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「フルウソ -Complete Four Seasons-」 あらすじ・感想

2018年02月25日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2018年2月発売タイトル第2弾は、Campusの「フルウソ -Complete Four Seasons-」でした(*'∇')

結構箱が大きいなぁと思ったら、過去のシリーズのパッケージがそのまま入ってたというねw

フルウソ -Complete Four Seasons- 概要
ウソシリーズ4作品のアフターアフターストーリー集(本編で既にアフターストーリーがあるためこういう表現になるw)。以上(爆)

ウソシリーズのあらすじ・感想についてはこちら↓
ハルウソナツウソアキウソフユウソ

フルウソ -Complete Four Seasons- 世界観
【麻保志学園】
ウソシリーズを始めとしたCampus作品全ての舞台で、生徒数が6千人以上いるマンモス校。前期課程と後期課程に分かれていて、それぞれ3年間、計6年間通うことになる。教育カリキュラムは大学のようになっており、必修科目と選択科目があって、生徒たちは自由に時間割を決めることが出来る。ただし、全て自己責任となる。
Campus作品の主要人物は全てこの学園に通っている等なんらかの関わりを持っている。家から通ってる生徒もいるが、大抵の生徒は寮に入るか、どこかアパート等を借りるかして一人暮らしをしている。
この作品では魔法使いがいて、それは一般人には知られていないが、一般人に紛れ込んで生活している。麻保志学園側はこのことを把握しており、その魔法使い達の隠れ蓑になっている。そのせいか、魔法に関するトラブルも多く、そういったトラブルに対処すべく魔導対策局という組織がある(初恋シンドロームのヒロイン・ルナライトが所属している)。
尚、生徒によって制服が違ったりするが、学園に寄付金を多く出している家の子は自由に変えられるできる。どの程度まで変えられるかは寄付金の額による。
【ウソシリーズ主人公・櫻井宗一郎の能力について】
ウソシリーズ主人公・櫻井宗一郎は、人の声を聞くとその人物が嘘を吐いているか分かる『レッドライン』という魔導具が身体に埋め込まれている。これは宗一郎が麻保志学園に入学する前、父親の気持ちを知るためにとある魔法使いから貰った物。そして、『レッドライン』を管理・メンテナンスするために、スポークという名の黒猫のぬいぐるみの姿をした魔法使いの使い魔が一緒にいる。
魔道具を維持するには魔力が必要だが、魔法使いではない普通の人間には魔力を生成できないため、死に至る。その問題を解消するために用意されたのが『魔導契約書』。これは、人の想いを魔力に変換し、それを貯蔵できるようにした本。『魔導契約書』には『依頼者』『請負人』『依頼内容』『達成報酬』『対価』の項目があり、『依頼者』は依頼する人物、『請負人』はその依頼を遂行する人物、『依頼内容』は依頼の内容、『達成報酬』は依頼達成時に貯蔵される魔力量(MP)、『対価』は依頼内容と対等の対価を依頼者に課す内容のことを言う。
この『魔導契約書』で契約した依頼を解決すれば、MPが貯まり魔道具を維持できるようになるが、依頼者もそれなりの対価を支払う必要がある。例えば依頼を達成した対価として1週間以内に財布を落とすと書いてあれば、必ず依頼人は1週間以内に財布を落とすことになる。ただ、財布を落とすとだけなので、中身さえ抜いておけば損失は財布だけで済む等、宗一郎が忠告しておけば被害は最小限に食い止められるようになっている。
魔道具は、魔力を保管するタンクとして『維持用』と『貯蔵用』の2種類ある。『維持用』は魔道具が暴走しないように必要な魔力量を入れるためのタンク。必要な魔力量は魔道具によって変化するが、レッドラインは1ヶ月50MP必要(ちなみにハルウソで1つ解決した依頼で貯まったMPが15)。50MPをタンクに入れたら1ヶ月間は暴走の心配がなくて済む。一方、『貯蔵用』は魔道具が体に定着するために必要な魔力量を貯蔵するためのタンク。『貯蔵用』には『維持用』のタンクで貯まった魔力がそのまま蓄積されるが、『貯蔵用』が要求するMPを収めきれない限り、常に『維持用』のタンクがMPを要求する。そして、『貯蔵用』が要求するMPを収めれば『維持用』のMPを集める必要がなくなるという仕組みになっている。
宗一郎が自分の身体に『レッドライン』を定着させるために必要なMPは10000。その為、月々の『維持用』と身体に定着させるための『貯蔵用』のMPを手に入れるために、麻保志学園に入学してすぐに「猫の手部」を創部して、日々生徒たちからの依頼を請け負い、魔力集めをしている。尚、ゲームシステムの話になるが、誰かが嘘を吐いた場合、ウインドウメッセージに表示されるそのキャラのセリフが赤色表示され、その人物が嘘を吐いているのがプレイヤーにも分かるようになっている。ヒロインの1人でツンデレ後輩の和泉葵がその対象になることが非常に多く、登場すれば必ず1回はレッドラインに反応するほどであるw

フルウソ -Complete Four Seasons- ヒロイン紹介
姫野桜月

「ハルウソ」のヒロイン。宗一郎と同級生。宗一郎のことが大好きなストーカー(爆) 前期課程2年から今まで4期連続で麻保志学園のミスコンに選ばれている学園のアイドル的存在。当然、頻繁に男子生徒から告白されているものの、宗一郎の事が大好きなため、全て断っている。
周囲が自分に何を期待しているのか理解しているため、その期待に応えるように振舞っているが、周囲との軋轢を生まないように様々な嘘を吐いていて、本人は自分で嘘吐きの女の子だと言っている。しかし、本来の彼女は嘘を吐くのが嫌いで真っ直ぐな性格をしている。
現在は学園の寮に住んでいて、自炊もしているため料理は得意だが、カップ麺が大好きで部屋には大量のカップ麺が置いてあり、カップ麺のことを語り出すと止まらなくなる。又、あまり裕福な家庭ではなく、授業料以外のお金は自分で工面するため、喫茶店でアルバイトをしている。

和泉葵

「ナツウソ」のヒロイン。宗一郎の1学年下の後輩。生徒会に所属しており、かつて伝説の生徒会長だった実姉の双葉や現生徒会長の雪華に憧れ、自分も生徒会長を目指している。性格は真面目で正義感が強く融通が利かないのが玉に瑕。
1年前に宗一郎と一緒に行動していた時期があり、その頃から宗一郎の事が大好きだが、ある出来事から宗一郎と距離を置こうとわざと嫌われるような態度を取っている。しかし、宗一郎にはレッドラインがあるため嘘を吐いているのがバレてしまっている。
一緒にいた頃の経験から宗一郎が嘘を吐かない性格であることを知っているため、表向きの態度はともかく、基本的に宗一郎の言葉を疑うことはしていない。桜月とは違うベクトルで宗一郎好き好きオーラを出しまくってる可愛い後輩であるw

エリス・フォール・レンフォード(カートレット)

「アキウソ」のヒロイン。宗一郎の部屋に居候している同居人。ただし、彼女は人間ではなく吸血鬼。実家はかなりの名家だが、その家があまりに厳しかったため、4年前に家出し名字をカートレットからレンフォードに変えた。家出して流浪した末に麻保志学園に流れ着いたが、実家にバレないよう、ここでは普通の人間として暮らしている。
ずっと家で厳しく躾けられ、失敗されたらお仕置きされるという環境で育ったせいか、自分から難題に立ち向かうという勇気をすっかり失ってしまっていて、何かあるとすぐに逃げ出してしまう悪い癖がある。それでも彼女は、今が幸せならそのままで良いと考えており、実家と向き合おうとしていない。
宗一郎に甘え続けた結果、グータラになってしまい、引き籠ってゲームをすること以外何もしなくなってしまったが、本来のスペックは非常に高く、典型的な“やれば出来る子”。好きな物には目を見張るほどの集中力を見せ、真剣に取り組めば何でもすぐマスターするほどに器用である。
尚、生き続けるためには血が必要で、いつも飲んでいる輸血パックは、エリスを慕って(?)後を追いかけてきた雫・サージェントという従者がどこからか仕入れている模様。

帝堂雪華

「フユウソ」のヒロイン。麻保志学園の生徒会長。日本有数の名家・帝堂家の息女で魔法関係にも詳しい。学生でありながら既にいくつか事業を抱えており、今では親よりも個人資産が多いほどに優秀で帝堂家の次期当主と目されている。圧倒的なカリスマ性を持っており異例の5期連続生徒会長を務めている。才色兼備だが掴みどころがない性格でミステリアス。
宗一郎のことを気に入っており、宗一郎を生徒会に入れようと勧誘しているが、毎回部活を理由に断られており成功したことはない。宗一郎のレッドラインが唯一通じない相手であるため、宗一郎は彼女のことを苦手としている。苦手な理由はそれだけではなく初恋の相手でもあったから。そのせいか、宗一郎の同居人であるエリスからは勝手に敵視されている。
尚、宗一郎のレッドラインが通じない最大の理由は、彼女自身もレッドライン所有者だからである。そして、かつての彼女は、レッドラインによって判明した嘘塗れの世界を終わらせようと行動していた。宗一郎を欲したのも、自分と同じレッドライン所有者だからである(他にも嘘を吐かないからというのと、非常に優秀だからという理由もあった)。

フルウソ -Complete Four Seasons- あらすじ
【「ハルウソ」アフターアフターストーリー(姫野桜月編)】
長い夏休みも終わり、2学期がスタート。宗一郎と桜月の交際は順調で、2人が付き合っていることが周知され始めたせいか、最近は桜月に告白する男子生徒も減ってきました。以前は周囲との軋轢を生むことを避けるために曖昧な断り方をしていた桜月ですが、宗一郎を不安にさせないためと、宗一郎の彼女になって自信がついたため、最近はキッパリと告白を断るようになっていました。
しかし、桜月と付き合っていることで今まで以上に注目されるようになった宗一郎を見て、他の女子が宗一郎の魅力に気付き始めたため最近はモテているという話を雪華から聞き、その場にいた葵やエリスも雪華に宗一郎のことをどう思うか聞かれて満更でもない反応の見せたことから、桜月は不安になります。そして、トドメに雪華から付き合い始めの頃と比べて最近は美容と健康に気を遣ってないでしょうと指摘されると、桜月の自信がグラつき、他の女に取られないよう、自分磨きをすることを決意するのでした。
宗一郎に自分磨きをすると宣言した桜月は、バイトに精を出すようになり、シフトも増やして、その分、猫の手部の方にはあまり顔を出さなくなっていました。それから2週間ほど経過すると、頑張り過ぎたせいか桜月の顔に疲れが見え始めます。宗一郎はどうしてそこまで頑張るのか、バイトのシフトを増やしてまで何が欲しいのか聞きますが、桜月は綺麗になるためにはお金が必要で、そこはおろそかにはできないと答えます。宗一郎は今のままでも充分魅力的だと言ったものの、桜月は宗くんがそういうことを言うからわたしは油断しちゃっていたと言い、宗くんには甘え過ぎていた、宗くんの言葉は全てが真っ直ぐで心地良いものだったけど、それをただ受け取るたけじゃダメなんだと気付いた、だから自分をもっと高めようと思ったと話します。最近は色々と好きなものを我慢している桜月を見て辛そうだと思った宗一郎は、桜月が辛いならそこまで頑張らなくてもいいんじゃないかと思いましたが・・・。
桜月が俺のために自分の魅力を高めようと努力している、それなら俺も自分の彼女のことをもっと知る必要がある・・・そう考えた宗一郎は、葵たちに桜月のことについて相談を持ちかけます。桜月の意志を優先すべきか、自分の意志を優先すべきか。葵は桜月の気持ちを優先してほしい、エリスは宗一郎の気持ちを優先してほしいと答え、雪華は宗一郎の気持ちを優先してほしいと言いつつも、それだけでは彼女の心には届かないと忠告し、こういうときこそ、原点に立ち戻るべきとアドバイスします。雪華はその原点とは何かまでは教えてくれませんでしたが、そこに桜月がやってきて、宗一郎が葵たちと何をしていたか問いただすことなく自分の気持ちを押し殺して去っていくのを見て、宗一郎は雪華の言う“原点”の意味を理解し、桜月に何をすべきかようやく見えたのでした。
その日の晩。疲れて眠そうにしている桜月を起こし、バイトの量を以前と同じくらいに戻してほしいと言います。しかし、桜月はそれは出来ないと拒否し、もっと自分を高めて宗くんにとって魅力的な女の子になりたい、それが恋人としての役目であり、そこで力を抜いてしまうのは恋人失格だと言います。宗一郎は、その欲求には終わりが無いデッドレースだと言い、桜月に綺麗になってもらうよりも傍にいてほしいと伝えます。綺麗で愚痴も零さなくて面倒くさくない、そんな女の子は確かに男にとって理想の恋人かもしれない、だけど俺が好きになったのは、自分を守るために嘘を吐いて、でも本当は嘘が嫌いで独占欲が強くて嫉妬深くてカップ麺に目がなくて、ちょっと面倒くさい姫野桜月という女の子なんだ、だからありのままでいい、桜月は桜月のままでいて欲しい・・・そう自分の気持ちを伝えると、桜月はそうなんだ、自分はまた間違えてしまったんだと目に涙を浮かべながら自嘲するように笑います。しかし、宗一郎の言葉で自分らしさを取り戻した桜月は、早速ワガママを言って宗一郎にキスを要求し、宗一郎からのキスをもらうと、先ほどまでの疲れた顔とは違う晴れ晴れとした表情をするのでした。
【「ナツウソ」アフターアフターストーリー(和泉葵編)】
春。学年も1つ上がり最上級生になった宗一郎は、同級生の桜月やエリスと一緒に学園に登校しましたが、校門前で服装検査をしている風紀委員と生徒会役員を発見。その中には雪華の跡を継いで生徒会長になった葵の姿もありました。宗一郎は自分の服装には何の問題もないだろうとエリス達と一緒に校門を通り過ぎようとすると、葵に声をかけられます。葵はネクタイが曲がっていると嘘を吐いて宗一郎のネクタイを結び直しますが、何か用があるのかもと宗一郎が聞くと、葵は顔を赤く染めながら、理由もなしに声をかけるのは目立ってしまうので、こんな形になってしまった、ただ先輩に朝の挨拶をしたかったと言い、おはようございますと挨拶して、そんな彼女の姿に宗一郎は胸がときめきながら、挨拶を返すのでした。
放課後、生徒会室で会議が行われ、葵は宗一郎から見ても的確に指示を出し就任したばかりの会長の仕事を大きな問題もなくこなしていましたが、他の生徒会役員はそう思っておらず、雪華と比べて頼りないという評価でした。前期課程からずっと生徒会長をやっていた雪華と生徒会長に成り立てである葵を比べるだけで彼女自身のことをきちんと評価してくれないことにもどかしく感じる宗一郎は、しっかりと葵をサポートしようと心に決めます。会議が終わり、他の生徒会役員が帰った後も仕事を続ける葵。宗一郎もそんな彼女に付き合って一緒に仕事をしていましたが、一段落して休憩時間になると、葵から会長の椅子に座ってほしいと言われ、その通りに座ると、彼女が膝の上に乗って甘えてきます。宗一郎は葵に生徒会長は辛いかと聞くと、葵はそんなことはないと答えたものの、嘘は宗一郎に通じないと分かって、辛いことは認めても、わたしはあの人たちの背中に追いつきたいという気持ちの方が強いと話します。そんな葵の言葉を聞いた宗一郎は、それなら自分に出来ることは1つしかないと思い、次の休日はデートしようと葵を誘います。すると、葵は大喜びし、デートの日まで仕事を頑張れるようにキスしてほしいとおねだりするのでした。
そして迎えたデート当日。葵は楽しみにしていたのか、1時間も早く待ち合わせ場所に来ていましたが、生徒会でトラブルが発生してしまい、デートは中止。翌週またデートの約束をしますが、再び生徒会役員のミスで葵が出向くことになり、再度デートが中止になってしまいます。葵の負担が増す一方の現状を危惧している宗一郎ですが、責任感が強く姉や雪華のようになりたいと思って頑張っている葵には何も言うことができず、葵も今は大丈夫とは言えないけど、いつかは胸を張って大丈夫と言えるようにして見せますと言いますが、その直後、葵は疲れから倒れそうになります。宗一郎はすぐに帰って休もうと言いますが、後日、葵は宗一郎のいないところで本当に倒れてしまうのでした。
葵は他の生徒会役員から雪華と比べられていることを知っており、自分の理想と現実の差に歯痒い思いをしていましたが、宗一郎は雪華や姉を目指すのはいいが、別に1人で目指さなくても良いと言い、葵を休ませて1人で生徒会室へと向かいます。そして、葵がいない生徒会室で宗一郎は大事な話があると言い役員全員を集めます。役員達は仕事があると不満を言いつつも宗一郎の言う通りに席につきますが、宗一郎から葵の現状を聞かされ、それでもそれが会長としての役目で雪華は問題なくこなしていたと言います。宗一郎はそんな生徒会役員たちに葵が持っている仕事の一覧表を役員全員に渡すと、あまりの仕事量に全員が驚きの表情を浮かべます。そして、宗一郎がこのままでは葵が壊れてしまう、だから皆で仕事を分担してほしいと頭を下げると、生徒会役員たちも葵に任せっきりだったことを反省して謝り、葵の仕事の分担を皆で話し合うのでした。
それからというもの、生徒会役員たちは葵に協力するようになり、葵の負担も減り、ようやく休日デートをすることが出来るようになりました。葵は自分に仕事を押し付けていた生徒会役員が協力してくれていることに感謝し、宗一郎からさすがにそれは人が善すぎると言われると、前任者が前任者でしたから、わたしはそれに応えられなかっただけだと返します。そして、自分ではあの人たちに追いつくのは無理だって理解していたのに心のどこかでそれを認めたくなかった、けど、わたしは帝堂会長でもなく双葉姉さんでもなく和泉葵だってことを認めなくちゃいけなかったと言います。葵が今までの考えを改めたのも、葵が倒れたあの日、彼女は帰らず生徒会室まで来ていて、宗一郎が自分のために頭を下げる姿を見ていたからでした。自分の目標を優先するのではなく、この学園をよりよくするため、生徒のために行動することが最優先なんだということ。そう考えたら、自分のやっていたことは独りよがりだったのだと気付けたのです。そして、今回の件は先輩なしでは解決できなかった、これからもずっと傍にいてほしいと言って甘えるのでした。
【「アキウソ」アフターアフターストーリー(エリス・フォール・レンフォード編)】
エリスは宗一郎とカートレット家に戻り、当主になることを告げ、宗一郎もレッドラインの利点をアピールし、エリスの命を狙う分家の企みを看破して、エリスの命の危機を救ったことで、ようやくカートレット家に交際が認められました。雫も引き続きエリスの傍にいられるようになり、ひとまずの平穏を取り戻しましたが、エリスは宗一郎と一緒の大学に行くために毎日遅くまで勉強を頑張っていました。しかし、そんなある日、エリスは日光を浴びると身体が縮んでしまいました。宗一郎はすぐに雫を呼んで事情を話しますが、実際にエリスの現象を見た雫は、純血の力を失っていると判断、その原因は妊娠したからだと説明します。とはいえ、身体が縮む現象は聞いたことがなかったため、カートレット家の伝手で病院を紹介してもらい、調べようとしますが、エリスは妊娠と聞いたら家に連れ戻されるからイヤだと拒否。雫は仕方なくそれ以外の方法でエリスの身体が小さくなった原因を調べることにしたのでした。
宗一郎は、エリスの妊娠に関してはやや疑問を感じつつも、猫の手部の依頼の数を増やしたり、エリスの国の言語の勉強をしたりと努力を続けていました。その理由は、エリスの意志とは関係なく彼女の身体のことを考え家に帰し、自分も一緒についていくつもりだったから。猫の手部の活動に一層精力的になったのも、エリスの実家に行った後、しばらくは魔力の補充をしなくても済むようにするためでした。調査結果を報告する雫に宗一郎がそう話していたのをこっそり聞いていたエリスは、宗一郎の負担になりたくないと思い、喫茶店でバイト中の桜月に相談を持ちかけます。
桜月はエリスが自分と同じく、自分自身に自信がなくて宗一郎に捨てられたくないと不安になっているのとだと思い、エリスに1つだけアドバイスをします。桜月は、世界で一番大切な人が困っていたら多少の不都合は無視しても助けたいと思うはず、エリスも櫻井君の立場になってもきっと同じことをするんじゃない?とエリスに聞くと、エリスもソウが困っていたら世界を敵にしてもソウのことを優先させると答えます。その答えに満足した桜月は、愛する人が自分のために行動してくれる、もちろんそれに甘えたらダメだと思うけど、それを享受できるのは選ばれた人の特権なんだから、そのぐらいはエリスも受け取っていいんじゃないかなと伝えます。そして、最後にこういう相談をするのは、次からはわたしじゃなくて、後ろの人にしてほしいと言うと、エリスは驚いて後ろを振り向きます。すると、そこには桜月から連絡を受けてやってきた宗一郎がいました。
桜月が気を遣ってお店の方へ戻ると、エリスは宗一郎と雫の会話を聞いていたことを言い、種族の違いや家柄のことがソウの重荷になってしまっている、そのせいでいつかあたしから離れてしまうんじゃないかと不安になって、ソウの隣を歩くのが怖くなったと自分の不安を話します。宗一郎はそんなエリスの不安を全て受け止めた上で、俺はエリスと一緒に未来を歩んでいきたい、一度たりともエリスと結ばれたことを後悔したことなんてない、確かにエリスと一緒にならなかったらこんな事態にはなってなかったかもしれない、でも俺はエリスを選んだ、世界中の誰よりもエリスの隣を歩いていたいから選んだ、だから心配するな、例えお前が無理矢理離れようとしても絶対捕まえてみせると伝えます。すると、エリスは涙を浮かべながら宗一郎に抱き付くのでした。
その後、エリスの身体が縮まった原因が判明。それはエリスが定期的に飲んでいた人工血液にありました。吸血鬼殲滅を掲げる団体が、秘密裏にニンニク成分を織り交ぜた人工血液を流通させていたのです。他の吸血鬼にも重症患者が多く現れたことで、この事が発覚。エリスの発症が遅かったのは、純血であるが故、抵抗力が強いせいでした。そして、その抵抗力を強めるために無駄なエネルギーを使わせないよう身体が縮んだ・・・ということでした。更に、そのせいでホルモンバランスも乱れていたため、妊娠していたというのも勘違いだったことも判明。原因を聞いたエリスは、妊娠したと思って色々と勉強してきたことが無駄になったと愚痴を言いますが、宗一郎に将来必ず役に経つと言われて納得。そして、宗一郎に大好きと言って抱き付いてキスをしようとしますが、それを雫に阻止されてしまいます。宗一郎は、エリスと雫が言い争ってるのを見て、これからもドタバタした日常は続くのだろうと思うのでした。
【「フユウソ」アフターアフターストーリー(帝堂雪華編)】
学年が1つ上がり、季節は夏。生徒会長と猫の手部を兼任している宗一郎は多忙の日々を送っていました。この日は雪華に1ヶ月ぶりに会う日で、それまでは部室で夏休みの宿題を桜月たちと一緒にやっていましたが、時間になったため桜月にエリスのことを任せて雪華との待ち合わせ場所に向かいます。そして、雪華と久しぶりに再会し、挨拶もほどほどに帝堂家の屋敷に移動します。
雪華の部屋で話をする2人。大学生活を楽しんでいる様子の雪華は、かつて嘘塗れの世界を終わらせようとしていた頃とは違い、希望にあふれた姿をしていました。とはいえ、まったく問題がないわけではなく、少し面倒なのに付きまとわれているようでした。宗一郎は雪華の容姿なら十分あり得る話だから護衛でもつけたほうが良いと言いますが、雪華はそういう類の者ではなく、ある意味、私の亡霊に憑りつかれている人物で、別に敵対しているわけではないから、夏季休暇が終ったらすぐに解決するつもりだと話します。宗一郎はそれを聞いて、レッドラインにも反応していないことから、そこまで大きな問題ではないのだろうととりあえず様子を見ることにしますが・・・。
翌日、プールデートをした後、高台に移動した2人。雪華はそこで、宗一郎に話をします。彼女が手掛けていた事業の大半を部下に引き継ぐことが出来、資産家としては半引退状態(もちろん自分の分の利益は確保してある)になり、宗一郎と過ごす時間や嘘塗れの世界を見つめ直す時間が出来たこと、嘘塗れの両親ときちんと話をしたはいいが、まだ踏み出すことを怖がっていること。自分から歩み寄っていけば、いつか嘘はホントウに変わるのだろうかと。それを聞いた宗一郎は、人は変わっていく生き物、世界を終わらせる目的とした雪華先輩が変わったのだから、きっと両親を変えられることは、もっと簡単なことなんじゃないかと言います。すると、雪華はそう言われたら信じるしかないわねと言って笑い、弱くなった私を貴方は隣で支えてくれる?と宗一郎に聞き、宗一郎もそれが俺の役目ですからと応えるのでした。
それから数日後。雪華は以前話していた自分につきまとっている人物と屋敷で会うことになりました。その人物とは、レイラ・アレイシュタインという少女。彼女の目的はただ1つ。雪華が嘘塗れの世界を終わらせるために開発していた“スノー・ワールド・エンド”を完成させることでした。嘘のない世界を作り出すこと・・・そんなかつての雪華の考えに賛同したからこそ、彼女も協力していたため、雪華に考え直してほしいと説得します。しかし、雪華がその説得には応じなかったため、どうしてこの嘘塗れの世界を受け入れることになったのかと理由を問いただします。その場に付き添っていた宗一郎は、雪華の代わりにレイラを説得しようとしますが、それを雪華に止められます。これは私のやり残したこと、自分の過去の不始末は自分でつけたいからと。
雪華はレイラに、私の意志は愛に破れた・・・愛する人の命と嘘のない世界を天秤にかけ、前者を取ったと話します。それを聞いたレイラは、一瞬呆気にとられた後、男のために悲願を忘れてしまうなど愚かだと怒ります。すると、雪華はそんな自分は想像できなかったと言って笑った後、私は貴方が思うような聖人ではないと言い、私はただ自分の生きている世界が許せなかっただけで、世界を変えことは望んでいなかった、エゴまみれのちっぽけな人間だけど今の私にはこの世界は輝いて見える。それが私の答えだと言います。彼女の答えを聞いたレイラは、言葉を詰まらせ、そんなことを言われたら何も言えなくなってしまうと言って、嘘塗れのこの世界に絶望していることを話します。すると、雪華はその解決方法として、麻保志学園に転校することを勧め、自分の友人達を紹介すると言います。彼女達は面倒くさいところもあるけど、私の全幅の信頼を置けるほどに良い人たちだからと。すると、レイラはその提案を受け入れ、麻保志学園へ転校して猫の手部に入部することになり、雪華の亡霊の件は無事解決するのでした。
それから数日後。帰ることになった雪華は、宗一郎や桜月たちにレイラのことを託し、この世界は優しいものだということを教えてあげてほしいとお願いし、宗一郎も出来る範囲でやってみると答えます。そして、その答えに満足した雪華は、迎えの車に乗ろうとしますが、その前に宗一郎に近寄って桜月たちの目の前でキスを見せつけ、宗一郎は私のモノだということはアピールしておかないと言って、桜月たちを煽ってから帰るのでした。

フルウソ -Complete Four Seasons- 感想
【「ハルウソ」アフターアフターストーリー(姫野桜月編)】
一言で言うなら「私らしく」ですかね。自分を偽ってまで努力しなくても良いという。というか、雪華会長が何も言わなければ問題なかったんじゃね?って思うんですけどねヽ(´ー`)ノ 雪華会長の言葉で桜月ちゃんがおかしくなり、雪華会長の言葉で宗一郎が桜月ちゃんに何をすべきか分かる・・・なんだか、雪華会長の手の平の上で踊らされた感があるゾw
そんなわけで、桜月ちゃんとしばらく擦れ違いの生活になってしまうので、折角のアフターアフターなのに、あんまりイチャラブがないですね。そこが残念でしたが、まぁ元々シナリオ重視の作品だったんで、こんなもんかと諦めもつきますが。
Hシーンは2回。バックと正常位で、どっちもおっぱい見せるので満足しました。桜月ちゃんは本当におっぱいよく見せてくれるので、大変ありがたいですw 声優さんもエロイしHシーンに関してはほぼ文句なしでした。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
【「ナツウソ」アフターアフターストーリー(和泉葵編)】
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!葵ちゃん可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!(語彙力低下
ツンデレな葵ちゃんもレッドラインに反応しまくりで可愛いけど、素直に甘えてくる葵ちゃんもハンパなく可愛い!!いやー、シナリオは真面目なお話だったので、もっと甘える葵ちゃん見せてほしいなーって思いました。
葵ちゃんの話はリーダーとしてどうあるべきかという話でした。最初は生徒会役員たちの身勝手ぶりに呆れたけど、最後は反省して協力してくれるようになって良かったです。宗一郎のナイスサポートでした。雪華会長みたく1人で何でもやるのではなく、宗一郎や他の役員と力を合わせていく、それに気付いた葵ちゃんは、きっと目標にしていた雪華会長や姉とは違う生徒会長になるのでしょうね。普段は真面目なのに2人きりのときは甘えんぼになる生徒会長とか可愛すぎるでしょ(爆)
Hシーンは2回。最初の生徒会室のHはおっぱい見せてくれて良かったですが、2回目はおっぱいが見えない上、尻叩きがあるので微妙でした。まぁ本編のHシーンが良かったので別にいいです。ところで、葵ちゃんはたぶん性欲はヒロイン4人の中で1番強いんじゃないかと思いますねw 宗一郎の傍にいるだけで濡れてしまうから毎日オ○ニーしてるとかwwwwww エロエロな葵ちゃんも大変良いです(*´Д`*)b
【「アキウソ」アフターアフターストーリー(エリス・フォール・レンフォード編)】
巨乳っ子を小さくして、Hシーンでは巨乳バージョンのときにおっぱい見せず、ちっぱいバージョンのときにおっぱいを見せるという、巨乳好きの人に喧嘩売ってるとしか思えない内容にガッカリしました。それだけです。折角の巨乳をここまで台無しにするのはそうそうないぞ。あの小さくするネタはアレだけだったから許せる所業だったのに、また使うとかアホなんじゃないか。そんなにちっぱい枠が欲しいなら、最初から雫の方をヒロインにしろよ。なんでわざわざ1番おっぱいが大きい子を小さくするんだよ。意味分からん。
内容はエリスの抱える不安に関するお話で悪くなかったんですけどね。でも、それだったら別にエリスを小さくする必要なかったし、小さくなった原因も大したことなかったし、無駄な要素が多くて、余計におこでしたヽ(`Д´)ノ それだったら、妊娠したからこうなったっていう方がずっと良かった。
【「フユウソ」アフターアフターストーリー(帝堂雪華編)】
雪華1人で作り上げたわけではない“スノー・ワールド・エンド”の後始末ですね。つまり賛同者の説得。レイラが雪華のように考えを改めることが出来るかは宗一郎たちに委ねられたというところで終わっていますが、まぁ桜月やエリスがいるから大丈夫なんでしょうね。きっと。レイラのビジュアルを見てみたかった気がしますがw
雪華先輩は何でも出来る完璧超人ですけど、宗一郎の前でのみ見せる隙がとても可愛いと思います。普段とのギャップが大変良い。桜月ちゃんとも葵ちゃんとも違う好き好きオーラですねw 個人的に桜月ちゃんとのやり取りが大変好きですw 巻き込まれるエリスはたまったものじゃないけどw あと、葵ちゃん!この子は自分のルートでも可愛いけど、他のルートでも期待を裏切らないですねw 先輩に言い寄られてもなびかないって肝心な部分でレッドラインに反応しちゃうとか、どんだけちょろいねんwww 桜月編でもそういうのあったし、葵ちゃんとレッドラインの相性は抜群すぎてニヨニヨが止まらないです(爆)
Hシーンは2回。エリスにはガッカリさせられたけど、雪華先輩は期待を裏切らないおっぱいいっぱいなHCGだったので満足しました。最初の騎乗位も2回目のバックもおっぱいをじっくり堪能できるので満足しました!やっぱり巨乳っ子はおっぱい見せないとダメですよね!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
【感想まとめ】
そんなわけで、1本当たり2時間もあれば読み終わるという短めなお話で、内容的にはイチャラブは多くないけど、残された問題をきっちり解決って感じの後日談になっていて、その点は良かったと思います。エリス編だけは納得できなかったけど。とはいえ、やはりアフターアフターって名目にするならイチャラブメインにしてほしかったなぁっていう思いはありますね。そして、葵ちゃんは可愛いぞ(*´Д`*)b
あとはハーレムルートですが、こちらは希望者のみに配布という形になっています。一応、応募はしておきました。ハーレムルートには興味なかったりしますが、まぁプレイしたらその感想くらいは書こうと思います。

麻保志学園シリーズのあらすじ・感想についてはこちら↓
ハルウソ】【天文時計のアリア】【ナツウソ】【罪恋×2/3】【Triangle Love】【Deep Love Diary】【アキウソ
不運と幸運と恋占いのタロット】【初恋*シンドローム】【フユウソ】【忘却執事と恋するお嬢様の回想録

麻保志学園シリーズのグッズ購入品及び頂き物はこちら↓
「Deep Love Diary」初心なお嬢様千佳さんにぶっかけちゃえタペストリー
「フユウソ」RTキャンペーン第3弾りいちゅ先生直筆サイン入りイラスト色紙『和泉葵』

「フルウソ -Complete Four Seasons-」の公式サイトはこちらから↓

個人的には、葵ちゃんのアフターアフターアフターが見たいです!この子は本当に可愛い(*´Д`*)b


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