Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ユメ十夜

2007-01-30 00:47:00 | 日記
1/29(月)曇り一時雨
午前定例のミーティング。午後、外出しそびれて蟄居とあいあなる。
さくさくと帰り支度をして池袋で寄り道。
シネリーブル池袋で『ユメ十夜』を鑑賞。
明治の文豪・夏目漱石の幻想的な短編集の映像化。
10名の映像作家によるオムニバス映画。
まぁ基本的に夢を描くのであるから、なんでもあり、である。
松尾スズキの演出した6話(運慶)が一番面白かった。しかし、オムニバスと言うのはどうも印象や感想が分散していけない。
しかし、凄い演出陣とキャスティングであった。元は取れるのかな。
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マリー・アントワネット

2007-01-29 01:51:00 | 日記
1/28(日)晴れ
連日の穏やかな気候。
昼過ぎまでは昨日と同じ。
居間の掃除をする。
10年使用しているソファーの隙間の埃を払う。
昨日同様、散歩がてら豊島園へ。
『マリー・アントワネット』を鑑賞。
7割程度の混雑。
ソフィア・コッポラの新作はフランス革命で斬首された悲劇の王妃の半生。
オーストリアのお姫様が14歳でフランスへ興し入れし、文化・風習の違い、妬み・嫉みに囲まれ生活する。
世評の通り、ドラマチックな展開はないが、ヴェルサイユで実際に撮影したと言うロケーションと豪華絢爛な調度とコスチュームには瞠目するばかり。これだけでも一見の価値あり。監督の眼差しは歴史のうねりに翻弄される皇族という側面より、異国で世継ぎを期待される重圧や無邪気でイノセントなミドルティーンの姿にある。美貌や気品さはないが、キュートなキルスティン・ダンストが好演しておりました。

夕食はおでん。大根・はんぺん・こんにゃく・こぶ・つみれ・ごぼう巻き・卵・ちくわ・ちくわぶ・揚げボール・巾着もち・じゃがいも・・・・。何か足りない。そうだ、ガンモと牛スジがほしい。
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どろろ

2007-01-28 01:43:00 | 日記
1/27(土)晴れ
暖かい!春は近い。
昼までダラダラ、午後、豊島園で『どろろ』を鑑賞。公開初日。若年層が多いのに少し驚き。漫画のファンか。いまが旬の妻夫木・柴咲で制作費20億を投じた東宝製作の大作。CG、ワイヤーアクション満載。脇役陣も豪華。原作は手塚治虫の漫画で、昔読んだ記憶はあるが、これはファウストや八犬伝、黒澤映画のエッセンスが満載されたものだったのだと再認識。
出来は悪くない、と思う。しかし、ドラマ部分とアクション部分の繋ぎが少しきごちない。これは分業が裏目に出たか。しかし、ニュージーランドというのは壮大な、こういった時代設定や国籍を特定していない背景にうってつけのロケーションである。塩田明彦もこうした大作を撮るようになったのは、『害虫』『どこまでもゆこう』のような小品を愛するものにとって少し複雑な心境ではある。

夕刻、少しエクセサイズをする。安売りスーパーで食材を買い、夕食はいつものようにスペシャルパスタ。

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焼肉パーティ

2007-01-27 23:49:00 | 日記
1/26(金)晴れ後曇り一時小雨
終日雑用。
みちのくよりかつての恩人上京。
サテンで暇をつぶす。
そろそろ移動の話題が出る頃である。
夜、有楽町の高級焼肉店にて少し遅い新春懇親会。
8名様御案内、下戸が3人いたおかげでお会計はお一人様7千円弱。
古い写真を見せ合ってまぁそれなりに盛り上がる。
22:00前にお開き。店を出ると小雨が振り出していた。
寒さも和らぐ春雨・・・。
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みえない雲

2007-01-27 00:19:00 | 日記
1/25(木)晴れ
早朝、同期に会う。20分喫茶して互いに愚痴を言い合う。
午後は新橋へ。怪しき金券ショップで所用を済ます。ついでキムラヤで紛失した定期入れを買う。2500円なり。頑丈なコードバン仕様。
夜、有楽町シネカノンにて『みえない雲』を鑑賞。
ドイツのベストセラー小説の映画化だそうな。
チェルノブイリを思わせる原子力発電所の事故により国中大騒ぎというパニックもの。
罹災した少女・少年のラブストーリーでもある。
『黒い雨』なんぞを観ると放射能汚染は、あんなもんじゃないんじゃなか、と経験もないくせに思う。
親兄弟を失い逃げ惑う群集にもみくちゃにされるヒロイン。
しかし、ややご都合的な展開にリアリティは感じられなかった。
現代社会に対する警鐘としての啓蒙映画か。
太めとはいえ後半スキンヘッドの熱演で輝きを増した主演女優に★を献上したい。
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茶番監査

2007-01-25 00:21:00 | 日記
1/24(水)晴れ
早朝よりふじみ野駅でモーニングコーヒー。某工房の代表と面談。昔は人形、いまは新素材で最先端のパーツを創る。
東上線で都心へ戻り、池袋の行列の出来るラーメン店で豪快盛り(1000円なり)を食す。
午後は内部監査。
一夜漬けのマニュアルを読み上げる当方に殊勝に肯く先方。向うが狐ならこちらは狸か。噴飯な狐狸合戦が2時間続く。
元同僚あらわる。夕刻、下衆野郎と面談。
週末の出張をキャンセル。
池袋で特殊ミッション。
22:00過ぎ帰宅。
耳鼻咽喉すぐれず。鼻風邪か?
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ディパーテッド

2007-01-24 01:28:00 | 日記
1/23(火)晴れ
午前、連絡事項。
昼にウナギ(ひつまぶし)。
午後、恩人と喫茶がてらの打ち合わせ。
そのまま相模原へ赴く。
所用1時間。
帰路、MOVICS橋本にて『ディパーテッド』を鑑賞。
ご存知香港映画「インファナル・アフェア I 無間道」(2002年)のハリウッド・リメイク。ブラッド・ピットが版権を持っていて彼が演じるはずだったそうな
オリジナル版は香港マフィアと警察であった設定を、米国ボストンのアイルランド系マフィアと警察に変えていおり、細部や結末は大きく違う。
ディカプリオ(オリジナルはトニー・レオン)がマフィアに潜入する捜査官役。マット・デイモン(同アンディ・ラウ)が警察に潜入するマフィアの役。猥雑なセリフと暴力シーンでR-15指定。
豪華配役で予算も潤沢を思わせる贅沢なつくり。細部のこだわりは流石にすごい。しかし、どうもスッキリしない。小首をかしげざるを得ない点が多々あり。やや不親切なシナリオである。
行きつ戻りつする展開とラストの変更は賛否あると思う。
リメイクは難しい。
同じ監督であれば『グッド・フェローズ』の方が良くできている。
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清澄庭園

2007-01-22 23:18:00 | 日記
1/22(月)晴れ
いつものとおり寝不足の週明け。
小雨降る。
AM、ふたつのミーティング。
昼食抜きで有楽町へ。
ここでも会合。
終わって秘密会議。
大門のプラットホームでカレーパンとアンパンを齧る。
遅い昼食が終わる。
大江戸線で清澄白河へ。
深川の近辺。横道へ入ると昔の下町情緒あり。芭蕉像あり。
用件は、わがままな取引先へのクレームである。
内部監査に備える。

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それでもボクはやってない

2007-01-22 00:26:00 | 日記
1/21(日)曇り
姉弟宿泊により寝室明け渡し居間のソファーで寝る。
9時前起床。甲斐甲斐しく朝食をつくる。
話題の納豆、特製オムレツ、味噌汁、頂き物の大根の漬物。
一服して羽田まで姉を送る。
車中四方山話。
帰宅せず豊島園へ寄り道。溜まったポイントで『それでもボクはやってない』を鑑賞。公開2日目。大きな5番スクリーンで6割以上の入りは好スタートでありましょう。
メガヒットした前作から11年ぶりの周防正行の新作はこれまでのハートウォームな作風に反したリアリティ溢れる裁判もの。
2時間30分を超える長尺であったが全く退屈しなかった。やり場のない怒りが胸中を締め付ける。問題作である。
行き届いた取材からシナリオは複眼・多面的で、細かな演出、役者陣の好演もあり一級のエンターテインメントにもなっている。
大ヒットする題材ではないが、見るものに問題意識が生まれ、理不尽な警察・検察・司法制度が改善されればと願う。
終了3時半、梯子演目なく平和台でエクセサイズをして帰宅。
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銀座でお勉強

2007-01-21 02:14:00 | 日記
1/20(土)晴れ
早朝起床。
銀座でコミュニケーションやらコーチングやらの研修。
昼はビル地下でトムヤンクンラーメンを食す。
テストで自己診断をする。
エリート官僚タイプなのだそうな。うへっ!
夕刻、実家へ。
すき焼きパーティ。
親族続々集まる。
実姉・実弟が泊まりにくる。
午前2時まで話し込む。
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夏物語

2007-01-20 02:44:00 | 日記
1/19(金)晴れ
深夜就寝、早朝起床が続いた1週間であった。
午前睡魔に耐える。
午後、ビッグサイトへ展示会見学。
回路基盤やら半導体やらの技術革新にいまさらながら驚く。
りんかい線で新宿まで、中央線で乗り換え中野で下車。
駅から徒歩8分、なかのZEROホールにて『夏物語』の試写を鑑賞。場内98%が女性で1300弱ある小屋は膨れ上がらんばかり。
イ・ビョンホンの新作。他愛ない恋愛ものと高を括っていたが、どうしてどうして大傑作でありました。舞台は69年、政治の時代。農村部へボランティアへでた学生が当地の美しい娘と恋に落ちる・・・。
ストイックな純愛。時代背景と小道具。美しい景観と主演二人の熱演。シナリオも演出も過剰でなく好ましかった。
前半の緩やかなテンポが一転、後半の急展開で活きる。
ラスト近くから鼻はぐずり頬は濡れっぱなし。これは早くも年度でベストの1本。
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時は残酷な旅人

2007-01-19 03:39:00 | 日記
1/18(木)晴れ
直行して恵比寿、日本橋。
神田でそばを啜る。
午後、下らぬ面接あり。気分が悪くなる。
下衆な野郎の能書きを聞き笑止たる思い。
夕刻、羽田まで親族を迎えに行く。
宝町の居酒屋で30年ぶりの再会に立ち会う。
遠い彼方の記憶は、月日に醸成され想い出に修飾されるもの。映画や小説では、主人公が時を遡り、人生をやり直す、という設定はよくある。大概はいまの平凡な日常がやはりいいだろう、という教訓めいたハッピーエンドがほとんどだ。人事ながら感慨深し。
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他者を肴に呑む酒は・・・

2007-01-18 01:43:00 | 日記
1/17(水)曇り一時雨
少し寝坊をする、少し寒い。
午前中は実弟とプライベートなメールの交換。あいつもヒマなのかな。
昼過ぎに外出を試みるも雑用に追われて叶わず。
夜、かつての上長のお誘いを受け浜松町のパブで杯を上げる。
話題は終始いない者の悪口批判である。
少し疲れた。
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手羽先で懇親

2007-01-17 00:51:00 | 日記
1/16(火)晴れ
出張が取り止めとなり退屈な午前中。午後、京橋周辺を市場調査。目指す店舗の周辺を徘徊する。夕刻打ち合わせ。夜は旧同僚と鶏料理で一献。談論風発。
帰路車中でうたた寝し、筆舌に尽くし難き淫夢をみる。深層心理か潜在意識か願望か。自身の心の闇を忖度して震撼となる。

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悪夢探偵

2007-01-16 02:05:00 | 日記
1/15(月)晴れ
辛い休み明け。
早朝ミーティング。
午後、銀座で商談。浜松町で喫茶。
交通費の清算をする。
夕刻、池袋へ。
(池袋サンシャインシネマ)で『悪夢探偵』のレイトショウを鑑賞。
贔屓監督・塚本晋也の新作。
松田龍平・主演。江戸川乱歩の大ファンだったという監督が撮ってみたかったという探偵もの。人様の夢の中に入って悪夢を取り除くことを生業にしている主人公が、猟奇殺人事件を解決していく。シリーズものだそうな。しかし、エリート女刑事役にhitomiと言うのは頂けない。ヴィジュアル的には良いのだが、演技以前のお芝居に失笑。同僚の刑事役(安藤政信・大杉漣)や原田芳雄といった豪華脇役陣がもったいない。やや憮然。
帰宅11:00過ぎ。
姉に長いメールを打つ。
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