穏やかな休日

4/29（水）晴れ
初夏のような一日。明け方就寝、8時起床。傍らには愛犬。朝食後に衣類の入れ替えをする。何年も袖を通していないセーターなど、また衣装箱に収納される。いつか着るだろうといういつかはきっと来ないだろう。来年あたりは断捨離でもするか。風呂敷に包んだ大量の冬物をクリーニング店に持ち込む。連休前に片付けたいという人が多いのだろう10時の開店から行列ができていた。午後は床掃除やら愛犬の散歩やら。居間でDVD鑑賞をして案の定うたた寝。早目に夕食を摂って更にうだうだと過ごす。その間、怪しき宗教団体の勧誘と新聞屋の集金あり。生協の宅配を受け取る。倹しい食材に質素な食生活が反映されている。

詰めが甘けりゃ勝利は逃げる

4/28（水）晴れ
連休前の月末というのは忙しなくていけない。急な案件を一件やっつけてほぼ業務終了。定刻退社して新宿で途中下車。毎度の定例会は厳かに始まる。序盤は凹んで中盤から調子を上げるもトップをまくられドロー、最終局でツキに恵まれるも、これも土壇場で逆転を食らう。反省多い夜でありました。大局観が出来ていないのは大げさに云うと人間が出来ていないということなのだろう。少し早目に帰ると珍客あり。送迎を兼ねて愛犬と夜のドライブ。

白河夜船

4/27（月）晴れ
快晴で気温も急上昇。電車もビルも冷房モード。昼食に讃岐うどん。午後から会議が1件。案件を1件仕上げて業務終了。定刻退社して新宿で途中下車。テアトルではこれ以上単館向きの演目はないという邦画を鑑賞。雑多な人種で3割程度の入り。原作の吉本ばななの小説は随分前に読んだ記憶がある。インディーズの王道のような静かで厳かな淡々とした作品でありました。良くも悪くも主演女優の存在感に尽きる。気怠く儚いラストシーンの花火の余韻良し。小腹がすいたのでざる蕎麦すすって各駅停車で帰宅。

シンデレラ／寄生獣 完結編

4/26（日）晴れ
明け方まで押井守の旧作をDVDで鑑賞。名作は再見に堪える。8時起床。近所のシネコンで9時台の洋画を鑑賞。場内幼児を連れた家族連れ中心に8割以上の入り。超古典童話のディズニーによる実写版。昨年世界的にヒットしたアニメの短編併映。今更感はあったが、その出来栄え（完成度）にびっくり仰天。この年でお伽話で落涙するとは思わなかった。圧倒的なスケールと壮麗なセット。馴染みのアイコン・アイテムも可愛らしい。大抜擢の新人主演女優の純朴さ。人物背景と展開に説得力あり。ケイト・ブランシェットの憎々しげな好演は特筆したい。さすがケネス・プラナー。続いて昨年11月に鑑賞した邦画の後編。こちらは若年グループ中心に5割程度の入り。間は空いたことによるハンデはあったが、綺麗にまとめておりました。新井浩文と深津絵里の演技が図抜けていた。一旦帰宅して愛犬と散歩。日中は25度を超える暖かさ。ジムで遠泳2キロのエクセサイズ。夕餉には長らく冷凍されていた頂きモノを使って鯛飯を炊く。

龍三と七人の子分たち

4/25(土)晴れ
明け方就寝、8時起床。近所のシネコンで北野武の新作鑑賞。往年のスターを起用して巨匠が肩の力を抜いて撮ったような軽いコメディ。個人的にたけしの映画で良かったと思えたのは【HANA-BI】までなので特別な感慨はなし。車を置いて豊島園から電車で池袋へ移動。床山で散髪をして巫女の宣託を聴きに行く。寝息のような言霊に癒されました。北口の中華料理店で遅いブランチ。15時、帰宅して愛犬と散歩。近所のドッグランは登録が必要だとか。夕刻から居間でうたた寝して夕餉は連れ合いとうどんをすする。そのままダラダラしているうちに日付が変わる。変に疲労した一日。

インヒアレント・ヴァイス

4/24(金)晴れ
気怠い週末。午前中は面接。昼食にイベリコ豚のコロッケとハンバーグのプレート980円也。午後はルーティン業務を2件やっつける。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストではPTAの新作がかかっている。原作はトマス・ピンチョンの小説『LAヴァイス』。そういえば読もう読もうと思って結局ピンチョンを読んだことがない。アカデミーの脚色と衣装にノミネート。都下２館での興行。単身の中高年中心に3割程度の入り。不入りでありましょう。如何にもPTA好みのアイロニカルな探偵もの。70年代の微熱と倦怠のような雰囲気が良く出ていた。エロチックだし。これは筋立てを云々しても楽しめまい。フォアキン・フェニックス始め脇役陣も好演。2時間を超える長尺の為に定例のエクセサイズが出来ず、ジムでサウナとシャワーだけを利用して帰宅。

怪しき情報報告会

4/23（木）晴れ
昼前から外出。新橋のビル地下で長身の婦人ふたりと対座して寿司をつまむ。食後は銀座3丁目の高級カフェで一杯千円のコロンビアを飲む。さすがにアロマが立って美味い。舌に心地よき酸味と甘みが感じられる。そのまま並びの雑居ビルで開催された某調査会社の報告会に参加。前半は特別講師による講演。肩書は出版社代表。全共闘世代の元気でけったいな爺である。AKBと反社会的勢力の関係などというテーマの講話を眉に唾して1時間拝聴。後半は信用不安企業の最新情報。帯同者と別れて池袋へ移動。身内の娘と待ち合わせ、デパ地下で洋菓子調達。その後、1時間半の特殊ミッション後に帰宅。今日は連れ合いのアニバーサリーであるが我同様めでたくもなかろう。

ゼブラ

4/22(水)曇り一時雨
職場の同僚から固辞していた歓迎会をして頂く。大腸の手術後であることを慮ってランチとする。虎ノ門ヒルズ内のエスニック料理店に11:40集合。ワンプレートのメイン料理に副菜とドリンクは食べ（飲み）放題。帯同者の過半は小ジョッキのビールで乾杯。別段盛り上がることもなく小一時間でお開き。午後は打ち合わせやら雑用やら。定刻退社して新宿三丁目で途中下車。贔屓劇団の番外公演（再演）、予約満席ゆえに当日券獲得に並ぶ。一番乗りして帯同者2名の分もゲットして2時間の観劇。丁度10年前に観た芝居で内容は朧であったが感動したことだけは覚えている。再見して名作であったことを再認識。いやはや笑って泣けた。終演後、薩摩料理の居酒屋で懇親。帰宅は午前様。

海にかかる霧

4/21(火)曇り
久々に本来のお仕事をする。他に打ち合わせが2件。査定の季節である。新しいボスの人事考課の公平性と説得力に感動する。昼食に香港麺と叉焼丼。定刻退社して新宿で途中下車。コマ劇場跡にできたTOHOシネマを初体験。いかがわしい界隈であったが巨大な複合ビルの誕生で随分と景観が変わった。大きなゴジラの半身にはニンマリ。雑多な人種で混み合う路上では呼び込みの声とそれを違法だと警告する街頭放送が皮肉に混じり合う。劇場ロビーは大変な混雑。目指す演目は満席。仕方がないので上映間もなくの韓国映画を鑑賞。『殺人の追憶』のポン・ジュノが初プロデュース作。実話を基にした海洋もの。堕落した船長が密航船を仕切る中盤までは良かったが、後半に若い男女の色恋に比重が移ってテンションが落ちる。役者やセットが良かっただけに惜しい。帰宅して愛犬と送迎を兼ねて深夜のドライブ。

グッド・ライ～いちばん優しい嘘～

4/20(月）曇り後雨
週が明けても業務閑散。昼に長崎ちゃんぽんを食して大汗をかく。定刻退社して新宿で途中下車。シネマートでインディーズ系の米国映画鑑賞。観客5名と閑散。公開1週目でこの不入り。不振な興行に反して作品の出来栄えは上々。南スーダンの難民たちの過酷な歴史。その重いテーマや事実に基づいたエピソードの数々に驚き笑い涙した。年度ベストの一本。大国アメリカの懐の深さを実感する。雨上がりの新宿裏街道をぶらぶら歩いて帰宅。

恋するヴァンパイア

4/19(日)曇り一時小雨
8時起床。隣町のシネコンで9時台の邦画を鑑賞。我を除けばローティーンの女子ばかり4名で上映開始。桐谷美玲ちゃんは可愛いですねぇ。結構なキャリアを積んでいるのにブレイクしないですな。年齢は20代半ばのはず。気合の入った主演ものだが、如何せんオトナの鑑賞に堪えるレベルではないのが残念。台湾・韓国の資本が入ってようで設定やキャスティングがチグハグになっている。打ち切り近いと見たが、ファンは失敗作こそ観てあげないといけないですね。インドアで久し振りに白球を打つ。午後は愛犬と散歩、午睡、ジムで軽いエクセサイズ、買い物と休日のルーチンをこなす。夜は公開近い邦画の原作小説を一気読み。これをどう映像化する？興味津々である。

素晴らしく怠惰な休日

4/18(土)晴れ
明け方就寝。年に何度もないが5時間以上惰眠を貪り昼過ぎに覚醒。ブランチを摂って軽い掃除。暖かくも強風あるなか愛犬と散歩。駅前のブックオフで書籍購入。そのままカフェで読書。夕刻、ジムで軽いエクセサイズ。定期身体測定で前月比2ポイントアップ。脂肪過多からの脱出までもう一歩。スーパーで買い物をして帰宅。同居人と無言の夕餉。居間でうたた寝をしているうちに日付が変わる。老漫画家やタレントの訃報に接する。皆々傘寿を超えている。毎日が日曜日となったら人生長かろう。

勝つために戦え!

4/17(金)曇り一時雨
ルーティンワークない1週間でありました。昼食に格安の中華。午後に調査会社の営業来社。どんなに大手でも胡散臭さは残る。早めに退社して雑司ヶ谷のクリニックで検査の最終診断。保険の為の書類を貰いお会計7千円超え。持ち合わせなく近所のコンビニ（ATM）まで。しかしあの一帯は本当に迷路の如し。一風変わった書店で押井守の著書購入。カフェで精読。これは映画製作の裏側や遠慮会釈のない人物評など無類に面白い。池袋まで徒歩移動して地下鉄で帰宅。

ギリシャに消えた嘘

4/16(木)晴れ
寒波も去って穏やかな春日。昼食にへぎ蕎麦をすする。開店祝いで500円。午後は睡魔を我慢して打ち合わせやら下調べ。定刻退社して徒歩で有楽町へ向かう。ヒューマントラストで英＝仏＝米合作映画を鑑賞。場所柄観客は単身の勤め人多し。4割程度の入り。原作は贔屓作家パトリシア・ハイスミスの『殺意の迷宮』。製作陣が『裏切りのサーカス』の面々とかで派手さはないが端正なサスペンス映画でありました。ヴィゴ・モーテンセン、キルスティン・ダンスト、オスカー・アイザックというアンサンブルが渋い。初めてダンストを美しいと感じた。キャリアの転換期となる好演。惜しむらくは後半少しテンションが落ちたことか。日比谷の夜道を逍遥しながら帰路に就く。

登れば下がるヘボ雀士

4/15（水）晴れ
久々の快晴で気温も上昇。午前中に保険代理店の担当が上司を連れて謝罪に来る。奉公先ではもう三日間ルーティンワークがない。このままお茶を挽いて良いものか。昼食に三食丼。午後も雑用ばかり。定刻退社して新宿で毎度の定例会。序盤の２回でトップを獲って悠々の貯金。後半は一転大放出の凋落ぶり。そのまま飛ばされ早めのお開き。勝利の女神は気まぐれである。