事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

踊る大捜査線⑤

2007-07-09 | テレビ番組

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前号繰越

 さて肝心の織田。デビュー作「湘南爆走族」はさすがに観ていないが、うまく言えないけれど、顔が“主役面”しているというか、画面に映えるタイプなのだと思う。

その頃(80年代後半)は若手の男優があまり育っていなくて(反論も多いこととは思いますが)、映画界もどんどん落ち込んでいる時期だった。映画ファンの同好会から出発したホイチョイプロが、「私をスキーにつれてって」に続くホイチョイムービー第2弾「彼女が水着に着がえたら」に織田を起用する、と聞いた時は、さすがやるなあ、と思ったのを憶えている。こいつはスターになる、と私も感じていたのだ。

その後「東京ラブストーリー」(「踊る~」の中で、このビデオを観ながら湾岸署の連中がカンチを「煮え切らない野郎だなオイ」と馬鹿にしていたシーンには笑った)等を経て順調にスター街道を爆走したのはいいのだけれど、直情径行な性格はどうも治らないらしく、「振り返れば奴がいる」で脚本の遅さにブチ切れて、三谷幸喜とは二度と組まない、と宣言しているあたりは若い若い。

Umck5519 でも先日、都内のスタジオで、初めて木村拓哉と遭遇し(「HERO」と「ロケットボーイ」は同じスタジオで収録されているのだそうだ)、凍りつく周囲を(何でだ)よそに、年長者としての余裕をみせ「ども、織田です。」と挨拶したあたりは大人になったんだか。ユースケ・サンタマリアの陰に隠れっぱなしだったというキムタクが単にガキなんだろうが。

「ホワイトアウト」の製作に意地を見せたように、久方ぶりにガッツのあるスターのようだし、どんな経緯か「踊る~」の第2弾を安直に作る様子もないところは好感がもてる。ファンの気持ちも、少しは私もわかるようになってきた……。

……6年も前のネタなので、かなり無理が入ってます(笑)

コメント
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