以上の深手を負ったはずだが、歩ける程度には回復すると、高峰の前から姿を消したという。与一もゴーストもいない今、高峰一人となったリグ・ヴェーダ・アスラは解散したも同然だった。
その日の放課後、与一と沙月の件を天たちに報告すると、翔は春風の誘いを受けて、ゲームセンターで遊んだ。しかし、運悪くそこでかつて春風をイジメていた河本という男と会ってしまう。トラウマが蘇った春風だったが、懸命に立ち向かい、翔とゴーストのおかげもあって、引き離すことには成功した。その後、ゴーストは河本に二度と春風に近づかないよう約束させ、春風もトラウマを克服した。その後、2人は公園で話し合い、翔は“好きです”と春風に告白の返事をした。そして、2人はキスをして、恋人同士になったのだった。
それから2人は恋人生活を楽しんでいたが、河本は諦めていないのか、春風の家の近くをうろついていた。念のため、ゴーストには春風の傍にいてもらっていたが、河本が襲ってきたのは、翔と春風の2人で夜の公園を散歩しているときだった。河本は聞く耳を持たず突然に春風に襲い掛かった。河本は暴走しており、翔が必死になって押さえていたが、どうにもならず、怒りに任せて魔眼を使おうとした。しかし、それを止めたのは与一だった。暴走した河本は与一によってトドメをさされた。与一は翔と対立しない方法として、暴走したユーザーのアーティファクトの回収をするということで、ソフィーティアと手を組んだようだった。もう1つ目的があった。それは、お互いに監視する必要があると。先ほど河本を殺しかけたように、力を手に入れた翔がいつ“こっち側”に来るか楽しみにしている・・・そう翔に言い放った。その言葉にショックを受けた翔は、ソフィーティアにこの場の処理は任せてと言われ、春風に連れられるようにその場を後にした。翔と春風が去った後、与一は“イーリス”と話をした。翔たちがソフィーティアだと思い込んでいたのは、イーリスだったのだ。イーリスは翔たちと関わりのあった河本を自分の依代にするための実験をしていた。そのため、アーティファクトは持っていなかった。与一とイーリスの協力関係は続いていた。まだ、イーリスとの戦いは終わっていないのであった。
いつか自分も魔眼に憑りつかれ、イーリスや与一のように人を殺めるのもいとわない人間になるかもしれない。与一の言葉が心に突き刺さっていた翔。ショックを受けていた翔に春風は後ろから抱きしめ、精一杯の自分の気持ちを伝え励ました。すると、翔は“ありがとうございます”と弱気ながらもお礼の言葉を返した。そして、少し立ち直った翔と、翔を支えようと決めた春風は、2人で一緒にがんばろうと誓いあうのだった。
【エピローグ】
イーリスは魔術の研究者で、魔術について誰よりも理解していながら、才能がなかったために魔術を扱えなかった。知識はあっても才能がないため地位は低かった。下っ端だったから、アーティファクトの回収という任務をやらされた。1人で回収していたのは、そのためだった。イーリスは成瀬家の力を借りて、アーティファクトを回収した。それが、イーリスの転機となった。魔術が扱えないイーリスにとって、アーティファクトは魅力的な道具だった。回収したアーティファクトを、素直に渡す必要があるのか。自分のものにできないか。そう考えた。魔術師たちはこの任務を重要視していなかったため、監視の目はなかった。今なら大量のアーティファクトを手に入れることが出来る。そうして、誘惑に負けたのが、“イーリス”だった。そして、誘惑に負けずアーティファクトを返還したのが、“ソフィーティア”だった。つまり、ソフィーティアもまた、イーリスだった。誘惑に負けたイーリスは、すべてのアーティファクトを手に入れるために、世界に災厄をもたらした。誘惑に打ち勝ったイーリスは、世界を守るためにセフィロトを設立し、アーティファクトを厳重に保管した。このイーリスの選択によって、世界の枝が大きく分かれることになった。お互いに干渉できないくらい、大きく。世界を滅ぼす魔女イーリス。世界を守る聖女イーリス。イーリスは2人存在していた。誘惑に打ち勝ったイーリスは自分が聖女と呼ばれるほど綺麗な身ではないから、今はソフィーティアと名乗っていた。イーリスがソフィーティアを真似ていたのは、もともと同一人物だから、ただ単に同じ姿で同じ声だったのだ。かつては世界の眼を通じて、お互いの存在を認識していた。しかし、扉が閉じていたことで、お互い干渉しなかった。けど、この世界への扉が開いたことで、事情が変わった。不干渉だった2人のイーリスが交わることになったのだ。この事によって、ソフィーティアは、自分の過ちを正すチャンスを得た。しかし、自分でイーリスの存在を滅したいと思っていても、ソフィーティアはただの研究者でしかなく、最低限のアーティファクトしか所持していないため出来なかった。
イーリスの野望を阻止する鍵は9人のユーザーたち。翔、都、天、春風、希亜、沙月、与一、蓮夜、そして、“あなた”。オーバーロードの本当のユーザーは翔ではなかった。翔のアーティファクトは、世界の眼の断片。怪我をしたときに体内に取り込んでいたというソフィーティアの推察が正しかった。しかし、翔には観測する以外の力があった。それは、異世界への扉を開く力。翔は独自のゲートを持っており、そのゲートを通じて9人目の“あなた”と繋がった。つまり、“あなた”は別の世界の翔であり、翔の同一存在で、オーバーロードの本当の所有者だった。だから、ソフィーティアは9番目の“あなた”に全てを託すことにした。9番目のユーザーを意味する“ナイン”という名前を付けて。

9-nine-はるいろはるこいはるのかぜ 感想
真の敵とその目的が明らかになり、物語も佳境に入りましたね。展開が割と早いようなので(与一が完全な敵になっていた期間が短いし)、次で終わりそうな雰囲気ですかね。3作目では石化事件の犯人やラスボス、ソフィーティアの正体が明らかになったり、色々なことが分かって、情報を整理するのが大変でしたw 4作目は1年後ですから忘れてることは間違いないですけど・・・まぁそのために自分のブログで記録しているんですけどね(爆) ともあれ、プレイヤー自身がラスボスを倒す鍵になっているなど面白い試みをしていたり、敵が裏の裏をかいてくる行動をしてきたり、メインとなる部分はすごく面白かったので、続編が楽しみです(*´ω`)b
今回のヒロインの春風先輩ですが、年上ではあるものの、可愛い先輩でしたね~(*´ω`) あたふたしたり友達が出来たことに子どもみたいに喜んではしゃいだりして見てて微笑ましくなるし、時々見せる驚くべき行動力や下ネタ発言連発には笑わせてもらいましたし、今までのイメージを覆すネタキャラになってましたねw あと、おっぱいを強調するシーンも多かったのは良かったです!都ちゃんや天ちゃんも可愛くて好きですけど、やっぱり自分は春風先輩が本命かなぁ(*´ω`)b 個人的には、イーリスとの戦いが終わった後、春風先輩が天ちゃんに翔のことで恋愛相談した時が好きだなぁ・・・ここの2人の会話がめっちゃ面白いw 天ちゃんは色んなシーンでネタに走ってたし、場を和ます天才ですなw
Hシーンは3回。パ〇ズ〇フェ〇、正常位、騎乗位、バックといずれもおっぱい見せてたし、シリーズNo.1の巨乳という破壊力はきっちり発揮してましたね~。アニメーションもするし、HCGには満足しました(*´ω`)b ただ、パ〇ズ〇フェ〇が短めだったのと、バックが目隠しになってたのが残念かなぁ・・・目隠しなければ本番Hは全部パーフェクトだったのに・・・。でもまぁ、Hシーンは期待通りで良かったです。春風先輩は、ぶっちゃけストーリーよりもHシーンの方に期待していたところがあったので安心しましたw
そんなわけで、1作目、2作目、3作目と、メインストーリー部分は戦闘に犯人捜しに目が離せない展開で面白いので、異能力バトルが好きっていう人だけじゃなく、ミステリーやサスペンス系が好きな人にもオススメできますね。あとは、恋愛部分が物足りない感じはしますけど、全部終わった後に、それぞれのエピソードのアフターストーリーでイチャラブオンリーのシナリオがあると嬉しいなぁ・・・(*´ω`)

「9-nine-」シリーズのあらすじ・感想はこちら↓
ここのつここのかここのいろ(九條都編)】【そらいろそらうたそらのおと(新海天編)

「9-nine-」シリーズのグッズ購入品はこちら↓
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「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」 プレイ記録その85 第8回シンデレラガール総選挙、結果発表

2019年05月22日 00時00分00秒 | アイドルマスターシンデレラガールズ

一昨日になりますが、第8回シンデレラガール総選挙の結果が発表されましたね(*´ω`)

まぁ1位と2位は誰かっていうのはもう分かり切ってたんですけど、3位~7位あたりが中間から変動があるかもしれなかったので(中間3位はネタで投票してた人も多かっただろうしw)、結果は気になっていました。

そんなわけで、10位~6位。

ナターリア担当Pって結構、狂気を感じるくらい熱狂的な人が多かった気がするんですが(自分がナターリアのSSRを引いた事をツイッターで上げたら反応がめっちゃ早かったw)、パッション3位で声帯付きになりますね。おめでとうございます(*´ω`)

文香ちゃんが昨年から下がってしまったのが残念ですけど、来年また頑張ってほしいです!(自分は、とときんにしか投票しないので)

続いて、5位~4位。

ロリっ子アイドル2人ですねw 2人とも声帯付きおめでとうございます(*'▽') 自分は、こずえちゃんは娘にしたいと思ってる子なので、嬉しいですわ(*´ω`)b

そして、中間もっとも話題になったのが3位ですねw

デビュー直後の初めての総選挙で3位という大躍進ですね。デビューしたばかりで、デレマス本家でもデレステでもまだ最高級レアが無いのに、この順位。凄いですね。

そして、このコメント、りあむちゃんらしさが出てますよね~。パッと見、炎上しかねないコメントですけど、よく見れば、3位になってしまって本人が戸惑ってる感じがしますね。まぁでも、ピンク髪巨乳だし容姿は好みだし、今後の活躍に期待ですなぅ!デレステでもSSRが来ることを願う!!

しかし、ちひろさんからザコメンタルと紹介などネタに事欠かない子なので、この子の声優に選ばれた人は大変だろうなぁ・・・w

第2位はこの子。

加蓮ちゃんですね~。クールの中では特に好きな子なので、この結果は嬉しいですね!来年こそは、シンデレラガールになってほしいです!!

そして、1位はこの子。

ちゃんみおですね~。まぁ予想通りというかw 主に運営のせいで色々言われてる子ですけど、メイン3人(ニュージェネ)で唯一シンデレラガールになってなかったので、これで一安心ですかね。

ともあれ、8代目シンデレラガールおめでとうございます!(*´ω`)b

そんなわけで、今回は4人に声が付くんですね~。どんな声が付くか楽しみにしております(*'▽')

私の担当の十時愛梨ちゃんは残念ながら圏外になってしまいましたが、それでも私の中ではずっとシンデレラガールなので、これからも応援していきますよ!!(*´ω`)b

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