ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

富士山御殿場口特訓

2022年09月27日 | 日々奮戦


ハセツネ対策というより、もっと先のロードロードシーズン用の高地トレーニング&坂道調教ということで今日は富士山。
静かな静かな御殿場口からだ。登山道閉鎖(山小屋が閉まっている)ということになっているが普通に行ける。今日のコンディションは最高。



昨日ポイント練習で負荷が高かったので、今日は高地滞在が目的だった。高所で追い込まず疲労を溜めず、平地でハードという方式を採用なのだ。


【双子山(下塚&上塚)を上から眺める】

妻も一緒に行って別行動(双子山&周辺トレイル)は3年前にも上手く行った方法だ。大体6時間くらい。山頂にはこだわらない。


【御殿場口は山頂まで約10km。前半は延々と砂礫の道が続く。きついよ】



・・・はずだったけど、やっぱりこんなにいいコンディションで上まで行かないのももったいない。ということで、とりあえず山頂。



そして今年初、本当に久し振りの剣ヶ峰にも。山頂までに出会った人は上り4人、下り4人。途中はほぼ独占状態。いいねぇ。だけど剣ヶ峰には10人も人がいて座るところがなかったぞ。


【久々の日本最高地点】


即折り返し、大砂走り経由。気持ちよくガンガン行きたいところだったけど、シューズやらソックスやらの具合が悪く、左の踵には大きな豆、右足小指の腱腫瘤
 
が腫れて痛くてまともに走れず、走り歩きで下山。


【下りも長い】


しかも水も少なかったか脱水気味でこのところなかった痙攣寸前。予定を30分以上もオーバーしてしまった。でも時間的には長い方がベターなのでこれもOK。
色んな意味で高い練習だけど、楽しい秘密特訓なのだから当然なのだ。

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トークライブ出演

2022年09月20日 | 日々奮戦
20回完走!完走率100%のハリ天狗さんトークライブ

ちょっと時間が経ってしまいましたが、、、
先週(9/16)、ハセツネ関連の情報発信では右に出る者がいない存在のケグさんのYouTubeチャンネル「チーム獣人MTNLAB」にトークライブということでゲスト出演させていただきました。↑↑↑

「20年連続出場。20回完走で永久招待選手権をゲットしたハリ天狗さんこと吉川直人さんにハセツネ完走のコツ、トラブル対処方法。ハセツネ完走率を上げる準備などを伺いたいと思います!」

依頼を受けた時は「30分くらいのインタビュー、、、」って話でしたが、なんか盛り上がって1時間オーバーのしゃべくりタイムになってしまいました。
長くブログを書いて来ていて、全部あちこちで書いたり話したりしているので、昔からのお付き合いのある方々には、あぁあれね、あの話ね、って感じでしょうが、時は流れ流れて20余年、初参戦の方などには少しは身近に感じ取ってもらえる内容もあったかと。2018年以来の久し振りのハセツネとなる今年、改めて新鮮な気持ちでこの原点のレースに挑むようで自分にも良い刺激になりました。
アーカイブで見ることが出来ますので、もし気が向いたらどうぞ。自分で見返していると、、、何だか爺くさくなったなぁという気がして気恥ずかしいものですが、ま、いいか。



あと、チャンネル主のケグさんは、今年のハセツネでYouTube実況ライブ中継を予定しているそうです。チャンネル登録者数が1000人を超えるとその資格を手に出来るとか。まだ少し足らないようで、是非皆さん、ご協力の程を!

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佐渡がらみモノローグ

2022年09月11日 | 日々奮戦


今回の佐渡トライアスロンでは3種目とも上手くハマり嬉しい結果が残せた。
が、両手を挙げて喜んでいるというわけでもない。今回は上手く行ったが納得の行く練習を積み重ねて来た訳ではないし、今後の参加を予定しているレースやそれに向けての練習のこと、色々検討すべきことは目の前にそびえ立っている。

今回のレースが誕生日に当たると分かっていたのだから当然気合は十分。が、気合だけでは話にならない。地道なトレーニングの積み重ねが必要。純粋にトライアスロンということで考えるととにかく圧倒的に量は不足していた。
スイムは以前にも書いた通り、練習量は恐ろしい程に少ないが多分いい感じが続いていた。ちょっとしたコツがハマった実感があった。常識的にはスイムにもっと時間をと言われるだろうが、自分的にはその時間はバイク&ランに回すのがベターだと思っている。
バイクはZwiftの定評あるプログラムに委ね今までになく中身の濃い練習ができた。外乗り一切なしで乗り込んだのは論外だろうし、3年ぶりにTTバイクに乗ったなんてぶっ飛ばしもんだ。なのに上り坂以外では9割以上DHポジションをキープ出来たなんて自分でもアンビリーバブルだ。どうしたんだ。だけど、まぁ今回に限っては結果オーライ。今後伸び代をたっぷり感じてしまったのは当然だ。
徳之島トライアスロンはノーマルなロードバイクで臨んだし、こんな自分にはTTバイクは不要、次にバイクを新調するならエアロロードにDHバー装着がいいと決めていたけど、やっぱりトライアスロンバイクはかっこいい。久々にみんなの素敵なバイクとライディングフォームを見て惚れ直してしまったよ。見た目が実は大切。
ランは「まだまだ」を実感せざるを得なかったが、年間を通してランが中心になっているので大崩れはない。今回、自分的には定番の距離の長いAタイプをあえて避けたのは、何となく体への負担を考慮、秋以降のマラソンに備えようという意図があったから。まだしばらく1歳刻みフルマラソンランキングトップ挑戦、サブスリーアタックが年間の最重要目標なのは変わらないしね。

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やっぱりトライアスロンは面白い

2022年09月10日 | 日々奮戦

【Special thanks 小野口健太カメラマン】

天候によるスパイスの力は大きいとは思うが、、、
やっぱりトライアスロンは面白い、そして楽しい。
トライアスロン(triathlon)はその語源triの通り3つの異なる種目で競い合う。ここが絶妙だ。それぞれに得手不得手があったりするのでたまらない。1つの種目で上手く行かずとも取り返し、やり直しが可能だ。
人は海に生まれた(高石ともやさんの「長い道」より)。だから泳ぐ。そして進歩した文明の産物、自転車で風を切る。そう、自転車は人力最速の乗り物だ。そうして最後は自分の2本の足だけで大地を進む。鈍くなっても確実に前に進める。
それぞれの特性を活かし、メリハリ効かせて3種目コツコツと積み上げたものがフィニッシュで完結する。だからトライアスロンは面白い。
って、気取ってみたけど、結果が良かったことが大きいね。さぁ、次はハセツネだ。


【こちらも小野口プロより。感謝感謝】

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2022佐渡国際トライアスロン大会(Bタイプ)レースレポ

2022年09月09日 | 日々奮戦

【Bタイプは7時半一斉スタート】

事前予報では大型台風の影響だとか秋雨前線だとかで心配された天候だったけど、前夜にはすっかり回復し目覚めてみれば快晴、無風。海はベタ凪。
今回は2度目のスイム 2km/バイク 108km/ラン 21.1km、合計131.1kmのBタイプ(BRIGHT Type)に参戦だ。7月の徳之島トライアスロンではスイム中止でデュアスロンになってしまっていたので、本当に2019年の佐渡大会以来丸々3年ぶりのトライアスロンだ。ワクワクだ。
3年ぶりのウェットスーツに海泳ぎ。ウエットの下には今回新調のトライスーツも着ているし、正確な心拍データも取りたいからと心拍ベルトも着けている。息苦しくはないかやや不安があったけど、アップで泳いでみたら何の問題もなし。かなりホッとしたのは事実。
※2012年過呼吸症候群で5分リタイアあり

7時半。コースロープ&ブイからは一番離れた大外の前の方からスタート。佐渡ではこの位置が定番になっている。左オープン(左側で息継ぎ)なのでブイは見えないが、ボードに乗ったライフガードスタッフの姿で泳ぐ位置を確認しながら。
出だしのスイムが好調(みんな好調だったようだけど)で一気に盛り上がった。とにかく本当に気持ちよく泳げた。たまたま泳いでいた周囲だけのことだろうけど、ほぼ抜く一方。まさにスイミングハイ。練習の感じから言ったらこれ以上はない最上の出来具合の41分(公式では42’31”ん?)。◆SWIM 2km/0:42:31(248位)


【応援の妻の姿を見つけご機嫌ポーズ】

トランジットは速い方だと自負していたけど、久々でウエットの下が上手く脱げない。同じエイジの選手はちらほら。


【慌てずにね】



落ち着いてバイクスタート。心拍が上がり過ぎないよう押さえながらの前半。佐渡島のほぼ中央を横断し、両津に出てからは左手に海岸線が続く道だ。美しい風景が流れて行く。ムキにならず安定した心拍を維持しつつ走る。そして後半、いよいよ最難関とされている小木の激坂が始まると面白いように前の選手を抜けるようになった。気分はツールドフランスでラストの激坂を圧倒的スピードで駆け抜けたポガチャルとかビンゲゴーとか。調子に乗り過ぎか。でも数回繰り返す上り坂でとにかく稼ぎまくった。前半抜かれた分くらいはあっという間に取り戻した感じ。山坂を登って来た力はバイクの登攀力をちゃんと後押ししてくれている。勢いづいて心拍も上がるがこのくらいならランに向けてもOK。ラスト数キロはペースが合った若者を追いかけるようにぐいぐい飛ばした。すると、前半先行されていた同じカテゴリーの選手にもなんと追いついてしまった。良い方のまさかだ。
バイクゴールすると自分のトランジットエリアはがらんとしている。バイクが1台もない。早くもトップを取れたらしい。気持ちいい。こんなこと初めてだ。
残すはランのみ。チョイスしたシューズはあまり出番のなかったアシックスのマジックスピード、張り切るぜ。これまでは最後のランで逆転というパターンばかりだったが、今回は一味違うレースになる。◆BIKE 108km/3:46:30(157位)→通過順位163位 
※バイク終了時ですでにエイジトップだと思い込んでいたけど、リザルト精査していたら7分前にお一人様スタートされていた→が、3km先の折り返しでは5分先行出来ていた。


【すでにエイジトップと思っていたので余裕だし、ご機嫌のランスタート】

ご機嫌でランスタート。暑い、日差しが痛い程だ。が、気持ちは乗っている。きっちり走り切るためのペースを探りながらの序盤。当然のようにきついのだけど足だけは前に出てしまうので慌てて体が追いかけているような中盤。



今年は初めて、海岸沿いの平坦路1周7kmを3周回というコース設定。日陰が全くなく暑くて朦朧としてくるが、エイドや沿道の方に水を浴びせかけてもらうと劇的に回復する。びっくりするくらい。


【稲毛TCで長女が昔お世話になっていた頃からの知人・つばっちの檄に応える】

妻や友人たちが応援してくれる場所でも当然の如く勢いづく。周回コースは、「辛いvs走りやすい」の意見が分かれるところだけど、いつも本格的な練習では周回コースを使っていることもあって、色々計算しやすく、、、好きかな。


【ついに足が売れ切れ寸前のラスト】

最後の最後、勢いが止まり足が出なくなる。ややハンガーノック気味になりガクンとペースダウンを余儀なくされた。が、踏ん張った。最後はMCの方の「ハッピィバースデートゥーユー」に迎えられてフィニッシュ。◆RUN 21.1km/2:01:39(67位)





6時間34分33秒、総合99位(248位→163位→99位)。待望の65-69歳1位ゲット。2位には21分38秒の差。まさかの圧勝で3年ぶりのトライアスロンは幕を閉じた。


【ようやく帰り支度のところでkeisukeくんにパチリ】

今年は同伴ゴールは認められず、ゴール後は一人で芝生にひっくり返る。うーん、動けない。かなりの搾りカス具合。それでもまだまだやれそうだっていう実感もしっかり湧き出していた。やっぱりトライアスロン、面白い。


【副賞にコシヒカリ5kgゲット。収穫出来次第とのこと】

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佐渡ミッションコンプリート

2022年09月06日 | 日々奮戦


9月4日、3年ぶりの佐渡国際トライアスロン大会、そしてこの日は67歳のバースディ。誰がどう見てもここは一発って気張るよね。気合い入れ過ぎて、過去に色々やらかしてしまっているハリ天だけど、これから先こんなチャンスはそうそうやって来ないことはわかっているぞ。
と、気を引き締めつつ、脱力心がけつつ、全力投球してみたら、、、
3種目全部きっちり今の力を出し切れ、最後はMCの方の「ハッピィバースデートゥーユー」に迎えられてフィニッシュ。6時間34分33秒、総合99位。待望の65-69歳1位ゲット。ミッションコンプリートの67歳バースデーとなりました。めでたしめでたし。皆様、応援ありがとうございました。



レース詳細は後日レポします。
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