Il film del sogno

現実逃避の夢日記

やはり〆は卓上で

2012-03-31 02:03:42 | 日記
3/30(金)晴れ
暖かなれど強風あり。午前中新たなボス現る。週明けからの段取り打ち合わせ。古い付き合いの好男子なり。午後は身辺整理に勤しむ。夕刻、あちらこちらで異動や退社の挨拶。我も対象者なり。朝夕礼で去る者送る者のエール交換。春は出会いと別れの季節なり。定刻キッチリに上がって新橋の地下雀荘にしけこむ。激闘6時間弱。アップダウンがあって映画二本分の散財。名残惜しさに後ろ髪をひかれつつ送別会でにぎわう駅前で皆々手を振り別れる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種まく旅人~みのりの茶~/昼下がり、ローマの恋/ジャズな夜

2012-03-30 02:11:08 | 映画
3/29(木)晴れ
ようやく春らしい陽気になってきたか、日中は。残り少ない現奉公先での御勤めも今日明日限り。午後は早退して有楽町・銀座で映画の梯子。まずはスバル座。大分を舞台にした御当地映画は全国緑茶組合?推薦の田中麗奈主演作。この子もデビュー時からキャラが変わらん希有な女優ですな。良くある題材、お馴染みの展開、安心できるハッピーエンド。贔屓役者目当てなら劇場まで、という作品でありました。続いてはイタリアを舞台にしたオムニバス風映画をシネスイッチで鑑賞。三組のカップルの恋模様が順次描かれる。まぁねぇ恋愛上手なかの国では不倫や浮気も修羅場にならずに洒落ている。お目当てはデ・ニーロとモニカ・ベルッチでしたが、お二人ともお歳を召しましたね。艶笑小噺のようなライトな一品でした。夜は新橋の外れの鄙びたライブハウスでジャズを聴く。演者に中学校の同級生あり。フェイスブックで存在は知っていたのでウン十年振りに押しかけ、サプライズ再会を果たした。好きな道で御飯が食べれて何より。音楽は人柄が如実に滲み出ることを再発見。気心の知れているであろう仲間とのセッションは暖かい肉声にも似て我が胸中に響き渡った。近々また聴きに行くよ、と手を振り店を後にする。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第九軍団のワシ/RIVER

2012-03-29 03:11:31 | 映画
3/28(水)晴れ後曇り
定刻退社後に渋谷へ出張る。ユーロスペースで子供の頃に読んだ英作家ローズマリ・サトクリフによる小説の映像化を鑑賞。ローマ帝国、名誉の象徴である“黄金の鷲“と共に消えた父を探し求めて旅に出る青年と彼の奴隷の血沸き肉踊る物語。生身の激しいアクションに挑戦したチャニング・テイタムとジェイミー・ベルの熱演に注目。これは単館上映がもったいない佳作である。スコットランドをロケ地とした景観が素晴らしい。乾坤一擲おとこの活劇。続いて最近は『軽蔑』が良かった廣木隆一監督の最新作をレイトショウ鑑賞。2008年に発生した秋葉原での無差別殺傷事件と昨年の東日本の震災をモチーフにドキュメンタリー風なアプローチでひとりの女性の再生を描く。蓮佛美沙子が繊細な女性の内面を熱演しておりました。デジタルVTRによる映像だろうが喧騒と電気の街・秋葉原が長廻しで活写されていた。人と自然が起こした理不尽な事件が繋がる。余韻を噛み締めて地下鉄に揺られて帰宅。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜劇 とんかつ一代

2012-03-28 02:18:19 | 映画
3/27(火)晴れ
終日書棚と机の中の整理。定刻退社して地下鉄とJRを乗り継いで阿佐ヶ谷へ。久し振りにラピュタへ出張る。現在、東京映画の特集中。本日夜の演目は川島雄三の喜劇。50前後の席はほぼ満席。役者陣が豪華絢爛。森繁久弥・淡島千景・フランキー堺・加東大介・三木のり平・池内淳子・木暮実千代・水谷良重・団令子・山茶花究・岡田真澄・益田喜頓などなど。お話は他愛のないモノではありますが、テレビがそれほど普及していない昔は週替わりでこのレベルの映画が封切られていたのでありましょう。フランキーのリズム感と森繁の活舌の良さに感心。帰路はバスに揺られてジムへ寄ってエクセサイズ。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小三元で福を呼べ

2012-03-27 01:53:13 | 日記
3/26(月)晴れ
愛犬の散歩の為に平素より30分早起きする。早朝はまだ肌寒く身の引き締まる心地。奉公先も今週限り。引継業務を半日。書類整理を半日。夕刻毎度のメンバーからお誘いあり、新宿で途中下車。社会復帰記念として規定回数の遊戯を行う。初っ端のツキを活かしてプラスを堅持して独り勝ち。意気揚々と終電に揺られて定刻帰宅。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕達急行 A列車で行こう/満ちる

2012-03-26 01:37:04 | 映画
3/25(日)晴れ
快晴ではあるが肌寒い。深夜思い立って近所のシネコンで森田芳光の遺作を鑑賞。0時45開始、終了は3時。観客10名程度。鉄道オタクを描いた軽いコメディー。映画的なクスグリは多いが、お話は随分と能天気なものである。80年代にそのキャリアのピークがあった監督の諸作に比べて凡作だと思ふ。そうは云っても追悼の意味もあり感慨を持ってスクリーンを見上げる。明け方就寝、10時起床。愛犬の散歩、ジムでのエクセサイズ、午後はバイクで高円寺へ。知り合いの出演している芝居を観劇。お話は鬼才と呼ばれる映画監督のクランクインしたロケ地(離島?)での騒動。斯界では巨匠の域に達しつつある竹内銃一郎7年振りの新作。すまけい主演と云うことで観客は高年齢層である。70~80年代の小劇場時代から竹内作品は見続けてきたが、意外やストーリーはオーソドックスな内容であった。終演後、演出家とのトークショウもあり舞台裏の話が聞けて興味深かった。夕刻帰宅。再度愛犬と散歩。精進料理のような倹しい夕餉を家人と摂って穏やかな休日の夜。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリリン 7日間の恋

2012-03-24 23:37:27 | 映画
3/24(土)雨後曇り
起きれば昼前。雨上がりの公園で愛犬の散歩。午後は近所のシネコンで主演女優がオスカー候補になった米=英合作を鑑賞。しかし伝説の大女優のオファーを良く受けたなぁ、ミシェル・ウィリアムズは。そしてそれは憑依したかの如き好演である。演出やプロダクションデザインも丁寧で、良く出来た佳作である。大スターの苦悩と孤独。本作はその虚実に迫って容赦なく、魔性の魅力に翻弄される男達のお話でもある。英国の名優を演じたケネス・プラナーも素晴らしい。わがマリリン・モンローの最良作は『お熱いのがお好き』であるが、これはその前作のバックステージものとして観ても興味深い。ジムでひと汗かいて一旦帰宅。夜は少し足を伸ばして高級イタリア料理店で同居の小僧のバースディディナーを。厳選素材のフルコースは繊細な味付けで申し分なく堪能。会話も弾んで久々の団欒である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の初七日

2012-03-24 23:15:50 | 映画
3/23(金)雨
終日冷たき雨ぞ降る。春は来るのか。奉公先の週末は休日や直帰が増える。我もフライング気味に退社して東銀座へ徒歩移動。シネパトスでは渋い台湾映画がかかっていた。以前エドワード・ヤンの作品を観て、かの国の風景が何故か日本に似ている感じがして親近感を覚えた記憶がある。この小品もスタッフ・役者誰一人しる者はいなかったが、不思議なノスタルジーに溢れていた。映画は世相風俗を反映するし異国の風習も教えてくれる。美男美女が出ているわけでなしスペクタクルがあるわけでもない。されど映画。ラストの10分は秀逸。その余韻は親を亡くした者にしかわからんだろう。帰路はジムへ寄って2キロの遠泳。帰宅して愛犬と居間のソファーでうたた寝。気がつけば明け方である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SHAME-シェイム-

2012-03-23 01:21:37 | 映画
3/22(木)晴れ
引継業務の下準備を着々と進める。大した期間も居なかったのに書類の量だけは一丁前である。夕刻、ボスが現る。ひと芝居打って少しビビらせる。同僚に悪いのがおり快気祝いとしてザ・ピースを贈られた。禁煙継続危うし。一日一本葉巻のつもりで吸おうかしらん。夜は新宿で途中下車。歌舞伎町のシネマスクエアとうきゅうでスティーブ・マックィーンの問題作を鑑賞。開巻10分で傑作の予感。100分強、全くテンションが落ちることなくスクリーンを見つめる。年度ベストの一本。そのリズム、質感、サウンドトラックに陶然となる。役者も文句なし。俗に歓楽極まりて哀情多し、という。激しい性描写が話題のようだがテーマは愛を希求する兄妹の哀しい物語である。深読みするのはアブナイ。羞恥は常に禁断というドレスを纏っている。キャリー・マリガンの歌う『ニューヨーク・ニューヨーク』を聴けただけでも料金のもとは取った。帰路、ジムでのエクセサイズの予定を中止して早目に帰宅。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会復帰は宴席で馴染め

2012-03-22 01:13:44 | 日記
3/21(水)晴れ
2週間ぶりに奉公先へ。病気治療と真っ赤な嘘をついた為、同僚から御見舞金を頂戴する。少し罪悪感あり。まぁ昨年暮れに大腸のポリープを取りましたから。午前中は雑用で潰れ、午後は定例の会議あり。1時間できっちり終了。夕刻から送別会を兼ねた懇親宴席あり。相も変らぬメンバーと呑み放題の2時間一本勝負。次いで宿敵と四角い卓を囲んでの2次会。ショートゲームを4回行い戦績はまずまず。終電近くの地下鉄に揺られて定刻帰宅。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかえり、はやぶさ

2012-03-21 01:32:13 | 映画
3/20(火)晴れ
広島市内の友人宅で6時起床。7時10分発ののぞみで帰京。昼前に自宅着。愛犬の散歩、ジムでエクセサイズをしてのんびり長期休暇の最終日を過ごす。夜は近所のシネコンで≪はやぶさ≫ものの競作の三作目である松竹製作作品を鑑賞。当然のことながらプロジェクトの展開と結果は前2作と同様であるが、ドラマ部分に父子の確執やら病身の妻(母)などを絡めてクライマックスと収斂させて盛り上げる。しかしキャスティングは一番地味ではないか。松竹節なのか、役者の芝居がみんな少しクサイ。本木監督はデビュー作【てなもんや商社】を超えるものがなかなか撮れずにいると思ふ。深夜に友人へ長いメール。明日から社会復帰である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深夜バスで安芸広島へ/僕等がいた

2012-03-20 12:56:29 | 日記
3/18~19(日・月)曇り時々雨
空模様同様スッキリしない心持。外出してジムで汗を流す。スーパーで鰤のアラを買いブリ大根を作る。夕食後、新宿へ向う。21時西口出発の福山・広島行き深夜バスへ乗り込む。横三列タテ12列満席。エンジン音だけが響く社内でなかなか眠れず、明け方漸く3時間ほどの仮眠をする。9時広島駅到着。徒歩で中心部大手町へ向う。旧市民球場前のビル1階に旧友の経営する喫茶店あり。今月末で34年続いた店を畳むと云う。帽子を目深にかぶりサングラスで変身して入店しても彼は気づかず。身分を明かして双方爆笑。病身の彼の両親を見舞ったり市内観光をする。シネコンで邦画も鑑賞。観客はティーンエイジャーの女子グループで6割程度の入り。原作は累計売上1,200万部、連載10年の人気少女コミックスだそうな。劇場も彼女らの熱気に室温が高い気がした。原作は未読であるが伝統的な純愛アイテム満載のストーリであると思ふ。安心して【じれったく】【いらいら】出来る。トウのたった主要キャストに高校生を演じさせるのはちょいと辛いと思われたが意外や皆々健闘。画面構成やドアップ多用などキチンと映画になっておりました。単にミーハーになれたのが嬉しい。夜は友人と寿司をつまんで深夜まで談笑。奴とは中学のバンド仲間である。彼の高級マンションで一宿一飯の恩義を授かる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

2012-03-18 02:21:56 | 映画
3/17(土)雨
断食道場最終日。天候に恵まれた1週間であったが、今日は雨が降っている。朝のルーティンを終えて最終面談。体重3キロ減、各種数値の説明あり。小首をかしげる結果もあれど、まぁ機械の測定することなので目くじら立ててもしょうがない。9時45分からの普通食(天然酵母パン・鯛のムニエル・サラダ・スープ・デザートの南瓜のプリン)は流石に質素な捕食に比べると目も眩む豪華さである。平素の豪奢な食事を反省しつつ噛み締めて頂く。駅まで送ってもらい11時台の列車で帰京。自宅到着15時。愛犬と遊び夕刻からジムで遠泳。夕餉にスペシャルパスタを作る。やはり胃は小さくなっており普段の半分の量で満腹。夜は近所のシネコンで主演女優がオスカーを獲得した英国映画を鑑賞。シナリオも共作した女流監督の才能は大したものだと思ふ。公私を織り交ぜた回想(カットバック)と史実を織り込んだ構成が巧い。鉄の宰相の栄枯盛衰・夫婦善哉。だがしかし、やはり本作はメリル・ストリープの横綱相撲でありますね。ドスコイ!大満足で劇場を後にする。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断食道場(その6)

2012-03-16 15:30:43 | 日記
3/16(金)晴れ時々曇り
夕刻1時間ほどの午睡をするのに日付が変わる頃には心身疲労を覚えてめでたく寝入る。ここ20年では考えられない健康的な毎日である。昨夕は水菜とキノコのおひたし・大根とガンモドキの煮付け・麦の五分粥を頂く。200㌔カロリーに満たねど満腹也。今朝も同一ルーティン、7時入浴、8時体操、9時には物理療法を済ませ、10時朝食(緑草の練りこんだうどんとヨーグルト)を済ませ、11時宿を出る。30分ほどの徒歩圏内に著名な化粧品会社が運営する総合娯楽(スパ)設備あり。まずはボーリングで肩慣らし。ガラガラのレーンで独り玉を転がす。前回体験はちょっと記憶にないほど昔である。3ゲームを黙々とこなす。結果は記さず。次いで800㍍の海洋深層水を使ったというプールで2時間ほど遊ぶ。設備は豪華絢爛、各種ジャグジーからサウナまであり、こちらも空いており快適。しばしの王侯気分。帰路は海沿いの遊歩道と別荘地を1時間かけて散策。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断食道場(その5)

2012-03-15 15:21:36 | 日記
3/15(木)晴れ時々曇り
加齢すると筋肉痛は翌日には来ない。2~3日後に襲ってくるどんよりとした痛みは間が抜けている。定刻起床、朝湯を浴びて体操、ついで3回目のマッサージ。こればかりは機械・器具と違って技量に相当な個人差がある。初回は初老の女性、二回目も中年の女性、今回は三十代とおぼしき男性。順に△×○の評価である。筋肉が柔軟であるとお褒めの言葉を頂く。10時の補食は麦の三分粥、蜆の味噌汁、梅干2個、デザートにりんご・青菜のシャーベット。〆て150カロリーだそうな。20分かけて咀嚼・嚥下すると驚いたことに満腹感あり。胃が相当小さくなっているのでありましょう。11時過ぎに近隣の海岸遊歩道を散策。岩場の形成は3,700年前の小山の噴火で出来たもの。林道をアップダウンして日蓮宗の寺院にたどり着く。ここで折り返し、帰路は別荘地(怪しき美術館やこじゃれた飲食店多く飽きない)を抜けて3時間12㌔前後の長い散歩を終える。宿に戻り入浴(露天風呂)と洗濯。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする