Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ホリデイ

2007-03-31 23:04:00 | 日記
3/31(土)曇り
夜明けまで机にうつ伏して居眠り。
明け方、風呂に入る。
早朝より活動開始。近所の桜並木を見に行く。年寄りの朝は早い。既に沿道には散歩がてらの花見の人々。
写真撮影を数ショット。豊島園まで川を伝ってゆく。
ユナイテッドでナンシー・メイヤーズの新作を鑑賞。
観客20名程度。9:45開始。
もともと『ハート・オブ・ウーマン』など大人の恋をコミカルに描くことに定評のある女流監督。(シナリオも本人)
英・米に住むシングルウーマンが“ホーム・エクスチェンジ”するという題材が面白い。
いかにもアメリカンなキャメロン・ディアスとブリティッシュなケイト・ウィンスレット。相手役にジュード・ロウとジャック・ブラックというキャスティングが豪華でありはまり役でもある。
アメリカとイギリスの文化・習慣から登場人物たちのキャラの違いを浮き上がらせる手腕は相当なものである。
古きよきハリウッド映画の精神を作中の脇役に語らせて興味深かった。
これは昨今のCG・SFX全盛の大作に対する痛烈な皮肉であり、かつては王道を極めた聖林ロマンチック・コメディへのオマージュでもある。
午後、池袋へ出る。同居人から頼まれた衣類を買う。ついでに自分にも春らしいシャツを一枚。店内は大変な混雑。眩暈がしてくる。
クリーニング屋へコートとマフラーを出しに行く。
ついでスーパーで食材を。
帰ってひたすら読書。外は強風。
弥生三月も終わり明日から4月。
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春に三日の天気なし

2007-03-30 23:15:00 | 日記
3/30(金)雨のち曇り、そして晴れ
・・・という忙しない天気。
早朝の一雨と強風に桜も揺れる。
年度末でそれなりに雑用多し。
昼過ぎに銀座へ行く。
金を貸した相手から返済が出来ない言い訳を聞く。起死回生に投資会社から支援をうけるそうな。裏業界の噂話をいくつか。
夕刻、レイアウト変更に伴う机の移動。
珍しく寄り道もせず帰宅。
夜、実姉と長電話。固定電話なんか久しぶりに使った。
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アルゼンチンババア

2007-03-30 00:31:00 | 日記
3/29(木)晴れ
八分咲きの桜を眺めながら出勤。
昼に恩師と若人のささやかな送別会。
懐石弁当1500円なりを食す。ごち。
昼からは複雑な計算に悪戦苦闘。
夕刻、新宿へ集金に出向く。手形を回収して落ち着かぬ。
池袋のサンシャインシネマで吉本ばななの3回目の映像化を鑑賞する。原作未読。役所広司、鈴木京香、掘北真希というキャストはややそそる。ロケ地は那須辺りらしいが、カメラのソフトフォーカスとあわせ、さながらメルヘンの世界である。ハイビジョンVTRの撮影だと思う。母を失った娘と妻を失った夫。これに周囲の人間がやさしくからむ。
ハチミツ・イルカ・手作りパンと癒しのアイテム満載。
京香女史はババアに見えず、真希嬢はやはり逸材であることを再認識。
鑑賞後、喫茶ついで書店めぐり。
帰るとTVで植木等の追悼映画がやっていた。あの熱気のようなエネルギーは高度成長前夜の勢いか。
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寿司は江戸前に限る

2007-03-28 23:16:00 | 日記
3/28(水)晴れ
春爛漫。桜が開き始めた。週末辺りが満開か。天気は下り坂なようだが。
休み明けの朝は辛い。しかし、これからは石神井川の沿道を、競い合うように枝を伸ばし、咲きほこる桜並木が楽しみである。
午前打ち合わせ、昼食は恩人と高級寿司を食す。懐の痛まない食事と言うのは何故あんなにおいしく感じるのだろう。つくづく自分の貧乏性が恨めしい。
連休にゴルフに誘われる。師匠、臨むところである。
午後もバタバタ何かと忙しない。
個人的なメールも数通。
帰路、有楽町で喫茶。
丸谷才一のエッセーを読む。
博覧強記にして洒脱。
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四十九日

2007-03-28 02:02:00 | 日記
3/27(火)曇り
風呂にも入らず寝入ってしまった遅き朝。
一片のパンをかじって朝食とする。
隣駅にある菩提寺へ車で行く。
義母の法要である。
400年以上続く日蓮宗のお寺であるが、境内も広く隣接した墓地に義母は眠ることになる。実父・実母が眠る上越の墓に比べれば窮屈そうであるが、ここは都内、致し方ないか。坊主の読経を30分、焼香がすんで納骨。
親族一同、江古田の中華料理屋で精進落とし。故人を偲んで2時間会食。

夕刻、エクセサイズにゆく。
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伊料理の優劣はオリーブオイルで決まる

2007-03-27 00:36:00 | 日記
3/26(月)晴れ
春眠暁を覚えず。眠い。暖かい。
朝はいつものミーティング。
昼前に千葉は五井へ行く。火災を起こした取引先への見舞いと実地検分である。化学プラント稼働中の静電気による発火。5億円の投資が業火と黒煙にまみれた。
夕刻帰京。浜松町のこじんまりしたイタリア料理店で会合あり。パテと野菜の前菜よし、琉球豚のローストの塩加減に舌鼓、2種のパスタはアルデンテ、量が少ないが、時間をかけて味わえばそれなりに満足。
打ち上げとも解散式とも送別会ともいえる3時間。
帰宅23:00。Netで買った書籍がようやく到着。耽読。
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蟲師

2007-03-26 01:36:00 | 日記
3/25(日)曇り一時雨
昼近くまで惰眠を貪る。
近年記憶にないくらい長い睡眠時間をとった。昼食に蕎麦をたぐる。ネットで映画の予約をする。散歩に出る。
豊島園で『蟲師』を鑑賞。
大友克洋といえば何と言っても『AKIRA』(88年)だろう。『スチーム・ボーイ』(04年)を観て落胆したのが最近の印象。さて今作20年ぶりの実写版、原作は大ヒットのコミックス(未読)だそうで・・・。起承転結のない不思議な作品でありました。シネマトグラフィー、構図や音楽は悪くない。豪華役者陣しかり。李麗仙なんて久々に見たなぁ。興行映画としては駄作でしょう。しかし、強烈なインパクトのいくつかのシーンは忘れがたい。
夜は一族に元服を迎える小僧あり。祝いの宴に参加。
こやつがオムツをしている頃からの付き合いであるが、なりだけは立派になった。
感慨深し。
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ハッピー・フィート/妻の家族

2007-03-25 18:35:00 | 日記
3/24(土)曇り
10:00 仙台のホテルで目が覚める。最上階のバイキングで遅い朝食。仙台駅までぶらぶら歩き、昼前の新幹線で帰京、その足で新宿へ行く。歌舞伎町の映画館で『ハッピーフィート』を鑑賞。今年度のアカデミー長編アニメ受賞作。フルCGのお気楽なお子様ものかと思いきや、後半は環境問題を訴える深刻な色調になったのには少し驚き。大団円はお約束のハッピーエンドになったが、これは賛否あろう。ペンギンの動きは文句なく可愛い。
ついで18:30 紀伊国屋ホールで贔屓劇団・ラッパ屋の33回公演『妻の家族』を観劇。Netの優先予約のお蔭で中央前方のベスト・ポジション。鈴木聰とレギュラー役者の作劇と熱演に2時間半、幸せな気分でいられた。観劇後はいつものおでん屋で合評会。日付が変わるころ帰宅。爆睡。
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大曲~仙台へ

2007-03-25 18:23:00 | 日記
3/23(金)晴れ
少し寝坊して大宮へ赴く。駅構内でモーニングコーヒー。予約した東北新幹線に乗り込み【はやて】(こまち)で秋田県は大曲へ。3時間の車中。新聞を読む。メールを打つ。雑誌を眺める。窓外は春の日差し。
盛岡で【はやて】とお別れ、減速した列車は十和田周辺へと進む。大曲はみぞれが降っていた。しかし、思ったよりも暖かい。わが身はコートなしの軽装である。迎えの車で30分、目的の企業に着く。往時の隆盛を思わせる古色蒼然とした佇まいの工場で、地元出身、初対面の担当者と商談5分、世間話1時間。帰路は秋田道に乗る。途中、錦秋湖SAの名物温泉に浸かる。料金500円、貸しタオル100円なり。やっぱ温泉はいいわぁ、と感じ入っていると、入り口に『配管工事のため、水道水を沸かしております』云々とお詫び状。これには苦笑した。
日が暮れるまでに仙台に入る。恩人の送別会に乱入。2時間、旧知の人々と懇親。ホテルで一休み。広瀬通の高級ドトールでコーヒーを飲んだあと3次会に合流。カワハギの骨煎餅にいたく感動。
深夜ホテルに戻り、そのまま意識不明。
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開花直前?

2007-03-23 00:47:00 | 日記
3/22(木)晴れ
平日中の休日明けは気分がやや軽い。
朝から溜まっていた交通費の清算をする。
昼前、溜池山王へ。ハッタリ充分の豪華応接セットを構える投資会社で気障な元銀行員と面談。証券、債権、流動化、デューデリだSPCだと、まぁとかく金融商品というのは怪しき気配が漂う。
昼食は地下鉄下の飲食街の日本食屋にて日替わり定食。新橋により特命ミッション敢行。夕刻、どうでもいい会議。ついで無意味な残業。22:00帰路につく。
駅からの帰り道。桜並木が蕾を膨らませており、それはあたかも破裂寸前のポップコーンを思わせる。
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病みてこそ さらに眩しき 春日差し

2007-03-23 00:33:00 | 日記
3/21(水)晴れ
深夜就寝、定刻起床。春分の日。旗日。
朝食後、第三京浜・横浜新道経由で湘南へ。暖かい窓越しの日差しが皮肉である。義妹の見舞いに出かける。都心を抜けるのに1時間、高速に乗った車でトータル2時間強、たどり着いた目的地の病院ははサナトリウムかリゾート地のプチホテルを思わせる瀟洒な建物。都心と違い駐車場無料。緩やかなレイアウトの病棟の4人部屋で末期癌に侵された主は暗い顔で天井を見つめていた。ミステリーや軽いユーモア小説を5~6冊、土産に渡す。頭痛・嘔吐激しく精神状態最悪のようす。開放的な吹き抜けのある中庭や屋上庭園を見学。ホスピス病棟も見学。医者の診立ては夏まで持たないという非情なもの。彼女の心中や察するにあまりある。衰微する肉体、ガラス細工のような精神。1時間強で病室を後にする。
帰路、東海道沿いの飲食店で遅い昼食。
夕刻、愛車の洗車をする。
スーパーで牡丹餅を買う。
彼岸中日。
夜、TVでシンクロの美技に目頭が熱くなる。
Netで書籍が届く。就寝まで読書。
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ボビー

2007-03-21 02:21:00 | 日記
3/20(火)晴れ
週末のような感覚で終日退屈な業務をこなす。定刻で仕事を手仕舞う。ビル下のマックで薄いコーヒーを飲みながら人を待つ。
六本木へ出る。ヒルズのシネコンで『ボビー』を鑑賞。グランド・ホテル形式の群像劇。スターがゴチャマンと出てきて、シャロン・ストーンやデミ・ムーア、ヘレン・ハントなんぞは年を食ったなぁ。
20:40映画がはねて夜の六本木で高級焼き鳥店で合評会。深夜に帰宅。
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八木崎の夜

2007-03-19 23:43:00 | 日記
3/19(月)晴れ
本当に寒が戻ったなぁ。寒い。
コートを着るのも億劫だし、マフラー1本で通勤。早朝は恵比寿による。商談5分。相手の手違いで無駄足となる。カフェで一服。昼からはチンタラ仕事をこなす。
夕刻、大宮経由で春日部へ行く。東武野田線の八木崎駅を降りたのは19時近く。閑散とした駅前はすっぽりと闇に沈んでいる。暗い夜道を10分ほど歩く。目指す訪問先では作業員がまだ忙しく立ち働いていた。日本経済の底辺を支える中小企業主とその親族から捺印を貰う、金を回収する。老女から人の道を諭される。彼女が憂う日本経済。現実とのギャップにこれからも苦悩するだろう。小一時間で辞す。
大宮へ戻り、怪しきステーキハウスでぱさついた輸入牛を食す。食後のコーヒーが番茶の如き代物だった。すれっからしの自分に良く似合いである。
池袋経由で帰宅。
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バッテリー/デジャヴ

2007-03-19 02:29:00 | 日記
3/18(月)晴れ
強風、肌寒い。
昼前から活動開始・・・と、いっても散歩ですが。
ついでに豊島園で映画の梯子。
『バッテリー』大ベストセラー小説の映画化。爽やかな青春スポーツもの。孤高の天才ピッチャーの成長譚。この手の物語のルーティーン(親子愛・兄弟愛・友情・ライバル・ヒロイン・名伯楽などなど)を踏まえて大変良く出来ていた。主人公の二人は素人を抜粋したそうな。逸材なり。このキャスティングでほぼ過半が成功したと思しい。
『デジャヴ』トニー・スコット×ジェリー・ブラッカイマー、コンビによる高価な食材によるB級グルメのような佳作。
タイトルに偽りあり。超常現象ではなくこれはSFものである。そして終盤は恋愛ものにスライドする。しかしこの監督は、本当にカット割が巧い。

帰路、スパーで買い物。
夕餉はカキフライ。
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アンフェア/フランシスコの2人の息子

2007-03-18 01:06:00 | 日記
3/17(土)晴れ
昨深夜はパソコンの前で眠り、気がつけば明け方。朝風呂に入る。朝食後、地下鉄・豊洲経由ゆりかもめに乗って台場まで行く。10時前に到着。マックでモーニングコーヒーを飲み待機、10:50~メディアージュにて『アンフェア』の舞台挨拶付き初日を鑑賞。篠原涼子主演のTVドラマ(未見)の劇場版。原作あり、これは読了。
ことしのワースト・ワン候補。最悪の内容。まずシナリオが酷すぎる。切れのない演出。豪華役者陣を活かしていない。これは役者がかわいそうである。ありきたりな設定。陳腐な科白。御都合主義の展開。鑑賞中生あくび連発。退屈を通り越して怒りを覚えた。良かったのは主題歌のみ。
主要キャストと監督による舞台挨拶はお約束どおり。生の篠原嬢はスクリーンのまんま。すらりとした美人でありました。
鑑賞後、同所ラーメン国技館にて京風ラーメンを食し新橋へ戻る。徒歩で日比谷まで行きシャンテ・シネにて『フランシスコの2人の息子』を鑑賞。ブラジル映画。本国では傑作『セントラルステーション』を抜いて国内記録を樹立したそうな。
良く出来(実話を基にし)たスーパースターの成功譚。貧困から這い上がり夢を実現した兄弟の物語。泣かせる親子もの、心躍る音楽もの、そして優れたロードムービー
でもある。かの国のカントリー・デュオが唄う楽曲はまさに演歌である。熱い涙が頬を濡らした。
帰路池袋でインコの餌を購入。
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