魔法の片づけをして以来、本当に自分に必要かどうかを必ず考える習慣がついた。いいことだ。無駄遣いがなくなってきた。じっくりとモノに向き合うようになっている気がする。
そういう状況の折、河口湖マラソンでは完走賞に「フィニッシャーTシャツ」がもらえた。まぁどこでもあることで珍しいことではない。が、今年の河口湖マラソンでは東日本大震災支援の一環として、「フィニッシャーTシャツチャリティ活動」というのが実施されていた。この活動に共感した人は、ゴール後に設置してある「チャリティTシャツボックス」へフィニッシャーTシャツを寄贈して欲しいというものだ。これ自体は何ら問題なし。ハリ天もさっそく寄贈してきた。
だけど、本当に支援だと思って寄贈したのかと問われたら言葉に詰まってしまう。フィニッシャーTシャツの色遣いとかデザインとかがステキで、普段でも是非着用したいというものであったなら、または完走記念に飾りたいなとときめく一品であったなら、きっと寄贈せずに持ち帰ったはず。支援は別物。もらったフィニッシャーTシャツを一目見て、あぁこれは絶対に着ないなぁと思ってしまったことだけは確かで、これは寄贈なのか処分なのか実に曖昧で複雑な心持ちだった。
だから、ではないけど、この大会のフィニッシャーTシャツが着たい!と心底思えるようなデザインを是非是非望む!