mono森音

焼きもの・紙もの・布もの、そして贈りもの。
大切なmonoと出会う雑貨店。

四国のうつわ:砥部焼。

2020-03-25 | お知らせ
先月、スタッフを伴って、四国・愛媛県にあります砥部町へと、器の仕入れに行ってまいりました。

●砥部焼~とべやき
名前は耳にするものの、行ってみるまではあれほどの広大な焼き物の産地だとは知りませんでした。大小100軒近くの窯元が、県庁所在地松山市に隣接した町に広がっているだなんて。訪れて見てびっくり。限られた時間の中ではその中の一部を回ったに過ぎず、次回は滞在時間をたっぷり用意してじっくり巡りたい!とすぐさま再訪を誓うほど、素晴らしく好みな職人町でした。

短い滞在の中でも、仕入れをしたい&させてくれる気持ちの良い窯元さんに出会えたのは幸運でした。
飛び込みで伺って、作品を見せていただいているうちにムラムラと、森音にその器が並んでいる良いイメージが頭に浮かんで買い付けてきた器の数々を、いよいよ今週末より店頭に並べます。

帰ってきた当初は、届いたうつわを並べてみると想像以上に良かったので、さらに追加して大々的にフェアをやろうかな?とか、いっそ四国で出会った美味しい物も集めて四国展みたいにしようかな?などと色々構想を拡げて考えていましたが、その後の緊急事態~自粛ムードで一転。暗転。いつになったら開催出来るのでしょう・・と思ってしまう数日間もありました。お彼岸も過ぎ道路事情も良くなり、緊急事態宣言も解除になって、いよいよ皆様にご覧いただく機会は今じゃないのかな?と判断いたしまして、28日(土)29日(日)に砥部焼を並べる売場を作ります。

春にはずっと「小鹿田焼」か「やちむん」を並べるうつわ展を開催してきましたが、今年は「砥部焼」です。

このような情勢の中での展示販売会になりますので、こじんまりと、通常の売場の延長のような、親しみやすいフェアにしようと考えています。そして、今日この後写真でご紹介する砥部焼は、今後も取り扱いを継続していきたいくらい気に入ったシリーズなので(ラインは絞るかもしれませんが継続予定)慌てて駆けつけなくても大丈夫!お披露目会みたいなイメージで、混雑を想定せずにゆるゆると開催しますね。ご来場を考えてくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ少人数で、マスク着用でお越しください。

砥部焼、素敵ですよ!
ぽってりとほど良い厚みのある優しげな表情。
電子レンジ・食洗器OKな丈夫な磁器であること。
庶民のうつわを作るために発展してきた窯場なので、価格がリーズナブル。
おすすめしたいポイントは山ほどあります!
普段使いのうつわをデイリーに。そんなお付き合いがしたくなるうつわです。








































ご紹介したのは、親子で作陶されている窯元さんの作品です。
息子さんが作る、宇宙を感じるドット文様に強く惹かれる現代的なうつわと、
お父さんが軽やかな筆さばきで描く、品良く優しい絵柄の古陶の風格さえ感じさせてくれるうつわ。
どちらもとっっても素敵です。

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砥部焼のうつわ展
2020.3.28(SAT)・29(SUN)
場所:mono森音
時間:いつも通り
  10時半~18時
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四国と言えば!
昨年大変ご好評いただきました、香川県の【ほんまもん麦茶】も今年の初荷が届きます。
うつわ展に合わせて並べ始めますね。
今年もどうぞよろしくお願いします。