【恒例兄弟対決は、、、ま、圧勝】
午前中の強い雨がやみ、絶好のコンディションとなった今年の青梅マラソン。
昨年ふくらはぎの故障でDNSだっただけに、しっかり走りたいという強い気持ちでスタートを待つ。
それにしても10ブロック目(1377)と久々に遅いナンバーカード。案の定スタートラインまで57秒。その後もノロノロと進み1km地点通過は5分50秒。ウォーミングアップにいいとはいえ、いくら何でもちょっと焦る。
青梅街道に出てから徐々にスピードアップ。ジグザグ走行はしたくないのでその辺は気を使いながら。間もなく普通のペースに乗るが割と苦しいのが嫌だ。背面をキネシオでがっちり固めた腰と背中は、胸をしっかり張り骨盤を前傾させたいわゆる良いフォームをキープすれば痛みは少ない。姿勢が悪くなるハリ天にとって、これはむしろ瓢箪から駒的状況と考えた。ギックリ腰何するものぞだ、行くぞ。
5km、10km、前を走っていた友人たちに次々と追いつき声をかけて先行。ちょっと心拍高めかもだが、今日は30kmだ何とか保つだろう。上り坂では無理せずムキにならずを心がけまずまずのペースで折り返しを迎える。
【11km御嶽駅前】
腰痛発症は置いといて、目標は実は大きくキロ4分7秒平均を狙っていた。2時間03分30秒。このペースだと15kmが1時間01分45秒でクリア。実際には1:04:34(1:03:36)と遅れていて目標は大分厳しいことがわかった。でも後半は思い切り行く。そう決めていたので意識して俄然スピードアップ。潰れない程度を上手く探りながらの範囲での全力走だ。
御岳の応援団の前も超元気に通過。すれ違いの友人からのたくさんの声で元気注入してもらえた。ありがとう。
先行していたトライアスロンつながりの友人を抜く。地元の強豪選手にもまさか追いつき追い越す。乗ってきた。
が、そんな20km過ぎ、完全に振り切ってきたと思っていた青梅トレラン部のタマキがすーっと隣に。そして前へ。何〜!!先ほどかわしてきた今年60代突入の地元の強豪も一緒に追いついてきた。恐怖!
が、息が荒いぞ。オレは全然オッケー。つまりゴー!
ってことでタマキに食らいつくことで同時に強豪Yさんを突き放す(お陰でロード&トレイル全レースで初勝利)。
さぁて、残すはあと5km。心してかかれよ。宮ノ平の坂をクリアすればあとは楽だ。タマキの勢いは衰えない。青ト部のばぶぅの声援を受け必死で食らいつく。
【腹黒師匠が露払いの弟子を最後にどこで抜こうか虎視眈々と狙ってる様子、だそうなbyばぶぅ】
旧市民会館前・あっくんの応援の前あたりからジリジリと遅れ出す。時計に目をやれば4分一桁台でちゃんと走れているのになぁ。タマキのラストの力強さに気おされる。
あと1km。力振り絞る。振り絞っても痙攣大丈夫そうだ。
飛び込んだゴールは2時間06分48秒(ネットタイム2:05:50)。最後にわずか2秒差で順位を上げたようで、何と60歳以上の部5位入賞だ。腰も大丈夫だった。目標には届かなかったが後半しっかり上げてかなり満足いく走りが出来た。繋がる走りだなって実感できた青梅マラソンだったのだ。
【ゴール200m手前】