Il film del sogno

現実逃避の夢日記

おとうと/サロゲート

2010-01-31 03:52:00 | 日記
1/30(土)晴れ
目論見より2時間寝坊して9:30起床。近所のシネコンヘ出向こうと愛車に乗るも始動せず。イグニッションキーを回すもウンともスンとも言わない。バッテリー上がりである。Netで予約もしているので舌打ちして自転車で行動。
午前の部。中高年層でそこそこの入りの山田洋次久々の現代劇は、半世紀も前に製作された市川崑監督、岸恵子・川口浩主演のリメイク。吉永小百合と笑福亭鶴瓶というキャスティングは面白い。賢い姉とやんちゃな弟。この監督独特の説教臭さが鼻につかないでもないが、まぁ善いお話でホロリとさせる。
午後の部。アバターや2012のような超ド級の大作を見慣れるとB級っぽく感じるかもしれないが、このジョナサン・モストウの近未来SFは、なかなかの佳作でありました。1時間半の締った尺であることも好ましい。自身の分身が実社会での煩雑な仕事をこなしてくれたら…。パソコンや携帯ではすでに行われつつあるバーチャル社会の究極か。確かに生身の人間関係は煩わしい。しかし懊悩するから我々は生きていることを実感するのだろう。
一旦戻り、近所の整備工場に駆け込みバッテリー蘇生。謝礼を固辞する気のいい親父にビール券を押し付ける。ジムでエクセサイズして夕餉を孤食。
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ライ麦畑でつかまえて

2010-01-30 04:16:00 | 日記
1/29(金)晴れ
楽しいはずの週末。休日が待ち遠しいほど奉公が辛い。午前中から怪メールが飛び交い各部署と連絡。つまりは誰が何時どう対処するかで鳩首打ち合わせ。讃岐うどんの昼食後、午後は来客一組。夕刻、歯科治療、麻酔をして前歯を削って詰め物をして研磨してハイご精算1,760円也。20:30まで残業。帰路はいつも通りジムで遠泳。帰宅して夕食を孤食。漫然とTVニュースを眺めていると海の向こうから伝説的な作家の死が報じられていた。弱年の大昔に読んだ青春小説の代名詞のような名作を記した作者が同時代にまだ生存していた事実に少し感慨。わが孤独の小市民性に独り苦笑する。
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日本海(高級回転寿司)

2010-01-29 02:05:00 | 日記
1/28(木)曇り一時雨
・・・が降ったようだが終日室内にいてお湿り知らず。連日隣席の困ったチャンの仕事ぶりにイライラさせられっぱなし。ワンコインの昼食後、2時間の会議。夕方、名古屋から来客あり。並びの飲食店で懇親。雑多な話題と肴で一献。2時間でお開き、お会計1万5千円程度と、まぁリーズナブル。帰路ジムへ寄って遠泳。帰宅してもトラブルあり碌なことはない。居間で不貞寝して覚醒すれば深夜。
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パーフェクト・ゲッタウェイ

2010-01-28 02:11:00 | 日記
1/27(水)晴れ
睡眠3時間、というのはわが安息の平均。午前中に会議、昼食に天重、午後に打ち合わせ、夕刻、来客あり。10数年ぶりに再開した客先担当は文字通り角が取れてメタボ体型。退社後、懇親を遠慮して新宿へ向かう。ピカデリーのロビーは大変な混雑であったのはレディースデイのためらしい。婦女子は利に聡い。年中シニア料金の我は空いた小屋での鑑賞が望ましいのに。演目はミラ・ショヴォヴィッチ主演のハワイを舞台にしたトロピカル・サスペンス。景観よし、役者よし。後半のB級アクションの切れも良く、さて肝心の謎解きは・・・う~ん、これは反則だろう。伏線や小道具、小ネタが良かっただけに、あの反転(どんでん返し)はイタダケませんな。しかし製作サイドは確信犯だろうし、聖林の娯楽作と割り切れば、まぁ良作でありました。
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アルコールとニコチンは人体に必要な少量の毒である

2010-01-27 03:16:00 | 日記
1/26(火)晴れ
暖冬とは言え流石に冷える朝もある。これは自身の体調によるものか、しかしコート未装着の日々が続く。終日事務処理。進捗芳しからず。昼にワンコインの定食、素材の怪しきハンバーグを食す。普通に残業。ジムで遠泳。寒い夜道で本日2本目の紫煙を吸いこめば心地よく疲労した身体を流れる血液が沸き立つ感覚あり。経験はないが覚醒剤の効能に近いのだろう。全身がしびれて意識だけが鮮明になる。件名は確かニーチェの箴言。水清ければ魚棲まずともいう。
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区立台東病院

2010-01-26 02:25:00 | 日記
1/25(月)晴れ
いつもの週明け、午前ミーティング(豪華弁当付)、午後には来客二組。夕方、府中の客先訪問。担当者不在。書類を置いて都心へ戻り、アキレス腱を切った同僚を見舞う。土産に駅構内で売っていたフルーツケーキと本棚から適当に選んだミステリー。スキーとビーチバレーを共にする僚友は片足を固定され全治6ヵ月だそうな。中年の身で毎週行うバレーの練習で起きたアクシデント。もう無理がきかぬ体であることを痛感した様子。毎年敢行するスキーツアーに行けないことが残念である。四方山話をして1時間で辞去。三ノ輪の居酒屋で帯同の5人と懇親。23時過ぎ帰宅。
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キャバレー/ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

2010-01-25 00:47:00 | 日記
1/24(日)晴れ
少し寝坊して朝食も摂らず10時自宅出発、有楽町へ出向く。待ち人は少し遅れてやってきた。パスタの昼食後、劇場へ。見てくれだけは良い女優が主人公のブロードウエイの古典ミュージカルを観劇。大手芸能プロが製作して客寄せのキャスティングもあり場内は満席。最前列で3時間煌びやかな舞台を見上げる。しかし出来栄えは、ラストが少し良かったくらいで、全体は高級な学芸会を観せられたようであまり心に響くものがなかった。帯同者と喫茶して別れ、池袋で口直しに単館系のスウェーデン映画を鑑賞。世界的な大ベストセラーミステリーの映像化だそうで重厚で複雑(なのでしょう、きっと)な原作を読んでいれば一層楽しめたかもしれないが、生憎当方未読。陰惨なシーンも多々あれど演出は手堅く、話題のダーティヒロインの造形や西洋謎解きではお馴染、聖書の引用など、まぁ2時間半、飽きることはなく観終わった。北欧の陰影深い景観と主人公たちの背負った暗い過去がベストマッチ。これは2・3部の続編が楽しみである。
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単価の高いカワハギ

2010-01-24 02:49:00 | 日記
1/23(土)晴れ
3:00起床。2食分の弁当を作って4:00愛車で自宅発。ガソリン給油、世田谷で帯同二人をピックアップして第三京浜→横浜横須賀道路を走り、三浦半島・剣崎を目指す。6:30釣り宿到着。メンバー続々集まる。7:30出船。8:00第一投。始まってすぐに大物の感触。慎重に引き揚げれど水面で針が外れる。悲鳴が響く波間に漂うわが獲物。観れば浮き袋が流出して逃げる気配なし。船を寄せてもらいタモで掬いGet。複雑な心境ではあるが、釣果第一号。30センチ越えの良形。そしてこれが最初で最後のものとなる。以後、寒さと揺れと睡眠不足で久々の船酔いが襲い、激しい嘔吐の後、キャビンで釣られたマグロのようになっていた。過去最大級の船上での不調。午後、どうにか復活を果たすも釣果無し。周囲も最高で4~5枚、まる坊主も珍しくない惨憺たる結果。15:00帰港。宿で蕎麦をごちそうになり帰路に就く。18:30帰宅。鈍った体に鞭を入れにジムで遠泳。21:30あまった弁当の夕食を孤食。
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新年謝恩送別会

2010-01-22 23:21:00 | 日記
1/22(金)曇り時々晴れ
ようやく終末。どうということもない日常業務。午後、茅場町へ出張る。外出は以上。夜は格安韓国コース料理で複合宴席。遅い新年会、平素お世話になっているスタッフへの謝恩会、取引先の担当の謝恩会。はては誕生日の近いもの、婚約の決まったもの、ただの週末の飲み会連中なども便乗で二十に近い腕がグラスを挙げる。辛さのグラデーションのようなコリアン家庭料理の品々に飲み放題のアルコールが進む。2時間一本勝負で22:30に一本〆でお開き。帰宅して物置から用具を引っ張り出す。明日も早い。
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真冬の大福

2010-01-22 03:31:00 | 日記
1/21(木)晴れ
陽気は本日夜半までの天気予報が見事に当たり帰宅時には北風が冷たく吹く。弛緩した週半ば打ち合わせと退屈な業務に睡魔が襲う。会議中に一瞬眠ることがある。昼食に美味くもないネギらーめん。最近知り合いの父母の訃報が続く。皆々そうした年回りなのであろう。中国へ長期出張しているかつての同僚からメールあり。来月の訪中を約して返信を打つ。ジムで遠泳。帰路、スーパーで和菓子購入。煙草も細々復活の気配。自分の意志の弱さを嗤う。姉から何のお礼か洋菓子が届く。
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熱闘5時間

2010-01-21 01:58:00 | 日記
1/20(水)晴れ
春先の陽気だったそうな。というのは参勤してから一歩も外へ出なかったからうららかな日中の日差しの恩恵に俗していない。夕刻、お誘いあり18:00から知的ゲームの始まり。初回初手のミスが響いてまずはどん底からのスタート。2回3回とトップを終局間際にまくられ収支トントン。最終回に余裕の連勝でどうにかこうにかプラス・マイナス・ゼロにする。上がれば天狗、放銃すれば意気消沈。勝利の天使はわが傍らでなかなか休んで下さらない。それは人生と同じである。終電ひとつ前の地下鉄で帰宅。
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あんた犬猫以下だな

2010-01-20 01:50:00 | 日記
1/19(火)晴れ
寒さも一段落。記録にとどめる意義もない一日。取引先(外資系)の担当が移動だとか。僻地に飛ばされるらしい。成績不振の片棒を担いでいたので内心忸怩たる思い。期日の作業が二つ。出来そこないの小僧と個人面談。わが周囲は憎悪に満ちている。月中の宴席の予定だけが埋まってゆく。帰路ジムで毒素を抜く。
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それはスポットライトではない

2010-01-19 01:00:00 | 日記
1/18(月)晴れ
明け方就寝、眠い週明け。朝から個人面談をする。昼に坦々麺。午後打ち合わせの最中に不覚にも舟を漕ぐ。有名野球選手や野球選手の父親やら突然の訃報が続く。夕刊には女性シンガーの死が報じられていた。和製ビリー・ホリデー、情念の歌手、CDの音源に最後まで懐疑的だったアナログな唄うたい。弱年の大昔、場末の酒場の片隅で、毎夜彼女の歌声を薄明かりと紫煙の中で聞いていた。Netで検索すると夥しい情報。Youtubeで懐かしい楽曲を聞く。けだるい歌詞と歌声が時代を背負う。情熱と倦怠の70年代アングラのミューズ。冥福を祈る。
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休日の正しい過ごし方

2010-01-17 23:27:00 | 日記
1/17(日)晴れ
埃のたまった自室を清掃、明窓浄机して夜通し読書。朝日が昇る頃に戴き物の薩摩芋を加工してスィートポテトを作る。皮を剥いてから水に浸すこと。裏漉しするかは触感の好みの問題、であるが今回はせず。バターと砂糖と牛乳の量は全く適当。砂糖の代わりの甘味料(蜂蜜とか水飴)、牛乳の代わりに生クリームを使った方がコクが出る。(または上品?)ラム酒がないのでバニラエッセンス、卵黄ももったいないので1個のみ。シナモンパウダーを振りかけて練り込む。成形。卵黄を塗ってオーブンで焼けば本格的なのだろうがそのまま皿に載せてオシマイ。試食すれば想像通りの味。来週はもっと濃厚なのを作ってみようか。芋を茹でている間に朝風呂に入る。8時前に就寝、昼前に覚醒。ブランチの後ジムでエクセサイズ。買い物をして帰宅。夕食後TVで劇映画を観る。聖林大作、大スター共演、あり得ない展開と甘いラスト。絵空事である。但し現実に面白いことがなければ、液晶画面の能天気な絵空事を横臥して眺めるしかあるまい。
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今度は愛妻家/BANDAGE

2010-01-17 03:40:00 | 日記
1/16(土)晴れ
睡眠時間は3時間。9時起床。朝食を孤りでもそもそと咀嚼して嚥下する。白寿の映画評論家の訃報(昨年亡くなっていた)を新聞で読む。愛車に乗って近所のシネコンヘ、徒歩でも良いのだが車も走らねばバッテリーがあがる。本日初日の邦画を梯子鑑賞。
行定勲監督の新作は舞台劇が原作の夫婦もの。この人は大作よりこうした小品の方が持ち味が出る。じんわりと心に響き落涙を誘う良作でした。グウタラ亭主としっかり者の妻。ギミックは半ばで気がついたが、張られた伏線も脇役も良し。しかし後半がややくどい。短く刈り込んでさらりと余韻を残せば更に良かったと思ふ。以上午前の部。
午後の部は岩井俊二・小林武史という2大クリエーターのコラボによるバンドもの。和風【あの頃ペニーレインと】。サウンドトラックは言わずもがなバックステージもの、青春ものとしても良く出来ていたが、一番感心したのは、ナチュラルな役者の演技とそれを引き出した演出。造り込まれた音楽とアドリブに近い芝居が巧く調和されていた。両作とも大満足の出来栄え。
夕刻からいつも通りジムでエクセサイズ。連れ合いと二人の夕食。
赤西仁って知ってる?ああジャニーズでしょ。ストーリーを語ろうとして止めた。映画の感動は、やはり観て感じなければ解らない。
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