こばとの独り言

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「二人と始める打算的なラブコメ」 あらすじ・感想

2018年06月11日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム
2018年5月発売タイトル第5弾は、Campusの「二人と始める打算的なラブコメ」でした(*'∇')
 
 
麻保志学園シリーズ新章突入ですね。
 
二人と始める打算的なラブコメ 概要
毎度お馴染み麻保志学園シリーズ。今作は今までのシリーズの登場人物が全員卒業した後のお話になり(正確には1作目の「ハルウソ」から3年後)、麻保志学園シリーズ初のダブルヒロインとなっています。
尚、若干、麻保志学園の校則が変えられており、以前は学園に多額の寄付をしている家の子のみ制服をアレンジすることを許可されていましたが、この作品の時代では自由な制服(私服ではない)を着る事が許されるようになっています。・・・葵ちゃんか?葵ちゃんが変えたのか?w
 
二人と始める打算的なラブコメ キャラクター紹介
矢上一真
本作の主人公。計画性がないせいで借金を背負い夜逃げ生活をしていた両親だったせいか友達がいない日々をずっと送っていた。その両親は既に他界している。両親が亡くなった後の数年間、親の借金返済のために馬車馬のごとくアルバイトをしまくり、借金は何とか清算できたが、残ったのは清算で残ったはした金と自分の身体だけだった。
両親は元々資産家の家の生まれだったが、家同士の仲が悪すぎて結婚を反対されたため、資産を捨てて駆け落ちした。そのことから、一真は両親を反面教師にして、何をするにしても計画を立てるようになり、逆玉の輿を狙ってお金持ちになるという野望を抱いている。その野望を達成する為に、貧乏人とお金持ちのお嬢様が1つの学び舎に通う環境が整っている麻保志学園に編入すべく猛勉強した。ただ、苦労ばかりさせられた両親に対して色々と思うことはあるが、恵まれた容姿だけは感謝している。
かつて幼い頃に出会った少女が初恋の相手だったが・・・。
 
帝堂白雪

本作のヒロインその1。麻保志学園2年生。日本有数の大企業である帝堂グループの分家の娘で、ウソシリーズのヒロインの1人、帝堂雪華の従妹にあたる。その雪華とは仲が良く、自分よりも優秀な彼女のことを尊敬している。現在は雪華が麻保志学園に通学していたときに利用していた屋敷に通学用として住んでいる。
容姿端麗、成績優秀。しかし、かなりの毒舌家で運動が大の苦手。その容姿から非常にモテて毎日のように男子から告白を受けており、心底うんざりしている。そんな彼女に付けられた仇名は“温室姫”。名の由来はいつも温室で昼飯を食べているから。温室にある花は緑化委員会に所属している白雪と従者の希乃が世話をしている。
一見クールで大人びているが、実はものすごく負けず嫌いで、普段はあまり他人に対して興味を抱かない彼女が1番他人に関心を持つのが勝負事である。勝負事をしているときの彼女は年相応に見える。
 
佐倉希乃

本作のヒロインその2。麻保志学園1年生。幼い頃から白雪に仕えている専属従者で、ずっと住み込みで働いている。従者としては元気すぎるくらいで普段はおっちょこちょいなところがあり、トラブルを招きやすい体質。
しかし、水面下で色々と考えており、案外強かで有能である。イタズラ好きなところがあり、侵入者防止用のトラップを屋敷中に張り巡らせているが、役に立ったことはない(一真の一件は除く)。尚、イタズラ好きとは言っても時々相手からカウンターをもらうことも多い。ホラーが大の苦手で、そこだけはホラー好きの白雪と合わなかったりする。
 
二人と始める打算的なラブコメ あらすじ
逆玉の輿を狙って麻保志学園に転校してきた貧乏学生・矢上一真は、早速学園内を見て回り、どうやってお嬢様と出会い親しくなるかをシミュレートしていました。生活費を稼ぐためのアルバイトに関しても既に目星をつけていて、この日は面接があったため、早速そのバイト希望先へ向かいます。一真が面接をしたのは“Sunny Slope”という喫茶店(ハルウソのヒロイン・姫野桜月がバイトしていた店)でしたが、そこの店長がものすごく個性的な人だったため、一瞬思考が固まってしまいます。しかし、すぐに落ち着きを取り戻し、ビジネススマイルを駆使して面接を突破。予想外の事態はあったものの、こうして一真は無事にアルバイト先にありつくことが出来たのでした。
面接が終わった後、街を歩いていると「助けて」と言いながら走ってきた1人の女の子と正面衝突。一真にぶつかってきた女の子は、私服姿とはいえ、自分と同じくらいに見えたことから麻保志学園の生徒かもしれないと思い、一真は良い面で噂されるためにも紳士的に女の子と接することにしました。一真は先ほど女の子が「助けて」と言っていたことから困っていることがあったら何でもすると言って相談に乗ろうとすると、不良たちがやってきて囲まれます。不良たちは女の子のことを“佐倉希乃”と呼んでいました。希乃は後は任せたと言って一真の後ろに回り込み、一真のことを“彼氏”だと言って盾にします。一真はひとまず事情を聞いてみると、不良たちは希乃が仕えている帝堂白雪にフられたことを根に持っていたため、その従者である希乃に突っかかってきたということでした。
一真は希乃の口からお嬢様とか気になるキーワードを聞きますが、こんな風に巻き込まれるのはイヤだと言い、不良たちから逃げるふりをして逆に不良たちに突っ込んでいきます。てっきり一真が逃げると思っていた不良たちは不意をつかれたせいか、あっさりと一真に倒されてしまいました。不良たちは一真が喧嘩に強いと勘違いして走り去ってしまい、本当に不良を倒してしまったのを目の前で見ていた希乃は驚きます。そして、巻き込んでしまったことを謝った後、ありがとうございましたとお礼を言って頭を下げると、一真もさすがに怒る気力もなくなり彼女を許してあげます。そして、希乃から後で改めてお礼がしたいからと名前を聞かれると、一真はすかさず恩を売って自己紹介をします。希乃も改めて自己紹介しますが、彼女も同じ麻保志学園の生徒だったことから、一真は転校初日に奇妙な後輩が出来たのでした。
不良たちとの一戦でわずかではあるものの怪我をしていた一真は、希乃からお礼もしたいから屋敷で治療すると言われ、帝堂家の屋敷まで連れてこられます。その屋敷は一真が思っていたよりも豪華であったことから、いきなり当たったかもしれないと思い、そこのお嬢様と仲良くなるシミュレートを頭の中で始めます。その後、屋敷の中まで案内され、応接間で待たされます。しかし、救急箱を取ってくると言ったわりにはなかなか戻ってこなかったため、探し回るといつの間にか外に出てしまい、そのまま中庭を歩きます。すると、屋敷の方から何か飛んできたためそれを掴むと、それは女性モノの下着でした。こんなところを見られたらマズイと思ったものの、時すでに遅し。洗濯物を干すために庭に出てきたメイドさんとバッチリ目があってしまい、下着泥棒として追い掛け回されることになってしまいました。運動神経のいい一真は、しばらくの間はメイド達から逃げ回っていましたが、草叢に隠れた罠に引っかかってしまい、捕まります。身体を縛り付けられ、屈強な警備員や怖いメイドさんたちに囲まれてしまった一真のところへ、1人の女の子がやってきます。その子を見たとき、一真は幼い頃に出会った自分の初恋の少女の姿を重ねますが・・・。
騒ぎを聞きつけてやってきた希乃のおかげで誤解も解け(そもそも希乃が原因ではあったが)、治療も受けた一真は、“お嬢様”と呼ばれた女の子が帝堂グループの娘、帝堂白雪であることを知ると、逆玉の輿を狙って早速白雪を落とそうとします。しかし、1週間で十数人の男たちから言い寄られうんざりしていた白雪は一真を冷たくあしらい、希乃に一真を屋敷から追い出すように指示をします。白雪を怒らせてしまった一真ですが、まったく意に介さず、翌日から狙い目のお嬢様はいないか聞き込みを開始。しかし、誰に聞いても帝堂白雪の名が挙がることから、一真はどうしようか思案していました。確かに学園一のお金持ちに違いないものの、自分を振ったときの生意気な毒舌を思い出すと腹が立ち、落とす気になれませんでした。そこで白雪以外のお嬢様を狙うことにしますが、白雪以外のお嬢様も色々と問題があったため、計画がとん挫してしまいます。
そんなある日の昼休み。食堂が人でいっぱいだったため、どこか落ち着いて食べられる場所はないか探していると、希乃の後ろ姿をみかけたため、こっそり彼女のあとをつけます。すると、ガラス張りの温室へと辿り着き、そこには鼻歌を歌いながら花に水やりをしている白雪の姿がありました。一時は彼女に腹を立て、記憶の中の初恋の少女とは別人だと思っていた一真でしたが、その年相応の姿を見せる彼女を見て、再び初恋の少女と重ねてしまいます。しばらく彼女のことを眺めていると、白雪と目が合い、彼女は一真の姿を見て驚き、思わずホースを手放してしまい、一真はずぶ濡れになってしまいます。その後、二人が温室でいつも昼食を食べていることを知った一真は、お近づきになるチャンスだと思い、昼食を食べる場所を提供することを条件に水をかけたことをチャラにすると交渉を持ちかけます。すると、白雪は今回だけという条件で了承し、一緒に昼食を食べることになったのでした。
昼食を食べている間、歓談するつもりはないのか、白雪は徹底して一真を無視していました。一真はどうやって切り崩すか考えていると、希乃が白雪の専属従者であることを知り、先ずは白雪の信頼を得ている希乃から親しくなろうと思い、話し相手を希乃に切り替えます。希乃は年頃の女の子であるせいか恋バナに興味津々だったため、一真は白雪が自分の記憶にある初恋の相手かどうかを確かめるため、その少女の話をします。幼い頃のある日の事。公園のベンチに座って泣いていた少女を見て放っておけなかった一真は、その子に話しかけましたが、少女は“家にいるのが嫌で、飛び出してきた”と言います。一真もたまに家族が嫌になることがあったため、二人は共感して仲良くなりました。そして、何度か一緒に遊んでいましたが、一真は家の事情で急に引っ越すことになり、それきり会えなくなってしまいました。当時は分からなかったものの、今思い返すとあれは初恋だったと話す一真。その話を聞くと、今まで一真に興味を持たなかった白雪は意外そうな表情を店、意外と純情なのねと感想を言います。その後、一真が引っ越しを繰り返していると聞いたため、両親がお忙しい方なのねと言うと、一真の両親が亡くなっている事を知り、辛いことを聞いてしまったと謝ります。一真は、両親のことをロクでもないと言いながらも産んでくれたことには感謝している、どう頑張ってもここにある綺麗な花のようになんてなれない、それでも前を向いて生きて行こうと決めたと言うと、両親がいなくとも強く生きようとする一真を見て、強いのねと言いながら白雪は笑みを見せますが、その微笑みはどこか寂しげで切なく感じられるのでした。
初恋の話をしても白雪は何かを思い出すような素振を見せなかったため、初恋の少女だったのか確証が持てなかった一真。その日の放課後、たまたま通りかかった教室で、白雪が希乃にラブレターについて相談しているのを偶然耳にします。一真はあの白雪がラブレターを送る相手とは誰なのか気になり、バイトにも集中できませんでした。店長に相談して、少し落ち着いた一真は、白雪が最近話した男は自分しかいないだろうと思い、少し信じられない気持ちでいましたが、翌日、階段を登っていると上からラブレターが落ちてきました。白雪からのものに違いないと思い込んだ一真は、その手紙に書かれていた通りの時間に指定された桜の木へ向かいますが、そこで待っていたのは希乃でした。希乃は一真に近づくと耳元で囁きます。“センパイの計画、わたし、全部知っていますよ”と。希乃は白雪に近づいた男の素性調査をする役目もあり、当然、一真のことも調査していました。すると、一真がお金持ちのお嬢様のことについて聞き込みしていることが判明したのです。一真は希乃に知られこのことが公になったら自分の計画が完全に潰えてしまうと動揺しますが、そこへ希乃がある提案を持ちかけます。このことは口外しない、むしろ協力してあげると。ただし、ターゲットは白雪に絞るという条件で。その理由について、希乃は、白雪にも初恋の相手がいたものの失恋してしまい、それ以来、男性と関わるのを避けるようになってしまった、そんなのは悲しいことだから、お嬢様の心を開いてほしいと。一真は彼女の言う事が全て真実は限らないと思いつつも、自分の計画を知られている以上は協力せざるをえないと考え、希乃と手を結ぶことにしたのでした。
それから希乃の協力により白雪との接触が増えた一真は、周囲からも噂になっていきました。白雪は少しうんざりしていましたが、希乃から最近は彼と一緒にいることが多いせいか男子から告白される回数も減ったのではないですかと聞かれ、白雪はあることを考えます。一真を恋人ということにしておけば、他の男子を遠ざけることが出来るのではないかと。そのためには一真が自分のことを本当に好きかどうか確かめる必要がありました。そんなある日のこと、一真が女子生徒に告白されているのをこっそり覗き見していた白雪は、一真が他に好きな子がいると言って女の子を振り、その相手が帝堂白雪であることを告げていたため、希乃に一真の素性を調べるように命じます。彼の言葉が本当の気持ちかどうかを知るために。その翌日、昨日女子に告白された一真はまたも自意識過剰を発動し、白雪に告白すると希乃に宣言。しかし、希乃はまだ時期尚早だと言って止めようとしますが、不覚にも告白のシミュレートで一真にトキめいてしまったため、とりあえずやらせることにします。そして、放課後に白雪に告白してみると、白雪はあっさりOKし、希乃を驚かせます。OKした理由は、白雪にある考えがあるからでした。それは一真とは卒業するまで表向きは付き合うことにして男除けにするというもの。それを聞いた一真はムカつきながらも、それなら本当に惚れさせてやると心の中で誓うのでした。
仮の恋人同士となった二人。学園でも注目され、一真はこれを機に一気に白雪を落とそうと考えていましたが、誰も来ない温室での白雪は以前よりもガードが固くなっていました。白雪を落とすどころかますます遠くなってしまい疲労感だけが残った一真は、相談に乗ってきた希乃にある作戦を伝え協力を要請します。それは、白雪が怪しい人間にからまれてそれを一真が助けるという安直なものでした。しかし、二人が実行した狂言は思わぬ形で狂言ではなくなってしまいます。希乃と出会ったキッカケとなった白雪に振られた不良の男が仲間を大勢連れて二人の前に現れたのです。不良の男は最初こそ一真へのリベンジを考えていましたが、白雪が口を挟んだことで、不良たちの標的が白雪に変わってしまいます。一真はここで逃げたら白雪からの株が下がってしまうと思い、身体を張って白雪を守り抜きますが、怪我もあってか不良たちが退いた後、意識を失ってしまいます。その後、目を覚ました一真は、白雪から本当に私のことが好きなのか聞かれ、好きだと返しますが、今度は逆にどうしてそこまで人を信じられないのか聞き返します。すると、白雪は助けてくれたお礼だと言い、人が信じられなくなったキッカケを話し始めます。
白雪の家、帝堂家は日本で最も力のある一族と言っても過言ではなく、そんな家の人間に近づこうとする人間は数知れず、それは大人も子供も変わりませんでした。一族の中ですらも敵と味方に別れて争い続けているため、白雪も幼い頃から打算塗れの世界で過ごしてきました。それが当たり前で、だれもが腹に一物を抱えていたから。近づいてきた相手は、帝堂家との繋がりを求めたり、財産目当てだったり、そんな人たちに囲まれて、正気を保つために何事も割り切りが必要でした。しかし、白雪は割り切れませんでした。白雪は麻保志学園には後期課程からの転入でした。それまでは名家のお嬢様が通う全寮制の学園に希乃と一緒に通っていましたが、そこでは女性だけの世界特有の人間関係が形成されており、嘘と本音を使い分け、他者に取り入って他人の悪評を垂れ流す淑女たちを見て、白雪は疲れてしまいました。それからというもの、白雪は人を信じることを止めました。唯一の例外は希乃でした。一真はそれを聞いて、打算によって傷つくのを恐れているのかと聞くと、白雪はそれを認め、もう二度と裏切られるのは御免だからと答えます。そんな白雪の言葉を聞いた一真は、自分の中で罪悪感が大きくなっていきましたが・・・。
次の作戦は白雪が負けず嫌いだということを利用して、テストで勝負して“白雪が自分よりも上じゃなかったら”正式にデートをし、昼休みも温室で一緒に食べるという約束を取り付けた一真は、その日から猛勉強を始め、手応えもバッチリでした。しかし、頑張りすぎたせいでテストが終わった途端に眠くなってしまい、教室で寝てしまいますが、その時、初恋の子と最後に会った時にたんぽぽの指輪を渡したことを思い出していました。もしも白雪が初恋の子だったら、そんな子を自分の逆玉計画に利用していいものか悩み始めます。一方、白雪は教室で寝ている一真を見て、自分とデートするために頑張っていた一真のことをこっそり労い、その日は希乃が不思議がるほどのご機嫌な顔で過ごしていました。そして、テストの結果は同点。白雪は引き分けなら勝負はなかったことになると言いますが、一真が出した白雪の勝利条件は“白雪が一真の点数よりも上になる”ことであり、同点では一真の勝ちでした。白雪も自分の落ち度を認め、一真とのデートに応じることになりました。とはいえ、女の子とデートしたことがなかった一真は、協力者である希乃に相談を持ち掛けると、希乃はそれならデートの練習をしようと提案し、本番前日に希乃とデートすることになりました。希乃とのデートは思ったよりも楽しめ、一真はもしも白雪が初恋の相手だったら逆玉計画はあきらめようと決意、希乃から何故逆玉を狙っているのか聞かれた一真は、両親のことを話し、金持ちになって安定した生活がしたいと言いますが、希乃はそれなら今の生活でも楽しそうだし、お嬢様を狙うのは諦めてもいいんじゃないかと話します。しかし、一真は既に白雪のことが気になり始めていました。初恋の子に雰囲気が似ているから気になっているのか、それとも純粋に一人の異性として気になっているのか・・・明日のデートでそれを見極めたい。それが一真のデートの目的でした。一真は希乃に今後も協力してほしいと言いますが、希乃は少し寂しそうな顔をして一真の問いには回答せず、こうなることは予想できた、世の中はうまくいかないものと呟いて去っていくのでした。
そして迎えたデート当日。一真は希乃との予行練習が役に立ったのかそれほど緊張せずに本番を迎えらえましたが、希乃と一緒に回ったデートで行く場所がその日に限ってすべてダメになってしまい、落ち込んでしまいます。仕方なく自分がバイトしている喫茶店に向かったものの、その途中でも突然の雨に降られて散々でした。喫茶店に着いてようやく落ち着いた頃、白雪からどうやって両親の死を乗り越えられたのか聞かれます。白雪は母親の死をまだ乗り越えていませんでした。元々一般家庭の出身だった母親との結婚を周囲から反対された父親はそれを押し切って結婚したものの、母親の周囲には敵が多く心身ともに衰弱していき。最後は親友と思っていた人物にまで裏切りにあい、それがキッカケとなって亡くなってしまいました。打算によって亡くなった母親。それが白雪が自分に近づいてくる人間が信じられないという理由の1つでした。一真もまだ完全に乗り越えられたわけではない、時々親がいないことが寂しく思えることもある、けど、自分は生きている、生きているなら幸せになるために前に進むしかない。そう一真が話すと、白雪は自分が一真を男除けに使った理由を教えます。それは、一真を見ていたら、自分も前に進めるキッカケが掴めるかもしれない。そう思ったからでした。一真がそれでキッカケは掴めたのかと聞くと、白雪はほんの少しだけと言って微笑みます。そんな彼女の微笑みを見て、自分が白雪に惚れているのだと感じた一真は、そろそろはっきりさせるべきだろうと思い、白雪に1つ質問をします。白雪の初恋のことが知りたいと。しかし、白雪は初恋をしたことがなく、たんぽぽの指輪をもらったことも記憶にありませんでした。希乃から白雪は失恋をしたことがあると聞かされていた一真は、白雪と雑談をかわしながら、頭の中では疑問符が埋め尽くされていたのでした。
翌日の放課後、希乃から大切な話があると温室に呼び出された一真は、白雪の失恋が嘘だったことを聞き出そうとしますが、その前に希乃から“初恋の女の子に再び出会えたらどうするか”と聞かれ、一真は分からないと答えます。彼女は俺にとっての支えだった、けど、今は帝堂がいて佐倉がいて、だんだんと今が好きになっていったと。つまり、どっちも好きで悩んでいるということでした。そんな一真の答えを聞いた希乃は、自分が一真の初恋の女の子であることを告白します。一真の記憶では白雪にそっくりだった初恋の女の子。けど、それは白雪ではなく白雪の影武者となっていた希乃でした。帝堂家は有数の大富豪。その子供となれば、どんな危険にさらされるかわからない。白雪の父親は当然警備を強化しますが、過保護な父親はそれだけでは満足せず、影武者を用意しました。そこで白羽の矢が立てられたのが、帝堂家にずっと仕えている家の娘であり、当時の白雪と背丈と身体つきがそっくりだった希乃でした。影武者となった希乃は、それからというもの、希乃は表向きの帝堂白雪として生きてきました。しかし、あちこちで白雪を演じてきた希乃は次第に不安になっていきました。“わたしは誰なんだろう”と。周囲は自分のことを帝堂白雪として見ている、自分自身も帝堂白雪として見られるよう振舞っている。そんな自分のことが自分で分からなくなっていました。そんなある日、帝堂家のパーティで招待客から“白雪ちゃん、大きくなったね”と言われ、我慢の限界がきてしまいます。“わたしは希乃だ!”そう言って会場から飛び出しました。希乃は、会場を飛び出して街まで行ったまではよかったものの、帰り道が分からなくなって公園で1人泣いていました。自分は影武者だから誰も探しにこないかもしれない。そう考えて余計に涙が出ていました。そんな時、男の子が1人、声をかけてきました。“どこか怪我でもしたの?”と希乃を心配してくれる男の子。ようやく“自分”を見てくれた人に出会った希乃は自分が影武者だったことを話し自分が分からなくなったと話すと、男の子も両親が共働きで引っ越しも多くていつも一人ぼっちだと話し、“僕と友達になってくれないか”と言って希乃に手を差し伸べます。そして、希乃がその手を取ると男の子は“これで、僕も君も一人ぼっちじゃないね”と言ってくれました。そんな言葉を希乃にかけてくれた男の子が一真でした。
お互いが初めての友達となった二人。希乃はその後も白雪の影武者として帝堂家にいましたが、こっそり屋敷を抜け出しては一真と遊んでいました。お互い事情があって名前を名乗らず遊ぶ希乃だち。一人ぼっちではなくなった希乃はそれでも幸せでした。しかし、そんな日々も突然終わります。一真が引っ越すことになったから。一真は引っ越しの当日、希乃にたんぽぽの花で作った指輪をプレゼントしました。いつかまた会えるように、きっとこの指輪が自分たちを巡り合わせてくれるからと。そのたんぽぽの指輪は希乃にとっての宝物で、今でも大切にしていたと話し、それを見せます。希乃が見せてきたのは、たんぽぽの押し花でした。希乃が今のような活発な女の子になったのは、当時の一真にどんな女の子がいいか聞いて、一真がそう答えたから。けど、一真は本当は清楚な子が好きだと答えたかったのに恥ずかしくて言えませんでした。それを聞いた希乃は自分の努力が水の泡になったとガッカリしますが、一真に今の希乃もそれはそれでいいと言われ、文句を言いながらも満更でもない様子でした。希乃は最初から一真が当時の男の子だと薄々気づいていて、一真の初恋の話を聞いて確信していました。希乃が一真に協力したのは、一真と仲良くなるためと、今の一真の人となりも観察したかったからでした。本当は一真が白雪を諦めたタイミングで正体を明かしてそのままゴールすることを計画していましたが、一真と白雪の関係が自分の想定以上に近づいてしまったため、今でないと大切な人たちを傷つけてしまうかもしれないと思い、予定よりも早く打ち明けることにしました。そして、そう話した希乃は、一真にキスをしました、一真が白雪に惹かれ始めていると知りながら。しかし、その二人の様子を見ていた人物がいました。ずっと信じてきた希乃と、自分のことを好きだと言ってくれ自分も惹かれ始めた一真。そんな二人が打算で自分の傍にいたことを知った白雪は、ショックのあまり涙を流しながら温室を飛び出していくのでした。
白雪の怒りを買った希乃は弁明の機会も与えられず、従者をクビになってしまい、一真の部屋に転がり込んできました。翌朝、一真は希乃だけでも許してもらおうと白雪と話をすることにしますが、白雪が学園を欠席していたため、会うことすらもできませんでした。そこで一真は強硬手段に出ることにします。それは、希乃に協力してもらい、夜の屋敷に侵入するというものでした。しかし、白雪の部屋の前まで来たとき、見回りに見つかりそうになったため、希乃が囮になって一真が白雪の部屋に侵入します。当然、白雪は一真を追い返そうとしますが、一真が白雪に近づいた理由や希乃とのことをすべて洗いざらい話し、希乃は巻き込まれただけだから彼女だけは許してやってほしいと言うと、白雪は何故彼女のためにここまでするのかと聞きます。一真が彼女の悲しそうな顔を見たくない。希乃はずっと帝堂のことを心配していた。それに自分も帝堂のことが心配だった、一人の女の子として気になっているから。そう話すと、白雪も一真を利用していたことを話します。その理由は2つ。1つは以前話した通り母親の死を乗り越えるキッカケを掴むため。もう1つは一真の気持ちが本物かどうかを確かめるためでした。厳密にいえば、一真を信じたかった。そして、庭園での一真と希乃の話を聞いていて、希乃が自分のことを裏切っていたわけではないと知りつつも、冷静でいられず彼女をクビにしてしまった白雪も気に病んでいました。だから、希乃のことは許す、けど一真のことは許さない。そう白雪が話したため、当初の目的を果たした一真は屋敷を立ち去ろうとしますが、そこへ白雪が呼び止めて、一真にキスをしてくるのでした。
一真が屋敷を出た後、白雪は希乃を呼び出します。そして、母親が亡くなった時のことを話します。母親が亡くなり部屋にふさぎ込んでいた自分を救ってくれたのが希乃だったと。白雪は彼女を専属従者にしますが、1つだけ疑問に感じていたことがありました。希乃は今まで白雪の影武者として色々と辛い思いをしてきたのを白雪も知っていたため、自分のことが嫌いなのではないかと思っていました。そこで、白雪は思い切ってそのことを希乃に聞いてみます。すると、希乃はこう答えました。最初は確かに苦手でした。けど、わたしが悲しんでいるとき、手を差し伸べてくれた男の子がいたんです。だから、わたしもお嬢様を助けてあげたい、そう思ったんです。悲しい時に悩みを聞いてくれる友達がいる、一緒にそばにいてくれる人がいる、そのおかげで、わたしは救われましたからと。それを聞いた白雪は、希乃の強さが眩しく感じられると同時に、自分の惨めさが悔しくて外の世界に戻ることにしました。今の私があるのは希乃のおかげ。もしも貴女が手を差し伸べてくれなかったら、私はずっと一人ぼっちだった。だから、私のところに戻ってきて・・・そうお願いしますが、希乃はお嬢様を騙したわたしがお傍にいてもいいのでしょうかと迷っていたため、白雪はあの時とは逆の立場になって希乃に手を差し伸べます。そして、再びお願いすると、希乃もその手を取り、再び白雪の専属従者に戻ったのでした。
お互い一真のことが好きだと気持ちを打ち明け、親友かつ恋敵となった白雪と希乃は、翌日、一真を温室に呼び出し、一真に対し同時に「好き」と告白します。一真は何となくそうなるのではないかと予想はできていたものの、改めて告白されると、どっちを選ぶべきか迷い、最終的に“保留”とし、1週間後に改めて返事をするということになりました。二人もそれに納得し、1週間は会わないと約束。一真はそれから二人のことを真剣に考えました。最初は打算で近づき、次第に惹かれていった白雪と、初恋の女の子でありその気持ちがまだ消えていない希乃。一真は悩みに悩み、約束の日の前日になっても答えは出ていませんでした。そんなとき、バイト先で店長から一真は自分の気持ちよりも頭が先に考えてしまうのだから、たまには自分の気持ちに正直になるといいとアドバイスを受け、一真も悩みを吹っ切ります。誰がどう言おうとも、これが自分の望みだと胸を張れる選択。それは“選べるわけがない”でした。二人とも好きで、どちらか片方を選んで、片方を諦めるなんて出来ない。だから二人とも愛する。だから二人とも恋人になってほしい。それが一真の答えでした。約束の日、一真に温室に呼び出された二人は、そんな一真の答えに驚き、最終的に呆れつつも、一真のからの返事を受け入れます。こうして一真は、白雪と希乃、二人とも自分の恋人にしたのでした。
【アフターストーリー】
二人と恋人同士になった翌日。一真は白雪から電話を受け、委員会の仕事を手伝うことになりました。温室の花の世話の当番でしたが、希乃曰くこの日は当番ではなかったらしく、一真と会う口実だったことを知って嬉しくなりました。その翌日は、帝堂家も関わっている遊園地の優待券を利用して、三人でデートします。そして、デートの途中、お化け屋敷でダウンした希乃を休ませ、白雪が飲み物を買ってきている間、一真は希乃にこれでよかったのかと聞くと、希乃は二人とも大切な人だからこれでいいと答え、一真に名前で呼んでほしいとお願いします。それから一真は希乃のことを名前で呼ぶようになりましたが、白雪に対してはいまだ苗字で呼んでいたため、白雪はそれが不安で寂しく感じられました。自分には魅力がないのではないかと。
冬休みになってからというもの、一真はバイトが忙しくデートの日も疲れて遅刻するほどでしたが、そんな一真を見て、白雪と希乃は一真を労おうと、一真がバイトに行っている間にこっそり部屋に侵入し、バイトから帰ってきた一真をメイド服で出迎えます。その日は夜遅くまで三人で話をしますが、夜更かしをすると宣言して1番はしゃいでいた希乃が先にダウンして寝てしまいます。希乃が寝てしまった後、白雪は自分のことも名前で呼んでほしいとお願いします。希乃だけ名前で呼ばれて、名前で呼ばれない自分は魅力がないのではないか・・・白雪が自分だけ名前で呼ばれないことを不安に思っていたことに気づかなかった一真は反省し、白雪のことを名前で呼んであげ、名前で呼ばれて安堵する彼女を見て、改めて二人とも絶対に幸せにしてみせると心に誓うのでした。
大晦日、白雪に屋敷に招待された一真は、そこで白雪や希乃とディープキスをして、そこで寸止めされてしまったため、正月は悶々とした日々を過ごしていました。しかし、正月の三が日が過ぎた頃。白雪から夕食を一緒に食べようと誘いを受け、再び白雪の屋敷へと足を運びます。この日は希乃がまだ実家に帰ったままだったため、白雪の手料理を食べつつ二人きりの時間を過ごしますが、夕飯を食べて白雪とキスをすると、一真は大晦日のキスのことを思い出します。白雪も同じことを考えていたのか、お互いに気持ちを再確認した後、初体験を済ませます。翌朝、実家から戻ってきた希乃は、そんな二人の様子がおかしいことに気づき、白雪を問い詰め、バイトから帰ってきた一真を出迎え同じ質問をして、二人の反応から大体のことを察します。そして、一真にキスをして私も恋人なんですから隠し事をされると寂しいと言うと、一真も反省し、昨晩の白雪とのことを話すと、希乃も予想ついていたのか、平等に愛してほしいとお願いし、二人はそのままエッチするのでした。
それから2週間後。一真はアルバイト先の喫茶店が大繁盛して大忙しの日々を送り、あまり白雪や希乃と会えない日々が続いて疲れも溜まっていました。そんなある日のこと、白雪と希乃がバイト帰りの一真を捕まえて家に招待し、ついに3Pをします。白雪と希乃に疲れを癒してもらった一真は、もっと二人と一緒にいられる時間を増やすため、帝堂家でメイドとして働く希乃にバイトのヘルプを要請すると、白雪も一緒にアルバイトをすると言い出し、白雪と希乃の二人はメイド服姿で一真と一緒にアルバイトを始めました。それから1週間後。白雪も希乃もよく働いてくれ、一真もハードワークから解放されていました。そして、バイトの繁忙期も終わった頃、白雪から緊急の要件があると言われ、屋敷へと向かいます。屋敷に着くと二人は外で出迎えてくれ、白雪の父親が来ているという話を聞きます。一真はいつかは来るであろう、白雪の父親との対面が来たことに覚悟を決め、会うことにしました。
白雪の父親と会うと、父親はすでに一真のこれまでの経歴を調査済だったため、やはり“財産目当てで近づいたのではないか”と聞かれます。白雪は一真の人柄を誉め結婚を前提としたお付き合いをしていると告げ、希乃も一真の人柄についてフォローを入れたものの、疑いは晴れる様子はなかったため、一真はイチかバチかの賭けに出ることにします。白雪には最初は財産目当てで近づいたことを認めたのです。これはいつか言わなければならないこと。ならば今ここで打ち明けるしかない。そう考えた一真は包み隠さずあったことをすべてを話します。そして、白雪も一真を利用していたことを告げますが、父親はそれでもなお、人の心はそう変わらないと言います。すると、白雪は父親の浮気が明るみに出た際、心を入れ替えたのは嘘なのかと指摘すると、一転して立場が逆転。父親はうろたえて言い訳を言い始めます。そして、白雪が次々と浮気相手の名前を告げると、父親は春になったらもう一度話をすると言い出し逃げ出しました。一真はまだ希乃とのことについて言えてなかったことが心残りでしたが、ひとまずの危機は去って安堵しましたが・・・。
ある日、希乃に屋上に呼び出された一真は、希乃から別れ話を切り出されます。もう気持ちが冷めてしまったからと。白雪もその話を聞いて驚きますが、希乃が本心から言ったのか、それとも自分たちに遠慮して言ったことなのかわかりませんでした。ぽっかり心に穴が開いた一真は、希乃の本心なのかどうかを確かめる手段を模索していましたが、何も思いつかず数日が過ぎていました。そして、希乃から白雪とのデートを提案され、気持ちを切り替えるために白雪とデートをしますが、そのデートの途中で買い物帰りの希乃と遭遇。しかし、希乃は二人の姿を見ると逃げ出してしまいます。その時、希乃はスケジュール帳を落としてしまったことに気づかず、走って逃げてしまいますが、二人がスケジュール帳の中身を確認すると、そこにはたんぽぽの押し花が閉じられており、そのページには希乃の想いが綴られていました。希乃が一真を諦めるようと考えたのは、白雪が父親に“結婚を前提として付き合っている”と言ったときでした。今は学生だからいいかもしれない。けど、いずれ周囲から自分たちの関係を責められるのは時間の問題。だから自分が身を引けば、お嬢様とセンパイの二人なら普通の恋人として生きていける。わたしは、自分のせいで二人を不幸にしたくない。だから、この恋を諦めよう。それで、二人が幸せになれるのなら・・・と。
高台に逃げた希乃をようやく見つけ出し捕まえた一真と白雪。希乃はスケジュール帳を見られたことを知ると、二人を不幸にしたくないからと言いますが、そんな彼女に対し、一真は脳天チョップをくらわし、お前はバカだと何度もバカ呼ばわりします。そして、二人が希乃がよりを戻すことを望んでいることを知り、一真から俺たちの恋愛はたまたま三角形だったと言われると、希乃は覚悟を決めて、三人で生きていくことを誓うのでした。
 
二人と始める打算的なラブコメ 感想
三角関係をドロドロさせることなく終わらせたって感じですかね。最後のもドロドロしたものではなく一人が二人のことを考えて身を引こうと考えてのものでしたし。三角関係が苦手な自分ですが、こういう風にドロドロしたり長引いたりしなければ良いです。主人公の性格は最初はあまり好きにはなれなかったけど、二人を同じくらい愛することを誓い、いざ付き合ってみてその難しさを知りつつも二人ときちんと向き合っていったのは好感が持てました。最後は希乃ちゃんが身を引こうと考えていたものの、一真のおかげで元のさやに戻り、三人一緒でという結論になりましたが、周囲を取り巻く問題はここからでしょうから、エピローグで大人になった後の三人を見せて欲しかったですね。そこだけが唯一の不満なところでしたが、イチャラブは多めで概ね良かったと思います。ずっと三人でってわけでもなく、最初は交互に2人きりの機会があって、最後に三人一緒になった流れになっているので、どちらか片方が好きって人のことも考えられてましたし。
これは余談ですが、なかなか素直になれず変化球な愛情をぶつけてくる白雪ちゃんと、自分の気持ちをストレートにぶつけてくる希乃ちゃん。そんな2人の違いを感じつつイチャラブを楽しめるアフターストーリー・・・と、普通の人なら考えるのですが、自分は少し違いました。なかなか素直になれないけど、おっぱいという最強の武器で愛情をぶつけてくる白雪ちゃんと、自分の気持ちをストレートにぶつけてくるけどおっぱいは控えめな希乃ちゃんという違いです(爆) ええ、おっぱいは大事ですよ。おっぱい。白雪ちゃんと希乃ちゃん、どっちが好きかって聞かれたら、“おっぱい”って答えますよ(爆)( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
さて、肝心のHシーンですが、全部で6回あり、白雪ちゃんと希乃ちゃんそれぞれ単独で2回ずつ、最後は3Pが2回ありました。逆に追って、まずは3Pから。自分は男1人+女2人というHシーンはあまり好きではなく、その理由として、あんまりおっぱいを見せることがないということが挙げられるからですね。これが逆に男が多いとおっぱいいっぱいなんで好きですw でも、最初の3Pこそ想定通りのおっぱい見せないHだったんですが、白雪ちゃんの二度目のパ〇ズ〇フェ〇が見られ、2回目の3Pでは本番Hで2人ともおっぱい見せてくれたので満足でした。そして、次に希乃ちゃん。初体験こそ騎乗位でおっぱい見せてくれたんですけど、2回目の側位では主人公の手が邪魔でおっぱい見せずという最悪の形だったのと、希乃ちゃんがすぐにイッちゃうので微妙でした。女の子がイキまくりというシチュが好きな人はいるのかもしれませんが、自分はあまり好きじゃないですね。1回くらい先にイクのはよくあるしそれはもう許すしかないんですけど、さすがに数回はやりすぎです。そして、最後は白雪お嬢様。最初は正常位、2回目はパ〇ズ〇フェ〇からの正面アングルでおっぱい見せバックと大変良い形だったし、白雪ちゃん自身もすごくエロかったので、非常に満足しました。やはり、巨乳っ子がおっぱい見せるのは良いですね!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
あと、画面効果が今までよりも増えてますね。シーンの切り替え時にSDキャラが横切るとか、画面がキャラに合わせて少し動いたり、以前より視覚的な部分でも楽しめるようにはなってます。・・・そのうちe-moteになったりするんだろうかw 個人的にはクロシェットやゆずソフトみたいに立ち絵差分で見せてくれるほうが嬉しいですけど。
まぁそんな感じで、アフターストーリーがイチャラブ多めな点は良く、期待していた白雪ちゃんとのHシーンもすごく良かったので、満足の出来に思いました。Hシーンの回数の少なさは白雪ちゃんのおっぱいに免じて気にしないことにします(爆) はぁ~、やっぱりHシーンに期待していた巨乳っ子に満足すると気分が良いですね(*'ω')b 過去の麻保志学園シリーズのキャラが全員卒業した後の話なので、彼らが全然関わってこないのは(雪華先輩は少しだけありますが)少し寂しいですけど。

麻保志学園シリーズのあらすじ・感想についてはこちら↓
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不運と幸運と恋占いのタロット】【初恋*シンドローム】【フユウソ】【忘却執事と恋するお嬢様の回想録
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まぁとにかく、白雪ちゃんのおっぱいは素晴らしかった。おっぱい星人ならば、それだけでも見る価値はありますw

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!


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4 コメント

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深窓のお嬢様 VS 子供の頃に遊んだ女の子 (Luck4)
2018-06-11 22:37:09
”永遠の難問に遂に完全解答か!?”

この解答が一般的にも認められるようになれば
「Nice boat!」的な悲劇も無くなるかも?(笑)

>三角関係をドロドロさせることなく終わらせたって感じですかね。
”打算的な関係”という”ウソ”を上手く活かした終わり方でしたね。
作品舞台もそうですがテーマもCampus作品らしいなと。

>三角関係が苦手な自分ですが、こういう風に
>ドロドロしたり長引いたりしなければ良いです。
主人公がちょっと頼りない分、希乃が頑張って
関係を取りまとめていた姿が良かったです。
それ故終盤の希乃が一人我慢している展開は
ちと辛かったですが…。

”帝堂家”と言う設定上仕方ないのかもしれませんが、
個人的には主人公の両親と同じように、名家を捨てて
白雪と希乃と3人で暮らす終わり方でも良いかなと。
(希乃がどうしても白雪に対して一歩遠慮している
感じで対等ヒロインって感じが気になったので)。

>ずっと三人でってわけでもなく、最初は交互に2人きり
>の機会があって、最後に三人一緒になった流れに
>なっているので、どちらか片方が好きって人のことも
>考えられてましたし。
これは良かった点ですね。3Pよりはそれぞれの
ヒロインとの二人きりのHのほうが好きなので。

>なかなか素直になれないけど、おっぱいという
>最強の武器で愛情をぶつけてくる白雪ちゃんと、
>自分の気持ちをストレートにぶつけてくるけど
>おっぱいは控えめな希乃ちゃん
目の付け所がシャープですw
身長的には希乃も普通以上は大きいんですが、
白雪が圧倒的過ぎです(埋もれるパイズリは圧巻!)

>過去の麻保志学園シリーズのキャラが全員卒業した>後の話なので、彼らが全然関わってこないのは(雪華>先輩は少しだけありますが)少し寂しいですけど。
ゆずソフトさんみたいに背景CGにちらっと
それらしい姿があるだけでも嬉しいんですけど
低価格ソフトなので難しいでしょうね。
返信する
全てはおっぱい次第(*´ω`*) (こばと)
2018-06-11 23:57:10
>「Nice boat!」的な悲劇も無くなるかも?(笑)
伝説の三角関係のことですねwww


>”打算的な関係”という”ウソ”を上手く活かした終わり方でしたね。
やはり、あまりヒロイン同士でギスギスした感じのは見たくないので、このシナリオで満足でした。


>主人公がちょっと頼りない分、希乃が頑張って関係を取りまとめていた姿が良かったです。
主人公は後半が空気気味だったので、最初のウザイ性格が目立たなくてよかったですねw
ほぼ希乃ちゃんのお陰で3人が付き合うことになったので、最後も希乃ちゃんが笑顔になってよかったです。


>個人的には主人公の両親と同じように、名家を捨てて白雪と希乃と3人で暮らす終わり方でも良いかなと。
希乃ちゃんの一歩引いた態度を見るとそれもアリかな・・・とは思うけど、白雪ちゃんにとっては雪華へのあこがれもあるでしょうから、帝堂家とは切れないんじゃないかなと思ったりします。本編ではあまり語られてませんけど、テストの結果が出たときとか、雪華を意識したような発言もありましたし。


>3Pよりはそれぞれのヒロインとの二人きりのHのほうが好きなので。
自分も同意です。単独Hはそれぞれ1回ずつ多くして、3Pは1回だけでも良かったなぁって思ってます。


>目の付け所がシャープですw
自分はおっぱい基準なのでw


>ゆずソフトさんみたいに背景CGにちらっとそれらしい姿があるだけでも嬉しいんですけど低価格ソフトなので難しいでしょうね。
そういう細かい演出があればいいなと思うけど、背景の使いまわしで低価格を実現している以上、難しいでしょうね。
返信する
Unknown (スライダー)
2018-06-13 19:09:38
あらすじ見ますと、なんとなくだけど希乃ちゃんが中心なシナリオですね。体験版の初恋の人が希乃だったのは鈍感な私から見たら思いつきませんでした。
白雪本人なんだろうと思いました。
そういえば髪の毛の色も違うのに影武者になれたんですよね。その辺はフォローがあるのかな?
個人的には希乃ちゃんは好みだったので
報われない展開でなくて安心しました。
返信する
こんばんはです~。 (こばと)
2018-06-14 00:12:25
基本的に主人公がヘタレ気味で白雪ちゃんがなかなか素直になれない性格だったため、希乃ちゃんが動かないと進展しなかったんですよねw
だから、希乃ちゃん頼りのシナリオだったような気がしますね。

影武者に関してはカツラでも被れば問題ないんじゃないですかね。とりあえず雰囲気が似ているってことで、髪型については言及されていませんでした。
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