Il film del sogno

現実逃避の夢日記

君が生きた証

2015-02-28 02:53:15 | 映画
2/27(金)晴れ
寝坊ができる直行でゆるゆると田町に10時。駅前のカフェでゆっくり朝刊を精読。苦境にあえぐ老舗機械メーカーの新規事業の計画をヒアリング。遊休地で水耕栽培ですと。起死回生のつもりであるならばリスクが高い。四半世紀前の我が経験を話す。午後は事務所で月末の雑用。定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテで曲者役者のウィリアム・H・メイシーの初監督作品を鑑賞。観客は20名前後。息子を失った中年オヤジの苦悩と再生のお話。抑制のきいたセリフと端正な語り口。魂の叫びのような楽曲が亡き我児への心情とシンクロする。メイシーはなかなかの才人である。ルーティンのジムでのエクセサイズを終えて帰宅。夜気にも春を感じる。
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子供は服着て生まれてこない

2015-02-27 01:38:36 | 日記
2/26(木)雨のち曇り
寒が戻って寒い雨降りの朝。午前中は雑用。午後は珍客の訪問を受ける。リスケユーザーの代表は波瀾万丈の経歴をもつ華僑である。無い袖は振れない、と開き直って債務返済を順延。細々と返済を続けて、この春完済予定とまずはめでたい。夕刻、出先から百貨店によって知人の出産祝いを調達。何の変哲もないコットンのプリントTシャツが一枚15,000円也である。どんな成金が買って行くのだろうか。狂っている。夜は連夜の勝負事。気のおけない同僚と5時間半の死闘で浮上せず。最終近い地下鉄に乗り帰宅。
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リーチ自摸ドラ六

2015-02-26 00:52:32 | 日記
2/25(水)曇り
昨日に続き曇天なれど暖かき。終日資料作りとその対応。昼食に中華。午後はフライング気味に退社して新宿のカフェで一服。蕎麦をたぐって腹を作り、夜は毎度の定例会。山あり谷あり、最後は渾身の倍満を自摸あがって面目を施す。帰宅すると知人から出産の内祝いが届ていた。深夜のかりんとうで空腹を慰める。
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ひと月分の居残り仕事

2015-02-25 01:04:51 | 日記
2/24(火)曇り
曇天なれど穏やかで温かきかな春近し。3連休明けの奉公先で終日事務仕事。合間にメールや電話で書類を送ったり引き合いがあったり。昼食にイカ墨を使ったブラック(カツ)カレーを食す。イカ墨に生臭さがスパイスを殺して美味くも何ともなし。これで1,000円は高い。食後に老舗煎餅屋で珈琲とおかきや甘納豆をつまむ。これで200円は安い。終業時間過ぎても作業終わらず久々に馬に食わせるほどの残業をする。集中力が続かず考えがまとまらぬ。些細な計算間違いやら能率上がらぬまま22:00過ぎに帰宅の途に就く。
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女神は二度微笑む

2015-02-24 02:14:39 | 映画
2/23(月)曇り一時雨
天候はすぐれぬが春一番を思わせ暖かさ。諸般の事情あり休暇を取得。9時過ぎに起床して愛犬一匹を残して渋谷へ出張る。ユーロスペースで一部で話題になっているインド映画を鑑賞。場内上品な老夫婦など中心に30名程度。東急沿線の典型的な富裕高齢層なのでありましょう。優雅な老後ですな。インド映画と云えば唄って踊って過剰演技に極彩色のイメージがあるが、年間1,200以上の製作本数は伊達ではない。しっとりした家庭劇や本作のような聖林も顔負けのクライム・サスペンスもある。わたくしのようなすれっからしは途中でラストが読めてしまったが、米国でリメイクも決まったそうでさもありなん。主演女優の美貌と熱演に二重丸。熱気を帯びる旧カルカッタでのロケーションやサウンド・トラックの良し。午後は池袋に戻り1時間の特殊ミッション。夕刻、予約した歯医者で欠けた前歯を治療。最新の治療法に感心。
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きっと、星のせいじゃない。

2015-02-23 01:00:14 | 映画
2/22(日)曇り一時雨
我が枕頭には愛犬あり。枕に鎮座して咳き込み苦しげな鳴き声で覚醒。我が仔の嘔吐でひと騒ぎ。ブランチを摂って昼からシネコンで米国映画を鑑賞。場内3割程度の入り。ベストセラー小説の原作あるそうな。古典的且つ普遍的なテーマである難病・悲恋ものである。まずはシナリオが実に良く出来ている。ダイアローグは宝石箱の如し。主演男女優が清冽でよろしい。この二人はブレイクするだろう。感傷に流れずユーモアもある。何より観るものに生きることの意義を教えてくれる。佳作なり。夕方まで愛犬の散歩、ジムでの遠泳と買い物。夜は風呂掃除に精を出す。
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アメリカンスナイパー/花とアリス殺人事件

2015-02-22 05:02:18 | 映画
2/21(土)晴れ
明け方まで昭和の歌謡曲などをパソコンで聴きそのまま意識混濁。気が付けば愛犬と布団に寝かされ午前終了。近所のシネコンでオスカー候補の話題作を鑑賞。公開初日の初回故か中高年層中心に場内満席。喜寿を過ぎても精力的に作品を発表し続けるイーストウッド監督作。孤独なスナイパーの生涯が淡々と描かれていた。戦争の虚しさや愛国心とは何かが胸に迫る。邪悪な争いは世界中に、また我々の心の中にさえ遍在する。ひとたび殺戮の応酬あれば、永遠に癒えない禍根が残る。人間と云うものは弱く愚かな存在である。愛犬の散歩と床山、ジムでの遠泳とスーパーでの買い物。前歯が欠けるアクシデントあり。深夜に隣町のシネコンで岩井俊二の新作を鑑賞。単身の男性ばかり10名程度。2004年に発表した実写版の前日譚。アニメでしか表現できない空気感。声優はほぼ全員実写版の配役通り。ミドルティーンの他愛のない日常描写、その瑞々しい感性に心地よく酔う。深夜に帰宅して実写版を再見。両作を見比べて改めて、その仕掛けや引用に感心した。そろそろ朝陽が差す。
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マッハ!無限大

2015-02-21 01:03:25 | 映画
2/20(金)晴れ
寝坊をして良い日の朝は危険である。枕元の目覚まし時計を見ると待ち合わせ時間まで45分。マッハで着替えと洗面をして駅まで走る走る。ジャストの到着するも帯同者は来ず。よくよく時計を確認すると1時間早かった。いやはや虚脱。カフェでじっくり新聞を読んで朝食。取引先でのプレゼンはまずまずの感触。昼食に明太子食べ放題がウリの新橋の定食屋。午後は新商品の企画会議。契約が上手く行くと手柄の取り合いか。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館でタイ映画を鑑賞。単身者中心に30名程度の入り。このシリーズも続いていたのですな。10年以上前の第1弾はなかなか刺激的でありました。筋立てはどうでもよろしい。アジアらしいごった煮のようばB級アイテム満載のアクションもの。ジャッキーのタイ版ですね。エンドロールまでそっくり。ジムで遠泳2キロ。更にサウナで汗を流して悠々帰宅。
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フォックスキャッチャー

2015-02-20 02:19:12 | 映画
2/19(木)晴れ
午前中、打ち合わせ、午後は資料作り。外出先から早めの直帰。池袋のシネ・リーブルで先週から公開の洋画を鑑賞。アカデミー5部門ノミネートにもかかわらず場内閑散。暗い題材と渋いキャストが災いしてこれは集客に苦労するだろう。だがしかし批評家受けするのが充分頷ける傑作である。緻密なシナリオ、重厚な演出、そして何より主要3男優の演技が素晴らしい。徐々に精神を病む富豪と兄への愛憎・葛藤に苦悩するレスラー。コメディ出身のスティーブ・カレルの鳥肌ものの怪演は特筆しておきたい。2時間15分、全く飽くことなくスクリーンを見上げた。早めの帰宅をして愛犬と遊ぶ。
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駄馬の先走り

2015-02-19 01:24:13 | 映画
2/18(水)雨時々霙
冷たき霙交じりの雨ぞ降る。午前中は資料作成。午後から立川の取引先へ補助金の案内。3~4年後には売り上げ倍増を目論んでいるそうな。その後、田端の兄弟会社へ顔を出す。そこで業務終了。駅隣のファミレスで帯同者と喫茶。相方は格安生ビールで景気づけ。夜は新宿で定例会。幸先の良いスタートを切るも、運も続かず後退。収支トントンで終局。各駅停車の地下鉄に揺られて帰宅。愛犬が独り留守番をしていた。
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リトル・フォレスト 冬・春

2015-02-18 01:55:13 | 映画
2/17(火)曇り後雨
朝から未処理会議で1時間。昼食に中華。午後は秋葉原の兄弟会社で新商品の販売動向ヒアリング。夕方からは役職者向けの勉強会。在庫型金融がどうたらこうたら。50億近い商談も今月中がヤマ場か。夜は新宿で途中下車。ピカデリーで先週末から公開の邦画を鑑賞。観客30名強と閑散。オヤジ率8割。主演女優目当てか。昨年夏公開の≪夏・秋≫編の続編。日記を紐解くと・・・【旬の女優を起用して長期ロケに挑んだ(であろう)ヒューマンドラマ。故郷の山村(東北・岩手)に帰り自然に囲まれ自給自足するヒロイン。ストーリーらしきものはないが、四季折々の美しさと素朴な食材を使用したシンプルな料理が素晴らしい。山奥にこんな美少女が野良仕事などしなかろうが、そこは映画である。まるでメルヘン。】全く同じ感想。芝居はヘタだが輝きのある主演女優を活かすには格好の題材。それにしても夕食抜きで観るには酷な作品である。
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日帰り三河出張

2015-02-17 02:27:31 | 日記
2/16(月)晴れ
平穏な週明け。昼前に外出。品川から新幹線に乗り込む。駅中のショップで豪華弁当を調達。ゆっくり咀嚼・嚥下して新聞を読んでうたた寝しているうちに名古屋到着。駅前のカフェで時間をつぶして15時迎えの車に乗り込んで刈谷へ向かう。商談3時間。専門外の話が9割。20時前ののぞみで帰京。車中は久世光彦のエロチックな短編集を読む。22時台には帰宅。坐りっぱなしであったのに疲労感あり。空間移動と云うのは何かしら体に負荷がかかるのでありましょう。
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味園ユニバース

2015-02-16 00:10:28 | 映画
2/15(日)晴れ
明け方就寝、8時起床。昨日同様朝食後に近所のシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。9時台の初回にも拘らず7割程度の入り。主演男優目当ての婦女子多し。超駄作『エイトレンジャー』で観ているはずなのだが、全く記憶になく関ジャニの渋谷すばる実質初見。山下敦弘作品に落胆したことはないので開巻10分で佳作の予感。これはヤクザ映画のフレームだな。昭和的場末感満載のバンドとライブハウス(元キャバレーらしい)。ダメダメな主人公の魂の叫びのような歌声が心に響く。二階堂ふみはオールラウンドでありますな。一旦帰宅して午睡、愛犬と散歩、茶店で読書、ジムで遠泳、スーパーで買い物などなど休日のルーティンが続く。それにしても北風強い。冬の断末魔か。夜はマーラーの交響曲1番『巨人』を聴いて過ごす。
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娚の一生 /悼む人

2015-02-15 03:32:21 | 映画
1/14(土)晴れ
8時起床。シネコンで本日初日の邦画を鑑賞。4割程度の入り。原作の少女コミックスは未読。九州・鹿児島を舞台にした恋愛モノだが、味付けはスクリュー・ボール・コメディ。ピンク出身の廣木隆一はすっかり売れっ子監督である。職人技がわかる綺麗な仕上がり。榮倉奈々は嫌いではないが少し色気が足りない。安藤サクラが相変わらず良い味を出していた。愛犬の散歩、ジムでエクセサイズ。深夜には再度隣町のシネコンに出向き、こちらも初日の邦画を鑑賞。観客5名。直木賞受賞作の原作は既読。堤幸彦も多作監督であるが、重たいテーマに真摯に取り組んでいた。本来こうした作家性のある作品に力を発揮するタイプだと思ふ。役者陣の熱演も光る。大竹しのぶと椎名桔平、井浦新の演技は特筆したい。酷なようだが石田ゆり子が少し弱いか。深夜の街道をかっ飛ばして帰宅。
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

2015-02-14 02:04:36 | 映画
2/13(金)晴れ
1年4ヶ月ぶりの健康診断を受ける。市ヶ谷の健保会館は意外や空いていた。バリウムと云う奴は何度飲んでも嫌なものである。9時前に始まり1時間強で無事終了。駅そばのファミレスでブランチを摂る。下剤が効いて腹はゴロゴロと唸りをあげる。午後は池袋へ出張り2年ぶりに巫女の宣託を伺る。芝居を齧りフェリーニが好きだと云う。映画の話で大いに盛り上がる。カフェで一服した後はサンシャインシネマでR-15の米国映画を鑑賞。場内若年層の女子グループやカップルで結構な混雑である。ベストセラー小説を英国の女流監督が綺麗に映像化。主演の男女優の脱ぎっぷりも潔し。テーマは恋愛と性のアンビバレント。かつての若者は日活ロマンポルノなどで学習したものであるが、邦家の貧乏臭さとは対極の豪勢なセットがメジャー作品らしく肝心の秘事描写も上品。全く期待していなかったが大変面白かった。ジムへ寄って遠泳とサウナ。寒風吹きすさぶなか定刻帰宅。
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