Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ゲド戦記

2006-07-31 01:36:00 | 日記
7/30(日)晴れ
昨日同様早朝起床。朝食を作り独り食べる。
池袋へ、10時の開店を待ってカメラ量販店へXDカードの不良を持ち込む。
修理の為にメーカー送りとのこと。
昨日のパーティの写真50枚分のデーターや如何に。
ちっぽけな記録媒体の不具合によって霧消してしまったのか?
西武線で豊島園へ。
ユナイッテッド・シネマとしまえんで『ゲド戦記』鑑賞。
夏休みの良い子たちの囲まれ居心地悪し。
ジブリ製作、宮崎ジュニア初監督作。
毎度毀誉褒貶のあるジブリ作品であるが、これもしかり。
ファンタジーの原作あるそうな。未読。
絵柄荒し、お世辞にも完成度は高くない。
直球勝負のメッセージ。
設定が不案内な箇所があり、やや不満。
声優陣はおおむね検討していたのではないか。

終演後、再度西武線に揺られ、西武球場前まで。
恩人の墓参り。亡くなって3回忌。
鬱蒼たる山林に囲まれた霊園には蝉の鳴き声が響く。
墓前で神妙となる。享年65。死因は肺癌。まだ若かった。

夕刻、池袋で故人を偲ぶ宴席あり。
その人柄を、かつての言動を肴に杯を重ね談笑。
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ストレンジャー・ザン・パラダイス

2006-07-30 01:24:00 | 日記
7/30(土)晴れ時々曇り 
早朝目覚める。休日の7:00って言えば早朝である。
朝食を作り、モソモソと食べる。
10:00前には家を出る。
夏の日差しが眩しい。
これから行楽地へゆく家族連れで地下鉄は意外や込んでいる。
有楽町周辺をぶらつき日比谷へ。
シャンテ・シネで思い出の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を鑑賞(再見)する。
1984年製作、ジム・ジャームッシュ長編映画第1作。
アクションもスペクタクルもない、モノクローム、主人公は3人の若者のロードムービー。
音楽はブルースっぽい3拍子のロックンロール。
ワンシーン・ワンカットに、奇妙なおかしさと、厭世や倦怠が感じられる。
小津をリスペクトしその作風を意識したジャームッシュの原点とも言える作品。
なるほど主人公たちのどこか儚げで孤独な表情は通じるものがあることを今回も再認識した。

夕刻、大手町のイイノホールで行われた友人の結婚披露宴に出席。
新郎50歳、新婦40歳。
いまさらしたいかなぁ、結婚・・・。
それなりに盛り上がった2時間。
帰路池袋で重要ミッション敢行。
その成果に悄然かつ立腹する。
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人生照る日ばかりではない

2006-07-29 01:36:00 | 日記
7/28(金)曇り後晴れ
そろそろ梅雨明けか。
大家であるところの綜合電気メーカーがお休みで、普段は夥しい人々を呑吐するインテリジェントビルは巨大な空き箱のように静かである。
しまらぬ業務をせっせとこなして、午後外出。
すっかり変わった田町周辺を歩く。

夕刻、予定通り定例会。
週末の雀荘は半分ほど卓が埋まっていた。
半荘を2回半。戦績は目を覆うばかりの惨状である。
会話は弾めど心弾まず。

帰路の地下鉄の中で吉田修一の『東京湾景』読了。
いかにもこの作者らしい味わいのある恋愛ものであった。
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トランスアメリカ

2006-07-28 01:24:00 | 日記
7/27(木)晴れ
晴れて暑きかな。
午前座業、午後マーケッティングの会議。
あれやこれやで週末の予定を組む。

帰路途中、シネスイッチ銀座にて『トランスアメリカ』鑑賞。
3割程度の入り。若年層の女性グループや高齢の上品な単身のご夫人多し。

肉体的には男性(あるいは女性)であるとはっきり自覚しながら、人格的には別の性に属していると確信している状態、つまりは肉体と心の性が一致しないことを、性同一性障害と呼ぶ。ヒラリー・スワンクがオスカー獲得した『ボーイズ・ドント・クライ』あたりから使われた言葉だと思う。最近ではGID(Gender Identity Disorder)ともトランスセクシャル(transsexual)と呼ばれることもあるそうな。
今作の主人公、ロサンゼルスで暮らす中年女性ブリーも、そんなトランスセクシャルの“女性”。
整形手術とホルモン療法で見た目は女性そのものとなり、いよいよ性器の整形手術を行う事となった。
そこにニューヨークからの電話。
売春と麻薬所持容疑で逮捕された青年が息子と名乗っている・・・・。

主演のフェリシティ・ハフマンはれっきとした“女優”で、ウィリアム・H・メイシーと結婚してふたりの娘を産んでいる。
本作でアカデミー賞にも主演女優賞でノミネートされたのも肯ける力演である。
この人はうまい。てっきり本物のオカマだと思った。
男性の肉体と女性の精神の間で揺れ動き、突然現れた息子に対して父性とも母性ともつかない気持ちが湧き上がってくることに戸惑うヒロインを熱演している。

アメリカ大陸を東海岸から西海岸まで横断するロードムービーであり、家族とは、親子とはという普遍的なテーマを持った物語でもある。
その味付けはほろ苦く切ない。
そしてユーモラスでもある。
ドリー・ピートンが歌うカントリー・ゴスペル調のテーマ曲「Travelin' Thru」は名曲。
ジンワリ後に響く佳作でありました。
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南の島から来た男たち

2006-07-27 02:14:00 | 日記
7/26(水)晴れ
全国的な晴天。久々にギラギラの太陽を拝む。
午前定例の会議。
午後も同様の会議。
遠方より来客あり。沖縄の役人さん。
金の無心である。
なんだかんだとメールを打っているうちに帰りそびれる。
久しぶりに残業。

枝豆のサンドイッチというのを作ってみた。これが結構いける。

靴擦れで終日苦しむ。
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贈答品は有名百貨店で

2006-07-26 01:49:00 | 日記
7/25(火)曇り後晴れ
仙台も結構蒸します。
7時起床、ホテルのバイキングで朝食をたらふく食べる。
10:00行動開始。
何処へ行こうがメールは閲覧できるし携帯で追いかけられる。
客先を2件。昼食は和泉中央で、とんこつラーメン。
午後、市内に戻り『藤崎』でお買い物。
ホテルオークラ謹製すっぽんスープ(コンソメ味)を購入、配送してもらう。
夕刻、某SIerでプレゼン。
20:26発の東京行きの新幹線座席を確保して、名物のすし屋街の一店で岩ガキ、海鮮丼を賞味。
大宮・池袋経由、きっちり2時間半で自宅着。
慌しい出張でした。
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レトロな仙台の夜

2006-07-26 01:37:00 | 日記
7/24(月)雨時々曇り
どうやら梅雨明けは8月になる?
朝一番で勉強会。
講師を招いて2時間弱、準備に忙殺。
先生方と昼食をともにする。
話題はもっぱら昨今の外資系IT企業の消長なぞ。
午後来客あり、調査会社の紹介あり。

14:00慌てて新幹線に乗り込み仙台へ。
夕刻、国分町のホテルで怪しき男たちの苦しい言い訳を聞く。
夕食は定宿そばの中華料理店にて。
マーボータンメンを食す。
ホテルに帰り、深夜の衛星放送を見る。
なつかし石立鉄男のコメディドラマやらブースカやら青春ものやら。
最後はターミネーターを観ているうちに夢の中。
シュワちゃん、あの頃はまだ悪役だったなぁ。
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ハチミツとクローバー/ラブ★コン

2006-07-24 01:02:00 | 日記
7/23(日)曇りのち雨
7時起床。
独り朝食を食べる。
急遽映画を観に行くことにする。
愛車を駆って豊島園へ。
8:15開始の『ハチミツとクローバー』鑑賞。
観客20名弱。流石に空いている。
原作はレディースコミックだそうな。
都下にある美大を舞台に、登場人物男女5人のそれぞれの思いが交差する恋愛模様を描く青春物。
メインキャストには、ジャニーズ・嵐の櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、関めぐみ、加瀬亮。役者皆々好演。
これは上半期最大の掘り出し物の邦画かもしれない。
NETでの評判を読むと原作ファンの評価低いようだが、音楽、美術、演出、シナリオ全てが水準以上。
特に美大生の日常描写は細かい。
人を好きになる切ない気持ちが伝わってホロリとさせる。
監督はCM出身の高田雅博。
これがデビュー作とは思えない出来映え。

ついで東武練馬に移動。
ワーナーマイカルで『ラブ★コン』の11:45の回を鑑賞。
こちらも原作はコミックス。
主演は藤澤恵麻と、小池徹平。
監督はフリーディレクターの石川北二。
身長差のある男女の恋愛もの。
学園コメディーの王道をゆくストーリー展開。
遊び心と主演ふたりの素材が新鮮で笑わせる。
周囲はローティーンの女の子ばかり。
笑いのツボが違ったり、臆面もなく泣いて、これは恥ずかしかった。

鑑賞後、サティー内の本屋で書籍購入。
吉田修一と中島今日子の新作。

一階の食料品売り場でウナギを買って帰る。
夕食はうな丼。

土用を過ぎても梅雨の明ける気配なし。
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梅雨明けと 人の恋路は わかりゃせん

2006-07-23 01:27:00 | 日記
7/22(土)曇り時々雨
月中に梅雨は明けないのではないか。
体調すぐれず。
早朝、送り迎えを承る。
病身に鞭を打って遂行。
戻って寝る。ひたすら寝る。
夕刻、新宿へ。
ターミナルビルのレストラン街、ベトナム料理店で旧友とそのフィアンセと会食。
彼氏は笑顔の素敵な鼻筋の通った美男子である。
さらに共通の友人を交えて4人で談笑。
9月挙式とのこと。

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全身と小指

2006-07-22 08:26:00 | 日記
7/21(金)雨のち曇り
からだだるし。
夏風邪か。
昼食後、気分も悪くなる。
打ち合わせ数件。

夕刻、銀座で月末にあるパーティの段取りを決める。

20:00終了。地下鉄で渋谷まで。
シネ・アミューズで『全身と小指』をレイと鑑賞。
近親相姦を描いたR-18映画。
何を言いたいのかは良く解るが、冗長な長廻しに辟易する。
思わせぶりな登場人物たちの言動にも違和感あり。
しかし、あのラストはないんじゃない?
贔屓の片岡礼子を久々に観た。



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たった4人の同窓会

2006-07-21 03:01:00 | 日記
7/20(木)曇り後雨
ぐづつく天候。梅雨は明けるのか。
午前雑事、午後営業。
夕刻、イソイソと御徒町へ。
駅そばの高級焼肉店でかつての同僚と同窓会。
まぁ親の敵のように飲み食い致しました。
やはり焼肉は素材だな。
3年のブランクあれど、すぐに談論風発。
弱年のマドンナをいじって大いに盛り上がる。
2次会はカラオケ。深夜まで唄い倒す。
タクシーで帰宅。明日が怖い。
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摩天楼の憂鬱

2006-07-20 01:32:00 | 日記
7/19(水)雨のち曇り
良く降ります。湿気さえなければ涼しい。
午前、陳情。
午後、川崎のインテリジェントビルのデーターセンター見学。
警備員と監視員の違いって何だ。

夕刻、大手町へ。
先月に続きJAZZの夕べ。
今宵の演者はソプラノ・サックスとアコースティック・ギターのユニット。
スタンダードから映画音楽まで、オリジナルも少々。
合いの手とおひねりを進呈。
宮大工を思わせる風貌のギタリストは相当なテクニシャンであった。
ひとはみかけによらない。
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サイレントヒル

2006-07-20 00:50:00 | 日記
7/9(日)曇り後雨
早朝起床。午前をダラダラと。
昼過ぎ思いたって愛車のオイル交換をすべく近所のオートバックスへ行く。
足かけ10年乗っている愛車は走行距離5万6千㌔。
特価セールの鉱物系オイルの交換を待っているとピットから呼び出しあり。
エンジン内部の洗浄を薦められる。
最近燃費が悪くなってきているので了承。
金10,600円也。

整備の終わった車で豊島園のシネコンまで。
『サイレントヒル』鑑賞。
若年層中心に満席。
コナミの同名プレステ・ゲームが原作の日米仏加合作映画。
主演は「ピッチブラック」のラダ・ミッチェル。
監督は「ジェボーダンの獣」のクリストフ・ガンズ。

ゲームには全く不案内ではあるが、その世界観はなんとなく解る。
監督のビジュアルセンスは相当のものである。
霧に包まれた廃墟がもうひとつの主人公である。
お約束のクリーチャーが不気味に迫る。
ヒロインを支える女性警察官シビル・べネット(ローリー・ホールデン)が儲け役。
しかし、グロいシーンが多く、なぜレーティングが付いていないのか不思議。
後半の謎解きがスプラッタっぽくなり、やや失望。
ラストも考えオチのようで釈然とせず。
ホラーは難しい。
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禁煙するほど意思は弱くない

2006-07-19 00:38:00 | 日記
7/18(火)雨
昨日からよく降りますな、あめ。
凌ぎやすいのはいいのですが・・・。

連休明けは憂鬱である。
午前ダラダラ、午後、メールの応酬。
夕刻、来週末のパーティの打ち合わせ。
幹事のまねごと。
そのまま居酒屋で懇親。
馬刺し、焼き鳥などなど。

親の敵のように煙草を吸う。
そういえば7/1から値上がりしましたな。
欧米に比べるとまだ安い。
イギリスなんぞは1000円だそうな。
30年以上続けている悪習をそうそう簡単には止められない。
しかし、追い込まれてますなぁ、喫煙者は。
どこへ行こうが一服付けるところがなくなりつつある。
これはヒステリックな一種のファッショだと思う。
『禁煙?あんなもの簡単さ。これまで何回も実行した』
タイトル共々マーク・トウェインの名言。
この強がりには勇気づけられる。
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パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

2006-07-18 00:15:00 | 日記
7/17(月)雨
終日重たき雨ぞふる。
おかげでややしのぎやすい。

ユナイッテッド・シネマとしまえんで『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の先行ロードショウを鑑賞。
連休最終日、場内は家族連れ、アベック、若年グループでほぼ満席。

3年前大ヒットしたディズニー(配給はブエナビスタ)の続篇。ディズニー提供の大型アクション。
前作も劇場鑑賞している。
当時の日記を紐解くと・・・『ディズニー提供の大型アクション。ジョニー・デップやジェフェリー・ラッシュっては、どんな役演らせても、愉しそうですな』てな記載あり。
しかし全くストーリーを思い出せない。
予備知識なく臨むも、バタバタと派手に進む展開にややおいてきぼり状態。
体調も悪いのか時折意識が遠ざかる。

夕刻、闘病中の義母を見舞う。
主治医の経過報告もあり。
抗癌剤の効果芳しくなく、全身に播種は拡がっているとのこと。
最後は自宅で・・・、とも。
実父と違うのは意識はハッキリしており、まだ完治を信じているということ。

来週には梅雨明けかな。
オトナになると夏も楽しくない。
身内が病床にあれば尚更のこと。


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