平々凡々な誕生日

9/30（水）晴れ
在宅勤務日。8時起床。洗濯機に少ない衣類を放り込んで愛犬と散歩。帰ってくる頃には脱水も終わり2階のベランダで干す。晴天で直ぐに乾くだろう。奉公先のパソコンを開いて業務連絡確認。至急の要件なく、ダラダラとデータ修正などする。スーパーで豆板醤とオイスターソース、2枚入りの厚切り食パンとスライスチーズを購入。更にディスカウントストアで柿ピーとミックスナッツとジャイアントコーン（各大袋）を求める。正午に我が仔に餌をやり、自身もキッチンに立って冷蔵庫に余っていた10種の野菜を炒める。買ってきた調味料にニンニク・ショウガ・酒・味醂・そばつゆ・酢・味噌などを合わせる。パンには毎度のアボカドとトマトにチーズをのせてトーストとする。食後に2度目の散歩。居間でうつらうつらしているとチャイムが鳴る。出れば笑顔の爽やかな若い男。近所を営業している≪便利屋≫だそうな。不要のテレフォンカードや時計・貴金属類はないか、とのこと。机の中の秘蔵品（カード10枚、古時計3個）を見せるとスマホに写真を取り込み、瞬時に査定。「申し訳ありませんが、値段はつきません」美空ひばりのテレカやオメガの時計なら引き取るそうな。夕方、三度目の散歩。夕食は昼に購入したナッツ類をミックスしたものを齧り、ウーロン茶で流し込む。夜はTV東京の歌番組を漫然と眺める。トウのたったアイドルや麻薬騒ぎのあった大物歌手、30年前のヒット曲など、これはこれで退屈しのぎにはなる。チャイムが再び鳴る。新聞の勧誘である。「1年先まで決まってます」「それならその先を3か月だけでも」「そんな先のことは約束できない。おれ、明日死んじゃうかも判らないだろう？」　そう云えば本日はわがバースディ。メールとラインで旧友・知人・親類縁者から型通りの祝いのメッセージ。返信して思ふ事。めでたくもないが不幸でもなし。健康が一番。

人事の噂

9/29（火）曇り時々晴れ
出勤日。7時奉公先着。雑務を淡々と。周囲の声に耳を傾けると様々な異動の噂あり。そう云えば半期末、コロナシフトも敷かねばなるまい。遅めの昼に毎度のつけ麵。定刻退社して自宅近くのカフェで新聞精読。朝日と読売の切り替えタイミングで2紙を併読できる。10月からコボちゃんが読めなくなるのは淋しい。（笑）

西荻窪のライブハウス

9/27（日）快晴
東京は20日振りの晴天だそうな。陽の光が燦燦とふりそそいでまばゆい。愛犬との散歩も心弾む。テレワークの一日。就業2時間。あとは清掃と炊事、雑用など。夕方、愛車（自転車）に跨り西荻窪へ。1時間程で現地到着。クラシカルな喫茶店で一息ついて19：30開演の旧友出演のライブを聴く。半年ぶりの出演。ブラス２、キーボード、ドラム、ベース、ギターと演者6名。客席も相変わらず10名弱と閑散。但しキャリアの永いプロの演奏は流石に熱い。思わず体が揺れるグルーブ感を満喫してお開き。帰路は空いている夜道を45分で完走。

鵞鳥湖の夜

9/27（日）曇り
午前中は昨日をなぞる休日行動。本日の演目はまさかシネコンで観ることが出来るとは思わなかったディアオ・イーナンの5年振りの新作。前作«薄氷の殺人»は新宿武蔵野館で2015/1/15に鑑賞。以下、日記から転載。≪・・・武蔵野館で中国＝香港合作映画を鑑賞。都下単館。4割程度の入り。ベルリンで金賞を獲ったクライム・サスペンス。謎解きらしきものもあるが、メインストーリーは殺人事件を追う元刑事と薄倖の未亡人との歪んだ恋愛譚である。挿入される登場人物の心象風景、華北の凍てつく街並みや意表をついた映画的なショットに痺れた。監督ディアオ・イーナンの映像センスとヒロイン、グイ・ルンメイに星献上。あの【藍色夏恋】の少女がおとなの女性になりました。・・・≫感想は今回も全く同じ。客席はマニアっぽい中高年齢層の単身者が20名弱。ノワールものの教科書のような色調と語り口、そして印象的なショットの数々。やはりこれは新宿のレイトショーが良く似合う作風。気を張って疲れたのでジムでのエクセサイズは飛ばして帰宅。達郎のラジオを聴いて午睡。夕食は一度も入ったことのない駅近くの大衆食堂でカツ丼とモリ蕎麦のセットを孤食。税込980円也。お味は可もなく不可もなし。帰宅して話題のTBSドラマの最終回を観る。サラリーマンのファンタジーもめでたしめでたしの大団円。

ミッドナイトスワン

9/26（土）雨時々曇り
長雨続く。憂鬱なり。毎土日同様の行動パターン。6:30起床、愛犬と散歩、ファミレスで朝食、シネコンで映画鑑賞。演目は昨日から公開のインディ―系邦画。前評判良し。9時初回の回が満席。（但しコロナ制限あり）開始10分で佳作の予感。着想良し、役者良し、演出良し。年度ベストの一本。主演のトランスジェンダーを演じた草彅剛と新人・服部樹咲を大いに褒めたい。その他、真飛聖、上野鈴華、水川あさみの助演陣にも賛辞を捧げたい。孤独で屈折したふたつの魂が触れ合い反目する愛のお話。舞台設定や小道具に至るスタッフワークも素晴らしかった。ジムでエクセサイズの後帰宅。愛犬と夕方と更に夜と2度の散歩。夕餉に以前から気になっていた洋食屋でオムライスとグリーンサラダを孤食。税込み1,760円也。卵の絶妙な半熟加減とドミグラスソースが結構でございました。

甥っ子に長男誕生

9/25（金）曇り時々雨
連休明けからの長雨。週末は在宅勤務。霧雨のなか愛犬と朝の散歩を強行。午前中にふたつのミーティング。昼に野菜炒めとアボカドトースト。夕刻、愛車で実家まで。手土産はケーキ2種。実兄の三男（の嫁）が米国で長男を出産。お祝いを兼ねて夕餉を馳走になる。秋刀魚とステーキ、おからと糠漬け、シジミのみそ汁に白米。食後におもたせのデザート。一族の慶事は心が弾む。本家の跡取りが出来てなにより。小一時間で帰宅して、朝同様霧雨のなかを愛犬と2度目の散歩。

季節の変わり目の変調

9/24（木）曇り時々雨
連続出勤。業務がどうと云うこともなし。来月の監査に伴ってアンケートに答える。気楽なポジションで内職仕事をしているので好き勝手云えてスッキリする。昼に毎度のつけ麵。小麦は腹持ちが良い。定刻退社して小雨の中を帰宅。愛犬とは小止みを狙って夜の散歩。気圧の変化からか偏頭痛がする。睡眠不足からデスクやソファーで短い時間うたた寝をする。

プラージュ

9/23（水）曇り時々雨
連休明けの久々の出勤。雇用延長の書類にサインする。プロ野球選手並みに単年度契約。年俸は新入社員並みではあるが・・。台風12号の影響で愚図ついた天候。秋雨前線も伴って季節は一気に秋の気配。涼しいのは助かる。昼に立食い蕎麦屋の天丼とモリ蕎麦。さしたる仕事なく睡魔と闘う。定刻退社して早々の帰宅。愛犬と曇天の中散歩に出る。夜はアマゾンプライムでWOWOWのドラマシリーズ。誉田哲也の同名小説あるようだが未読。星野源主演で競演陣がなかなか渋い。これは地上波では色々問題があろう。テーマは重いがクスリとさせるし泣かせもする。拾い物の全5話。

アキラとあきら

9/22（火）曇り
秋の祭日らしく気温も下がって過ごしやすい。コロナと猛暑と台風と、今年の春夏は散々であった。7：00起床。愛犬との散歩を終えて昨日同様に隣駅前のファミレスで朝食。図書館で週刊誌などを拾い読みしてジムでエクセサイズ。帰宅して午睡。夕食に昔ながらの蕎麦屋で天丼とモリのセット。1,150円（税込）也。アマゾンプライムでWOWOWのドラマを連続鑑賞。池井戸潤の原作は未読。著者らしい銀行を舞台としたドラマチックなお話。全9話を3日がかりで観終わる。地上波で下らぬバラエティー番組見るよりはナンボかマシである 。

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 ／ 距離と人間

9/21（月）曇り
6：30起床。愛犬との散歩を終えて隣駅前のファミレスで朝食。地下鉄に乗って新宿まで出張る。まずは武蔵野館で10：00開始の韓国映画を鑑賞。観客10数名と閑散。行方不明になった我が子を探す母親の執念を描いた重悲劇。かの国では年間2万人の行方不明者がいるという。（確か中国はその10倍）その過半が犯罪（臓器移植や人身売買）に絡んだものだと云う。本作もコリアン犯罪映画らしく残虐描写に容赦なし。鉛を呑み込んだような暗い心持にさせる。主演女優はイ・ヨンエ、14年振りのスクリーン主演作。その美貌は変わらないが、本作での凄みは母性にあり。韓国ノワールの面目躍如たる作品。次いでカフェで一服して紀伊国屋ホールにて贔屓劇団の一日限りの公演を観劇。劇場はコロナ禍に配慮した収容５０％のシフト。演目は朗読劇の3話オムニバス。やはり演劇はライヴに限る。終演後に帯同者と三平ビルの5階にあるレストランで懇親。17時お開き。帰宅して愛犬と散歩。

Daughters

9/20（日）曇り一時小雨
昨日と同じルーティン。散歩、ファミレス、映画鑑賞。本日の演目は新人監督によるインディー系邦画。予告編を見た時には同性愛がテーマだと思っていたが、シングル・マザーとその女友だち、働く女性の奮闘記であった。東京に限れば4人にひとりは未婚の出産だそうな。フランスは二人にひとりが未婚者だそうで邦家も欧米並みになったということか。朝一の観客は20名程度で中高年が中心。共感される同性は多かろうと思ふ。テーマはやや深刻な色調を帯びるが、映像はシャープで語り口は彼女たちのライフスタイルのように洒落ている。主演のひとり（阿部純子）はどこかで見たなと思って調べたら、河瀨直美の ≪2つ目の窓≫に出ていた少女だな。帰宅して午睡のあと愛犬と散歩。夜は毎度の中華屋でレバニラ炒めと餃子。アマゾンプライムで池井戸潤原作のBS放送のドラマを鑑賞。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

9/19（土）曇り時々雨
4連休初日。勤め人としては6連休の3日目。いつもの週末。散歩、ファミレスで朝食。シネコンで朝一の封切映画の鑑賞。シリーズの前作を見たのはちょうど1年前の9月。以下、日記から抜粋。≪定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで話題の京都アニメーションの新作を鑑賞。大きな劇場が9割近い入り。それにしても若い女子率が極めて高い。ライトノベルの原作あり、13話からなるTVシリーズもあるようだが未読未見。これは少女コミック＋宝塚＋オリバー・ツイストだな。特定の時代・地域の提示はないが、20世紀当初の欧州らしき地域を舞台と徹底した世界観が素晴らしい。貴種瑠璃譚の変種とも見て取れる。物語の骨格がしっかりしており、人物の表情をはじめ、衣装・小道具・背景など京アニのスタッフワークは圧巻の一語である。結構なものを鑑賞させて戴きました。≫今回はイオンシネマ8番スクリーン。客入りはコロナシフトではあるが8割越えの入り。中高年の男性も目立つ。場所柄か。終演後に舞台挨拶（ビューイング）あり。感想は前作同様。ただこれほど涙腺決壊した作品は今年初めて。過剰演出や予想外のラストに若干の違和感あるも瑕瑾。文句ない、年度ベストの一本であり、邦家を代表するアニメ作品の最高峰だと思ふ。

TENET

9/18（金）曇り時々晴れ
休暇継続。絞り出すような断末魔の残暑。暑うございました。8時に愛犬の鳴き声に起こされる。散歩、朝食。近所のシネコンにて12：35開始の洋画を鑑賞。クリストファー・ノーランの新作。初日。場内8割超えの入り。IMAXを奮発する。少々期待値が高すぎたか、贅沢な造りのアクション大作ではあるが、ストーリー設定や展開にやはり無理がある。それはこちらの理解度の問題ではなく、作り手の観る者に華をもたせる気持ちがないのではないかと思ってしまう。二度三度観ても感想は変わらないと思う。コアな珍作。帰宅して愛犬と2度の散歩。夕餉に焼きそば。

荻窪のライブハウス

9/17（木）晴れ時々曇り

本日から６連休。8時半起床。愛犬と散歩、朝食。特製焼きそばの昼食。夕方、自転車で荻窪まで。駅近くの駐輪場で100円也の料金で愛車を預けて近隣散策。カフェで読書と一服。18：20地下鉄改札で同僚と待ち合わせ。こじゃれたイタリアンで軽く晩酌セット。19：30老舗ライブハウスでクルセイダースのトリビュートバンドの演奏を聴く。百戦錬磨のおっさんたちに交じって22歳のうら若き女性ベーシストあり。聞けばバークレーの特待生だったそうな。熱の入った生演奏に聴き入り至福の2時間。往路をなぞって40分、23時過ぎに帰宅。

薄毛を隠すには短髪に限る

9/16（水）曇り一時小雨
出勤日ゆえ6時起床。愛犬は服装で散歩に行けないことを察するのだろう。ソファーで尾を振るのみ。単調な作業を6時間、合間につけ麵の昼食。提出物を出し一区切りつけて定刻退社。途中下車して馴染みの床山で散髪をする。予約がないので30分待ち。いつものカフェで新聞精読。男性職人の手にかかり我が頭髪はスッキリサッパリ。髪と髭は手入れを怠ってはなりませぬな。