Il film del sogno

現実逃避の夢日記

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

2012-02-29 03:05:21 | 映画
2/28(火)曇り
米国アカデミーの結果をネットで知る。ふむふむ。トレンドや情実のなき賞と云うものはなし。主要部門を獲った仏映画は楽しみだな。定刻退社して池袋で途中下車。久し振りにサンシャインシネマで邦画を鑑賞。原作はコミックス、同時プロジェクトとしてTVドラマも製作されていたようで、だからThe Movie。漫画・ドラマ共に未見。観客一桁の閑散ぶりをゆえに内容の程度を軽んじて本編に臨んだが、いやはや結構楽しめた。ゆるいギャグとチープなファンタジーは原作の持ち味なのだろうが、この手のテイストは映像化が難しいと思ふ。まぁ製作者のセンスと演者の本気度が問われる。おふざけは真面目にやらないといけない。旬の主演男女優が新鮮で良し。オリジナルらしい後半の展開もベタだが泣かせる。ジムへ寄ってひと汗かいて帰宅。夜半から雪になるそうな。
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恋人たちのパレード

2012-02-28 00:56:58 | 映画
2/27(月)曇り
月末近くになって身辺がやや慌ただしい。定刻退社して虎ノ門のテーラーで物品引き取り。そのまま地下鉄で新宿まで。3丁目のシネマートで単館上映の米国映画を鑑賞。丁寧に造られた時代物の大河ドラマである。単館がもったいない佳作であるが、公開1週目にして観客20名前後と苦戦。邦題が酷い。渋い配役も裏目か。クリストフ・ヴァルツとリース・ウィザスプーンの熱演はもっと注目されて良いと思ふ。大恐慌後の暗い世相を時代背景に移動サーカス団でのあれやこれや。象や犬馬も名演技。当時を再現したプロダクションデザインが素晴らしい。興行と云うものはいかがわしいものでありロマンチックなものでもある。ハッピーエンドに安堵して帰路に就く。
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アンダーワールド 覚醒

2012-02-27 02:58:11 | 映画
2/26(日)曇り
昨日同様10:00起床。午後にシネコンでハリウッド製作のヴァンパイア映画鑑賞。ユナイテッド自慢のIMAX3D。でかい劇場に観客は10名強。中央ど真ん中で立体映像と大音響の饗宴に体が震えた。(残念ながら感動してではない。念のため)しかしこのシリーズも10年近く続き4本目を数えるのだな。観た途端に内容を忘れるアクション大作群ではあるが、まぁ鑑賞中は派手なドンパチでそれなりに楽しい。ヒロインのケイト・ベッキンセールはいつまでもスリムで美しい。確か大変なインテリであり、四十路が近いとは思えない。摂生の賜物でありましょう。今回は母性もテーマのひとつである。90分の尺でドラマとアクションの塩梅も良く大満足。深みが無いなどと偉そうなこと云っちゃいけない。この手の娯楽作品の真骨頂のような出来栄えでありました。帰宅して愛犬の散歩、ジムでエクセサイズ、買い物をして帰宅。夜は東京マラソンに出場した実弟へ℡。5時間2分で完走したとのこと。五十路を超えて偉いものである。
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顔のないスパイ

2012-02-26 02:24:43 | 映画
2/25(土)雨後曇り
雨降りなので愛犬の散歩も出来ず寝坊をする。そうは云っても10:00には起床してブランチにちゃんぽんを食す。一日分の野菜を摂取。午後はゆるゆる近所のシネコンへ出向き、リチャード・ギア主演のスパイ映画を鑑賞。本日初日。されどガラガラ。かつての2枚目俳優も還暦過ぎて集客が落ちているか。役柄もリタイアしたスパイ・マスター。比較的早い段階で秘密の一部が解るが二転三転どんでん返しと、この手のエスピオナージものにはお約束の展開が楽しめる。国際スリラーは冷戦が終わってしまうとこうした懐古譚的なストーリにならざるをえませんな。一旦帰宅して雨も上がったので洗車と愛犬の散歩をやっつける。夕刻からジムで遠泳、冷凍食品の特売目当てにスーパーで買い物をして帰宅。

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決戦は金曜日(自宅雀荘)

2012-02-25 01:42:45 | 日記
2/24(金)晴れ時々曇り
休暇取得。1時間きっかり寝坊する。愛車に乗って高円寺へ。朋友ふたりを拾って同居の古老と四名で10:00前に戦闘開始。特設リングならぬ小振りの折り畳みテーブルにグリーンマット。いづれも正方形。慣れぬ手積みで牌を混ぜては重ね積っては捨て獲ったり獲られたり鳴いたり鳴かれたり悲喜こもごも半チャンを7回。合間に食事や甘味で小休止。歴戦の勇者、年季の違う古老が独り勝ちを収めて17:00お開き。夕食後にはジムへ出向き昨日同様遠泳を2キロ。心身充実の一日。
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キクとイサム/子育てごっこ

2012-02-24 02:25:59 | 映画
2/23(木)雨後曇り
午前中に降雨。寒さも和らぐ。昼前に来客あり。ボス他2名。雑談を30分。来月中旬の長期休暇を承認。午後は早退して東銀座へ徒歩移動。先週に続きシネパトスで特集されている今井正作品を梯子鑑賞。今週の演目は1959年製作、これを監督の最高作とする評者も多い代表作と79年製作の教育ドラマ。戦後、東北の寒村を舞台に混血児を描いた問題作は声価が定まっているから今更感想もない。アマチュアの子役の芝居も良いが、数十年振りに再見して、やはり本作は北林谷栄の入神の演技に尽きることを再認識する。当時40代後半であるが80前後の翁にしか見えない。姉弟、プラットフォームでの別れのシーンは泣ける。惜別の交通機関は列車に限る。俳優座とタイアップした晩年の作品は初見。加藤剛と栗原小巻の美男美女2枚看板が熱演していたが、これは少し人物の性格設定に破綻があるのではないかと思ふ。終映後、ジムへ寄って2キロの遠泳。定刻帰宅して愛犬と遊ぶ。
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012-02-23 01:36:31 | 映画
2/22(水)曇り
曇天で週末はひと雨あるそうで春の足音が聞こえてくる。奉公先で未就学の電子学習を行う。パソコン相手にお勉強して機械に褒めらるというのは相当シュールである。定刻退社して有楽町へ徒歩移動。友人と待ち合わせ軽い食事をした後、丸の内ピカデリーで米国製作の話題作を鑑賞。オスカーの候補にも挙がって、まぁ感動作でありましょう。やや重いテーマ、良く練れたシナリオ、美しい楽曲、巧みな編集、そしてビッグネームの役者と驚嘆すべき新人子役。レディースデイで9割方が女性。半数ほど埋った客席は終盤すすり泣きがあちらこちらで聞こえた。しかし、ひねくれ者の自分としては、あまりに出来すぎて違和感を感じた。あざとさと云っても良いかもしれない。勿論万感迫るものはあるが、隔靴掻痒たるこの心境は何だろう。斜になんぞ観ずに素直に感動すれば良いじゃん、とは思うのだが・・・。帯同者も同様の感想のようで言葉少なに駅までの道を歩いた。
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おとなのけんか

2012-02-22 03:39:14 | 映画
2/21(火)晴れ時々曇り
同僚は皆展示会に出払って事務所内は閑散。毎度定刻退社して日比谷へ徒歩移動。シャンテシネにてポランスキーの新作を鑑賞。登場人物4名の会話劇。もとは舞台劇だったそうな。子供の喧嘩で集まった二組の夫婦。徐々に会話はエスカレートして・・・。狭いマンション内、基本は長廻し。時間経過は上映時間同様90分。役者4名のアンサンブルが全て。饒舌な科白の応酬が最大の見どころであるから、やはり言語の壁は大きい。絶妙なニュアンスが解らない。きっと民族的階級的な単語がちりばめられているのだろう。意外とあっさりエンディング。少し物足りない感じ。帰路にジムへ寄ってエクセサイズ。
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セイジ-陸の魚-/カクト

2012-02-21 03:37:29 | 映画
2/20(月)晴れ時々曇り
日中業務略。昨日の自宅でのパーティの御礼メール数通。定刻退社して新宿で途中下車。テアトルで伊勢谷友介監督作を梯子鑑賞。新作は3割程度、レイト上映のデビュー作は10名に観たない客数。西島秀俊・森山未來をフューチャーした最新作は原作小説ある重たいテーマのドラマである。裕木奈江なんぞも久々に見た。ビジュアル系で優男に見られがちな伊勢谷友介は、元々は監督志望だったそうな。失礼な言い方ではあるが予想を遥かに上回る完成度の高い作品である。極力説明を排したシナリオと大自然をバックにしたロケーションも素晴らしい。人間の暗黒をひたひたと描いて、画面は緊密に張り詰める。出来栄えの良さに感心してデビュー監督作を続けて鑑賞。現代の若者たちを描いた群像劇であったが、これは少し忍耐を要する作品である。10年という歳月のもつ変化が興味深かった。終映後、ロビーで旧知の人物と遭遇。いやはや大都会の劇場で再会を果たしてお互い感動。連絡先を確認しあって帰路に就く。
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愛犬自慢

2012-02-20 00:18:43 | 日記
2/19(日)晴れ時々曇り
早朝から愛犬の散歩。同居の小僧が発熱し救急病院への送り迎え。インフルエンザではないと云う診断に一安心。午後は来客あり。元同僚とその伴侶やら子供やら4家族8名と多勢に無勢での来襲である。昨夜から準備した特製ランチで迎え撃つ。愛犬(チワワ♀)を連れて来る者あり。我が家の坊主とじゃれあい微笑ましい。子供と小動物は周囲を明るくする。夕刻まで談笑して楽しい休日。
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アフロ田中

2012-02-19 05:16:32 | 映画
2/18(土)晴れ
快晴なれど寒波再到来で寒い。明け方に就寝するも久々に長時間眠り10:00起床。昼まではひたすら部屋の掃除。午後は近所のシネコンで邦画を鑑賞。本日初日。原作はコミックスだそうだか未読。実に、実にくだらない地方都市男子の邪な妄想やら駄目日常やらを描いた脱力コメディー。現代社会を反映?いやいや、その妄想のあまりに瑣末なゆえに大いに笑った。瑣末ではあるが普遍性はある。人気の主演男女優は相当なキラーキャストだと思ふ。特に松田翔太はハードロマンチッカーよりこちらの方が難役だったろう。資質もあろうが喜劇はセンスが求められる。残念ながら佐々木希は素材勝負の旬は過ぎましたな。回し蹴りにも迫力はない。芝居が上手いわけでもなく前途は多難。夕刻、愛犬をトリミングへ。小ざっぱりして申し分なし。
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タイム

2012-02-18 05:08:13 | 映画
2/17(金)曇り後霙
ようやく終末。予定していたイベントが急遽中止になったので、定刻退社して一旦帰宅。することもないので愛車で近所のシネコンまで。19:00開始の洋画を鑑賞。本日初日。アンドリュー・ニコルの新作。監督お得意の近未来ものである。バリバリのハードSFにしないところは持ち味であり、毎度の風刺もキチンと効いている。やや強引な展開も贔屓役者達のお陰で違和感なく観られて、やはり映画はスターがいないといけませんな。アマンダ・セイフライドなんぞ永遠の25歳がよく似合う。不老不死の倦怠や憂鬱は如何に。終映後、ガラガラのジムでひと泳ぎ。外は冷たい霙が舞う。
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痛み

2012-02-17 04:09:40 | 映画
2/16(木)曇り後霙
終日事務所で窓外の空模様も知らず。同僚が話題の煙草、千円のピースを購入、一本頂く。実は今年1月1日より思うところあり禁煙断行、現在も継続中。何のストレスも禁断症状もなく体調良好。わが40年近い喫煙歴は一体何だったのであろうか。驚いたことに久々の喫煙に何の感慨もなかったこと。身体的変化もなし。これで完全に縁が切れた、ということであろう。夕刻定刻退社して新宿で途中下車。シネアートで単館上映の韓国映画を鑑賞。公開2週目にも拘らず観客10名程度。打ち切り近いとみた。実績ある監督と俳優が組んだ恋愛映画であるが設定がいかにも嘘っぽい。大傑作・息もできないを意識した設定かと思うがトラウマとか難病を安直に使ってはいけないだろう。クライマックスの必然性もしかり。やや憮然として劇場を後にしてジムで憂さ晴らしのエクセサイズをして定刻帰宅。
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橋のない川(第一部・第二部)

2012-02-16 05:00:42 | 映画
2/15(水)曇り
先週に続き銀座で今井正特集を鑑賞。本日の2本立ては69年~70年にかけて製作された作品。社会主義リアリズムの巨匠と呼ばれる監督の面目躍如たる問題作。観客は高齢層・単身中心に10名前後。プリント状態よし。これをいまの10代20代の若者が観たらどう思うだろう。自身の初見(10代)時のような衝撃はあるのだろうか。数十年振りに再見して思うところ多し。差別を扱って、その描写はストレートであるが抑制も効いている。現在TVなどで還暦過ぎて枯れた演技をする新劇出身の役者陣が若い姿でスクリーンに映っている。終映後、銀座・日比谷・赤坂を経由して長い逍遥をして帰路に就く。
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プラス・マイナス・ゼロ

2012-02-15 01:44:40 | 日記
2/14(火)曇り時々雨
朝は曇天、昼間にひと降り、夕刻退社時には上がって寒さも幾分和らぐ。終日パソコンでネットサーフィン。電脳の彼方には色々な人がいます。趣味の映画、というジャンルだけで夥しい情報が交錯しているが本当に精読に値するものは少ない。夜は新宿で毎度のメンバーと一戦。浮いて沈んで最終的にはドローで平和に終わる。鼻がむずがゆい。そろそろ花粉の季節である。憂鬱。
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