Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

2006-03-04 06:57:00 | 日記
3/3(金)一時
終日つまらぬ業務。
ひなまつり。テーブルに桜餅。春の味。

銀座テアトルで【ウォーク・ザ・ライン】鑑賞。最終回、上品な勤め人で8割の入り。
黒い衣装を身にまとい“Man in Black”の愛称で親しまれたミュージシャン、ジョニー・キャッシュの生涯を、その自伝をもとに映画化。
メイン・ストーリーは副題の通り、恋愛を軸にしているが、'50~'60年代を代表するカントリー、ロカビリー、ロックのヒット曲が満載され、同時代(プレスリーやディラン)のアーティストの楽曲も堪能できる。
当時を再現した美術・衣装、プロダクションデザインが素晴らしい。
亡き兄への敬慕、父との確執、ドラッグ中毒からの生還などなど、ビッグ・スターの栄枯盛衰はドラマとしての彫りが深い。
白眉はなんといってもホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンの吹替えなしの歌声でありましょう。
アカデミー5部門にノミネートだそうで、前哨戦のゴールデングローブ賞で作品、主演男優、女優の三冠を獲得している。
いやはや良かった、泣けた。
ラスト近くの監獄でのライブには体が震えました。
これはミュージカル部門のわが年度ベスト!
幸せな気分で、濡れた舗道にネオンが反射して瞬く、夜の銀座をハミングしながら帰路に就く。
コメント
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