ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

25周年!

2018年05月28日 | 日々奮戦


【25周年ビンテージ風】

小学校の教員は結構長く務めていた気がするけど、たったの11年。
まだそんなに経ってはいないように感じるけど、本日開院25周年。

色々あって教員になったのは25歳の春。色々あって退職したのが36歳の春。
国家試験合格と同時にえいやと独立開業したのが翌37歳の5月。
どう振り返っても「本当にあっという間」という使い古された言葉しか浮かんでこないのだけど、本当にあっという間に25年の月日が流れました。25年と言ったら「四半世紀」。立派に恐ろしい年月です。

当時は3人の娘達もまだ幼く、行く先もわからないことだらけだったけど、退路を完全に絶っての決断に後戻りはなし。がむしゃらにひたすら前に進め進めでした。
25年経って、今こうして全ての決断と責任を自らが負うという生活が出来ていて、あぁ、やっぱり成るように成っていく。
人は思うように生きるのだなぁと実感。
25年間、そしてこれからも、そんな私を、私達を支えて下さった方々には感謝です。少しでも期待に応えられるようまだまだ精進しなくちゃなと誓う25回目の記念日でした。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強化練

2018年05月27日 | トレーニング



バランスよくトレーニングしていくのはなかなか難しいもので、今年は宮古島落選の影響もあって、もう一つトライアスロンモードに入り切れていないというのが現状だ。
要するに泳げてないし、バイクも走り込んでいない。

しかし!バラモンキング(五島長崎国際トライアスロン大会)まで残すところ3週間。最後のあがきをするのはこの週末しかない。ってんで土日の2日間強化練習に着手(遅い!)両日ともハシモくんにお付き合いいただきました(バイクは半分)。

▇26日(土)朝:ローラーインターバル 午後:坂路調教(10km×2)1:40:41(59'44"+40'57")
▇27日(日)BIKE 150.8km 6:06 1850mUP→10kmラン 52:20(5'14"/km)

久し振りの坂路調教は足だけでなく体幹もズタズタの筋肉痛。またまたヨレヨレ歩き。


【早くも絞ってきたハシモ君に上りは完敗】

そんな状況の中、本日の檜原バイク練はスイッチ入ってインターバル的に頑張れた。ガチンコ150km。




【檜原ちとせやのおからドーナツと濃厚豆乳は最高!】

バイクを置いて、水分補給して即ランスタート。10kmだ。強い気持ちを持ってヘロヘロな心を撃退し希望的レースペースを押し通す。走れているのだけどひたすらきつい。残り3kmくらいからはもう泣きそう。



まるで100kmウルトラのラスト並み。52分で走り切ったはいいけど、完全ノックアウト。
もうこれがレースの時でも経験のないほどのぶっ倒れ状態。ちょうど太極拳イベントから妻も帰宅したところだったので助かったけど、ハーハー止まらず(なかなか心拍下がらず)、体動かせず(痙攣祭り)、あれもこれも補給してようやくシャワーを浴びるために歩き出すまで30分くらいかかってしまった。そしてその間に10ヶ所以上ブヨに刺されてぷっくり。かゆいのだ。

それにしてもしっかり追い込めて自己満足度は高いけど、3週間後のレースでは180kmバイクの後にフルマラソン。今日の状態のまま思いを馳せると、、、気が遠くなった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガチンコバーチャル100km

2018年05月22日 | 日々奮戦


【Photo by Yamaji】

先日行われた八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンに我が青梅トレラン部から参加したあっくん。
昨年の初挑戦が悔しい結果で今年はリベンジに燃えていた。もちろん走力十分だし先のOTKでも初優勝を飾って気分的にも乗っている。

で、戦略的ペース配分の目安になればとハリ天が上手く走れた野辺山でのラップタイム表を2本(2009年の野辺山での初サブテン2010年サブ9.5達成)プレゼントしてあった。

当日、ロングライドから戻り応援ナビでさっそく追っかけてみると、、、。
これがこれが、な、な、なんと。まさに2010年の時の自分と完全にガチンコバーチャルレース状態になっていて興奮。

           ハリ天   あっくん
 10km  0:50:51  0:49:07 あっくん、わずかに先行
 20km  1:49:16  1:49:28 おっと、並んだ! 
 30km  2:39:56  2:39:17 ほぼ併走状態
 40km  3:28:59  3:30:14 ハリ天、長い下りでリード
 50km  4:20:30  4:19:07 あっくん、逆転
 60km  5:17:25  5:17:40 ハリ天、再び追いつく
 70km  6:17:51  6:21:55 あっくん、ちょっとバテたか、ハリ天3分先行
 80km  7:29:15  7:32:52 そのままリードを保って馬越峠クリア
 90km  8:24:10  8:19:17 下りであっくん快走。逆に一気5分リード!
100km 9:29:40  9:25:13 ハリ天、ちょっと詰めたが4分差であっくん完勝!
順位     30位        29位       なんと順位まで似たり寄ったり

いやぁ楽しかった。あっくん見事余裕のサブ9.5達成おめでとう。


【完走メダル見せてもらいました!かっこいい!】 

野辺山100kmは長い上りや長い下り区間があるので、サロマのように平均した区間タイムにはならない。個性的野辺山限定ペース配分としては上の数字はとても上手くいっていて、その後も色んな人に参考にしてもらった経緯がある。いちいちタイムを確認して走っていなくても上手く行く時はこうやってマッチレース様相が生まれるんだなぁとえらく感心してしまったという次第。
野辺山やっぱり面白い。また走ってみたくなっちゃったよ。

 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高位ゲット!

2018年05月21日 | 日々奮戦



楽しみにしていたランナーズの「全日本フルマラソンランキング」(1歳刻みランキング)。

冊子をめくる手がドコドコドコドコ〜っと鳴って、62歳の部。5位!



55歳の9位の時以来のトップ10入り。しかも初のトップ5だ。
たったの3秒で逃したサブスリーだったけど、ま、いいや。
62歳のトップは2時間58分。届かないタイムではない。例えばストライドがあと1cm伸びたら楽々。
自分より上位の方々は走ることでそれぞれとてつもない偉業(萩往還3連覇とかハセツネ連覇とか16年連続サブスリーとか、、、)を成し遂げている。それを思うと納得の順位です。

そして、同時に60歳代では2017ー18年シーズンで17名しか達成していないサブスリーに一番近かった者としては、てっぺん狙いは昔のようにとてつもない夢物語ではなく、確実に手の届く目標になったことも実感。益々ワクワクしてきました。

色々あれこれ手を出して走り回っていますが、当分はこのフルマラソンランキングを第一目標にして突っ走ってやろうと意気込むランキング発表なのでした。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5時間ライド

2018年05月20日 | トレーニング



涼しくて、抜けるような青空の日曜日、無補給5時間ライド(水はとってるけど)は、いつもと違って坂ばかり目の前に現れていた感じ。なので距離は全く稼げず。


【この色の木イチゴは美味い。唯一の補給】

登りでパワートレーニングはばっちり出来たけど、やっぱり下りの時間が無駄っちゃぁ無駄かなぁ。サイクリングなら気持ちよくて最高だけど、トレーニングとして考えるとローラーでキチッと追い込んだ方がやっぱり身になるかなって実感。
そんなことを感じつつの5時間ライドだったけど、お初の飯能・原市場から名栗へ抜ける道はほぼ独り占め。やたら爽快な空気と空の青まで独占しちゃった気がしていい気分だったことは確かです。


【突如開けた下界を見渡せる場所】

昨日久々のインターミッテントで追い込んだのと、昨晩友人が100kmサブテンを祝ってくれた席でロングライド予定してた割りには飲み過ぎたせい?で足の張りもかなりあったし、フーフーともう一つ意気上がらず腹も減ってヘロヘロな帰宅でありました。

それにしてもあまりに綺麗な青空なので、午後遅くになってドライブでまた同じ道を辿ったりもして(^^ゞ有効な日曜日でした。

 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20回目のエントリー完了

2018年05月18日 | 日々奮戦



10月7日〜8日、秋の大運動会・第26回日本山岳耐久レース、本日より15回以上完走者優先エントリー開始ということで、無事に20回目の出走エントリー完了しました。
ご案内ハガキの最後に「通算20回完走となりますとスーバーアドベンチャーグリーンとして表彰し、歴代優勝者と同じく、永久招待選手の栄誉が待ち受けています。」とある一文がとうとう目の前のものとして現実味を帯びてきました。

あれやこれやと色々チャレンジしてますが、ハセツネは自分の中での年間トップ3の定位置をキープし続けている大事なレース。
きっちり準備をして「永久招待選手」の権利をゲットしたいと思います。

と、今はあと30日と迫った五島長崎のトライアスロンで頭がいっぱいなんですけどね(^^ゞ 

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走るは楽、歩くは大変

2018年05月16日 | 日々奮戦



詳細はハリマネブログに譲るとして、、、、

昨日は青梅御三家と称する長女の幼稚園時代から綿々と繋がる3家族での鎌倉〜江の島お散歩会。
もう何というかこれ以上の空はないってくらいの五月晴れプラス、山寄り地方では味わえない心地よい海風に吹かれ、ご機嫌なお散歩会だったのです。
初めて通る鎌倉の裏通りですら、何から何までもう格が違うって言うレベルの素敵さ。クラクラしながら歩きました。



ガーミンGPSによれば11kmを途中しらす丼+生ビール付きで正味3時間20分。
これがまぁ、本当に疲れたのです。途中から股関節はビリビリ来てるし、左の膝もキーンと固まったような痛み。
走っている時には一切感じない類の疲労感。
ゆっくり色んなペースで歩いたり立ち止まったりってきついんだなぁと実感。キロ7分で走ったって1時間半もかからないところを倍以上の時間をかけてるんですからね。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変則トライアスロン

2018年05月13日 | 日々奮戦


【ハルジオン。わんさか生えてむかつくって言われるけど、刈り取る前に花束にしてみた】

今日は少なくとも5時間程度のロングライドの予定を変更して(ちょっとだるかったのでね)シーズン最初の草刈り大作戦。



こっちもやるとなったらやってやる。
給油すること3回、3時間半休憩なし、昼食抜きのぶっ続け作業。どうだって感じ。バイク6時間くらいは知らん顔で、もちろん休憩なしで乗れていなけれりゃ6月のバラモンキングではお話しにならないのだから、草刈り3時間半なんて休憩してちゃいかん!よな。
斜面は刈払い機を持ち上げて操作せねばならず、腕プルプル。足腰もビンビン。


【作業前(左)と作業後(右)】 

これじゃ大変とプールに出かけて泳いで来た。たいしたことないはずなのに汗が止まらず、帰りの冷たい雨が気持ちよかった。水の力は大きくて、すごくさっぱりしてしまったので急に張り切って夕飯前に3本ローラーも。
張り切ったことを恨めしく思った最初の5分。しかし何とかやり切って満足したところまでは大正解だったのに、今度は疲労感がぐんと表面に浮き出てきた長崎五島のトライアスロンまであと35日な日曜日。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第8回成木の森トレイルラン

2018年05月10日 | 大会レポート


【Thanks KFC】

記録狙いで走った5日OTKのゴール後はぐったり。全て承知してエントリーしていた翌6日の成木のレースだけど、ないよなぁ。ってことで、途中からは翌日走らない理由を一生懸命考えながら走っていたという、、、。

もちろん色々な参加の仕方があっていいのだけど、ハリ天の場合はレースは全力で走れないなら×。
そうだ、体力的にも気力的にも要するにこの1点だけがポイントだ。

早くも襲ってきていた筋肉痛と闘いながら、とりあえず寝た。
そして朝、起き上がるのもようようだったけど、痛いのは酷使した筋肉だけで故障に繋がるような気配の痛みではない。
気力は?行けそうだ。寝てもみるものだ。


【Thanks KFC】 

ってことで、翌日5月6日、第8回成木の森トレイルラン出走。
えいやっと動いてしまえばちゃんと走れる。ガーミンが示す低めの心拍数の割りには苦しい。いきなり上りが続くので欲張らずに淡々と進む。
しかし、ちゃんと火を着けてくれる人が現れる。間違いなく60歳以上だとおぼしき選手が横をスーッと抜いていく。ムムムム!知らない人だけど、あまり離されないようにマーク。苦しかったけど我慢して走るうちにすっかりレースモードになってきた。ありがとう。ってすっかりエイジ優勝獲る気満々になっていった。
林道が上りが一段落したあたりから少しずつ噴射開始。差を広げる。


【Thanks KFC 岩茸石山の登り】

常福院から高水山の北面を回り岩茸石山に向かう頃、もう1人間違いなく60歳以上だと思われる選手発見。ピタリ後方に。どうやら下りはあまり得意そうでないのがわかったので岩茸石山から始まるテクニカルな下りで一気に前に出て突き放そう。


【岩茸石山頂上 by 哲太】

下りのペースがシンクロする若者についてスピードアップ。姿は見えなくなったけど、まだ前にライバルは潜んでいるかもなので気を抜かず4人の集団をキープ。前日も1人で前を追っていた区間だ。


【Thanks KFC 岩茸石山上空より】

黒山でトップのこーちゃんがとっくに下っていったと言われビックリ(はえぇ〜)。
ゴンジリ峠通過。あと500mで折り返しの棒ノ嶺。続々と折り返した選手が下ってくる。
いつもは競り合えるマイケルとかさっちゃんもさっそうと行ってしまった。そういう意味ではダメダメだけど、全力を尽くせているかと問い直せば、しっかりOKサイン出せる状態だ。
少しずつ少しずつ順位は上がっている。
棒ノ嶺で折り返す少し前、もしや?と思われる年配の選手とすれ違った。よし、念のため追いかけよう。


【ゴンジリ峠 by ソリちゃん】

足は痛いのだけどユルユル走るよりも、ガツガツ行く方がかえって楽に感じる。下りは特にそう。なのでガンガンに攻めまくってやった。レースで思いっきり下れなくなったらトレイルレースは引退と密かに決めている。


【Thanks KFC】

黒山からはほぼ下りベース。唯一の岩場を過ぎると「ハリ天さ〜ん、ほんとに走ってるよ!」と前日一緒にOTKを走ったばぶぅの応援。いつもサプライズ応援ありがとうだ。


【by ばぶぅ】

元気100倍もらって一気加速。本当に元気になってきた。馬場乗越に出る寸前にはヤフシゲさんも。「1位、とれるよ」と囁いてくれた。何が起こるかわからないから気を引き締めてラスト。


【by yahushigeさん】

あれ、こんなにあったっけと思うくらいトレイルが続く。勘違いしていた模様。
いよいよ小沢峠へ下りる急坂は両腿の筋肉痛に声にこそ出さないけど悲鳴!


【痛そう! by Narashimaさん】

道路を渡ってあとひと上り。若い選手が何人か固まって追いついて来た。どうぞどうぞ。最後はゆっくり噛みしめるように。
・・・と上り出して振り向くと、、、一昨年の多摩川源流で先着されたエンドウさんの黄色いウエアが目に飛び込んできた。ヤバッ!
慌てて再びエンジン点火。ラスト400mは思いも寄らぬ最大心拍達成の道筋となってしまった。
ギリギリセーフでエイジ優勝ゲット。



終わってみれば、きついはきついが身も心も展開もギリギリハラハラで超楽しいレースだった。ボラで参加の青梅トレラン部の面々が山頂、分岐点、エイド等々に大勢いて絶大な声援を送ってくれた。感謝感謝。

ただし、ゴール後はひどい有様。シューズの紐に手が届かない。座ったら立ち上がるのに一苦労。気を抜くとすっかり腰の曲がった爺さんになっている等々。
翌日は、もっと大変だったけどね。久々の強行軍、終わってしまえば走ってよかったってことで万々歳。それにしてもあ〜、よく頑張ったオレ!

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10th Anniversary OTK

2018年05月08日 | 日々奮戦



OTK(Ome To Kamosawa)の歴史は別の機会にゆずるとして、とにかくYahushigeリーダーの元、この素敵なプライベートイベントが今年10周年を迎えたってことで、現役にこだわるハリ天としてはベストを狙うしかない。
なんて誓いつつも2週間前の本気100kmチャレンジで思いの外ダメージを喰らってしまったので、当日まで走らず脚力極力温存作戦(早口言葉で^^)v)。基本的な走る力は今年はちゃんと備わっていると信じて。

このOTK、青梅永山公園をスタートして青梅丘陵から高水山、そして棒ノ嶺より都県境の稜線を進み、最高峰の雲取山、そして七ツ石山を経てカレー&豚汁が待つ鴨沢特設ゴールまでの約60km・累積標高3800mのロングコース。ゴールしてカレーを食べて18時38分の最終バスに乗れるように実力に応じたスタート時刻を設定することになっている。



さて、5月5日子どもの日、快晴。標準スタート時刻の6時組は7人。夜中0時スタートの故障組3人、4時4人、5時7人がすでにコースに突入している。後ろからは2人が追いかけてくるという状況。
足は軽い。気合いも十分に乗って、選手より大勢のスタッフの盛大なる見送りの中スタート。



青梅丘陵は様子見だ。ここはいつもおしゃべりラン。今年はペースが遅いッスよねぇと青ト部の雄・あっくんが焦れている。



と、かなり進んだ所でランパンのポケットに何やら硬い物が入っている。なんだ?

車のキー!!

ハリマネに渡してくるのを忘れた。慌てて電話すると既に着信履歴あり。家に送ってもらってスペアキー取ってきたから大丈夫と。間抜けな序盤。

荒れてしまっている雷電山から平溝橋へ抜けるトレイルは通らず、榎峠経由に今年はコース変更あり。平溝橋では「かぎかぎ!」と早速連絡が回っていたハリーさんから速効の突っ込み。夫妻でコーラエイド開設してくれました。感謝。



高水山の上りから哲太、ふなちに先行。目標のサブテン目安はまずは棒ノ嶺サブスリー。順調な足取り。



岩茸石山から黒山へと向かう。それにしても本当に輝く新緑、いい季節。
しかし!ここでまさかの大アクシデント発生。「着地と同時に重心移動」が身について以来、捻挫はあり得ないと豪語していたこのハリ天が、、、。なんでもない木の根っこに左足を着いたところでギクッ!超久々音がしたかと目を見開いた程のギクッ。嗚呼、終わっちまったか。
が、諦めてはいけない。状況次第で策はあるのだ。ひたすら冷静に患部の状況確認。キーンという痛みはあるけど正しい形を意識して体重をかけるとどうやら大丈夫そうだ。やっぱりギクッとやったけど体重の全部がかかる寸前に力を逃がせていた模様。しばらく重心に集中して歩く。しっかり動いて血を回して回復させれば行けるだろう。やっぱり油断か。なめてかかるとひどい目に会うなと気を引き締めた。


【第3回TTRのレース中倒れてしまった高橋香さんの碑】

目標通りサブスリー(2時間54分)で棒ノ嶺。ここでなんと予定外のいまじさんのサプライズコーラエイド。嬉しいねぇ。

 

棒ノ嶺から日向沢ノ峰までが前半の難所。気持ちよく走れる部分も結構あるが、心折れそうになる急登が4ヶ所。OTKでは初のポールを取り出す。なるべく負担少なく行きたい。昨年のハセツネでポールデビューだったけど、これは楽だよ。
いつも目安の大鉄塔も3時間台で通過。実に順調。

 

日向沢ノ峰ではゆぅさん親子とキャプテントットさんのエイド。最後の急登の上にオアシスだ。



しっかり癒されて蕎麦粒山アタック。ここを越えればとりあえず一段落。走れるので走る、走る。



次々と姿を見せてくれるブナの巨木、今年もこんにちは!だ。



と、いたいた先行組。まさかのロゲの相棒こちゃさんだ。絶不調とかで一杯水ストップ模様。賢明でナイス判断。

 

その後もしっかり走れてあっという間に一杯水避難小屋。ソリちゃん&みかんの青ト部エイド。よっちマンゲット。



ちゃんとみかんがフルーツ缶用意してくれてあってごっつぁんです。
ソリちゃんがどうですかと勧めてくれたスパゲティにお茶漬けふりかけ、これがお初だけど超行けてて感動。



もっと長居したいけど振り切って再スタート。去年は色々時間のことを考えてここでリタイア決断だったっけ。

順調だけどエイドの後はさらに乗ってくる。エイドを先に出発していた初出場よっちマンゲット。



ちょっと顔色悪いかな。復活信じて先行。


【絶景ハナド岩もちゃんと寄っておく】

酉谷避難小屋上6時間半以内目指した結果、6時間13分。サブテン行けるかな。



山桜は満開、大好きなトレイルが続く。最高に贅沢な時間が流れている。



いいペースなのになかなか選手に出会わない。やっと見えたのが5時スタートのアズさん!今年は逃げ切るよと宣戦布告されていたけど、水松山分岐でゲット!



って写真撮っていたら、後方から来たのはつい4日前に278kmというとんでもない距離の山・ロードを走ったばかりのふなち。一緒にスタートしたけど流石に上り足が重いと言って遅れていたのだ。とんでもない化け物だぁ。
しばらく逃げたけどあっけなく被ゲッツ。ガクッと力が吸い取られた感じ。



このコースで一番奥深い長沢背稜に突入。今度は30分遅れでスタートのいっちーさんに長沢山頂上で追いつかれる。彼はこの大会の大元である「東京トレイルラン100(通称TTR・青梅〜高尾128km)」を連覇している伝説のチャンピオン。誘いに乗ってくれて今回で2回目の参加。淡々と先行されてしまった。



代わりに4時スタートるーちゃんゲット。



さて、すっかり緑が目につくようになった長沢背稜。




【心癒される】

10年前は「長沢背稜」ならぬ「長沢背霊」と噂される程に倒木が道を塞ぎ殺伐とした光景が広がる場所だった。今では倒木も片付けられ道標もしっかり立ち見違えるよう。



そして芋ノ木ドッケ手前、最後の上りを踏ん張ると目に飛び込んできたのは「クリプトナイトエイド」。クリプトナイト夫妻の恒例エイドだ。



今年も用意してあるわよと早速フローズンパイナップル!これだこれ!ぶどうも美味い!お土産にフローズンコーラ!至れり尽くせりのおもてなしに毎度の事ながら感謝感激。4時スタートのタゾエさんゲット。



ここで前にいるはずの6時スタート組のふくちゃん(初出場)が来ていないと聞いて心配になる。どこかでロスト?調子悪くなっていると聞いたので下山?

芋ノ木ドッケから一気に下り、そして最高峰・雲取山へと向かう。


【この方もゲット】

今年は大ダワから女坂だ。さっきふなちに追いつかれてからかなりがっくりペースダウンしている。とうとう足も完売御礼間近の様子。女坂と男坂の合流地点でばぶぅゲット。



雲取小屋まで一緒に。こうしておしゃべりすると気が紛れて元気も回復してくる。
ふくちゃんには抜かれていないといううーんどうしたろ。(少し具合悪くてトレイル脇の日陰で寝ていた時に抜いたらしいと後で判明。よかった)
気合いだけで雲取頂上へ。ここでなんと先日のUTMFで女子5位入賞のjunさん御一行にバッタリ。仲間と夜中発でやっぱり青梅からと。



盛大に見送られて石尾根を下る。富士山ちょっと霞んでたな。



足が痛くなってきた。走っているけどスピードはがた落ち。
サブテンは全くかなわぬことになり、せめて10時間台でのゴールを目指して最後の七ツ石を攻める。
頂上はイッシーさん、君枝ちゃん達が選手の通過チェック。



コーラもらって喜んでいたら、さらにサプライズのガリガリ君が!アゴがキーンと来るほどかぶりついてしまったよ。



と、そこへ大鬼、7時スタートのそーけんが。逃げ切れるかと思ったが甘かった。



あとは七ツ石小屋を経由して下るだけ。筋肉痛が激しくなっていて上りより下りが辛い。情けないけど、誰とも競っていないとよれよれだよ。
それでも今年の最低ラインの10時間台は大丈夫そうで一安心。

【あの先を曲がるとゴールが下に見える】

いつもの場所に出てゴール地点を見下ろし大きく手を振る。
やれやれ無事にゴール出来ることでホッとする。しっかり最後まで走ってゴールは目標から1時間遅れの10時間52分。でもかなり頑張れたよ。





先着の選手やスタッフのみんなが心からの笑顔と拍手で迎えてくれるこのOTKのゴールは本当に素敵だ。レースだけどレースとも言えない鬼ごっこイベントOTK。ゴール後今やすっかり名物となったカレーと豚汁をむさぼりつつ互いの健闘を語り合う、そんな時間も貴重。そして何より選手より人数が多いスタッフの献身的なサポートこそがこのイベントを支えてくれていることに感激するのだった。


【10年で一番早く午後6時前に全員ゴール。全員集合!】

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GW進行中

2018年05月04日 | 日々奮戦



ゴールデンウィークもいよいよ終盤。
、、、でも、いったい何をやっていたのか。 
記録していないと早くも思い出せない。
夫婦二人で力を合わせて(ってか、ほとんど教えてもらった)なんとか日記用に書き出した。

100kmの打ち上げをした。物置整理した。ショッピングモールに買い物に出た。ランチしに棒ノ嶺に登った。川内優輝選手のボストン優勝報告会に出向いた。川の道の応援に行った。甥っ子の結婚式があった。結構忙しい。

で、本日は何もせずに体力温存。
そ、明日は10th AnniversaryのOTK(Ome To Kamosawa)64kmだ。明後日は成木トレランだ。忙しい。

とりあえずは本気で走るOTK。チャレンジ富士五湖の100kmが思いの外ダメージ大きかったのでその後はローラーとスイムのみ。一昨日ちょこっと走ってはみたが2週間ほぼノーラン。
故障や怪我をしたとかではなく、単に「走る足」を徹底的に休めてみただけ。この実験がどう出るか。
明日は6時スタートで頑張ります。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする