こばとの独り言

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「アキウソ -The only neat thing to do-」 あらすじ・感想

2016年11月28日 00時11分32秒 | 美少女ゲーム

2016年11月発売タイトル第3弾は、Campus第6弾タイトル「アキウソ -The only neat thing to do-」でした(*'∇')

もちろん抱き枕カバー付で買いましたよ~。当然じゃないですか、金髪巨乳ですよ!(爆)

アキウソ -The only neat thing to do- 概要
ウソシリーズ第3弾。今回のヒロインは宗一郎の同級生で部活仲間で4年間同居しているエリス・フォール・レンフォード(カートレット)です。
尚、クリア後に再び最初からプレイすると選択肢が出現して、とあるものを無効化するかどうか選ぶことが出来ます。これにより、とあるキャラのセリフについて、とあることが分かります。・・・なんか「とある」ばかり言ってる気がしますが、まぁこの辺は実際に見てもらうのが一番でしょう。いわば、1周目の解答みたいなものですね。
麻保志学園シリーズのあらすじ・感想についてはこちら↓
ハルウソ】【天文時計のアリア】【ナツウソ】【罪恋×2/3】【Triangle Love】【Deep Love Diary

エリス・フォール・レンフォード(カートレット) キャラクター紹介
エリスは宗一郎の部屋に居候している同居人。彼女は実は人間ではなく吸血鬼。しかも、かなりの名家であり、その家があまりに厳しかったため、4年前にエリスは家出し名字を変えて、麻保志学園に流れ着きました。そして、彼女の抱える事情を見かねた宗一郎が一緒に住むことを許可し、ずっと傍にいましたが、宗一郎に甘え続けた結果、暇さえあればゲームをやっているという引きこもりになってしまいました。
ずっと家で厳しく躾けられ、失敗されたらお仕置きされるという環境で育ったせいか、自分から難題に立ち向かうという勇気をすっかり失ってしまっていて、何かあるとすぐに逃げ出してしまう悪い癖があります。それでも彼女は、今が幸せならそのままで良いと考えており、宗一郎に甘え続けてきました。
基本的にグータラで何もしませんが、典型的な“やれば出来る子”。好きな物には目を見張るほどの集中力を見せますが、それ以外のことにはからっきしダメです。しかし、天才的な才能に恵まれているのか、真剣に取り組めばすぐマスターするほどに器用です。
あと、おっぱい。おっぱいおっぱい。

アキウソ -The only neat thing to do- あらすじ
2016年9月5日。なかなか目を覚まさない居候のエリスを叩き起こした宗一郎。この日は授業は4限目でしたが、依頼人と朝に会う約束をしていたため、朝食を食べて学園へ向かいます。その途中、葵と会いましたが、葵の宗一郎に対する態度は相変わらずでしたが、葵が雫と待ち合わせしていると聞くとエリスは慌てて宗一郎を引っ張って走って行くのでした。
校門まで来ると、相変わらず男子に告白されている桜月を発見。桜月は宗一郎の姿を確認すると男子の集団を潜り抜け宗一郎の腕に抱きつきます。その後2人を連れて部室に来ると、すぐ依頼人の男子がやってきます。今回の依頼人は後期課程1年の飯塚吉信。依頼は繁華街で別の学園の人たちにカツ上げされて財布を取られてしまったため、財布と中身を取り返して欲しいというものでした。吉信が嘘を吐いていないことをレッドラインで確認した宗一郎は、魔導契約書を見ると、契約の対価として3日間便秘に悩まされるという微妙に説明しにくいものでした。エリスが代わりにそれを読み上げますが、吉信はそれを了承。こうして、取られた財布を取り返すことになった猫の手部ですが・・・。
放課後、バイトがあるという桜月を除いて聞き込み調査を行った宗一郎とエリス。そのグループは夜になるとコンビニの近くでたむろっているという情報を聞きつけ、吉信を連れて夜その場所で向かった2人。犯人グループはレッドラインで吉信のことを知っていて尚且つ財布を取ったことが分かりましたが、当然彼らは否定してエリスたちを囲って襲い掛かります。しかし、荒れ事に慣れている宗一郎とエリスは彼らを呆気なく倒し、財布の中身は取り返したものの財布本体は捨てられてしまったため、取り返すことは出来ませんでした。これで依頼も完了・・・と思いきや、今までの行動を監視していたのか雪華が現れます。
雪華を嫌うエリスはいつものように彼女に突っかかるものの、雪華は余裕の態度を見せ、宗一郎が雪華に気に入られていることを知った吉信は宗一郎に尊敬の眼差しを向けます。雪華は宗一郎を生徒会に勧誘しますが、宗一郎は「今のところ生徒会に入るつもりはない」と断ります。すると、雪華はまだ可能性があるということに満足して去っていくのでした。
2016年9月6日。部室で昨晩の事の顛末を桜月に説明していると、用事があって別行動を取っていたエリスから緊急の電話がかかってきたため、宗一郎は桜月に猫の手部を任せて家に帰ります。そして、家に戻ると、そこには1人の少女に足蹴にされて倒れているエリスの姿がありました。エリスを足蹴にしているのは後輩の雫・サージェント。4年前の冬にエリスを追って麻保志学園へとやってきたエリスの従者でした。
エリスを甘やかしすぎだという雫に対し、宗一郎は放っておくと干からびてしまうと反論。2人はいつの間にか結託し、エリスをニートやポンコツ呼ばわりして彼女を焚きつけ、私もやれば出来ると言質を取り、それを証明してもらうことにします。そう言ってしまってから、宗一郎と雫が結託していることに気付いたエリスでしたがもう後の祭りでした。その後、エリス1人で夕飯を作ることになり、宗一郎は雫にも生け贄になってもらいます。宗一郎はわざわざ雫が家にやってきたのはカートレット家の方で何かあったのではと言うと、雫は肯定しますが、その内容については教えてくれませんでした。それはいつもの事でいくら喧嘩が強くてそれなりに頭が回ってレッドラインという魔導具をその身に宿す宗一郎といえどもただの人間には違いないから。エリスも雫も宗一郎には魔法世界に関わらせて危険な目に遭わせたくないからでした。その後、雫はエリスと宗一郎がどうやって知り合ったのか気になっていたため、宗一郎にその時の事を聞き出します。宗一郎はエリスには内緒で当時のことを話し始めますが・・・。
4年前の秋。レッドラインのせいで疑心暗鬼の状態になっていた宗一郎は、その日も一人で猫の手部の依頼を完了させ部室に戻ろうとしていたとき、紅葉並木で複数の男子生徒が倒れているのを発見。慌てて駆け寄ると、その近くには1人の女子生徒が立ってました。金髪で赤い瞳で同学年。宗一郎は彼女の姿を見てある1人の女子生徒の噂を思い出します。恐ろしく喧嘩が強く、荒れくれものとして有名な女子生徒。その噂を思い出した宗一郎は面倒事に関わるのはゴメンだと思い、その場を去ろうとしましたが、そのとき彼女の横顔がどこか寂しそうな表情を浮かべていたことに気付いてしまい、思わず声をかけてしまいます。どうして、そんなに寂しそうな表情をしているんだ?と。
彼女との応答でふとスポークから麻保志学園は人間以外の異種族もいて彼ら異種族が人間として暮らしていけるように教育するのがこの学園の目的である・・・ということを思い出し、少女に「人間じゃないのか?」と問いかけます。すると、その少女に胸倉を抑え込まれて何者なのと問い詰められます。宗一郎は自分のことを正直に話しますが、少女には信じてもらえず、それを証明するために部室に連れていき、スポークを紹介。少女はひとまず信じることにしますが、宗一郎が自分のことを学園に報告することを懸念して24時間監視すると言い出しますが、宗一郎はそれならそれ相応の対価は支払ってもらうと答えます。その対価は正体を教えてもらうこと。そして、最後は交渉に負けたエリスが折れ、自己紹介を始めます。エリス・フォール・レンフォード。ただの吸血鬼よと。こうして宗一郎とエリスの出会い、エリスは宗一郎を監視するために同居することになったのでした。
それから数日後。すっかりエリスがいる生活に慣れ彼女に情が移ってしまった宗一郎は、ひょんなことからエリスの裸を見てしまいます。エリスにパフェを奢ることで裸を見られた件を許してもらうことになりましたが、そのときエリスから裸を見られたことについて何とも思われてないのが魅力がないみたいで悔しいと言われたため、宗一郎はエリスの裸に見惚れていたと言い返すと、お互い恥ずかしがって無言になってしまいます。すると、エリスはそんなこと言われても全然嬉しくないと言いましたが、その言葉はレッドラインに引っかかり、嬉しがっていることがバレバレになっていました。しかし、ある程度親しくなったとはいえ、彼女が吸血鬼であることを学園に隠していたり時々単独行動している理由は未だ教えてもらえず不明のままでした。そして、パフェを食べたエリスが立ち上がると、ふいによろめいたため宗一郎が彼女を支えます。エリスは「そろそろ本格的にやばくなっている」と呟き、また用事があると言って去って行くのでした。
エリスにパフェを奢ってから数日後、依頼で探し物をするため街へ出ると救急車のサイレンが近づいているのが分かり、アーケードには人の輪が形成されていました。嫌な予感がしてそこへ行くと、今にも倒れそうなエリスの姿がありました。そろそろ救急車が来るはずだと近くの人から聞いた宗一郎は、彼女がもしも病院に運ばれたら吸血鬼であることがバレてしまうのではないかと考え、彼女を背中に乗せ逃げるようにして走って家に向かいます。家に着いてベッドに寝かせると、エリスは目を覚まし起き上がろうとしますが、力が入らないのか再びよろめいてしまいます。それでもエリスは立ち上がろうとし、やることがあると言います。宗一郎はそのことについて聞きますが、エリスが櫻井には関係ないことと言ったため、関係ないとは言わせない、ここまで運んだ対価として事情は聞かせろと言い返します。すると、エリスは観念して事情を話します。血が足りない・・・これまでは実家から持ってきた輸血パックで凌いできたけど、それが無くなってしまい血が不足しているということでした。吸血鬼は最低でも1日280mlの血が必要で、それを怠ると身体活動が低下し、日光や十字架に弱くなる。純血の吸血鬼であるエリスはある程度が耐性があるものの、それでも1週間血を補給していないと限界が来てしまうようでした。最近エリスが単独行動を取っていたのは血を入手するためでしたが、そんな簡単にはいきませんでした。
吸血鬼について教えてもらった宗一郎は、それなら俺の血を飲めと言いますが、エリスはそれを断ります。現代の吸血鬼は人間との盟約によって、生きた人間の血を吸ってはいけない決まりがあり、それを破ったら同族に処刑されるほどの重い罪になるとエリスは言い、更に人間の血は吸血鬼にとっては麻薬よりもタチが悪いくらいの中毒性があるため、1度吸ってしまったら我を失って人間の血を求めるようになると補足します。それでも他に延命する方法があるとエリスは言いますが、それを教えることを頑なに拒否。その代わり、自分が人間の世界に来た理由を話します。エリスの実家であるカートレット家は吸血鬼の中でもかなり格式が高い一族であり、一人娘のエリスは跡継ぎとして小さな頃から厳しい教育を受けていました。エリスはその厳しい教育もカートレット家の一員として当然の義務だと信じて耐えていました。しかし、ある日ふと考えてしまいます。自分の人生って誰のものなんだろうと。1度そう思ってしまったら、自分の人生が勝手に決められていくことに耐えられなくなっていました。そんなときに追い打ちをかけるように両親からお見合い相手を紹介されます。所謂政略結婚でした。そのときエリスは気付きました。両親はあたしを娘ではなくカートレット家の血を絶やさないための後継者としか見ていなかったのだと。それに気付いたエリスは従者に自分の抱えていたことを全て話し相談します。もう嫌だ、ここから逃げ出したいと。その後、エリスはその従者に協力してもらい、家出して麻保志学園に入学しました。従者に協力してもらい、人間の世界に来てからも輸血パックを手配してもらっていましたが、従者から「もうすぐ会える」という連絡を最後に輸血パックも途絶えてしまい、エリスは血を入手する手段が無くなってしまいました。
自分のことを全て話したエリスは、宗一郎にこのまま生きてたって何も楽しいことなんてないし、家から追われ続ける人生だから、もういいかなと諦めの言葉を口にします。宗一郎はそれを聞いて「死にたくなくても死んだ奴も居る」と言って自分の母親のことを思い出します。そして、お前はまだ生きれるかもしれないのだから精一杯生きろと訴えますが、エリスはこのまま追われる人生を送るくらいなら死んだ方がマシと言い返します。すると、宗一郎はあることをエリスに約束。俺が生きてて良かったと思えるぐらいの人生をくれてやる。絶対に死なせてなんかやらない、お前を絶対に救ってみせると。輸血パックを手に入れるため、スポークに相談した宗一郎。しかし、入手ルートは全て吸血鬼に押さえられてしまっていました。そこから横流ししようとすると、エリスの存在が知られてしまう可能性がありましたが、それなりの対価を支払えば応じる入手ルートもあったため、宗一郎は魔導契約書を使ってMPのローン支払いという条件で、そのルートから輸血パック1ヶ月分を入手。エリスは何とか一命を取り留めます。数日後、日常生活を送る分には問題ないほどに回復したエリスは、猫の手部の部室で宗一郎とスポークにお礼を言い、何かお返しがしたいと言います。そこで宗一郎は、猫の手部の一員として一緒に依頼をこなしてほしいとお願いし、エリスは猫の手部に入部。血に関しては1ヶ月後にエリスの家出に協力していた従者である雫が人間界にやってきて供給ルートを確保し、エリスは安定して血の補給が出来るようになりました。
エリスとの馴れ初めを話した後、エリスの初めての手料理が完成。出来は酷いものでしたが、宗一郎も雫もエリスが一生懸命に作った初めての料理だからと食べることにしたのでした。
2016年9月7日。エリスは部活を休ませてほしいと宗一郎にお願いしてきます。どうしてもやらないといけないことがあると言って。彼女の体調は誰が見ても芳しくなかったものの、それでもここが正念場と言ってエリスは部室を出ていきますが・・・。
2016年9月11日。部活を休むと伝えられてから4日間、エリスとの連絡は途絶えていました。雫とも連絡が取れなかったため2人は一緒にいる可能性は高かったものの、さすがに心配でした。しかし、夜になってエリスを捜しに行こうと外へ出ようとしたとき、エリスが疲れた顔をして帰ってきて倒れ込みます。寸でのところで宗一郎は受け止め、彼女をベッドに運ぶことに。その様子から血が足りていないことが分かった宗一郎は、目を覚ましたエリスから事情を聞くことにしますが、エリスは宗一郎には関係ないと言って突き放します。しかし、宗一郎に昔の約束を盾にされ仕方なく話すことに。
エリスが生きていくために必要な輸血パックについて、今まで雫が確保していた入手ルートが急に使えなくってしまいました。今まで協力してくれた人物が急に血を渡すことは出来なくなったと告げてきたのです。雫がずっと動き回って新たな入手ルートを探していたものの見つからず、エリスも協力することにしましたが、彼女たちの行動が見透かされているかのように全てのルートが潰されて交渉すら出来ませんでした。まるでエリスに血を提供させないように、誰かが裏から手を回しているようでした。宗一郎は4年前のように魔導契約書で交渉してもらうようスポークに頼みますがそれも断られたため、完全に手詰まり状態になってしまいます。しかし、4年前にエリスが他に延命する方法があると言ったため、その方法をエリスに聞きますが、エリスはそれを教えるのを渋ります。しかし、宗一郎がこのままだと最後の手段として家に戻ることになると言うと、エリスはソウと一緒にいたいと言って、その延命の方法をするかどうか考えることにするのでした。
それから数時間後。エリスはようやく延命の方法を取ることを決意し、宗一郎に教えます。その延命の方法とは宗一郎とエッチするというもので、女性の吸血鬼は、性的に興奮している状態で精液を体内へ取り入れることによって禁断症状を抑えるということでした。しかし、それは身体を誤魔化しているだけであり、最終的には血が必要になりますが、それでもあと20日はもつということで、宗一郎はエリスを救うため抱くことを決意。こうして2人は初体験を済ませるのでした。
事後、エリスはこのことは雫に話さないでほしいと宗一郎にお願いします。雫は責任感が強いから、自分のせいでこの事態になったことに責任を感じて追い詰めてしまうからと。宗一郎はそれには了解し、1つ気になったことをエリスに聞きます。回復能力が高い吸血鬼は処女膜も再生されるのかと。エリスは呆れながら再生されないと言いますが、宗一郎にもしもエリスに好きな人が出来てセックスをすることになったときことを考えたらと言われて、更に呆れます。ソウにはこういうことはちゃんと言葉にしないと伝わないよねと言って。そして、あたしは初めてがソウで良かったと伝えます。これがあたしのホントウノキモチだと。すると、2人はお互いに照れているのを隠すために寝ることにしますが、エリスは宗一郎が意識を逸らそうとした瞬間を狙い、宗一郎にキスをするのでした。
2016年9月12日。昨日の事があり、お互い意識してしまいますが、未だエリスの危機的状況は変わらないことから、宗一郎はエリスに協力すると言います。エリスは宗一郎の意志が固いことを察したため、協力してもらうことにしますが、宗一郎もまた依頼をこなさなければ自分の生命を維持できないことから、魔導契約書で依頼するという形を取ります。宗一郎はエリスと魔導契約書で契約を交わしますが、その対価が一日一回、人間の視線が向けられている状態で宗一郎にキスをするという内容だったため、エリスは「なんじゃこりゃあ!?」と叫んで驚くのでした。放課後、部室で作戦会議をしますが、宗一郎は今回の件はカートレット家は絡んでいないと見ていました。何故ならやり方が回りくどいから。他にエリスに明確に敵意を持っている人物がいるのではと推察しますが、それが誰かは今のところまったく見当がつかなかったため、行き詰ってしまいます。休憩がてら飲み物を買いに外に出た宗一郎は、協力者と直接交渉するために出かける雫と一緒に紅葉並木を一緒に歩きます。いつもエリスのためにカートレット家を敵に回してまで行動する雫を見て、従者というだけ以外にも彼女に仕える理由があるのではと考えた宗一郎は、その理由を聞き出します。
雫は代々カートレット家に仕えているサージェント家の出身でした。サージェント家はカートレット家の者に一人ずつ専属に就くことが義務付けされていましたが、雫は兄や姉に比べると成績が悪く落ちこぼれの烙印を押されていました。そのため、カートレット家は誰も彼女を従者にしようとしませんでした。サージェント家から無能の烙印を押され追放されそうになっていた雫ですが、そんな彼女を救ったのがエリスでした。ある日、エリスが母親から貰ったプレゼントの髪飾りを失くしたため、屋敷の人間総出で探したものの見つかりませんでした。落ち込むエリスを見て、雫は放っておけなくなり、1人で探し続けた結果、奇跡的に発見。それがキッカケでエリスは両親に頼み込んで雫を従者にしました。両親の反対を押し切ってまで自分を従者にしてくれたエリスに恩義を感じた雫は、カートレット家ではなくエリスに忠誠を誓うことにしたため、エリスの家出にも協力したのでした。
2016年9月13日。関係を持ってからというもの、ギクシャクした雰囲気が続く2人。葵たちと一緒に昼食を食べたときも、今までのエリスならば宗一郎と葵の関係を応援していたはずが、応援する言葉がレッドラインに反応したため、それが宗一郎には気になっていました。放課後の帰り道、ノルマのキスを済ませると、エリスは再び倒れそうになります。宗一郎は1回だけでは精液が不足しているのだと理解し、それならどうして言ってくれなかったんだと言うと、エリスはあたしだって女の子なんだよと答えます。それを聞いて宗一郎は、エリスのことを異性として認識していてあくまでも表面上だけのことで深層心理では今までの異性を感じさせない居心地の良い関係でいたかったのだと気付き、エリスに今回は俺が全面的に悪かったと謝ります。そして、家まで行くのは無理そうだったため、宗一郎はエリスを教室まで連れていき、そこでセックスをします。その後、今度こそ下校しますが、先程のエッチのことでエリスをからかっている彼女からも意識した雰囲気がなくなっていることに気付き、エリスとこんな風にバカ話をしている方がいい、俺が気兼ねなく話せるのはエリスだけだから・・・これからも色々あるかもしれないが、2人でなら解決できると信じてると伝えると、エリスもソウと気まずくなってるのがキツかった、色々と変わってしまった部分もあるけど今まで通りあたしに接してほしいとお願いしてきます。すると、宗一郎は「無理だな」と答え、関係まで持ってしまった以上異性を感じる奈というのは無理な話で、今までと関係は変わらないが、エリスに対してデリカシーが無かったことを反省して、少しは優しくすると言います。すると、エリスは調子に乗って寝起きは優しく起こしてくれる?夜中にゲームやって騒いでも怒らない?と聞きますが、宗一郎にはそんなわけないだろと一蹴されてしまうのでした。
2016年9月14日。先行する雫の下へと行き、最初にエリスに輸血パックを提供していた人物に会いに行き、レッドラインで圧力をかけてきた人物を特定することになった宗一郎は部室を桜月に任せて出て行きます。エリスは繁華街で別ルートの交渉にあたることになっていましたが、桜月に宗一郎との関係を疑われてしまい、スマホを忘れて慌てて部室を飛び出します。エリスのスマホに気付いた桜月はエリスを追いかけて行きますが、そこで見たのは宗一郎とエリスがキスをしている光景でした。2人の契約のことを知らない桜月は2人のキスを目撃して「どうして・・・」と呟くのでした。
2016年9月15日。昨日の交渉は失敗に終わり、輸血パック入手ルートの確保は再び暗礁に乗り上げましたが、そこへもう1つ厄介な事案が発生します。部室に学園側の使者がやってきて、最近魔法世界出身の生徒が魔力を奪われる事件が発生していると話します。そして、宗一郎たちに事件解決に協力してほしいということでした。宗一郎はエリスの件を最優先にしたいと考えていましたが、猫の手部としては学園側からお目溢しを貰っている上、エリスの正体を知られるわけにはいかないため、逆らうことは出来ないと考え、引き受けることにします。猫の手部は二手に分かれ、輸血パックの件を宗一郎とエリス、謎の襲撃者については雫と桜月で調べることにします。宗一郎とエリスは今までエリスに輸血パックを供給していた人物を再び調べることにしましたが、その人物が取引しているのがエリスの実家のカートレット家と雪華の家の帝堂グループでした。カートレット家との交渉は不可能なため、雪華と交渉することにした2人は、生徒会室に向かいますが、葵から会長は実家絡みのことで海外に出ていて学園にいないことを聞かされ、戻るのは3日後になるということでした。葵にお願いして雪華と連絡を取ってみたものの、やはり戻るのは3日後になるという回答でしたが、帰国した後なら時間を必ず空けると約束してくれたため、宗一郎とエリスは雪華の帰国を待つことにしたのでした。
2016年9月18日。雪華が帰国したため、早速交渉に向かった2人。しかし、雪華は輸血パックの横流しの条件として、宗一郎を自分のモノにすると言ってきたため、ある程度そのことを予測していた宗一郎は構わないと答えようとしたところをエリスが止めます。宗一郎が望んでいるなら構わないけど、あたしのために宗一郎が望まぬ条件を受け入れるくらいなら血なんていらないと。宗一郎はそれを聞いて、エリスの身の安全を最優先するなら受け入れるべきだが、エリスがそれを望まないとするなら別の方法を考えようと思い、雪華への返事は一旦保留にすることにします。その後、エリスのゲーセンに付き合いましたが、その帰りに同じ麻保志学園の女子生徒が男子生徒に告白して振られてしまうのを目撃。それを見たエリスはその女子生徒のことを凄いと言います。向き合うということは答えが出てしまうということ、それはすごく怖いことだと。宗一郎がエリスにもし向き合わなくちゃいけなくなったらどうすると問うと、エリスは「逃げる」と答えます。目標をしっかり持っている人は向き合わなくちゃいけないかもしれないけど、ただ今の場所で立ち位置で関係でいたい人にとって、無理矢理背中を押すのは自分勝手であり、誰もそんなことを望んでいないと。変わらないことこそ幸せと考えている人間に変われというのは自らのエゴを押し付けているだけ・・・宗一郎も彼女の言うことは理解できました。宗一郎も雪華や桜月たちと同じ答えを出すタイプだったため、エリスは羨ましいと言います。そこで宗一郎が時計を見るとそろそろキスをしなければいけない時間帯になってきたため、2人はキスをすると、そこを葵に見られてしまいます。葵にエリスと恋人になったのか聞かれた宗一郎でしたが、本当のことを言うことは出来ずにいると、葵は走り去ってしまいます。そして、エリスは葵から質問された2人の関係について、あたしたちの今の関係って何なんだろうねと呟くのでした。
2016年9月19日。自分の気持ちに気付きながらも否定し続けるエリスは、宗一郎とのキスについても悩み、苦しんでいました、宗一郎は彼女の苦しい顔は見たくないと思い、彼女を抱きしめますが、今のエリスにとってそれは逆効果で、逃げられてしまいます。その後、エリスは自分の気持ちについて考えたいから、しばらく雫の部屋に泊まると携帯に連絡が入ります。こうして、2人は一度距離を置くことにしたのでした。
2016年9月22日。エリスと距離を置いて3日後。パートナーを入れ替えて調査を再開していた猫の手部。宗一郎は雫とコンビを組んでいました。その雫からエリスとセックスをしてることを見抜かれ、エリスのことをどう思っているか聞かれます。雫は純血に拘るカートレット家が宗一郎のことを許すはずがないから、お嬢様だけは止めた方が良いと忠告しますが、宗一郎は自分の心を偽ってまで別の選択肢を選ぶようなことは出来ないと言い、そこでようやく自分のエリスに対する気持ちに気付きます。その直後、桜月からエリスが倒れたと聞いて、彼女の下へと向かいます。その後、エリスを部室に連れて行き、他の人には席を外してもらい、エリスが起きるのを待った宗一郎。エリスが目を覚まし、自分の気持ちに向き合うのも宗一郎の気持ちと向き合うのも怖いと話したため、宗一郎は自分から行動を起こすべきだと考え、エリスに好きだと告白。エリスは宗一郎の気持ちが本物だと分かると、宗一郎に抱きついて自分の気持ちを誤魔化し続けるのが苦しかったと言って泣きだします。そして、自分の気持ちを抑える必要がなくなったエリスはようやく安心した顔を見せ、2人は恋人として初めてのセックスをするのでした。
エリスは4年前から宗一郎の事が好きでした。その4年前。エリスの命を救った後、彼女は猫の手部に入部しましたが、彼女の悪い噂が尾を引いて猫の手部への依頼が激減。その代わり“荒事”の依頼が増えていました。それを受けてしまえば学園に目を付けられてしまう、しかし、猫の手部の活動には自分の命がかかっている・・・その狭間で悩む宗一郎の姿を見て、エリスはわざと宗一郎が嫌いな嘘を吐いて宗一郎の部屋から出て行きます。それから数日。エリスは姿を見せなくなり、学園側には猫の手部の退部届が提出されていました。エリスは街の不良や素行の悪い上級生相手に暴れ、現在が停学処分を受けているようでした。宗一郎は彼女の行動が自分のためにしているものだと分かってたため、夜に彼女を捜しに行き、ようやく見つけます。エリスは宗一郎には関係ないと言いますが、エリスが猫の手部のために自分に悪評を集めているのは分かっていたため、そのことを指摘するとエリスは言葉を詰まらせます。今までレッドラインに反応した人には拒否反応を示していた宗一郎ですが、嘘には種類があるということを教えてくれた彼女の嘘には不思議とそれを感じませんでした。エリスは自分には価値が無い、一緒にいても迷惑をかけるだけと言いますが、宗一郎はエリスが自分の持つレッドラインが原因で離れたりしなかった、そのことが自分にとって何よりも価値があると言い、だからずっと俺の傍に居て欲しいと伝えます。それを聞いたエリスは宗一郎の傍にいることにし、2人はこの日からパートナーとして一緒に暮らすことにしたのでした。
2016年9月23日。輸血パックの横流しの件で雪華に断りを入れた宗一郎。次はエリスが桜月に対してケジメを付ける番でした。エリスは桜月と2人きりになり、宗一郎と付き合い始めたことを報告し、今まで自分の気持ちに嘘を吐いていたことを謝ります。すると、桜月は彼女を怒るようなことをせず、たた微笑んで「まだ櫻井くんのことを諦めたわけじゃないよ」と言い、エリスを許す代わりに宗一郎にアタックス許可を貰います。そして、エリスにずっとわたしの恋敵で居てね、じゃないと今度は許さないからとエリスに約束させます。その後、2人が部室に行くと、宗一郎たちは深刻な表情をしていました。それは、エリスをカートレット家に引き渡せ、さもなくば猫の手部関係者に危害を加えるという脅迫状があったからでした。宗一郎は脅迫してくるということは相手は焦っているのだと思い、雫と2人で問題を解決しようとしますが、それをエリスと桜月に止められ、全員で対処することにします。そして、桜月とエリスは常に一緒に行動することにし、事件が解決するまで宗一郎の部屋に桜月も泊まることになったのでした。
2016年9月24日。猫の手部を脅迫してきた容疑者の1人として雪華が浮かび上がったため、生徒会室に向かった宗一郎とエリス。しかし、生憎雪華は不在で、代わりに葵がいました。葵とは先日キスを見られて以来だったため気まずくなりますが、葵から話があると言われ屋上に出ます。葵は先輩のことだからキスの件は何か事情があるのだと分かってたのに冷静になれなかったと言って謝ってきます。そして、2人の関係のことにも気づいていたため、彼女はここで自分の気持ちにケジメをつけます。わたしとの事は忘れて下さいと真っ赤なウソを吐きながら。それは誰が聞いても嘘だと分かる言葉でしたが、葵にこのまま嘘を貫き通させて下さい、それがわたしなりのやり方だからと言われると、2人は何も言えなくなってしまいます。そして、自分の気持ちにケジメを付けた後、生徒会室に戻ろうとした葵は一度だけ振り返り、宗一郎に「今度はもう間違えないでください」と言い、宗一郎が頷き返すと、彼女は安心した顔を浮かべ去って行くのでした。そして、その日の夜、書類整理で遅くなった宗一郎は、エリスと桜月を先に帰らせていましたが、1人で下校途中、脅迫者と思わしき人物と接触。後ろから声をかけられたため、姿は見えませんでしたが、宗一郎は自分との格の違いを思い知らされます。しかし、それと同時に直接姿を見せたということは、相手が焦っているのは確実で逆にチャンスだと思っていました。そのことをエリスと桜月に話し、次は大丈夫だと言ったものの、エリスの顔は晴れることはなく・・・。
2016年9月26日。部室に直接訪ねてきたため、宗一郎は血の供給を止めたのは会長なのかと直接聞きます。雪華の答えは“ノー”でレッドラインにも反応しなかったことから、彼女は無関係だと分かり一安心。しかし、去り際に雪華は宗一郎に「貴方の揺るぎなき信念が果たされることを信じている」とだけ言い残していきます。宗一郎はその言葉の真意は理解できなかったものの、彼女が宗一郎を諦め、それと同時に何かを期待しているということだけは分かったのでした。
2016年9月27日。雪華は白・・・宗一郎のレッドラインではそう診断されたものの、エリスはまだ彼女を疑っていました。レッドラインを防ぐには、レッドラインの存在を知らなくては成立しないため宗一郎は、ある疑惑から魔導具を売買している組織はないかとエリスに聞き、エリスがそういったサイトがあると答えたため、そのサイトの顧客リストを手に入れてほしいとお願いしますが・・・。
2016年9月29日。魔道具を売買するサイトの顧客リストを手に入れた宗一郎は、とある人物の名前を探すと見事にその名前が載っておりため息を吐いていました。その後、エリスにデートに誘われたため、彼女と一緒に街や学園内を回りますがどこも思い出のある場所ばかりで、まるで彼女がどこかへ行ってしまうのではないか・・・そんな風に思っていた宗一郎ですが・・・。
2016年9月30日。スポークに調べてもらっていた件で事実確認が取れた宗一郎は、その真実を伝えることに気が重くなっていました。そして、エリスが努力の末に身に付けたオムライスを食べた後、今回の真相を話そうとし、エリスが淹れたコーヒーを飲んだところ、急激に眠気に襲われ、エリスのごめんね、ありがとうという言葉と共に意識を失います。宗一郎を眠らせた後、エリスは桜月と会い、このままここにいてもカートレット家に追われるだけだと言って家に戻ることを話し、宗一郎のことを彼女に任せることにします。当然、桜月はそれを許しませんでしたが、エリスは桜月と向き合おうともせず、また逃げ出してしまいます。そして、エリスは宗一郎と出会った紅葉並木までやってきて1人で泣いて「これがあたしなりの“たったひとつの冴えたやり方”なんだ」と自分に言い聞かせてると、その言葉に疑問を投げかける人物が現れます。エリスが振り向くとそこには睡眠薬で眠ったはずの宗一郎の姿がありました。宗一郎は自分の腕に包丁を刺して刺激を与え、睡眠欲に耐えながらエリスを追いかけてきたのです。
このままでは宗一郎の人生をメチャクチャにしてしまう・・・そう言うエリスの姿を見て、宗一郎はエリスが唯一出会ったときから成長していなかった部分を見抜き、彼女の本当の気持ちを曝け出させます。また逃げるのかと。宗一郎のためと言いながらそれを口実にして逃げている・・・立ち向かうのが怖いだけなのではと。一度も立ち向かわずに逃げるな、お前はただ失敗することを恐れて逃げてるだけだと言うと、エリスは臆病者でもいい、自分以外の誰かが傷付くのを怖がってい居るヘタレでもいいと答えます。レッドラインんは反応しなかったものの、反応がないからといって、それが本当の願いであるということではないと分かっていたため、宗一郎は1つだけ質問をします。カートレット家に戻った後の人生は楽しくなりそうかと。その質問に対してのエリスの反応を見て、答え聞く前に理解した宗一郎ですが、それでも本心を言わないエリスは実力行使で宗一郎を止めることにします。吸血鬼と人間では身体能力に違いがありすぎて、人間の中でも喧嘩は強い方である宗一郎でもエリスには歯が立ちませんでしたが、本来なら意識を失ってもおかしくないはずなのに、まだ立っていられるということがエリスの気持ちを証明していると思い、彼女が見せた隙を突いて抱きしめます。そして、カートレット家に追いかけられるというデメリット以上にエリスと一緒にいることにメリットがある、多少の危険があろうとも、好きな人が傍に居てくれる・・・そんな人生を俺は選びたいと伝えます。すると、エリスはようやく“ずっとソウの傍にいたい”という本当の願いを言葉にするのでした。
エリスがようやく自分の気持ちと向き合ったため、宗一郎は今回の事件を終わらせるため、今回の件の犯人の下へとエリスを連れていきます。宗一郎が向かったのはエリスが来るのを校門で待っていた雫のところでした。雫はレッドラインを無効化する魔導具「スノー・ジョブ」を付けており、それを魔道具売買サイトで購入していたのです。彼女の言葉にはレッドラインが反応しないため、“明らかな嘘”は吐くことはできず、雫は宗一郎から「自分はお嬢様の不幸を願っている」という言葉を言うように言われましたが、それを口にすることは出来ませんでした。それは宗一郎が言う雫が犯人であるということが真実であることを意味していました。それは雫が吐いたある1つの“嘘”を違う時期にそれぞれ聞いたから気付いた些細なことでした。そして、言い逃れは出来ないと悟った雫は魔道具を外し、全ての真相を話します。
1ヶ月半前に雫に届いた1通のメール。そこにはエリス・F・カートレットが麻保志学園に在籍していること、9月の終わりにカートレット家にその情報を流すことが書かれており、雫はすぐにでもエリスを連れだろうとしましたが、彼女の幸せそうな顔を見て思い留まります。しかし、カートレット家に追われる人生はお嬢様にとって本当に幸せなものなのか・・・それならカートレット家に戻り制限がある中で幸せな一生を過ごしていけばよいのではないかと考え、エリスが二度と家出しないように自分から帰るように仕向けることを計画します。そのためにレッドラインを無効化する魔導具を用意しましたが、魔導具を使うには魔力が必要だったことから、魔法世界の生徒の魔力を狙う必要がありました。そのため、魔法世界出身の生徒が襲われていたのです。そして、エリスをそそのかしたと自分が嘘を吐けばエリスに対しては温情が得られると考えていました。雫はそんなことをしたら殺されるとは分かっていても、それでも彼女に救われた恩返しがしたかったのです。しかし、それはある意味“諦め”でした。雫はエリスが宗一郎と人生を歩むと決めたことから、もう姿を見せずにお嬢様を守り続けると言ってその場を去ろうとしますが、それを宗一郎が止め、エリスみたいに逃げるつもりかと挑発します。主人であるエリスが立ち向かうことに決めたんだから、それについていくのが従者の鑑なんじゃないかと。そして、エリスが雫にも傍にいてほしいと伝えると、1ヶ月半もの間、主人を裏切り続けてきたことを許された雫は涙を流し、エリスに抱きつくのでした。

アキウソ -The only neat thing to do- アフターストーリー あらすじ
2016年10月1日。雫は今回の件について、部室で改めて謝罪。一番の被害者であるエリスが既に許していたため、皆も雫を許すことにします。それから雫を脅した真犯人から音声ファイルが送られてきて、宗一郎たちの勝利であること、自分にとってもカートレットが敵対関係になったこと、エリスの潜伏先について偽の情報を流し手を引くこと、この3点について話していました。真犯人の目的も分からないまま幕を下ろす・・・わけにはいかず、学園側の使者・鈴木(仮)がやってきて、今回の事件の犯人である雫に対して審判を下します。それは、今後学園の裏仕事をいくつか受けてもらうことで手を打つということでした。本当ならば退学もありえましたが、学園長はエリスのことも知っていて、それでもなお彼女をカートレット家に売ろうとはせず黙秘することにし、雫に仕事を請け負わせることにしたのです。こうして、謎は色々残ったものの、雫が興した一連の事件はこうして幕を閉じたのでした。
2016年10月2日。エリスは将来のことについて悩んでいました。桜月達にそのことを相談すると、桜月も葵も将来のことをしっかり考えており、雫もエリスについていくことを決めていました(それと同時に宗一郎の愛人宣言をしましたがw)。エリスは宗一郎に相応しい彼女になるため、一緒の大学に行くことを決意。勉強も家事も頑張ることにしますが、エリスがそのことを宗一郎に告げると、宗一郎は「熱でもあるのか?」と半信半疑になりながらも、彼女がちゃんと考えて行動することに感動するのでした。
2016年10月5日。再びグータラに戻ったエリスはダイエットのための薬を飲んだものの、それはダイエットではなく身体が小さくなる薬でした。身体が光った後、エリスは4年前の姿に戻ってしまい、猫の手部の皆からはおっぱい以外の価値がないと言われ、エリスは一刻も早く元の身体に戻りたいと思っていましたが・・・事はそう単純な話ではありませんでした。
2016年10月8日。未だに元に戻らないエリスの身体。おっぱい以外に取り柄がなかった彼女は、このままではいつか宗一郎に見捨てられてしまうと考えていました。そんな彼女に対して、宗一郎は身体的特徴で好きになったわけじゃないと伝えますが、エリスはそれなら行動で証明してほしいと言い、2人はセックスをします。すると、エリスの身体が再び光り出し元に戻ります。雫が調査した結果、その薬は本来は若返りの薬として開発したものの、中身を間違えて販売したということでした。そして、戻る方法はエッチして絶頂を迎える他に、5日経てば元に戻ると言われ、エリスはこの数日間の悩みは何だったのかと叫ぶのでした。
2016年10月11日。部室に雪華がやってきましたが、他に2人の生徒を連れてきていました。用件はゲーム部を名乗る男子2人が猫の手部の部室を明け渡してほしいというもので、エリスとのゲーム勝負で勝ったら部室を明け渡すということで話が付きます。しかし、2体2の対戦ゲームで勝負することになったため、宗一郎も参加することになってしまいます。宗一郎はひとまずそれを受けることにしますが、その前に気になったことがあり、雪華に何故今回この話を持ち来んだのか真相を聞きます。すると、雪華は教師陣からの圧力が激しくなっており、このままいけば猫の手部は潰されてしまうということでした。そのため、プロゲーマーを目指しているというゲーム部の面目を潰させて時間稼ぎをするという算段を思いついたのでした。
2016年10月18日。それから1週間、エリスの指導の下でゲームの特訓をした宗一郎。そして、いよいよ勝負の日を迎えます。三本勝負で一勝一敗にもつれ込んだ最終戦。相手の実力は本物で苦戦を強いられましたが、宗一郎を信じたコンビネーションで見事勝利。かくして、猫の手部の部室は守られたのでした。
2016年10月19日。ゲーム勝負が終わった翌日、立ち向かう勇気を持てるようになったエリスは、部室に宗一郎を呼び出し、お願いしたいことがあると言います。彼女はこのまま逃げ続けるよりかはここで決着を付けたいからとカートレット家に戻ることを決意しました。しかし、1人では不安だから宗一郎にもついてきてほしい・・・それがエリスからのお願いでした。しかも婚約者として。それがエリスの考えた宗一郎と安全で平和に暮らすための“たったひとつの冴えたやり方”でした。自分を変えてくれた宗一郎なら、両親の考えも変えてくれると信じて。宗一郎は若干不安に感じながらも彼女の信頼に応えるために一緒に行くことにし、エリスと新しい門出を決意するための契約のキスを交わすのでした。

アキウソ -The only neat thing to do- 感想
エリスとカートレット家の確執、桜月との友情、葵の気持ちのケジメ、色々と決着が付くお話になっていました。桜月との友情を描くところとか良かったですね。カートレット家についてはこれから話し合うってところで終わってましたが、この場合はエリスが立ち向かう勇気を持てたという過程が重要です。真犯人については謎のままでしたが、恐らく雪華でしょう。色々と事件が絡み合うため、犯人が誰かという推理モノを楽しむ感覚が味わえるのも特徴でした。レッドラインを利用されたトリックというのも2周目のオマケ要素もGOODです!フユウソへと繋がる部分も見えてきましたし、ラストエピソードへ一直線ですね。
それにしてもロープライスタイトルにしては長い。ウソシリーズは、ロープライスとは思えないほどのボリュームを誇ることでも有名ですが、アキウソもその例に漏れず長かったです。エッチシーンも満載ですし、このシリーズは本当にコスパが良いですね。シナリオも面白いし、Hシーンも良いし、文句なしです。あと、おっぱい。
エリスは基本的にグータラですけど、甘え上手なところがあり、それだけじゃなく意外と母性もある。普段は何もやらないけどやれば出来る子で、決しておっぱいだけが取り柄というわけじゃありません。でも、おっぱい。おっぱいおっぱい。金髪だし、髪を下ろすと見間違えるほどに美人になるし、個人的にエリスは結構気に入っています。あと、おっぱい。新キャラの雫に関しては、くすはらゆいさんというCVが手助けして結構良いキャラになってましたね。ちっぱいというところが残念ですが、それ以外は小悪魔なところも含めて悪くなかったです。まぁこれでおっぱいが大(ry
Hシーンは10回。内、本番H有りは9回。ただし、本番連戦であるのが2回あります。本番Hでおっぱいを見せた回数は、トータル11回中9回あります。おっぱい見せる率は高めでそこは満足しました。とにかく、シリーズNo.1の圧倒的なボリュームをお楽しみ下さいwww パ○ズ○フェ○も2回あり、1回目はアングル的にもシチュエーション的にも文句なし。朝フェ○ではなく朝パ○ズ○フェ○ですしね!とても良かったです。2度目のパ○ズ○フェ○は宗一郎がゲームをしながらでエリスが教えながらだったので前半部分は微妙でしたが、後半はフェ○に集中してくれるので良かったですね。ただ、肝心の本番Hがバックだったので残念でしたが。まぁでも、全体的にはおっぱい見せる率は高かったため、満足しました。やはり、エリスっぱいは良い。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
そういえば、アフターでエリスが4年前の姿に戻りましたけど、ちっぱいエリスとのHシーンに需要あるの?おっぱいがエリスの存在価値だったというのに、今更ちっぱいのエッチシーン見せられて、おっぱい星人が満足するとでも思ったのか!まぁここのエピソードはネタ的な要素が強かったですけどね。前後の繋がりがなかったですし。意外だったのは、雫も交えた3Pがなかったことかなー。雫はあんな性格ですけど、意外とそういうところは真面目なのかな・・・愛人宣言してたけどw まぁ自分的には雫はちっぱいなので3Pがなくて一安心でしたが。ちっぱい子との3Pが混じるとHシーンが1回分無駄になってしまいますからね(爆) あとは画面拡大のON/OFFが欲しいなぁ・・・折角おっぱい見せてるのに拡大されて見えなくなってしまうことが多いから。これはCampus作品のときに毎回言ってるような気がしないでもないですが、それぐらい重要なんですw
まぁそんな感じで。今までのヒロインの出番も多いですし、ボリューム的にもエッチシーン的にも良かったので、特におっぱい星人にオススメですわ~(*'∇')
ところで、自分は毎回起動時に初回認証を求められるんですけど、同じ現象の人はいますかね?

さーて、最後に~。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

ではでは、お次も2016年11月発売タイトルになりますよ~。

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アキウソ -The only neat thing to do-

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!(エンドレス

 


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アペンドまだー? (ANALOG)
2016-11-28 01:03:55
このシリーズ最初にキャラ発表された時にエリスが好きだなぁ、と思い彼女がヒロインの奴が出るまで手を出さなかったんですが・・・

もしかして過去のシリーズ必須だったりします?
ホームページのコンセプトには問題ないと書いてありますが、あらすじをチラ見した限り結構な設定があるようなので・・・

11月はフルプライス作品三本も突っ込んだので懐が寒く、過去シリーズまでは手が出ませんorz

あとこれは記事にまったく関係ないことなんですが・・・月末恒例の例のアペンドまだきてませんよね?
返信する
まだですね~。 (こばと)
2016-11-28 01:55:25
ウソシリーズは過去作をプレイしてなくても、設定部分については大まかな説明があるし、皐月や葵についての説明も大雑把ですが、その2人の話については特に今回の件とは関係ないので、無視しても大丈夫だと思います。
雰囲気さえ分かればそれで。まぁもちろん全部知ってた方が話の流れは掴みやすいですし、楽しめるとは思いますが。

Hシーン無しでいいなら、その内ウソシリーズもそれ以外も全シリーズが無料でダウンロード出来るようになると思いますので、ストーリーだけ知りたいならそちらでプレイすると良いと思いますよ。
まだ配信日は未定ですけど。

例のアペンドはまだですね~。もしかすると30日ギリギリかもしれませんね。
返信する
ちなみにアペンド配信されてますよ~ (通りすがりのエロゲーマー)
2016-11-29 00:08:56
どうもです。

やっと、やっとクリアしました。
想像していた以上に長かった~。
これでロープライスってどういう予算のかけかたしているんでしょうね。
ヘタしたらフルプライスでこのくらいのメーカーなんてたくさんあるでしょうにww

内容もかなり面白かったですけど、思ってた以上にエリスはめんどくさい子でしたね。ここまで終始面倒なストーリーになるとは思っていませんでしたわ。結局、実家との確執は残ったままですし。そのあたり、もっとスッパリ勢いまかせに解決してくれるかと思っていましたので、ちょっとそこだけは残念ですね。

あと、ここに至ってもますます雪華のラスボス感がうなぎ登りで止まりませんねww
確かに色々、フユウソへの伏線なのかな、と思う点はありましたけど、よくよく考えるとあの人のこと何一つわからないままじゃありません?

何か僕的には、フユウソの概要すら想像つかないまま続くことになっちゃってるんですけど、早いところ発売日を決めて欲しいですね。
まさか、急遽、三月には来ないですよね?
返信する
ブログ最新記事をどうぞ(*'∇')つ (こばと)
2016-11-29 00:17:57
こんばんはです。

クリアおつかれさまです。ウソシリーズの中でも特に今回は長かったですねw
ロープライスでここまで長い作品はないですよ、本当にw

エリスもそうだけど、雫もですね。カートレット家との確執については未解決ですが、たぶんあの後解決したんでしょう・・・と思うことにしましたw

雪華については完全には分からないものの、目的は分からずとも、ある程度伏線らしきものは出てましたね。さすがに今回分かるようには描かれていませんでしたが。
フユウソはロープライスで収まるのか?っていう疑問はわきますねw
たぶん、雪華の要求を呑むかどうかのところで分岐するとかそんな感じなんじゃないのかなって思ったり思わなかったり。
発売月については3月は怪しいですね。
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