Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ただ、君を愛してる/通夜前日

2006-10-29 23:54:00 | 日記
10/29(日)雨のち曇り時々晴れ
早朝起床。散歩へ。これは昨日と変わらず。
ユナイッテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞。これも昨日同様。
『ただ、君を愛してる』初回9:15、観客10名前後。
映像は綺麗でした。宮崎あおいちゃんは声で損していると思うが、今回の役柄はマッチしておりました。
昼前終了。そのまま目黒へ。
区立美術館のギャラリーで池坊一派のいけばな展を覗く。知人への義理ごとである。
30点ほどの参加作品をざっと見回す。
秋の草花が花器のなかで小宇宙を形成していた。
そのまま実家へ。
14:00 葬儀屋と打ち合わせ。
親類縁者続々集まる。子供の成長に吃驚。
夕餉に200個を越す餃子を作る。
亡母の十八番の料理も。
賑やかに飲み食いし、22:00帰宅。
明日は通夜。
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虹の女神RainbowSong/父親たちの星条旗

2006-10-29 00:46:00 | 日記
10/28(土)晴れ
早朝起床。散歩をする。
ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『虹の女神RainbowSong』鑑賞。9:30開始、観客7名。
ついで12:45開始の『父親たちの星条旗』も梯子鑑賞。
感想略。
その足で実家へ。
打ち合わせ色々。
親類縁者多数来る。
父親ゆかりの店にて夕食。
夜、文書整理。
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父の永眠

2006-10-29 00:27:00 | 日記
10/27(金)曇り時々晴れ
夜中に固定電話の呼び出し音で起こされた。枕元の時計を見れば午前4時である。
声の主は義姉。用件は聞くまでもない。
洗顔もせずに車に飛び乗り高速を西に走る。
携帯が頻繁に入る。又こちらからもかける。
5時、まだ薄暗い中、病院に到着。
玄関口で電話をしていた実兄が首を振る。
2階に上がる。
父の遺体は既に病室ではなく、処置室に移されていた。看護師と医師が神妙に臨終の様子を話してくれた。
3:58 眠るように息を引き取ったという。
闘病3年、お迎えがきたのだ。
魂魄の去った亡骸の額にそっと手を当てる。
もう血の通うことのない肌は残酷なくらい冷たかった。

遺体は実兄の車で実家へ運ぶことになった。死亡診断書を貰い、病院を後にする。ラッシュの始まった都心の渋滞を抜けて8時前に到着。
秋田・大曲行きの出張をキャンセル。
翌日の走水・アジ釣りもキャンセル。
関係各位に弔事報告。
9時には葬儀屋と打ち合わせ。
兄弟姉妹続々集まる。
菩提寺の住職、会葬会場確保、諸般の事情より30日通夜、31日告別式を決定。
昼過ぎ、少し午睡をする。
夕刻、一旦帰宅。
まず入浴、そして食事。友人知人にメール連絡。
バイクで再度実家まで。
途中、中学以来の旧友から連絡あり。
渡米27年、たまたま仕事で帰国中とのこと。
10数年ぶりの再会は父が取り持ってくれたか。
実家そばの健康ランドで2時間話し込む。
帰宅は夜中。
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金の切れ目が縁の切れ目

2006-10-27 00:35:00 | 日記
10/26(木)晴れ
早朝、恵比寿へ。
茶店でモーニングコーヒーを飲んで、窓外の雑踏を眺める。
9:00商談。続いて平和島、ここでも商談。
昼は老舗の蕎麦屋でせいろを啜る。
午後、来客ありトラブルあり交渉あり。
ない袖は振れない、と開き直られるとこちらも弱い。
人間守るべきものがない奴は強い。


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深夜の病院

2006-10-26 01:03:00 | 日記
10/25(水)晴れ
豊洲へお使いに行く。用事が済んだのが昼時。
話題のララポートを視察。
昼食をとる。
広い構内を一巡。それだけで疲れた。
午後は来客多数。期日の迫った課題をやっつける。
21:00まで残業。突然携帯が震える。
実父の様態が急変。
東京から中央線に乗って秋川へ向かう。
混んだ下りの通勤快速。目的地は遠い。
駅で兄・弟と合流。
夕方から急に血圧が下がった父は穏やかな状態であった。
ひんやりした痩せた手足をさする。
日付が変わる頃、病院をあとにする。


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電光石火

2006-10-25 00:52:00 | 日記
10/24(火)雨
連日の雨にグッと冷え込む。
早朝、浜松町のコーヒーショップで打ち合わせ。そのまま貿易センタービルで商談。
来客やら何やらで席の暖まる暇なし。
夕刻、フライングして新宿へ。
シアター・トップスで贔屓劇団【ONEOR8】公演『電光石火』の初日を観劇。
ほぼ満席。
どこの街にもあるような材木屋を舞台に毎度の設定と展開。
安心して見ていられた。
新作が待たれる鈴木聰主催【ラッパ屋】からの客演・木村靖司はさすがに上手い。
ややシリアス度の高く、従来作品よりも笑いが少ないのは辛い。
観劇後は隣の【お多幸】にて合評会。
大根が美味い季節になりました。
23:00おひらき。
雨の上がった夜道を帰る。
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秋の夜長をなんとする

2006-10-24 01:12:00 | 日記
10/23(月)曇り後雨
涼しくなりました。
寝床を出るのが辛い。
午前一杯、ミーティング。
午後、倫理欠落野郎と密室で胃の痛くなる不毛な議論。
夕刻、五反田で商談。
有楽町18:30、普通なら映画を観る。
しかし、激しくなった雨脚に気力をそがれる。ヤワになったものである。
地下鉄に乗って帰宅。
書庫の整理をする。
10月の読書記録。
松村友視『今平犯科帳』
山田太一『彌太郎さんの話』
中島京子『Tour1989』
荻原浩『噂』
出久根達郎『無明の蝶』
花村萬月『なで肩の狐』
北村薫『ひとがた流し』
沢木耕太郎『無名』
筒井康隆『壊れかた指南』
中島らも『空のオルゴール』
こうして列記すると相変わらず節操がない。
老眼のせいか活字を追うのが億劫である。
積読されている文庫・単行本の山を前に嘆息。
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秋雨や 冷気染み入る 深さかな 

2006-10-23 00:25:00 | 日記
10/22(日)曇り後雨
6:00起床。
朝食後、愛車に乗りゴルフ練習場へ赴く。
お父さんたちの行列に混じり大あくび。
2時間、白球を無心に打つ。
帰宅後、早めの昼食。漫然とTVを観ているうちに久しぶりの午睡をしていた。
15:00、思いたって隣駅までお買い物に出る。
買ったものは手袋である。
書店で文庫本数冊を購入。
2階の茶店で斜め読み。
雨が降り出した。
傘なく濡れるがままに家路を辿る。
雨の匂いが街路を満たす。

帰宅して夕食を作る。
独り食する。
刺激のない、休日らしい休日。
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天使の卵/ベルナのしっぽ

2006-10-22 01:05:00 | 日記
10/21(土)晴れ
定時起床。
朝食後一服して渋谷へ。
文化村前の茶店でモーニングコーヒーを飲む。
10:45 Q-AXシネマにて『天使の卵』の初日(舞台挨拶付)を鑑賞。
原作は100万部を突破した村山由佳の恋愛小説。
キャスティングは美学生に市原隼人、その彼女に沢尻エリカ。彼女の姉で女医を演じるは小西真奈美。相当なキラーキャストである。
早い話がよくある三角関係。
19才の迷える少年が大人の女性に出会い惹かれていく。
美貌は凶器になりますな。
京都あたりでありましょう、背景に見える街並みや寺院、市電や河川などがやさしい。
全編を通じ自然光を取り込んだ撮影(景観)が素晴らしい。
但し、シナリオの出来があまりよろしくない。説明の科白が多すぎる。
小西嬢の演技にも減点。彼女あんなに大根だったかな。
旬の3名のプロモーション映画だと割り切れば腹も立ちませんが・・・。

監督は『ごめん』や『星に願いを』など注目していた富樫森。
丁寧な演出が身上だと思うが、今回はやや気負いすぎか。
監督・主演3名の舞台挨拶は型どおり。
スターはみんな顔が小さい!

昼食後、シネ・アミューズで『ベルナのしっぽ』を連続鑑賞。
これも郡司ななえ原作のベストセラーの映画化。
24歳で病気により視力を失った著者の実話に基づいた物語だそうな。
飼い主一家と盲導犬の10年にも及ぶ物語。
主演は、白石美帆、田辺誠一、市毛良枝他。
やや社会的なテーマを前面に出した造りであったが、まぁ動物と子供出されたら鬼に金棒だな。
これもシナリオが酷い。
『目の見えないお母さんは、僕を心の目で育ててくれました・・・』
小学校の入学式でそんなことを言う子供がいるか?
幾つか日常描写でも腑に落ちない箇所あり、素直に鑑賞できなかった。世評は高いそうで残念。

夕刻、池袋にて極秘ミッションと書店巡り。
コーヒーショップで藤沢周平を耽読。
帰宅22:00過ぎ。
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トリプル宴席

2006-10-21 01:50:00 | 日記
10/20(金)晴れ
何はともあれ週末である。
早朝から独楽鼠のように働く。
午前、来客あり海上保険のレクチャーを受ける。
昼、某派遣会社の営業担当とバトル。
現代の口入屋、もっと悪く言うと女衒だな、あの商売は。
頭の悪そうな、いけすかねぇ野郎が担当している。
職業にはやはり貴賎はある。
内心忸怩たる思いがなければやってられない稼業である。
勤労婦女子の上前をはねて偉そうな口をきくな。笑止である。

午後は銀座で研修。
講話と言う名の漫談を拝聴し、課題と言う名の工作をグループでこしらえる。
夕刻、懇親会あり。
乾杯直後に抜け出し、上野に向かう。

旧職場のメンバーと駅に程近い雑居ビルの6階にあるお好み焼き屋でお食事会。
やや遅刻したことの罪滅ぼしに、調理(焼奉行)を承る。
近況報告、共通知人の消長、趣味の話等々で大いに盛り上がる。
22:30散会。
山手線に乗って池袋へ。
別口でお誘いのあった宴席は、一次会が終わり、2次会から合流。
北口至近のカラオケにて80年代中心の歌謡曲を大合唱、大熱唱。
日付けが変わる頃おひらき。
超満員の地下鉄(終電)で帰宅。
長く充実した一日。
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銀座で上海料理も悪くない

2006-10-20 01:40:00 | 日記
10/19(木)晴れ
猛暑なり。
午前、木場の某社へ。
地下鉄を降りて流通団地をひたすら歩く。
午後は横浜・新杉田へ。
ここでトラブルの連絡。
地団駄を踏み、その拍子に文字通り靴の踵が取れたのには驚いた。
夕刻、五反田で商談。
業界話をひとくさり。
最後は銀座で宴席。
やや白けたテーブルで上海中華を食す。
点心、北京ダック、鱶鰭スープ、豚の角煮・・・。
21:30散会。
懐の痛まない御馳走の味は格別である。
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連想ゲーム

2006-10-19 00:14:00 | 日記
10/18(水)晴れ
晴天続く。蒸し暑い。
早朝より雑務に追われる。
昼、新宿へ。2社訪問。おやつにチョコ・クロワッサン。
妙齢の女性と喫茶。
共通の話題は活け花。
草月流→勅使河原宏→ATG作品→砂の女、他人の顔・・・という話の流れで、最後は安部公房論を開陳。
安部公房は今世紀中に絶対再評価される作家だと思ふ。
夕刻・銀座へ。
長い待ち時間のあと、短い商談。
終われば19:00。
銀座、日比谷地区での上映作品の悉くを鑑賞していることに苦笑。
仕方なく帰宅。
夕食に皿ウドンを作る。


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中華は四川に限る

2006-10-18 23:54:00 | 日記
10/17(火)晴れ
慌しい朝の業務に面談、ヒアリング。
昼は妙齢の女性とランチ。
午後、平和島へ。詰まらぬ商談。
夕刻、歓送迎の宴あり、本格中華と飲み放題。おまけに無礼講。円卓大いに盛り上がる。
二次会は喫茶。
22:00過ぎに帰宅。
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サンキュー・スモーキング

2006-10-17 01:31:00 | 日記
10/16(月)晴れ
少し寝坊。
10:00、日本橋でモーニングコーヒー。
その後、穴守稲荷、銀座、五井(千葉)と転々と移動。
夕刻、帰京。
日比谷シャンテ・シネにて『サンキュー・スモーキング』を鑑賞。
観客3~4割程度。
原題はThank you for smoking.
タバコ研究アカデミー所属のPRマン、ニック・ネイラーの物語。
彼の使命は、得意の話術でタバコ業界への手厳しいバッシングを緩和すること。
主演はブラック・ダリアにも出ていたアーロン・エッカート。
原作はクリストファー・バックリーの小説「ニコチン・ウォーズ」(未読であるが読んでみたい)。監督はこれが長編一作目とは思えないジェイソン・ライトマン。
このタバコをめぐる狂騒は、潔癖主義のマスコミやマーケティング主体のアメリカ社会を、辛辣かつユーモアたっぷりに描いていた。
タイトルバックや音楽も洒脱で、全編のエピソードや会話は笑えるのだが、意外や親子や夫婦の問題も掘り下げられた奥の深い映画である。
アメリカはやはり自由の国である。



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16ブロック/ブラック・ダリア

2006-10-16 00:43:00 | 日記
10/15(日)晴れ
9:00起床。昨夜の就寝が21:00だから12時間ミッチリ眠ったことになる。
普段の3倍。爽やかな目覚め。

朝食後、散歩ついでにユナイッテッド・シネマとしまえんまで。
モーニングコーヒーを飲んで『16ブロック』を鑑賞。10:15開始。観客まばら。
70歳を過ぎたリチャード・ドナーの演出が冴えるアクションもの。
これは面白かった。
主演のブルース・ウィリス、共演がデビット・モース、モス・デフ(この黒人は適役)。
シナリオが素晴らしい。
2時間弱でキャラや背景を無駄なく際立たせ、アクションの見せ場も申し分ない。
伏線の張り方も巧妙で、ラストもニヤリ。
拾い物の一本。

続いて『ブラック・ダリア』
昼を挟んでの梯子鑑賞。
贔屓のデ・パルマの新作は、ジェームス・エルロイの暗黒小説が原作。
L.Aコンフィデンシャルにしろ本作にしろ、エルロイの小説を映像化しようしたということだけで敬意を表したい。
あれだけ複雑な原作をよく纏めたと思う。
ケレンのある流麗なカメラアングルは健在で、役者は無論のこと1940年代の時代背景を描写した美術、小道具共々完成度は高い。
警察腐敗、ハリウッドの内幕、麻薬、売春、ゲイ、猟奇殺人・・・。
これだけ暗い題材を揃えれば眩暈もしてくる。
後半の謎解きがやや唐突に感じられる。
クライマックスがあるようなないような・・・。
鬼才デ・パルマもエルロイの毒気に当てられたか。
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