Il film del sogno

現実逃避の夢日記

花様年華 4Kレストア版

2022-08-31 21:00:06 | 映画
8/31(水)曇り時々晴れ
葉月晦日。5:30起床。出勤日。我が仔と散歩を済ませて奉公先へ。7:10一番乗り。以下、雑用やネットサーフィンで時間をつぶす。昼に定番の日本蕎麦。15:50定刻退社。新宿で途中下車してシネマートで16:35上映開始の香港映画を鑑賞。ウォン・カーウァイ監督作品4Kレストア( 5作品)特集上映の一本。驚いたことに300近い客席は若年層中心に8割越えの盛況。2000年製作、カーウァイが最も脂の乗った時期の代表作だと思ふ。本作や≪欲望の翼≫≪恋する惑星≫≪楽園の瑕≫などなどは、幸福な映画体験を与えてくれた諸作である。マギー・チャンは本作と≪ラヴソング≫がベスト。トニー・レオンも渋くてよろしい。公開時、名画座(文芸坐)と劇場で2度見ているが、名画は再見の度に新たな発見がある。1960年代の香港。その狭隘で雑多な雰囲気がオトナの一線を越えない色模様にベストマッチ。今回のレストアでは衣装の皺や壁のシミまで鮮明に映し出されて、これは大画面で見た甲斐があった。大満足で劇場をあとにする。帰宅して我が仔と夜の散歩。昼は暑かったが夜風が気持ちよい。
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1 コメント

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カーワァイ (まっき~)
2022-09-03 10:36:36
しかしこのひとの映画は、規制なんのそので煙草の煙が充満してますよね、すばらしい!

恋する惑星の日本版予告でしたか、スタジオボイスの評が映し出され、タランティーノなんか、もう古い!と煽っていたのが印象に残っています。

タラのジャッキー・ブラウンもそうでしたが、カーワァイがこんなに大人のドラマを描くとは思ってもいませんでした。
強引にたとえていうなら、少年少女に寄り添っていたサント監督がマディソン郡の橋を映画化するかのようで笑

カーワァイの最高傑作だと思います。これを超える新作、ずっと待ってます。

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