ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

絶賛TGG2023

2023年06月20日 | 日々奮戦

【いつものやまびこ食堂で閉会式も無事終了】

絶賛プライベートイベント、「TGG2023(多摩川源流ぐるり)」。例年通り夏至に一番近い日曜日ということで一昨日(6/18)開催されました。
奥多摩の隣、山梨県丹波山村をスタート、タイトル通り多摩川の源流をぐるりと左回りで一筆書きに一周。序盤の1500m一気登りに始まり、なかなか人の入らない稜線を進み、笠取山を過ぎるとあの「トラックの木」にも遭遇。一旦柳沢峠(ここで40km)に下りてから南側大菩薩嶺に向かいます。前半と後半ではガラリと雰囲気が変わるのも見もの。



そして何よりの魅力は時差スタートによる鬼ごっこ。アーリースタートの選手はひたすら逃げ続け、後続スタートの選手達は先行する選手を何人捕まえられるか。走力の異なる選手が中間付近でぐっちゃぐちゃに前後するという普通のレースではあり得ない面白体験が繰り広げられます。

と、さて今年は第11回。ハリ天はこのところ定番の柳沢峠CPスタッフ。なんだけど、前夜なんだか走る気がもりもり湧いて来たので、急きょ4時スタートのアカさんと一緒にスタート。一気登り(1500弱UP)の前飛龍まで行き、ピストンで戻りつつこれからコースへと突入する選手を逆走応援&お見送り作戦を決行。



いやぁ、5月のOTKで見せ付けられたアカさんのパワーウォークは相変わらずの切れ味。途中のサヲラ峠で先に行ってねと別れたものの、その後意外に調子良くなりなんと追いつくことが出来て前飛龍まで。アーリースタートしていた3人の選手にも追いつき、前飛龍の岩の上でしばし瞑想に耽り、その後に続く選手を声援しながら下って来た。
下りは途中まで応援で上がってきた今週末100マイルを控える強豪ヨーコちゃんとランデブーラン。
結局初の試みは選手全員と会えたという大正解。↓








【最終スタートは3度目の登場、大鬼おっくん(この日ハッピーバースデー!)と連覇したけんすけくん】

全員を応援&見送れたのは大満足だったけど、15.8km/1,468mup/4時間弱の一気上り一気下りの行程は結構ハードだった😅


【選手気分で一足お先にゴール!】

着替えたら次は車で柳沢峠に移動。後半は妻とyahushigeさんとこの柳沢峠CPチェックポイントでスタッフ。


【トップ通過のアカさんより】

今年はヨーコちゃんも助っ人に。タマキ家、ふなち家も応援参加で賑やかなCPとなった。ハリ天はカメラ抱えてスナイパー。
CP撤収後はゴール近くで再び戻ってくる選手をスナイプ。
後でドッと疲れが襲って来たけど、やっぱりTGGは楽しいぞっていう一日でした。
他の人も参加していますが様子がわかるアルバムです。興味ある方はどうぞ。→https://photos.app.goo.gl/9vBWP9orBVrmJ47SA

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ゴンゾーさんと再会

2023年06月17日 | 日々奮戦

【スタート前に駆けつけてくれて10年ぶりくらいの再会!嬉しそっ!】

今回のアイアンマン70.3、フィニッシュ会場は愛知県の豊橋。ここは知り合ってからもう20年近くにもなるゴンゾーさんの生息地でもあった。初めて会ったのは2005年だったかなぁ、、、。

ハリ天がゴンゾーさんのテリトリーである東三河を舞台とするironman70.3に出場すると知ると早々に連絡をくれた。
・・・でも長いこと会っておらず多分10年ぶりくらいになるのか。懐かしい再会。第1回大会で色々な不備があり、早朝応援者がシャトルバスに同乗して選手と一緒にスタート会場の白谷海浜公園に行くことは出来るのに、その後の足を断たれてしまうという、、、。前日の受付でスタッフの方々に相談するも「なるほど〜」とそこまで手が回っていないことが明らかに。
しかし、スタート会場に登場した地元民のゴンゾーさん。マイカーで応援軍団の女性陣(妻達美女3人)をしっかりアテンドしてくれることに。


【救世主現わる】

タクシー呼んで最寄駅から電車で豊橋に戻り、再びタクシーでゴール会場へ、、、などと途方に暮れていた応援軍団の救世主となった。
ラン7km地点でのサプライズ応援など豪華そのもの。


【走りながらの動画も撮ってもらえた】


  ↑↑↑
もっともこの時、前にライバルがいると勘違いしていたハリ天はサプライズよりもレースモードの確認が先走り、リアクション薄くてごめんごめんだった😅。

レース後はゴンゾーさん宅で可愛らしい奥様にお初にお目にかかり(ハリ天と同い年だって)、お風呂に入れてもらい、美味しいお昼をご馳走になり、夫婦揃って(ちなみに妻とゴンゾーさんは同い年)わーわーきゃーきゃーの大騒ぎ。


【スペシャルサンクス!】

レースとは別に楽しい楽しい、そしてありがとありがとな一日になったのでした。

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ロールダウン

2023年06月16日 | 日々奮戦

【会場入り】

4年ぶりに日本で開催されるIronmanレースが半分の距離のIronman70.3になった時点でややトーンダウンしていたことは確か。
しかも2023年70.3ワールドチャンピオンシップの開催地はフィンランド。北欧、なんかトライアスロンのイメージも湧かず、興味を示すこともなかったのは事実。
が、ここで妻の登場だ。
頑張ってエイジ優勝したとしてもチャンピオンシップはフィンランドなんだよ。遠いし、北だし。というハリ天に、でもフィンランドなんてこんな機会でもなければ一生縁がないかも、、、

ん?ん?ん?そうか、そうだ、その通りだ。
単純極まりない誰かさんはあっという間にその気になってトレーニングに励むようになったのだった。

そして迎えた運命の当日。このレースに付与されているチャンピオンシップのスロット(出場権)は30。ハリ天のエイジ(65-69歳)は1枠。優勝すれば文句なし。同い年の強豪の存在はわかっていたが他のメンバーの力はわからない。特に今年65歳になった選手に関しては全く不明。
四の五の言わずにとにかく勝てばいいのだと集中する。運よく同級生ライバルには先着することが出来たが、ゴール後妻から3位と知らされる。うーん。

そして夕方からのロールダウン(世界選手権スロット授与ミーティング)。初めて自分が関与するロールダウン会場に入った。
前方の席に座る年配の選手がいる。妻が、多分同じエイジの1位の人だ、間違いないという(応援している時に目にしている)。可能性はほぼ消えたか。でもせっかくだからロールダウンの雰囲気だけでも味わっていくか。

女性→男性の順に年齢が上のエイジから発表がある。散々待たされていよいよ65-69歳の部。1位の人の名前が呼ばれる。当然「はい」と手が上がるかと思いきや、妻が1位と言っていた選手はピクリとも反応しない。え?勘違いだったのか(75-79歳だった)。名前が3度呼ばれ、その場にいなかったり意思表示がなかった場合はロールダウン!次の人に権利が移る。2位の選手の名前が呼ばれる。シーン。
うわっ、来た!隣にいた妻と思わずガッツポーズ。MCを勤めていた白戸さんの祝福を受けた。


【前の方で何してるかわからん写真だけど😅】

願いが叶った瞬間だった。最終的には他力本願ではあったけど、強く強く願い続けていると叶うものなんだなって。
その場でエントリー手続きも済ませ、実感も湧いてきた夕刻だった。



この後はアワードパーティ。リアル表彰式なんていつ以来だろ。華やかに祝っていただきました。




【アワードパーティのMC、稲毛TCで長女の後輩だったオリンピアン・上田藍ちゃんと。ワインで顔が赤いぞ、オレ😅】

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Ironman70.3 Japan Higashimikawaレースレポ

2023年06月15日 | 大会レポート

【フィニッシュゲート手前でMCの白戸太朗さんが迎えてくれた】

IRONMAN IS BACK !
4年ぶりにIronmanレースが帰ってくる。そういう情報を昨夏に得ていたので楽しみにしていた。が、発表になったのはironman70.3。通常アイアンマンレースと言われているスイム3.8km・バイク180.2km・ラン42.2kmの半分の距離で行われるハーフアイアンマン(70.3マイル)だった。ちょっとがっかりしたのだけど、気持ち新たに初のironman70.3に挑んだ。ハーフは気分的にはずいぶん楽なのも確かなのだ。

冬場はマラソンに集中し、3月から自分にとって一番伸び代のあるバイクに集中。いい感じで順調にトレーニングを積めていた。が、3週間前にとんでもない腰痛でダウン。人生史上最悪の状況だったけど、走れないという思いは全く浮かばずなんとか間に合わせることが出来た。当日不安がないことはなかったが無事に力を出し切れたレースになった。
さらにお天気は雨を想定していたのに見事にハズレ。蒸し暑さはあったものの6月のトライアスロンとしては絶好のコンディションになってくれた。

■スイム1.9km/00:43:17
申告タイム順に10人ずつ10秒毎のローリングスタート。これはレース中の位置関係に多少狂いが生じるものの、スタート直後の壮絶バトルを避けられるという意味でもとってもいい方法だ。
3ブロック目の最初の組でスタート。スイムは数えるほどしか練習していないが、「泳ぎは遅いけど得意」と頭を切り替えてからは楽に臨めるようになっている。


【一旦浜に上がり水補給。オリンピアンで長女の稲毛の後輩・上田藍ちゃんに声をかけてもらって元気モリモリ】

ひたすら脱力し、一生懸命に泳がない。先月千葉の館山で知人がレース中(スイム)に命を落としショックを受けていただけに余計に安全モードで進む。
700mで一旦浜に上がり再び海へ。後半何故かペースが落ちていたようだけど無事43分でほぼ予定通りにスイムアップ。


【走りながら中々ウエットが脱げないσ(^_^;)】

■バイク90.1km/02:59:29
乗車ラインを越える前に珍しくチェーン落とし、、。慌てたがすぐに入れることが出来て無事スタート。


【チェーン落ちで手が汚れてしまい苦笑いのバイクスタート】

Zwiftの12週プログラムを完遂して来た。経験上本当に効果が現れるのはもう少し後の可能性が高い。それでもやれることはしっかりやれたので自信を持ってスタート出来た。
いきなり飛ばしたいところだがここは我慢我慢。興奮も相まって少し高めの心拍なので140台に落ち着くまでは軽いギアでクルクル。どんどん抜かれても慌てない。
5km過ぎたあたりから心拍安定して来て、パワーメーターの数値と合わせながら冷静にペダルを回せるようになった。初めての大会なのに沿道の応援もかなり熱が入っていて嬉しい。出来る限り暖かい声援には応えようと思った。余裕だ。
心拍とパワー値を目安に走るが、速度的には時速30kmオーバーを楽に維持出来ていれば合格だ。細かいアップダウンはあるがほぼフラットなコース。渥美半島の東側に出ると海も目に飛び込んできて中々の風景。椰子の木も多く南国風。そこに紫陽花が咲き誇りちょっと不思議な光景だった。伊良湖岬に向かうところで激坂が待っていたが、普段自宅辺りで走ることを思えばなんてこともない。気持ちよく上り、下った。


【上りは抜き放題とイケてる✌️】

60km付近で折り返しすれ違う区間があって、今回一緒に出場のハシモくんが割とすぐ後ろから迫っていることを知りスイッチ入る。


【どフラットの高速エリア】

残り25kmからスパート。ほぼ抜く一方に。「楽に乗る」から「少しきついが粘れるギリギリモード」へ。
90kmサブスリーが出来たら上出来と踏んでいたので、2時間59分とギリギリながら合格点。しかもかなり余力あり。

■ラン21.1km/01:54:22
さぁ最後に走れないと話にならず、ただキツイだけのトライアスロンになってしまう。走り初めのリズムが大事。バイクの終盤で抜きつ抜かれつし途中で言葉も交わしていた同じバイクに乗る40代くらいの選手が前に出て来た。10m程前を進む彼がいいペースメーカーになってくれていた。5分半とみていたペースは5分〜5分05秒と速め。心拍は150台に上がっているがオッケーだ。このペースだとひたすら抜く一方。バイクのパワーがあったガタイのデカイ選手がランで苦労している。
6km付近で初めてサーッと1人の選手に抜かれた。しばらくしてもしや同い年の超ライバル中本さんではないか?(後になって思えば声を掛け合わない訳がない)と追撃。4分台のペースに上がるが、その差は徐々にだが開く一方。


【前に中本さんいたでしょ!と応援団に声かけは7km付近。ゴンゾーさんありがと】

それでもこの先何が起こるかわからない。とにかく、とにかく最後の最後まで諦めないことが肝心だ。今までトレイルレースやトライアスロンで自分で勝手に決めつけて諦めてしまって後悔したことが何度もある。いい結果が欲しかったら諦めないことだ。


【残り6km付近でタカさんの声援が。びっくり嬉し。でも腰が痛そうな走り方だったとか😅 Photo by TAKA】

1kmずつ数えて残りの距離を耐える。最後長い直線路の堤防に出る。ゴール地点が遥か向こうに姿を現す。1kmを切ったところでもう1人抜かれた。が、必死で追いかける。
フィニッシュラインではMCの白戸さんが迎えてくれた。
しっかりきっちり走り切れた満足感に浸れた瞬間だった。5時間48分03秒。



ゴール後、荷物受け取りで並んでいると抜かれたと思っていた中本さんが後ろから、、、。ウエアも全然違う。人違いだった。抜かれたと思って諦めず必死で追いかけ続けたことがなんとライバルからの初勝利を呼び込んでいたのだった。くわぁ〜。


【総合210位・65-69歳の部3位。Tはスイム→バイク/バイク→ランのトランジッションタイム】

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エイジ3位+World Championship!

2023年06月12日 | 日々奮戦

【賞品は三河が発祥の地という「前掛け」】

とりあえずご報告。(Facebookだけでしたので)
6/10のIronman70.3Japan Higashimikawa、心配の腰も大丈夫でしっかり力出し切れ、エイジ(65〜69歳の部)3位ゲットしました‼️

そしてそして、まさかのロールダウン(1位2位が辞退?会場に来てなかった)で、自分のエイジでは1枠しかないIronman70.3(ハーフアイアンマン) World Championshipの出場権もゲット‼️
8月、フィンランドのラフティ、行って来ます‼️(でも、どうやって行くんだろ😅)



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BIKE100km→RUN10km

2023年06月04日 | 日々奮戦


6月10日のIronman 70.3 東三河 Japanに向け最終の調整練習。



早朝5時から張り切ってZwiftの100kmライドに参加し、1人では出せないスピードを味わいつつ頑張っていたけど、ちょっと油断した隙に千切られ、慌てたがこうなると追いつけない、、、。


【HELPに行きますよって言われたけど、、、答える余裕なく、、、sorry】

今日は走り切るつもりだったので、結局残りの60km近くをボッチライド😅



皆さんには20分以上(10km以上)の差をつけられて完走者ダントツ最後尾でフィニッシュ。


【89名の出走者、完走31名中31位💦】

さて、バイク脚を今度はラン脚に変換だ。汗ビッショビショなので着替えて、たっぷり水分摂って、一瞬(結構来ていたのでどうしようかなと)迷いつつとりあえず5kmは走ろうとスタート。が、出がけの妻の「10kmくらい行くの?」の言葉に押されて勇気振り絞り久々の農道へ。キロ6分少々からの走り出しだったけど、徐々にスピード上がりほぼ頭の中で描く理想のレースペースに。ラストは4分台に上げて10km終了。心拍165オーバーのランニングも超久しぶり。



ただし、水分抜け切って血管浮き出てげっそり、ぐったり。ちょっとやり過ぎたかな。
でも、あの激震腰痛を思い返せばよくぞここまで、だ。しっかり動けることが確認出来たってことで、超満足の朝なのでした。

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新FTP値

2023年06月03日 | 日々奮戦

びわ湖マラソンの前だったけどターゲットレース(6/10・Ironman70.3)から逆算して3月9日にスタートさせたZwiftのトレーニングプラン「Build Me Up」が今週の水曜日5/31の最終FTPテストで完遂した。
12週、約3ヶ月に渡る長期プラン(総ワークアウト数53)。本気で向き合うと当然のようにトレーニング時間とエネルギーはバイクに持っていかれる。ランやスイムの練習量は少なくなる。でも、今最も伸び代を期待するとするならば間違いなくバイクなので、ここは割り切って臨んだ3ヶ月だった。


【いよいよ最後のメニューに】

ほぼ順調で、平均週4〜5回のプログラムも詰めて実行して来ていた。最後に来てまさかの大腰痛で5日ほど空白期間が出来てしまったが、それまでの貯金でなんとか最終的には予定通りの日程で終わることが出来た。指示されたメニューは99%はこなせたはず(1%は勘違いでダンシングをシッティングで回してしまったり等)。

最後のFTPテストは久々の覚悟を持ってチャレンジ。あまりの喘ぎぶりに下にいた妻が様子を伺いに来た程。


【後半乱れ始める。バイクで心拍数165は相当】


【ラスト1分の長いこと】

吐きそうになる程追い込んで手にしたFTP値は214。
プログラムを始める前のチェックで199だったので15ポイントアップ出来たことになる。



これがどれだけの効果なのかはまだ実感出来ないが、力が伸びたことだけは確実。
2019年のアイアンマン・ケアンズの前は229だったFTP値だけど、本番では全く機能しなかった。全能ではないことは重々承知の上、1週間後のレースでどのくらいの力が出せるかお手並み拝見だ。

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