ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

なぜ涙は出なかったのか

2020年01月31日 | 日々奮戦

【28km通過。ご機嫌中】

フル3時間切りへのハードルが徐々に高くなっていく中、いい歳して相当に長い期間、激しい思い入れが続いていた。
そこを目指しているのだけど、多分、本当に実現したら涙は間違いなく溢れるだろう、溢れるはずだ、溢れるに違いない。そんな感動型イメージトレーニングにも励んでいた。

しかし、1月26日(日)午後1時29分。フィニッシュラインを越えた瞬間は、ひたすら安堵の気持ちばかりで、涙はその気配すらなかったのだ。意外な展開。

やっぱり最後に「まさか」を喰らってしまい、満願のガッツポーズをする状況にならなかったからか。
レース全体では「きついけど、このままずっと走れる」という、かなりの手応えを感じていて、その感覚で最後までしっかり走り切りたい、走り切れる。
その盛り上がった気持ち、意欲は満たされることなく終了。
サブスリー達成はすごく嬉しかったくせに、すごい悔しさも同時に味わってしまった勝田マラソンのゴール。笑顔の奥で悔しさの炎は確実に燃え盛っていたのだった。
あの炎が涙を阻んだな。

【痛みに喘ぐゴール直前。下向いちゃっていたな】

あの感覚を是非とも最後まで。
1ヶ月後の東京マラソンで味わいに行くつもり。頑張るぞ〜!

緑風堂鍼灸院WEBSITE ←サイト運営会社撤退のため引っ越ししました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サブスリー達成の要因を考えてみた

2020年01月30日 | 日々奮戦

【ワクワクさせておいて、最後ハラハラドキドキさせてしまったσ(^_^;)】

念願だった60歳代でのフルマラソン・サブスリー。
レースから4日、あらためて64歳になった今回、サブスリー達成出来た要因について考えてみました。とりあえずパッと頭に浮かんだのは以下の5項目。

1)妻様々
 まずはこれに尽きます。
 レースでの応援だけでなく、ぼっち練が通常のハリ天にとっては、コーチ役としてロング走時の伴走(自転車)や補給、動画撮影、ランニングフォームアドバイス、叱咤激励、はたまた落ち込んでいる時の慰め等々、ありがたいなんてもんじゃないのです。本当に自分が望む倍々以上のサポートのお陰で、心も体もしっかりと準備することが出来たことは間違いない事実。だから、そんな妻の存在なしに今回のサブスリーは語れません。心からの大感謝。


【チャコちゃんからもいつも熱烈応援。ホントにありがと】 

2)早逝した学生時代の友人、大怪我を負ったラン友Kさんの存在
 2007年1月に血液ガンで50歳でこの世を去った友人。
 その時のブログで「こちらに残っている者は自らの生命をしっかりと燃やし続けること・・・。これが私なりの彼に対する供養です。」「そして、これからも感謝を込めて、最善を尽くして、走り続けようと決意しました。」そう記していました。
 さらに昨年の所沢航空公園での年の瀬マラソンに参加した折のこと。以前はバチバチに競り合っていたKさんに久々再会。しかし彼は脊椎損傷の大怪我を負ってしまい車椅子でのリハビリ中でした。我々を応援しながら底抜けに明るく、必死でリハビリに励む姿を目にして、しっかり走ることが出来るヤツは四の五の言わずに全力で走れ、そう自分に言い聞かせたのでした。
以上、ハリ天にとっては走る時の心の拠り所。今回は特にこのことを意識して自らを叱咤し続けていました。

3)脂肪をしっかり使える体になったこと
 昨年7月半ばから夫婦で取り組み始めたプロサッカー選手・長友佑都選手のファットアダプト食事法が120%はまり、例年と比較したら苦労ほぼゼロ状態で減量に成功。補給がいらない、、、。

4)練習方法がフィットしたこと
 とにかくスピードが無くなっていたので、スピード強化第一に取り組んだ。練習については後日、しっかりまとめてみます。
 
5)覚悟
 世間を騒がせているNIKEの厚底シューズ・ヴェイパーフライNEXT%を履いた選手が好記録連発。しかし、このシューズを履けば即記録アップというのは大間違い。好記録が出ているのは履いた人の覚悟が大きいから。
大枚を投資する覚悟、ランニングに賭ける意欲、これでしっかり走れなかったら何を言われるかわからないぞという危機感。さらに有言して実行しようという強い意志も。しっかりと練習を積んできた者がこれらの覚悟を持って向かい合えば、必ずや期待に応えてくれるのだと感じました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第68回勝田全国マラソン〜サブスリーへの道のり〜

2020年01月28日 | 大会レポート

【サブスリー達成!】

◆プロローグ
2011年1月、55歳で迎えた勝田マラソンで2時間57分04秒と25年ぶりの自己ベスト達成。翌年の別大も兄弟でサブスリーで競い合えた。当時はこの練習でいいのならいつでもサブスリーで走れると思えた。
が、現実は厳しく、「いつでも」なんてあっという間に木っ端微塵に流された。
還暦を迎えてサブスリー復帰を掲げるも、遠い現実は続く。
一昨年(2018年)3月古河はなももマラソンではなんと3時間00分02秒というネタだろう騒動が起きた。スタート時のジョグモードを考えれば実質サブスリーで走れたと強気になって、もうすぐにでも切れる、いや切るつもりだった2018〜19シーズンは後半怪我に泣いたこともあって惨敗。
そんなことしていたらとうとう64歳になってしまった。これから先、当然のことながらチャンスはそう何度も訪れてはくれない。
今シーズンは秋口から愚直に練習を重ねることが出来、順調にここまで来た。
しかし、これまで頼りにしていた基準タイムは練習で何一つ突破出来ていない。そんな大きな不安はぬぐい去れなかったけど、グダグダ言っても得るものは何もない。
自分を信じて勝負に出よ。ここで必ず決めろ。一発で決めろ。自分に大きなプレッシャーをかけ続ける。これを超えられないようでは所詮それまで。
ニコニコしてたけど覚悟を持って迎えた1月26日だったのだ。
真摯にマラソンに取り組んでいる人たちに敬意を表し、久しぶりのランシャツ&ランパンだ。寒いけど。太ももの上の方が焼けてなくて白いけどσ(^_^;)

40分も前からCブロックの真ん中あたりに並び、心静かに時を待つ。心配された天候は最後になって味方してくれた。気温6度、曇り空、微風。絶好の条件か。
マラソンに奇跡はない。やってきたことを過不足なく出し尽くすだけだ。
落ち着き具合は悪くないと冷静に自分観察。

◆スタート〜5km(21:14/ネット)
4'55"→4'13"→4'11"→4'10"→4'09"(5km/21:49)

そして、勝負のスタートは切られた。楽しむというよりは、やっぱりなるべく早くに終わらせたいというのが本音。
スタート地点まで35秒。その後もしばらくは集団ジョグ。そのスピードが徐々に上がり1分ほどで4分台に突入。当然のことながら呼吸も楽でスピードが上がっていく様が心地よい。流れに乗っているだけでも4分ちょうどから3分台に突入。
1km通過時5分弱。想定内。焦ることはない。1km過ぎてからは自分のペースでしっかり走れるようになった。慌てず、欲張らず、心拍数をよく観察して進む。
心拍はまだ140に行くか行かないか程度。このところ続いた序盤の苦しさは微塵もない。いいぞ。体もようやく温まってきた。着ていたウインドブレーカーを脱ぎ、5km付近で応援待機の妻に投げ渡す。


◆6km〜10km(20:41)
4'03"→4'06"→4'09"→4'09"→4'09"(10km/42:30)

しばらく進み鋭角に曲がった後の8.5km付近。レンタサイクルで先回りしてくれている2度目の応援ポイント。調子は上々で思わず安心してもらうためにOKサインを送る。ヴェイパーフライもご機嫌だ。

5km過ぎてからは平均心拍は154付近で。154と言えばLT心拍でちょっと高いかなとも思うが、十分に鼻呼吸レベルなのでこのまま押して行く事にする。
いつも安全に走っていたが今日は少しばかり強気で攻める。今日攻めずにいつ攻めるのかってことだ。絶対に保つはずと自分を信じて。


【Thanks Mr.Haruyama】

◆11km〜15km(20:49)
4'10"→4'09"→4'06"→4'02"→4'20"(15km/1:03:19)

コースは結構うねっていて、前半の一番きつい15km手前付近の上り坂ではラップは落ちたが概ね良好。
2週間前の昭和記念公園での30kmが5km周回だったので、頭の中ではその時の状況を思い返しながら走っていた。15km地点で3周終わった。

◆16km〜20km(20:55)
4'07"→4'08"→4'15"→4'12"→4'10"(20km/1:24:14)

5km周回コースなら4周目突入。調子は悪くないけど、何となく下腹が気になる。どうやらトイレのトラウマか。そう思って無視無視。
4日前の練習ではあんなにきつかったペースが普通に維持できているのは嬉しい。確実に貯金が出来ているし、このままのペースを頑張って維持したい。休養の威力まざまざだ。なんかお腹痛くなりそうで怖いので、エイドでの水はほんの一口だけ。

◆21km〜25km(20:43)
4'09"→4'10"→4'06"→4'07"→4'07"(25km/1:44:57)

中間点は1時間28分49秒。久々の前半からのサブスリーペース。そうじゃなきゃ今日は困るのだけど、とりあえず少しの安心。だけどここから気を引き締めて。
前方にウルトラのガンちゃんが見えてきた。や、これはいい感じなのだ、きっと。
ここ数年のレース中、彼からはいつもサブスリーを応援してもらっているが果たせず。今日こそは。25kmの線路をまたぐ坂で追いついた。少し話をしていると気が紛れていいもんだ。
2週間前に転倒して肋骨折ったとか。だけど逞しく走っていて勇気もらう。そして今日はハリ天さんのサブスリーの見届け人になると言ってくれる。そうか、頑張ろう。

◆25km〜30km(20:44)
4'08"→4'05"→4'06"→4'11"→4'11"(30km/2:05:41)

キツくなっているが後ろからはガンちゃんがピタリついて煽ってくれる。28km地点では妻たちの先回り応援隊が待っている。やや上がり気味のペース。
元気よく応援団の前を通過。さぁ、ここからが正念場だ。

沿道で移動応援してくれている故障DNSの春山くんからも「ハリ天さん!56分切り行けるペース!」と檄が。そうか、行けそうか。足にはかなり来てるが頑張れ頑張れ。
いつもの30kmまでは知らん顔作戦ではなく、ここまでも十分にしっかり走ってきた。30km通過タイムが先日の西東京30Kとほぼ同タイムの2時間05分台。いいじゃないか。もうかなりキツイのだけど気分は盛り上がって来た。何が何でも踏ん張れ。気分は髪振り乱して!って感じ。

【Thanks Mr.Haruyama】

◆31km〜35km(21:09)
4'09"→4'14"→4'13"→4'10"→4'17"(35km/2:26:50)

この勝田マラソンでは一番の難所という印象がある32kmあたりからの坂。だけど上り坂というより連続するうねりだった。いつもボーッとしてたのか。
でもここさえ乗り切ればと走る前は思い描いていたので、思っていたよりあっさりクリア出来ると少々拍子抜けの気分だった。
ちょっと離れていたガンちゃんが再び追いついて来た。喰らい付くぞ。

◆36km40km(22:36)
4'15"→4'23"→4'23"→4'30"→4'38"(40km/2:49:26)

昭和記念公園のコースならあと1周半。36km通過時点ではまだ4分15秒キープ。ペースがズルズルと落ちて来た37km。泣いても笑ってもあと5km。何としても粘れ。
念のためとアームカバーの下に入れておいたジェルを一つ投入。しかしペース上がらない。くっそぉ。
あと3km。沿道からトライアスロン友人のTさんから檄。
よしと最後の力を振り絞る。

【Thanks Mr.Tsukamura】
ペースが上がったかと思った40km手前、突如左ハムストに痙攣の鉄槌が振り下ろされた。何?何?何だとっ!
ゼッケンの安全ピンを一つ引きちぎって手に取り、例のツンツンを。でも手がかじかんで上手く当たらない。このままではダメだ、走れない。ストップだ。
止まって処置。いつものようには上手く行かないが、早く走り出そうと体が動き出す。左足を引きずり、負担をかけないように必死で腕だけでもと前に前に。

◆41km〜Finish(10:18)
4'55"→4'40"→4'42"

40km地点通過が2時間49分!?。働かない頭で必死に計算。5分とかで走っていたんじゃ危ないのか。突きつけられた現実に一瞬真っ白に。コツコツ貯めてきた貯金も痙攣で一気に吐き出してしまった。
残るはどれだけ3時間を切りたいかというお前の「執念」「気迫」それだけだ。
神に祈っても通じることはない。走るのは自分だ。自力本願。
ラスト1km。こういう展開だけは避けたかったのに、またもや引き込まれるようにドラマ仕立てな展開だ。
あと800mだよ!と声をかけてもらうが、こちとら泣きそうだ。
痙攣は何とか大人しくなってくれて4分半まで速度回復。ゴールがもうすぐあそこに見えているのに進みが遅い。
最後の角を曲がってフィニッシュラインが目の前に飛び込んで来た。
妻たちの絶叫に近い声援だけはしっかり耳に届いていた。しかし余裕がなくて姿は探すことが出来ない。かっこよくガッツポーズで決めることをイメージしていたのにそれどころじゃなくなった。
転げる寸前のていでようやくゴール。グロスタイム2時間59分44秒。

【腰落ち、ヨレヨレ】

何故かこみあげるかと思った涙は現われず、ただひたすら安堵感の漂うゴールだった。サブスリーようやくここに実現。
ゴールを大喜びで迎えてくれたガンちゃん、ウサミくん、タザワくんとの握手でようやく心震えた勝田マラソンだった。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2時間59分09秒!

2020年01月27日 | 日々奮戦


1月26日、第68回勝田全国マラソン。2時間59分09秒(ネットタイム)‼️
超余裕モードで自己ベスト行ける勢いでしたが、やっぱり甘くなくラスト2kmで魔の鉄槌を喰らい(痙攣)、止まって安全ピン騒動。冷や汗タラタラのゴールになってしまいました。
が、8年ぶりのサブスリー達成‼️



ず〜っとず〜っと200%の応援サポートしてくれた妻にこのサブスリーを捧げます‼️
どうもありがとう❣️
今回も沿道、ネット等でたくさんの声援を頂きました。ありがとうございました。
ようやく期待に応えることが出来ました。良かったぁ。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝負レース前日。

2020年01月25日 | 日々奮戦


雨だとか雪だとか気温3度だとか、、、
色々不安材料を並べ立てられていた天候ですが、昨日あたりから日曜日はなんかいい傾向に転換。
木、金と走るのをやめ、スイム&休養。今朝はちょっぴり散歩ジョグして100mの流しを5本。いい感じになっていて一安心。体重もまずまずの59kg台。

加えてretu27.comさんの「持久係数予測ツール!スピード型かスタミナ型か判定可能!(詳細なマラソンタイム予測も可能に)」で直近の距離の違うレースのタイムから導き出されたマラソン予測タイムが何とびっくり2:55:47!!
机上の計算だと割り切っても背中押してくれるじゃないですか。


さらに加えてガーミンコネクトの「トレーニングステータス」に今朝表示されたのは初めて目にする「ピーキング」の文字とマーク。
理想的なレース条件です!だって!!


いやでも盛り上がって来るじゃないですか。
明日が楽しみ楽しみ。
変な欲はかかないけど、全力で勝負します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

New Threshold Heart Rate Value

2020年01月24日 | マラソン


1月11日に昭和記念公園で走った「西東京30K」の後、ガーミンコネクトと共に昨年からトレーニング日誌として利用しているTrainingPeaksからメールが届いていた。

「おめでとうございます。最近新しい心拍数のしきい値を設定しました。」
つまり、トレーニングやレースでの指標になる心拍数ベースのLT値が148→154になりましたよというお知らせだ。※Threshold(閾値):血中の乳酸濃度を走るスピードを速くしながら測定すると、あるスピードに達すると一気に上昇する点があり、この乳酸濃度のことを乳酸閾値(Lactate Threshold=LT)と呼び、閾値とはこのLTに相当する。

数字だけをそのまま鵜呑みには出来ないものの、LT心拍数の向上は心強いし嬉しい。走力アップしてるってことだからな。
30kmまでは知らんぷり作戦が恒例となっているフルマラソン。数字的には心拍140台(150をなるべく超えないように)で30kmまで走り、その後全力という感じだった。
148→154ってことは、もう少しベースを上げてもいいですよって言われた感じ。
先日の2週間前の30kmでは、フルマラソンではないからと久しぶりに少々突っ込んで走った。平均心拍数は153(Max169)。なんとかしっかり走れたけど、乳酸閾値(LT)ギリギリでは流石にあと12.195kmは無理ペース。
あの時の感じからしてもう少し落として走れれば安全だろうけど。
あの時のペースでも行けるかもvsどうかな。うーん。
天気予報に一喜一憂しながら勝田に向けて、机上の計算真っ盛りなのだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テーパリング中

2020年01月22日 | 日々奮戦

【来る波を待つ人たち】

練習がずっと出来ていると、体が走ることにすっかり馴染んでいて、走らないという選択をすると警報を鳴らしてくる。

で、さらに人間の欲望というのはもっともっと、もっともっと、、なので、まだ出来ることがあるはずと小さなカケラをも見逃すまいと必死になってしまう。

この二つの相乗効果で「やり過ぎ」からの「疲労蓄積」。

今日は毎度のパターンなのだけども、3kmアップジョグからの5kmレースペース走(ダウンジョグ5km)。
内心あわよくば的望みを消し去れないからか、キロ4分9秒平均の20分45秒。
タイム的には悪くない結果、いやいや普通にこのくらいで行かないとというタイムでイーブンで走れたのだけど、問題は自分が感じている強度だ。
正直言ってきつかった。先々週の西東京30Kでは普通に走れていたペースなのになぁ。
5kmできついとか言ってていいのか!

まだまだなんか溜まってるかな。もっとフレッシュな状態で日曜日を迎えなくちゃな。
改めて自分に言い聞かせる練習タイムだった。

絶賛テーパリング、さらにさらに継続です。
もう、全部休んじゃおうかなっていう囁きも聞こえたりして。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出来る vs 出来ない

2020年01月18日 | 日々奮戦

【アウトソールの修繕に邁進したりも】

前回サブスリーで走った頃(ってあれからもう8年!)に拠り所にさせてもらっていたマイスター・岩本さん流重要ポイント練習の一つ、15kmのビルドアップ走。最近はとんとご無沙汰でしたが、久し振りにチャレンジしようと意気込んだ水曜日。

岩本流でいくと、レースの前週の水曜日は最後のビルドアップ走。名付けて「卒検」。5kmごとのビルドアップだけど、最初の5kmをレースペースで入り(つまり4'15"で5km→21'15")、以後5kmごと1分ずつペースアップしていくという(20'15"→19'15")最終テストだ。たくさんのデータからもこれがクリア出来ればほぼサブスリー間違いなしとのお墨付き。7年前、8年前は何とか一人でゼーハー言って何とかクリア。おかげで自信を持って本番のスタートラインに立てた。

思い出すなぁ。そして今回もってことでしっかりアップまでして準備万端怠りなく、、、スタート。ほぼ平坦なすぐ近所の農道周回。ま、何とか最初の5kmは設定タイムでクリア。さぁ、ビルドアップしていくぜ!気持ちは十分高まっていたけど、如何せん足も呼吸も苦しい。この前の西東京30Kの時には楽々走っていた4'10"ペースをキープ出来ない。ぐぐぐぐ。どうする。どうする。ビルドダウンしてグダグダするのは一番避けたい。
で、仕方ない。切り替えだ。そのまま4'15"での10kmペース走に変更したけど、敗北感満載の水曜日だった。
だけど、冷静に冷静に楽観思考。思いの外走れてしまった30km走のダメージというか疲労がまだまだ残っていたんじゃないか。そうだ、頭と体はまた別物だ。やれると思う逸る気持ちと心臓や足の現状との対話が出来ていなかったかもだ。朝の心拍数も高いしな。
そう納得させて、その後はプールで泳ぎ、着地衝撃を避けてペダルを回して過ごしてみた。あれもこれもと詰め過ぎたくなる有り余るやる気との争い。結構大変みたいだ。いつものことだけど。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Thank you Vaporfly 4% Flyknit

2020年01月14日 | 必勝アイテム


昨年までロードのレースで愛用していたNIKEヴェイパーフライの前モデル「Vaporfly 4% Flyknit」は、友人の力添えでやっと手に入れたシューズだった。
3ヶ月くらいは使えずにオブジェとして飾り付けてあったし(写真も飾ってある↑)、レースで履いたあとはその日のうちに綺麗に洗い、さらにソールの極狭の隙間に入り込んだ1mmの砂ジャリさえ一つも残さず爪楊枝を使って取り除くという入念なお手入れ。
昔からシューズオタクに近いことは自認しているけど、走り始めて30年以上こんなにも丁寧に、大事に扱ったシューズは初めてのことだった。



そのVF4%FKも昨年末の年の瀬マラソンin所沢の42kmで、とうとう左踵外側のブロックが一つ消え失せ、同じ左前足部外側のアウトソールがめくり上がり、中のカーボンプレートが顔を出してしまった。あちゃー。


【かなり痛々しい】

一昨年(2018)の防府読売マラソン以来7本のフルマラソン(防府・勝田・はなもも・板橋City・水戸・つくば・所沢)と1本のハーフマラソン(練馬光が丘)で使い、試走と練習も含めてその総走行距離は332.74km(GARMIN Connectのギアで走行距離の管理をしている↓)


160kmが寿命と言われていたシューズだけどよく頑張ってくれた。1足でこんなにもたくさんのフルを走ったのも初めてだ。ありがとう。


【ソールは改めて眺めてみるとボロボロだな】

こうして靴底を眺めていると大袈裟でなく万感の想いが湧いて来る。
ソールはめくれ上がってしまったけど、カーボンプレートが割れたわけでもないので、さぁ、シューグーを使って修繕し、トレーニングでまた活躍してもらうつもりだ。まだまだ頑張れ!

【ズームXと呼ばれるフォーム素材がヘタれるとシワが寄るというけど、、、】
【アッパーはまだ全然痛んでいません】
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴェイパーフライNEXT%投入

2020年01月13日 | 日々奮戦


2020東京マラソン当選祝いで購入してしまった(と言っても楽天ポイントにて)NIKEのピンクシューズ(ヴェイパーフライNEXT%)。長らくオブジェとして飾っておいたけど年も改まりいよいよ出番が来た。外での試走なしの真っさらな状態で先週土曜日の「西東京30K」で実戦投入。
前モデルの「VF4%FK」とはまた違った感触に感動。使いこなし云々があちこちで言われているけど、シューズに関しては好みや着地のクセもあって実際に履いて走ってみなければその真価はわからない。
4%についてはフワッとした独特のソフト感覚に感激したし、これは誰でも気持ちよく走れるよなぁっていうのが第一印象だった。
今回のNEXT%は果たして、、、。

ランニングでは唯一の機材(道具)と言えるシューズ。合う合わない云々よりも、「合わぬなら合わせてしまおう、、、」的なハリ天なので、スタート直後から着地ポイントを探る時間が続き、初めは左の足底に張りを感じたりもしたけど、1周回終える頃(5km)にはいい感触ばかりになってきた。合わせて来たぞ。

ヒールストライクでもOKと言われているけど(中村匠吾選手等)、やっぱり前目の着地の方が明らかに優位だと思う。うまくポイントを逃してしまうとちょっと蹴躓くような感じになることがあって、実際、集団の中でちょっと前の選手を避けたり、スピード調整をする際にあれ?とリズムを壊すことがあった(踵やフラット着地の次の瞬間、ポンと体が前に押し出されるような感じがする)。



でも、しっかりシューズに体を預けてしまう覚悟で重心を乗せていくと、とっても気持ちいい走りが出来る。すごい!
ストライドは明らかに伸び(過去最高)、リズムも取りやすい。そして、スピード出して苦しいくせに、何よりも走ることが楽しいって感じが湧いてくる。しっかり練習して足が出来ていれば確実に心強い味方になってくれるな。大勢から支持されるだけの理由があることを知らされた。
4%からNEXT%へ。この進化も素晴らしい。いつもどちらかと言えば少数派支持のハリ天だけど、NIKEの大胆な発想と企業努力には大拍手を送りたい。



負けるなASICS、ファイトだMizuno、頑張れadidas、食らいつけNew Balance!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西東京30K in 昭和記念公園

2020年01月12日 | 日々奮戦


毎年の川崎新春マラソン(30km)中止で、今年は昭和記念公園での西東京30Kで現在の力を確かめる。
この大会はレースではなく練習会形式。1周5kmの外周コースを6周回。


小刻みなアップダウンが結構こたえるけど、リズムは取りやすいし、フルの目標タイムごとにペーサーがついてくれるのでとてもいい。



今回の目的はサブスリーペースのキロ4分15秒のイーブンでの30km走、ゴール目標タイムはジャスト2時間7分30秒。


【背中は次の目標レース記入。レイトエントリーだったので手書きですbyハリマネ】

順調に練習出来ているつもりだけど、今の一番の不安はレースではいつも「30kmまでは知らんぷり作戦」で楽に走っているので、少し負荷を上げた状態でどれくらい持つのか、、、この一点に絞られている。

ペーサーは失敗しないように若干速めのペースを刻みがちという通り、出だしから速い。4分15秒では簡単に置いていかれる。速いよな速いよなと思いつつ、心拍が150台ならば今回は強気で押すつもりなので踏ん張った。ただ心拍もそうは上がらない割に苦しい。この前の所沢の時と同じだ。

我慢していると2周目の半分あたりからようやくまともになって一安心。周囲は皆サブスリー狙いの選手ばかりなので超刺激的。が、集団の中は意外に走りにくいし、気を使う。順調に周回を刻んではいたけど、気を抜けない走りが続く。まぁ、いつものことだけどきついよな。暑くもなく寒くもなく風もなく走りやすい。給水はちょっとで済んだ。

あと2周に入り、先頭を引く3人のペーサーのだいぶ後方を走っていたけど、いつの間にかスルスルと前に。あれ?と思ったけど、何人か抜け出した選手の後を追ってそのまま4分05秒〜10秒くらいのペース維持してみた。


【後方にペーサーの頭についた青い風船が見える!】

きついけど落とさずに走れて、ラストは少し頑張ってみたけど競り合った人たちには先行された。無理には追わずちょっとだけ力残してゴール。時計を見れば(途中は心拍とペース表示だけにしていたのでタイムは未確認)2時間05分25秒と上出来で、思わず顔ほころんでしまった^^v
入りが速過ぎたと思ったけど、前半1:02:46、後半1:02:39と僅かでもネガティブ達成!


さぁ、あと残り12.195km。ここからが問題。貯金は作れたけど昨日の使い方ではパワーメーターの残り、かなり少ないなぁ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと少しの

2020年01月07日 | 日々奮戦


勝負の勝田マラソンのナンバーカードが届いているけど、、、
残念なことにまたもやスタートはCブロックだ。ガクッ。(何故か冷遇されてる感)
ネットタイムが問題なのだから別にスタート位置は関係ないとか言うけど、一昨年の古河はなももマラソンでのネットタイム3:00:02を忘れるわけには行かないのだ。
あの時もCブロックからのスタート。はなもものスタートはかなりスムースなので気にもしていなかったけど、実際にはスタート直後は自分の思うようには走れてはいないわけで、ガーミンの記録を見るとスタートラインをまたいだ直後のペースは5分20秒。徐々に上げても最終的に最初の1kmは4分24秒。どうってことないと思われるけど、最後に心拍170オーバーでゴールして3秒足りませんでしたってことになると、ホント2秒3秒をバカにしてはいけない!

・・・なんて言っても仕方ないし、細かいことガタガタ言わないで済むような走りをすればいいだけだ!と言い聞かせて、、、

昨年のつくば→年の瀬(所沢)の感覚で言うと、現状では少々のトラブル(トイレ騒動等)があっても3時間05分くらいで走る力は間違いなくある。
3時間5分で走れる自信はあるが、ただそこからの5分がただの5分でないことも十分に実感している。
これまでのフルマラソンの走り方から考えれば、前半のもう少しのスピードアップが絶対条件となってくる。
となると少々不安が顔を覗かせ自信は揺らぐ。

あと少し、今何が足りなくて、何を足して行けばいいのか。思案橋の正月明け。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兄弟ジョグ

2020年01月03日 | 日々奮戦


昨年6月に60歳になり「還暦サブスリー」を公言している愚弟と「60代サブスリー」を目標のトップに掲げて奮闘中の兄。
新しい年を迎え、ほぼ年に一度の兄弟朝ジョグへと出かけた。
ここまでは順調に来ている兄・ハリ天に対して、昨年の青梅マラソン以降故障&不調に喘ぐ弟・ハリ野豚(「ハリ〜」って言うけど鍼灸師じゃありませんよ)。現状は対極に位置するけど、さぁ、この後どんな展開が待ち受けるか。
大ゴケすることもある兄に対して、「ガラスの市民天才ランナー」(と、兄が呼んだ)の弟は練習不足でも決めてくることがある。

8年前の兄56歳、弟52歳の別大マラソンで揃ってサブスリーでゴールしたのが揃い組の最後。60代で兄弟サブスリーが達成出来たら、もしや、、、ギネ、、?

結果は神のみぞ知る。我が家では今年前半の最大注目話題であります。

さて!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自力本願

2020年01月01日 | 日々奮戦


新年おめでとうございます。
今年は近場のいつもの農道からの初日の出。
やっぱりなんかお願いしちゃおうというのは長年の習性以外の何物でもない。

いつも同時進行で望みはいっぱいあるから、一つとは言えず、全ての望みが叶いますように。
・・・ダメかなぁ。
・・・ダメだよなぁ。

昔、三女が高校受験の時の話。毎晩寝る前に神様に祈っていた。
自信満々上出来で終えた推薦入試にまさかの不合格で、放った一言。
「もう神様なんかにお祈りしてる場合じゃない!」
うん、娘の発言を父は名言と認定だ。
その後の1週間、神になんぞ祈ることなく必死で勉強して無事一般入試で合格。

娘から得た教訓。望みは祈って叶えるのではなく、自らの力で叶えるもの。



頼りは自分自身。望みを叶えるのは、得体の知れない誰かにお願いすることではなく、自分の力だったよなぁ。
初日の出のあと冷えちぎった体で走りながら、そんなことを確認する元旦でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする