バッドランド・ハンターズ

1/31（水）晴れ
睦月晦日は暖かき一日。出勤日。5：30起床。不燃ごみを出して兄貴分と散歩。7：00奉公先到着。仕事は電話確認２件。かつての同僚３名とランチを共にする。気合を入れてカツカレー千円也をオーダーする。話題は年寄りらしく年金と健康。午後は８０年代に活躍した某劇作家のブログを精読。昨今話題の映画をケチョンケチョンにけなしておりましたな。15：50定刻退社。帰宅して兄貴分と長い散歩。夜はネットフリックスで独占配信の韓国映画を視聴。マ・ドンソク 主演の大型アクション。設定はディストピア、宿敵はマッドサイエンティスト、見所はゾンビモノのシューティングゲームの如き大立ち回り。CG・VFXを駆使してザックリとした造りではあるが、サラッと観れて、翌日にはスカッと忘れる類の娯楽作でありました。

ナイツ独演会 味のない氷だった

1/30（火）晴れ
布団が干せる快晴と日差し。寝坊して7：50起床。９：00までに仕事を済ませて散歩、朝食。早めの昼食に味噌ラーメン。午後、証券会社の営業が書類を持ってきて署名・捺印をさせられる。幾つか問答。自分の目の黒いうちはリーマンショックのような暴落は勘弁願いたい。とは思うものの先のことはわからない。夕方暖かな公園を兄貴分と散歩。パークサイドのカフェで一服。夜は贔屓漫才コンビの独演会をネットで視聴。笑う門には福来る。音楽も演芸も生に限る。ぜひライブを観に行きたいものである。

ヒトコワ

1/29（月）曇り時々晴れ
何故か憂鬱な週明けの出勤日。バイオリズムの低位か。5：30起床。以下、出勤日のタイムスケジュール通り。仕事前に隣席のベテランとひと悶着。なるほど向こうも低気圧。昼食に定番のルーローハン。15：50定刻退社。帰宅して兄貴分と長い散歩。気のせいか陽が落ちるのが遅くなった気もする。夜はアマゾンプライムでマイナーなホラードラマを視聴。全８話のうち５話まで。スター不在、低予算、B級テイスト満載であるが、ところどころ光るシーンなどあり。学園祭の手作り自主映画の雰囲気もあり。毎回それなりに可愛いヒロインが登場するが、こうした女優予備軍はどれほどいるのか。少し上目線でエールを送っている自分を発見して苦笑。

あの花が咲く丘で、 君とまた出会えたら。

1/29（日）曇り時々晴れ

午前中は昨日をトレースした内容。洗車した愛車に乗って近所のシネコンまで。13：10上映開始の邦画は先月初旬の公開であったが３０億を超える興行収入を上げて本日も満員御礼が続いている模様。中学・高校生らしき若年層のカップル・グループが多い。散々予告編を見せられて（見た気になって）スルーしようと思っていたが気が変った。タイムスリップした女子高生が特攻隊の青年と恋に落ちる、と云うのがメインストーリー。特攻を描いた戦記モノは多いが、石原慎太郎がシナリオを書いた≪俺は、君のためにこそ死ににいく≫は、兵士を送り出す食堂の女将（岸恵子）の目線で描かれ、本作とテイストが似ている。本作では松坂慶子が好演している。愛国心と云う目には見えない重圧で最も犠牲になるのは庶民である。本作の成功は福原遥・水上恒司のフレッシュコンビの熱演による。前述の松坂慶子や中嶋朋子の脇役陣も安定。戦争となれば理不尽な破壊や愛する者との死別が日常となる。そしてかつてそんな時代があったことを知る歴史的教材としても観るべき作品だと思ふ。帰宅して兄貴分と公園を散歩。夜はジムで遠泳＆サウナ。定期身体測定は前月と同じ数値。目標体重まで0.9ｋｇ。

哀れなるものたち

1/28（土）晴れ
快晴続く。風さえなければ穏やかな一日。寝坊して8：30起床。懸案（懸念）の電話連絡がついてひと安心。散歩のあと二日分のスペシャルサラダをつくってゆっくり朝食。午後、ゆるゆると自転車に乗って近所のシネコンへ。13：20上映開始の英国映画は昨日からの公開。中高年中心に場内ほぼ満席には驚いた。ベネチアの金獅子賞受賞作だが、グロテスク・煽情的なシーンも多々ありRー18。アラスター・グレイの原作小説あるようだが未読。監督はヨルゴス・ランティモス。2016年≪ロブスター≫17年≪聖なる鹿殺し≫18年≪女王陛下のお気に入り≫と、3年連続でわが琴線を連打している鬼才である。開巻10分で、その世界観に引き込まれ、あとは陶然とスクリーンを見入るのみ。作り込まれた壮大・華麗な美術（セット・メイク・衣装）、カメラワークと音楽のギミック、すべてが統一・融合されたダークファンタジー。胎児の脳を移植した母親（ヒロイン）の冒険譚。体験するすべてを貪欲に吸収し、徐々に知性を獲得するプロセスは諧謔と風刺に満ちて語られる。エマ・ストーン、三十路半ばの熱演、その本気度とガッツは誰もが称賛するだろう。文句なし、年度ベストの1本。大満足で小屋をあとにする。夜は自室で調べもの。ネット麻雀で役満をあがる。バーチャルとはいえ気分良し。

夏の妹

1/26（金）晴れ
週末の出勤日。5：30起床。7：00奉公先到着。午前中は真面目に仕事。讃岐うどんの昼食後はネットサーフィン。15：50定刻退社。兄貴分と強風の中２度目の散歩。夜はアマゾンプライムで1972年製作のATG作品を視聴。監督は大島渚。アイドル女優・栗田ひろみの映画デビュー作。他にも人気絶頂だったりりィや石橋正次など。復帰後の沖縄にオールロケをしているが、並みのご当地映画にはなっていない。シナリオに田村孟、佐々木守のクレジットあり。ゆえに話は少々複雑になる。音楽が武満徹とはスタッフも贅沢な布陣。なんだかんだ云ってもカワイイひろみちゃんのミニスカ姿とりりぃの乳首に注目してニンマリ。 

ラブホテル

1/25（木）晴れ
日本海や北国のように豪雪こそないが関東も氷点下を記録して寒い。7：30起床。散歩、朝食、正午まで真面目に仕事。昼にスペシャル中華。午後も２回の散歩。合間に清掃と読書。冬こそビタミン補給と云うことで夕方駅前青果店で柑橘っ類を調達。夜はアマゾンプライムで1985年製作のにっかつロマンポルノを視聴。劇場鑑賞から４０年近い歳月を経ての再見。長編１３本を残して病死した相米慎二監督作。意外や本作を上位にランクする映画ファンは多い。脚本は石井隆でストーリーは『天使のはらわた』シリーズ≪名美≫ものの変種である。 個人的にはヒロイン・速水典子は原作劇画に最もイメージが近いと思ふ。山口百恵 の≪夜へ≫ともんた＆ブラザーズの≪赤いアンブレラ≫が効果的に使われていた。このあたりの選曲が渋い。猥雑な内容なのにカメラが耽美的で麗しいなぁと思い調べてみたら篠田昇だった。さもありなん。もうこうした渋い≪ピンク≫映画は作られることはないだろう。

Lift／リフト

1/24（水）晴れ
出勤日。北風強し。5：30起床。不燃ごみを出して兄貴分と散歩。7：10奉公先到着。仕事は電話確認２件、書類送付が３件。蕎麦セットの昼食後も雑用を色々。15：50定刻退社。帰宅して2度目の長い散歩。風速1メートルで体感温度は1℃下がるという。ぶるぶるぶる。夜は電気足温器に入ってネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。ケヴィン・ハート主演の大型アクション。「ミッション: インポッシブル」シリーズや「オーシャンズ」シリーズなど類似多い、エキスパートを集めたグループ強盗もの。安易なストーリー、凡庸なキャラ設定、ド派手なアクションはあるものの2番煎じは免れぬ。B級テイストの劣化版を見せられてたようで眠気をもよおした。ジャン・レノやサム・ワーシントンが間抜けな役回りで気の毒でした。

ふたりの女

1/23（火）晴れ時々曇り
最低気温７℃、日中は１４℃迄あがって寒さも一段落。7：30起床。散歩、朝食、簡便な仕事。昼食にスペシャル焼きそば。午後は思うところあり吉本隆明の著作を精読。夕方、駅前歯科で作り直した入れ歯を装着。３度目の正直で堅牢な造り。料金は再診料とリハビリテーションで４９０円也。つまり技工代は無料。夜はアマゾンプライムで1960年製作のイタリア映画を視聴。ソフィア・ローレンにオスカーを獲らせてスターダムに押しあげた記念碑的な作品。その魅力を遺憾なく堪能できる１本。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。≪ひまわり≫≪昨日・今日・明日≫と名画座で3本立てを観て以来半世紀ぶりの再見。戦時モノはヒロインをドラマチックに描ける。若い子持ちの未亡人であれば猶更。日独伊は第二次大戦中は枢軸国だったのであるが、ムッソリーニ政権に対する当時の庶民感覚が窺い知れて興味深い。J・P・ベルモンドのリベラル青年役はご愛嬌。原作者アルベルト・モラヴィアの諸作は、ベルトルッチの≪暗殺の森≫やゴダールの≪軽蔑≫など映像化されている小説が多い。これらはいづれ活字でも触れてみたい。

麻薬王

1/22（月）曇り一時小雨
気怠い出勤日。今頃になって筋肉痛か。5：30起床。散歩と朝食を済ませて出勤。7：10奉公先到着。午前中で業務終了。定番のルーローハンの昼食を摂って午後は睡魔と闘う。15：50定刻退社。帰宅して兄貴と長い散歩。夜はネットフリックスで2017年製作の韓国映画を視聴。監督は≪KCIA 南山の部長たち≫で感心したウ・ミンホ。主演は大御所ソン・ガンホ。脇もチョ・ジョンソク、ペ・ドゥナ、イ・ソンミン、キム・デミョン、キム・ソジンなどで固めて豪華である。1970年代釜山を根城に日本へもヒロポンを密輸していた麻薬王の栄枯盛衰・一代記。コリアン版≪ブロウ≫ですな。金主がネットフリックスであるから美術・セットは再現性高く、バイオレンス、ドンパチもド派手である。コネや下剋上での成り上がり方や本妻・愛人との描写にはユーモアもあり。緩急を巧くつけており、展開や結末は読めるので安心して役者の熱演が楽しめた。

おひかえあそばせ

1/21（日）雨のち曇り

目覚ましをかけず9：00に自然覚醒。７時間以上熟睡したことになる。窓外はまだ小雨が降り続いている。のろのろと起き出して洗顔。体が全体に怠い。全身緩い筋肉痛である。モソモソと朝食を孤食。外出する気にならずパソコンでネット麻雀をしたり古いTVドラマなどを漫然と視聴する。１９７１年ユニオン映画製作のドラマは、石立鉄男主演のコメディ。富士真奈美、宮本信子、岡田可愛などが姉妹役。ほかに鳥居恵子や津山登志子など懐かしい顔ぶれ。５０年以上を経て再見して色々と発見あり。映画やドラマは風俗を映す鏡でありますな。一流企業の退職金が８百万円内外。都内の住宅地が坪２５万円前後。それにしても松木ひろしのシナリオはホームドラマのお手本のような出来映え。夕方、ようやく雨もあがったので兄貴分と散歩。 

川場スキー場

1/20（土）曇りのち雨
一昨日、同好の士からメールあり。急遽スキー行き決定。アジアカップ・サッカー（対イラク戦）の敗北を確認して12：00就寝。4：40起床。前日のうちに準備万端、おにぎり弁当も作っておいた。5：00ジャストにお迎えの車がやってきた。関信越道・沼田ICを降りて一般道を２０㌔ほど登り、7：30スキー場の立体駐車場に到着。駐車料金1,500円也。（500円の値上げ）身支度を整え車中で朝食、窓口で５時間券4,600円（200円の値上げ）を買い、8：00にはクワット・リフトに乗って山頂を目指す。気温マイナス3.0℃、積雪2.0メートル、曇天・霧状の粉雪が舞い・視界3メートルとコンディションは悪い。1時間ほど手探りの走行が続き、ようやく霧も晴れて視界は10メートルほどになる。当スキー場での滑走は3年連続。周囲は８割以上がボーダー。長いクワットリフト２本を乗り継いで全長3.3キロを5分程度の待ち時間で往復する。13：00の撤収まで2回の休憩を挟んで滑走を満喫。下山して街道沿いの日帰り温泉の露天風呂900円（100円の値上げ）に浸かり、隣接する道の駅（川場田園プラザ）にて相棒とふたり遅い昼食（麺屋 川匠の野菜塩ラーメン950円）を食す。15：00帰路に就く。三芳SAにて小休止するも渋滞もなく17：30には自宅到着。飛び出してきた我が仔と夜の散歩を終えて用具も収納。夜はじっくりネットサーフィン。ジリジリと色々なモノが値上げしていることを実感。細かい金勘定をすると翌日に疲労が残るので早めに就寝する。

ゴールデンカムイ

1/19(金)晴れ
寝坊して7：50起床。朝食後9：00のオープンを待って兄貴分を獣医に連れてゆく。先週から前足の肉球が化膿している。以前もあった症状だが、毛を刈ってクスリを貰って様子見となる。診察代4,400円なり。一旦帰宅して愛車に乗って近所のシネコンまで。11：05上映開始、本日初日の邦画を鑑賞。実は昨年暮れにデカいポスターで恩人が出演しているのを知り、初日に観に行かねばと思っていた次第。原作漫画（３１巻まであるらしい）は未読。しかし、先週から映画のホームページを覗き、アニメの第一期（１２話）をアマゾンプライムで、更には完成披露試写会の舞台挨拶をYouTubeで視聴して予習は万全。小屋は老若男女、程よい比率で４割近い入り。典型的なお宝争奪のアドベンチャー・アクション大作。ＷＯＷＯＷ・集英社が製作幹事。原作に忠実な造りで、ロケやセット・美術には潤沢な資金がかかっているのが解る。役者のナリキリ振りもすごい。CG／SFXでは動物（クマとオオカミ）の動きに感心。これはよほどコケない限り続編はつくられるだろう。帰宅して明日の準備をいろいろ。

非常宣言

1/18(木)晴れ
7：30起床。朝食後我が仔と散歩。正午までに一仕事。電話３本メール１通。夕食に鍋焼きうどん。散歩、仕事、清掃の後パークサイドのカフェで一服。夜はアマゾンプライムで昨年見逃していた韓国映画を視聴。類似の多いパニックアクション。舞台はハワイ行きの国際線航空機。ウイルスを落ち込んだテロリストと乗客・警察・政府関係者を描いた群像劇。エピソードの積み上げ方や人物相関、迫力の映像など、以前≪モガディシュ　脱出までの14日間≫を観たときにも思ったが、良くも悪くも聖林大作をトレースしていると思ふ。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨンの大御所３人がそろい踏み。話が出来過ぎなのはご愛嬌である。まぁ広く大衆に受けるための条件を兼ね備えて娯楽作としては良く出来ておりました。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版

1/17（水）晴れ
出勤日。本日から防寒タイツ着用。5：30起床。不燃ごみを出して兄貴分と散歩。7：10奉公先到着。仕事は書類送付の１件。昼食後にネットサーフィン。玉村豊雄のブログを精読。むかしむかし≪料理の四面体≫を読んで甚く感銘を受けたことを思い出す。近著をネットで注文する。15：00早退。新宿で途中下車して地下街を徘徊。カフェで一服して新宿ピカデリーでタランティーノの旧作リバイバルを鑑賞。もう３０年以上経つのですな。当時、映画好きの友人から『低予算・スター不在のギャング映画が面白かった。この監督は絶対≪仁義なき戦い≫を観ている。』と、勧められて観てビックリ。普通はクライマックスの宝石商襲撃のシーンが丸々カットされている。会話は下品・饒舌・無駄にマニアック。とんでもないオタク監督が現れたと思った。いま見直しても製作費120万ドルとは思えない。その後の監督・俳優陣の活躍は周知のとおり。栴檀は双葉より芳し。18：30帰宅。兄貴分と夜の散歩を楽しむ。