はなバルーンblog

藤子不二雄や、好きな漫画・アニメの話がメイン(ネタバレもあるので要注意)

大阪でカラコミ「怪物くん」3巻入手

2005-07-17 23:29:50 | 日記・雑文
 昨日、今日と連休を利用して、実家に帰ってきた。まあ、実家にいた時間よりも、色々な所を廻っていた時間の方が長かったので、帰省と言うよりは大阪に遊びに行ったという感じだが。

 昨日は、近鉄で11時頃なんばに到着。まずは、日本橋をぶらぶらしていた。最大の収穫は、まんだらけなんば店で入手した、カラーコミックス「怪物くん」第3巻。実際には3巻セット販売だったのだが、私の持っていた1,2巻は新刊発売当時に買ったもので、かなり痛みが激しかったので、セットで丁度よかった。
 3巻を手に入れて、はじめて「ぴっかぴかコミックス」版第1巻の表紙絵がカラコミ3巻のものだと知った。また、ぴかコミとカラコミの両方とも、第3巻最終話が「怪物三人組にお休みを」だった事も興味深い。やはり、ぴかコミの編集はカラコミを元にしていたようだ。内容的には、初めて読んだカラコミ版の「地中怪物キョウダイゴン」が、オリジナルの冒頭2ページ分をカットしているせいで、始まり方が唐突だったのが、なんだかおかしかった。カラコミを先に読んでいれば、また感想も違ったのだろうなあ。
 ともかく、これで未入手のカラコミ藤子作品は「ドラえもん」第6巻だけになった。ちなみに、「怪物くん」3巻の最終ページにドラ6巻の予告が載っているが、実際には収録されていない「雪雲ベース」の絵を使っている。当初は収録予定があったのだろうか。まんだらけなんば店には、カラコミ「ドラ」は3巻までがバラで置いてあった。3巻までなら比較的よく見かけるのだが、後半の巻はさっぱりだ。セットだとつらいので、何とか6巻をバラで見つけたいところだが、果たしていつになる事やら。

 そして、恵美須町駅で地下鉄に乗り、阪急-バスと乗り継いで吹田市の国際児童文学館へ。今回は、日本橋で思ったより時間を使ったため、到着が15時過ぎになってしまい、あまり多くの本は読めなかった。ここで読めるめぼしい藤子作品は大体チェックしてしたので、今回は手塚治虫「ハリケーンZ」を読んだ。作者自身「どんなに出版社から本にさせろとたのまれても、どうしても気がのらない」(手塚治虫漫画全集「アラバスター」あとがきより)とはっきり言っており、実際に生前にも、没後の全集第4期でも単行本化されていない作品だ。児童文学館では初出誌が全部揃っているのだが、第2回がまるまる付録回しなので、全編を読む事は出来ない。それでも、読んでみると、前作「旋風Z」とは作品の雰囲気がガラッと変わっており、作者に嫌われるのも無理はない感じだ。今後の単行本化もおそらくないだろうから、全編読むには付録を手に入れるしかないが、かなり難しいだろう。「旋風Z」雑誌掲載版と合わせて単行本化して欲しいものだ(「旋風Z」単行本からだと、描き換えのため話がつながらない部分があるので)。

 その後は、豊中のBOOK OFFなどをまわって実家に到着。今日は昼までだらだらとすごし、梅田のまんだらけに寄って、名古屋に帰った。本当は、梅田も色々と廻りたかったのだが、今回は往復ともに近鉄の株主優待券を使っていたため、あまり遅くまで、大阪には居られなかったのだ。この方法だと名古屋-なんばの往復が3,000円で済むが、時間は往復で7時間くらいかかるから、やはり疲れる。あまり人にはお勧めできない。

 さて、明日も休日。とりあえずは、本日梅田で買ってきた、夏コミカタログでも読むか。さっきざっとは読んだのだが、またまた藤子系サークルは減っているようで、寂しい限りだ。今年の夏コミは、1~2日目の参加になるだろう。3日目も行きたいが、夏休みの日程上、無理だ。8月は、夏コミの前の週にも東京行きの予定があるので、5月に続いてハードスケジュールになりそうだ。