花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ちむどんどんする

2022年05月23日 | 研究
沖縄の赤土で三和土を製作している三和土チーム。
乾燥している時は、赤いのですがやや白っぽくもあります。
ところがどうでしょう。水を加えて練ると
ご覧のように濃く深い赤に変わってきました。
この色を見て思い出したことがあります。
それは沖縄名物の守り神シーサー。
陶器ですが確かに赤いものが一般的です。
さらに沖縄は瓦も赤。沖縄にも色々な種類の粘土があるので
これらは一律に同じ赤色ではないようですが
やはりイメージとしては赤い陶器が思い出されます。
さて今日はそんな三和土チームと塩害抑制チームの取材のため
テレビクルーが来校されます。
フローラハンターズの活動は午後の課題研究の時間に撮影するようですが
学校の様子なども紹介するためカメラは午前中から回る予定。
全校でも200名弱しかいない名農。誰がうつってもおかしくありません
さらに三和土チームは週末、同じカメラクルーとともに沖縄の名護で
三和土作りの講習会。講師として招かれているのです。
皆さんはNHKの朝ドラをご覧になっていますか。
行くところはまさにその舞台である沖縄北部の「やんばる」。
コロナ禍ですが、すでに沖縄では参加者が集まっているそうです。
派遣するのは精鋭2名。万全の感染対策をして臨む計画を立てて海を越えます。
ちむどんどんする!
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若返り

2022年05月23日 | 学校
5月、名久井農業高校の正門をくぐると目に飛び込んでくるのが
このツツジ。まるでテーブルサンゴのような形をしています。
実はこの形になったのは数年前。以前はもっとこんもりしていました。
それはそれで素敵でしたが、このように上部を平らに剪定することで
奥行きが出てきて、なんだか広く感じるよになりました。
しかし剪定の後はしばらくの間、花が咲かなくなりました。
それはこの強剪定が原因。強く刈り込んだため、発生してくる新芽は
花芽をつけずに枝葉の生長を優先させるからで、
数年間は花を咲かせなくなるのです。
これを若返り現象というそうです。
面白いものだと眺めているとあることに気がつきました。
なんと古くからあるゴジラ形に剪定した大きな木がありません。
そういえばだいぶ前にゴジラの木にハチが巣を作って
とても困ると話していました。
名農にはたくさんの樹木があるのでハチの巣もよくできます。
実習中に刺されたらたいへん。
きっとそんな理由で伐採されたのかもしれません。
いつ見ても変わらぬ緑のキャンパスですが
名農の古い名物が姿を消し、いつのまにか若返りしていました。
さて今日は環境研究班と名農を紹介するため
フジテレビの取材が入ります。
皆さんきっとこの美しい緑のキャンパスに感動するでしょう。
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