ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

大往生

2023年04月30日 | 日々奮戦


4月24日、父が息を引き取りました。老衰。96歳、年男の大往生、苦しむこともなく幸せな最期でした。

父の社会的な貢献度はその息子に比べたら遥か彼方で光燦然と輝くものでした。障害児教育に情熱を捧げ、小学校校長を務め上げ、退職後も社会福祉協議会会長として働き続けました。定年退職の年に妻を亡くし、妻が地元で切り開いた太極拳の組織化に尽力、、、文句のつけようがありません。

一方で親子でありながらこうも価値観の違いがあるのかと悶々としたことが何度あったことか。はっきりと自我に目覚めてからの自分の歩みの中では、父の言動は自分にとっては反面教師そのものでした。あくまでも家庭内でのことなのでしょうが、私や私にそっくりな次女は随分と反発して来ました。


【妻に遺影にしてくれと手渡していた一枚。いい笑顔でした】

が、、、。
人は死ぬとゼロになる。お坊さんが話される魂云々の話はさておき、一旦全部ゼロになる。36年前に母が亡くなった時に感じた同じことを父の臨終の時も感じました。色々な感情を一度フラットにして父の96年の生涯を想うことが出来ました。
孫達がじいちゃんを慕い、感謝の言葉を口にし、涙を流し、そして最後は笑い合ってじいちゃんをいじりまくっていたこと。私がずっと思っていた祖父のあるべき姿を実現していました。息子として一番心配していたことが全部拭い去られた最期の時でした。ホッとして嬉しくなり、清々しく心が晴れました。
お疲れ様。そしてやっぱり色々ありがとうです。そして、やっぱりこれは「祭り」でした。

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トライアスロン日和

2023年04月20日 | 日々奮戦

【最近は朝練後の朝風呂(残り湯で)が定番に】

早起きなのに朝ジョグ5kmしか出来なかった(実は足が重くて5kmでやめた)ので、即切り替えZwiftへ。本日は1時間メニューなので割と楽かと思いきや、FTP 115%(230W)105回転で3分を5セット(レストは110Wで3分)がメイン。これがやっぱりきつい。115%でも30秒経過あたりは楽勝、1分経過もまぁ笑っていられるのが1分半を過ぎた頃からガクッとキツさが増す。必死で3分もがくがこれで白目剥いて倒れる程と言う訳ではない。次のセットが待っているし3分のレストがあれば心拍もなんとか収まってくる。生かさず殺さず、、、5セット終わった後に90%(180W)90回転で10分というダメ押しメニュー。出来るのだが全く気を抜けないという絶妙な按配。それにしても走るには足がもたない感覚なのにバイクではかなり追い込める、、、。
そして、お昼休みにはプールへと出かけてフォームをしっかり意識して元気に泳いで来た。泳いでいた時間は正味たったの36分1200m。
でも、久々の1日3種目練で自己満足度は急上昇。青空綺麗。でも腰がまた痛い、、、かな。

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バイク2部練

2023年04月16日 | 日々奮戦

【上→午後はロングライド・下→朝はケイデンス各種】

本日は遠く南の地、宮古島では65歳定年の年齢制限にて出場叶わなくなってしまったトライアスロンが4年ぶりに開催され、抽選漏れした時には残念出走していたチャレンジ富士五湖が行われていた。
・・・ので、少し頑張ってバイク2部練。
朝は現在進行中の「Build Me Up」の6週目(12週で完結)の最終メニューをこなし、昼過ぎに久々の外乗りを計画していたけど北の空が真っ黒だったのでやっぱりZwiftに変更して100kmのエンデュランスイベントに参加。


【ゴロゴロ雷鳴も】

やればやれそうだったけど明日以降のトレーニングのことも考えて(予定心拍数オーバー)半分で終わりにしておいた。


【赤いフェンスを破らぬようグループ走がコントロールされている】

1時間+1時間20分。時間的には大したことないが中身はかなり濃いのであります、はい。

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スイム開始

2023年04月15日 | 日々奮戦

【三様】

高水山のレースが終わったら即始める宣言しておきながら、、、10日以上も遅れて昨日ようやくプールに行って来た。
ふわっとツービートでゆ〜っくり泳ぎ始めた。25mごとに止まって色々整える。初心者のいでたち。なんせ昨年9月の佐渡トライアスロン以来のスイムだよ、呆然。
が、そんなことを繰り返すうちに、昨年ちょっとしたヒントをもらって身につけた(と思っている)感触が戻って来た。30分もしたら「あ、これは大丈夫だな」と実感。もちろんタイムアップのためには練習は必須なのだけど、3種目全体の効率を総合的に考えるとスイムは現状を維持出来れば十分合格だと思っている。すぐいい気になって痛い目に遭うので、そこは言い聞かせて。

義母に生前、「これから水泳の練習に行って来る」と言うと、「あんた、泳げるのに何で練習せなあかんの?」と一蹴されたことある。うーん、あれは名言だった(笑)。
トライアスロンの3種目で一番苦手と公言して憚らなかったスイムだけど、光の当て方を変えてみたら実は得意種目だったのかと近頃は感じるようになった。遅いけど😅半年泳いでいなくてもまずまずの感じで行ける。ランニングではそうは行きそうもない。
・・・という、ようやく本番2ヶ月前泳ぎ始めたと言う記録でした。

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走ると響く

2023年04月13日 | 日々奮戦

【イメージです】

昨夜は10のうち1か2くらいまで回復と豪語したし、今朝もZwiftでハードメニューをこなせて、ずっと座っていたりすると立ち上がった時にすぐに体を起こせない程度で、仕事中の立ったり座ったりかがんだりはスムースに出来るので、さてゆっくり走ってみるかと出かけたが、、、。

やっぱり走るとズンズンと腰に響く。歩くのは何でもないがキロ8分でも響いて落ち着かない。3kmほどで逃げ帰ってきた。そんな状況。ま、バイク強化中のスケジュールには問題ないし、ここは慌てず良しとしよう。

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腰いてぇ

2023年04月12日 | 日々奮戦


昨日は快晴の休日が約束されていたので、昔よく山行きしていた頃のように暗いうちに出かけて朝を現地で迎える。迎えた先は安曇野。
安曇野は義父が好んで描いていた風景があちこちにあり、我々夫婦はまるで原風景に会いに行くような面持ちで時々には足を向けている。
田んぼに水はまだ入っていない時期だったけど、快晴の青空に迫り来る雪を被った北アルプスの山々はやっぱり圧倒的だ。


【昔一緒に行った常念岳】

登らないで眺めるだけでもとっても満足出来る。
誰もがここにいたら撮るような写真を自分もカメラに収めてうんうんと頷き続けた時間だった。


【鷹狩山にも行ってみた。ほとんど人も来ないのでほぼ独占】

さて、それはいい。問題は別のところに発生した。

腰、いてぇ。我々夫婦が愛してやまない車・フィガロを入れた写真を撮るために出かけたのだけど、やっぱりシートの関係なのか、久々のフィガロでの遠出のせいなのか車から降りる時腰が、、、。あれだ、患者さんからもよく聞く「腰が伸びない」ってヤツだ。


【こんな風に写真撮っている時は夢中でまだよかったが、、、】

伸びない程度ならよかったけど、帰って来たら伸びないどころか痛いじゃないか。走れないぞ。いちいち動作が大変だぞ。

さてさて、この手の柔軟性が引き起こす腰痛は上手に動かしてひたすら血流を促すに限る。いつもそうアドバイスする通りのことを一日実践。
痛くて腰をしっかり立てられないので走れないが、実はバイクは全く問題ない。不思議だよなぁと呟きつつ、本日はペダリング(回転数バリエーション)中心の90分メニュー。腰のことなどすっかり忘れる程に集中して頑張れた。


【イメージトレーニングのために新しいTTバイク(サーベロP5)もゲット】

終わって懸垂棒にぶら下がってブラブラ。昨日が10だとしたら一気に半分以下どころか4、3くらいまで回復。あと色々裏技使って、昼寝もして、、、夜にはとうとう1か2というところまで回復。こうして「いいよ」ブログも書けるように。やれやれ。

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青梅高水山トレイルランの60代自分史

2023年04月07日 | 大会レポート

【スタート前】

青梅高水山トレイルランのレースレポに、エイジ優勝したキャプテントットさんからコメントを頂いた。
「60歳になったキャプテントットです。
なにげなく開いた過去のリザルトで、衝撃を受けました。
2016年ハリ天狗さん60歳の記録 2時間51分
私より10分速くゴールされていて、時空を超えた勝負では完敗です。」


キャプテントットさんとはそれこそ15年くらい前からのお付き合いで、その健脚ぶりはツトに有名。特に長距離では抜群の力を発揮。60歳突入でこれからあちこちでエイジ優勝を優勝をかっさらっていくことでしょう。
で、その彼にハリ天60歳の時の記録を引っ張り出されて、何々とブログに書いたレポで振り返ってみたらまぁ、色々なことが思い出された。
で、とりあえず、60代になってからの高水山のレースの記録を備忘録がわりに書き出してみた。


2016年(60歳)2:51:03(総合39位/男子38位/エイジ1位)
2017年(61歳)2:56:30(総合63位/男子62位/エイジ1位)
2018年(62歳)2:51:22(総合37位/男子37位/エイジ1位)
2019年(63歳)3:06:40(総合65位/男子63位/エイジ1位)
2020年(64歳)中止
2021年(65歳)3:22:30(総合168位/男子159位/エイジ5位)
2022年(66歳)3:17:23(総合148位/男子138位/エイジ2位)
2023年(67歳)3:15:58(総合117位/男子111位/エイジ3位)
※2017年まではS&Gは「風の子太陽の子広場」2018年から現在のコースに


・・・と、まぁ記録はともかくレポを読み返してみると、2018年以外は(この年は絶好調宣言していた。はなももマラソンで3:00:02のネタ提供した後だしね)いつもテンション上がらずとか走らない理由探しとか、とにかく意気上がらず仕舞いの様子が今年と同じで笑えたのだった。そして案外そんな時にこそ好走しているという事実が、、、。


【2018年・62歳。往路の榎峠。体も絞れてる。今より約5kgは少ない😵】


【久しぶりにアシックスのトレイルシューズ新調してみた。FUJI SPEED】

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良い方のまさか

2023年04月04日 | 日々奮戦


なんと、高水山エイジ3位に滑り込んでいた‼️(4、5番手かなと思っていた)→リザルト(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://www.kfctriathlon.com/pdf/result_2023_takamizu30.pdf)
上の2人(超強豪)に負けるのは仕方ない所だし、PAK(パーソナル・エイジ・キング←リザルトで自分より上に年上いない!)も無事ゲットしたし、去年より速かったし(リベンジ出来た)、やり方次第でサブスリー復帰の可能性も見えた気がしたし。
さぁ、次は6月のironman70.3に向けてプール行かなきゃ😅

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第25回青梅高水山国際トレイルラン

2023年04月03日 | 大会レポート

【結局、元気いっぱいになるのだよ】

もう一つ意気上がらぬ日曜日。おぉ爽やかな体調だとは決して思えない雰囲気。ママチャリで会場に向かうが坂がきつくて下の駐車場脇に止めて徒歩。
気分も天気もイマイチ。それでも中央石段で構えていると次々にお久な方々と遭遇。だんだん元気が出てきたぞ。
今年はちゃんと第一ウェーブでスタートしよう。
先日青梅丘陵でご一緒したそらまめさんに声かけられて列に入れてもらったら、そばに泣く子も黙る強豪小林さん、去年エイジ1位の高原さん、ついに60歳になってしまった(嬉しそう)なキャプテントットさん…。多分今日の主な60代勢揃い。で、スタート。


【強豪60台の皆々様】

みんなあっという間に先行。先日上腕骨折!という高原さんの後方につく。


【見頃の山桜鑑賞しつつ、しっかりペース作ってもらうという😅】

今回はこれがどハマりしてしまった。最初の上りが終わりペースが安定してくると心拍も落ち着いた。何と理想の140台をしっかりキープ出来るペース。(高原氏には申し訳ないが)ひたすらペースメーカー役になって引いてもらった。何も考えずついて行くだけ。意気上がらぬとか言っておいて、スタートしたら一気にテンションは上がって行くのは当然の成り行きだったか。レースだからね。

【にこやかな前半戦 Photo by キミちゃん】


【すぐ前に高原さん。Photo by J子さん】


【後ろのイエロー選手も意識してついて来ていたな。Photo by Mr.Okuyama】

作戦的には高原さんに気づかれないのが理想。でもコース途中には多数の青梅トレラン部の仲間たちがボラで張り付いている。おっ、ハリ天さん来た、とかハリ天さんガンバ!と熱い声援を送ってくれる。そりゃ気づかれるよな。


【大勢の友人(ボラ)に声かけ頂きました。写真ボケちゃったりしてますが💦】

それでも腹黒く知らんぷりで張り付かせてもらった。おかげで榎峠以降の数回繰り返される急登もあっという間。足は相当残っている。一旦林道に出るところで勢いつきそうだったがじっと我慢して前には出ない、フッ。
常福院の折り返しと直下のエイドでボラの人たちと話したりして少し遅れる(おはぎもしっかり頂いたよ)。


【地元民Akiちゃんから元気とお守りもらった瞬間】

このレースではライバル対決しているご存知マイケル(後方ウェーブスタートだったけど追いつかれた😅)と下り途中から絡む。


【相当昔のことだけど、このレースでデッドヒートがきっかけで仲良くなったマイケル】

俄然楽しくなって来た。高原さんにも声かけて先行させてもらう。
参道を林道まで下り、長い林道の上り。さて、ギアを入れ替える。なんかいい感じになって来た。前に見える選手には全部追いつき追い抜く。


【さぁ、全部抜くぞ!】

再びトレイル(下り)突入でさらにスイッチ入り、かっ飛び開始だ。毎回思うことだけどレースで下りが怖くなったらやめ時。まだまだ大丈夫なことをしっかり確認。前を行く選手は皆譲ってくれる。面白いように順位が上がっていく。そして元気メーターも上がって行くという相乗効果。
ロードに出て白岩会館へ。妻が交通案内の棒を振るって仕事中。


【ご機嫌で下りて来られた。前日の様子からだと良い方の「まさか」が】

一緒にボラのハリーさんからはいきなり「ハイ、関門アウトで〜す」(12時頃通過予定と妻に伝えてあったが5分ほど遅かったダケ)「あ〜、後5分早く出ればよかったぁ」とか余裕たっぷりで周囲は盛り上がったでしょ。


【ハリーさん、関門アウト〜じゃないよ!】

再び榎峠に戻り、いよいよラストの盛り上げ開始だ。雷電山手前で青ト部のしんちゃんゲッツ。



1分後ろからスタートなのに早々に抜かれていたのだ。フフフ、若者よ前半飛ばし過ぎたな。
こうしてひたすら前を抜く一方の後半戦。使い切らぬよう足を残しつつ心拍全開状態で進む。何だか久々気持ちの良い走りだ。そう言えば常福院で折り返して以来誰にも抜かれていない。気分いいに決まってる。このまま誰にも抜かれずゴールかなという終盤に抜いてきた若い選手2名に抜き返されたがこれは抜かれたことからは除こう(勝手にルール)。


【青ト部ボラ隊の前へ超元気に。Photo by キミちゃん】


【爆走状態の後半戦 Photo by Mr.Okuyama】

という感じで前半しっかり抑え、後半爆発。最後の最後までしっかり走れてあの忌まわしき痙攣の「け」の字も顔を出さないという素晴らしい展開のままフィニッシュ。前日の様子から思えば上出来の3時間15分台。着替えも楽勝。例のGarminの「スタミナ」を見れば残量28%。あぁそんな感じだな。全部出し切れるのがさらにいいのだろうけど、終わってからの余裕度含めると理想的なレースマネジメントが出来ていたことは間違いない。
大勝負のレースではない普段のレースでは今回の「意気上がらぬ」くらいが結局ちょうどいいってことだなぁ。

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明日は新シーズンの開幕

2023年04月01日 | 日々奮戦

【25周年おめでとうございます!昔は手書きゼッケンだったなぁ】

今日はなんか脚がだるくて仕方なかった。昨日のバイクハードが効いているのか。睡眠状態悪しと言われたし(Garminに)。
朝、トレーニングレディネスの画面を表示させると何と
そこには最悪の「1 悪い」。説明を見ると「バランスの悪いHRVは、過度の疲労を示している可能性があります」と。
HRV・・・今度しっかり学んでみよう。


【朝から昼過ぎまで1だったが、夜には4まで(しか)回復】

ま、とりあえずは明日は新しいシーズンの幕開け。定番の青梅高水山国際トレイルラン(30kmの部)でスタートだ。地元の青梅マラソンやこの高水山のレースが終わると、あぁもっとしっかり練習しておけばよかった、地元の大会はビシッと決めたい、、、といつも口にしている気がする。今年はどうだ?言い訳は絶対なしだぞ。希望と現実の狭間で弄ばれている前夜😅

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