ダメだからってコロコロ変えちゃだめだろうが。
マイナ保険証の利用率はどうなっているだろうか。
はっきり言って全くダメだ。
10%にも達していないんじゃないだろうか。
これでは国の思惑も何もあったものじゃない。
このままでは日本の医療DXは地に落ちてしまう。
そんな危機感が厚生労働省にはある。
あまり意識されていないようだが、昨年10月の利用率から。今年の1月から5月までの平均利用率によって支援金が支給されることになっている。
すでに4月も中過ぎである。
いろいろ聞くが芳しくない。
後半の6月から11月の第2段には全く期待できない様子が見えてきた。
要は第2弾はやっても意味がないってことだ。
そこで、第2弾は見直して、新たに集中取組月間を作るようだ。
今年の5月から7月のいずれかの月のマイナ保険証利用人数について、昨年の10月実績及び同月利用人数から増加量に応じて、薬局の場合は最大で10万円の支給がある。
詳しくは調べてもらえばいいと思うが、そんなことをやってもどうだろうか。
そもそも5月から始まるようだが、周知徹底がなされていない。
何やら本日、厚生労働省からセミナーがあるらしいが、ドタバタで気付かない薬局が多いのではないだろうか。
https://youtube.com/live/7Lw9GuKNud8?feature=share
この集中取組月間を行っても昨年の実績が低過ぎて、ハードルは低いと思うが”のど元過ぎれば“になりそうだ
何だか無駄にお金のばらまきばかりしているような気がする。
「保険」が頭に付くと、やったことに対して診療報酬が支払われる。
やることは国の保険行政への協力に対してである。
であるなら、もっと強制力を持ってやらせるべきじゃないだろうか。
やらされるのが嫌なら「保険」をもらわなきゃいい。
これは薬局だけじゃない。
薬剤師にも当てはまる。
やって欲しいことは「新設」の報酬となって時代を反映している。
それを算定できない薬剤師は、これからを生きてはいけないような気がする。
どちらにしても厚生労働省の弱腰に日本の医療はどうなるのかと心配になる。