Il film del sogno

現実逃避の夢日記

黒い天使 Vol.2/DEAD OR ALIVE:犯罪者

2013-01-31 02:39:29 | 映画
1/30(水)晴れ
日常業務記載略。引越しが近いのでガイダンスあり。定刻退社して渋谷で途中下車。当てもなく映画館を渡り歩いてシネマヴェーラで邦画の二本立てを再鑑賞。特集は『暴力(ヴァイオレンス)の90年代』とのことで、本日の演目は1999年製作、石井・三池両監督の真骨頂の一本。観客は単身の男性過半で20名弱。天使シリーズは、陳腐なテンプレートなだけにヒロインが命。宝塚の大スターはいま観ても眉目秀麗。DOAの初見の興奮は今でも鮮明に覚えている。多作で鳴る監督の作品は出来不出来もあるが、これは初期の傑作だと思ふ。気温がグッと下がった渋谷の夜道を逍遥して定刻帰宅。若年のころ愛読していた作家が鬼籍に入った。旧作でも読み直そうか。合掌。
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ナイトピープル

2013-01-30 01:28:22 | 映画
1/29(火)晴れ時々曇り
昨日同様シコシコとプレゼン資料造り。夕刻、外回りからそのまま新宿で途中下車。三丁目のシネマートで単館上映の邦画を鑑賞。原作の逢坂剛の短編は未読。体裁はクライム・サスペンス。そこそこの役者(佐藤江梨子、北村一輝、杉本哲太)をそろえて序盤は良い感じだったのだが、お話が二転三転転がってアクションが入って、アレレとなる。ドンパチは2時間ドラマ以下。男女の絡みは味も素っ気もない。シナリオと演出が役者の熱演を台無しにしている。残念至極。夜は毎度の雀荘で毎度の決戦。勝機に乗れず忍の一字。隣の卓では80年代小劇場出身の中堅役者2名が対局していた。芸能ネタを話題にできないのは辛い。しかし還暦過ぎたあの二人、あたしゃ10代からファンでありました。鉄火場でなければ握手を求めておりました。戦績は+-ゼロ。早めに帰宅して愛犬と遊ぶ。
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さよならドビュッシー

2013-01-29 00:17:04 | 映画
1/28(月)雪後曇り
睡眠2時間で6時起床。愛犬を連れて散歩に出る。途中から雪が降り出す。出勤して終日デスクワーク。定刻退社して池袋で途中下車。シネ・リーブルでミステリー映画を鑑賞。公開間がないのに観客20名程度と閑散。大きな賞をとった原作あるそうだが未読。推理ファンではないが、序盤でトリックが判ってしまった。コーチ役はプロのピアニストだそうな。その割には・・・。主演女優の頑張りにもかかわらず間延びした演出に後半少し退屈する。さらには登場人物が饒舌すぎる。まっ大好きな月の光に免じて多少の粗は目をつぶろう。早めに終映したのでジムへ寄って2キロの遠泳。
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 /みなさん、さようなら

2013-01-28 02:13:30 | 映画
1/27(日)晴れ
快晴なれど風寒し。9時に愛犬に起こされる。部屋の隅に小便の跡。やられました。朝食後に散歩に出る。わが児に留守番をさせて近所のシネコンで行定勲の新作を鑑賞。原作は井上荒野の同盟小説。実績のある豪華女優陣競演。このキャスティングだけでも観ておいて損はなかった。この監督は職人技と作家性が共存して贔屓の一人である。やや小品の方が好みなのではあるが。ひとりの女を巡って各人のエピソードを重ね、無限地獄のような男女の愛欲・葛藤を浮かび上がらせようという趣向。おおむね女はしたたかで男はだらしない。機微を抉った科白と細部に拘った演出が良かった。デビュー時から注目して、なかなかブレイクしなかった野波麻帆嬢が一皮剥けましたな。帰宅して再度、愛犬と散歩。夕食後にこれも再度シネコンへ行き、中村義洋の新作を鑑賞。昨年は『ポテチ』という小品ながら佳作を撮って最近の活動は逞しい。この監督もシナリオも書けるし技巧派だと思ふ。原作は未読であるが、傷心少年の成長譚として実に良く出来ている。濱田岳はこれ以上ない適役。倉科カナも良かったが、何といっても波瑠が、昨年の『BUNGO』に続き大ヒット。女優は化けます。大満足して帰路に就く。
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ストロベリーナイト

2013-01-27 02:46:34 | 映画
1/26(土)晴れ
明け方就寝、9時起床。愛犬を連れて、わんこの学校へ。出先のショッピングモールでブランチを摂って併設のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。原作既読、珍しくドラマ(単発のスペシャル)も観ている。良くも悪くもCX製作らしい作品。豪華キャスト、ケレン満載の絵造り、西島英俊演じる部下キャラの膨らませ方などなかなかのもの。最近、横山秀夫の『64』を読んだせいか、自分の中でこうした警察モノのハードルが高くなっている。つまり出来過ぎの感あり。主演女優の美貌も浮いてましたなぁ。竹内結子、嫌いではないので悪く言いたくはないのだが。但し染谷将太に星献上。さらにカフェで読書して時間を潰し、わが児を拾って帰宅。少し気になったので夜のドラマも観てみる。こちらはスピンアウトのようなショートストーリー。原作の連作短編も既読。やはり感想は映画同様。綺麗に決まり過ぎている。但しこちらも脇役陣(特に小演劇出身の)の好演が光る。余勢を駆って同居の家人が録画していたNHKのドラマを鑑賞。これが実に面白かった。生々しいお話で連続モノらしいが映画でやってはもらえないだろうか。
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テッド

2013-01-27 02:12:13 | 映画
1/25(金)晴れ
あっと言う間の一週間。午前中は外回り、午後には来客一人。報告書を書いて、他にやることは山積しているが、まぁ週末である。定刻退社して池袋で途中下車。シネマ・ロサにて米国コメディを鑑賞。上映15分も前に着いたのに残席1だそうな。この劇場が満席になるなどとは露にも思わずびっくり。場内ティーンエイジャーのカップルグループで熱気満々。女子高校生のグループに挟まれての単身鑑賞は結構きつい。この作品のミソは奇跡のぬいぐるみが主人公と一緒に歳を重ねてゆくという設定である。可愛い容姿と毒舌とのギャップに呵呵大笑。ちなみに吹き替え版ゆえスピーディな会話は大いに楽しめた。惜しむらくはかの国のビジネス上のギャグやサブカルチャーが不案内なので奥深いシニカルな部分は解らない。きわどい人種差別ネタやジェンダー問題などが背景にあるのだろうが・・。しかしミラ・クルスは偉いね。ジムで2キロの遠泳をして心身リフレッシュして帰宅。
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デッド寿司

2013-01-25 02:08:21 | 映画
1/24(木)曇り時々晴れ
高級温泉旅館の豪華朝食を胃に収めて昼過ぎに帰京。都心の巨大メーカーで海外案件の打ち合わせ。夕刻、奉公先の事務所に戻り溜まったメールに返信やら何やら。不本意な残業をして新宿で途中下車。武蔵野館で井口昇の新作を鑑賞。そういえば5年前、北京オリンピックの開会日に、この異能な監督とはファーストコンタクトをした。以下、当時の記述。≪・・ロサ会館地下の劇場で米国資本で作られた邦家のスプラッタムービーを観賞。短館レイトでしかかかりようのないカルトな血飛沫映画であった。復讐に燃えるヒロインが繰り広げる陰惨な格闘。手足は飛び、胴体は弾丸でハチの巣、そして首までが宙を舞う。噴出される血糊はスプリンクラーの如し。ここまで徹底すればいっそ爽快なり。プロットも特殊効果も、そして役者も極めてB級である。しかし要所に煌めくカットやシーンがある。この監督は化けるかもしれない。・・≫実際化けて毎年新作が公開されている。この天真爛漫なオタク監督は映画がなかったら実社会で生きてゆくのが困難な人物だろう。今回も感想は全く同じ。悪ふざけは真剣にやらないといけない。宿屋の女将役の亜紗美嬢に星を献上。観客10名弱。確かに観客を選ぶ怪作なり。
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三度秘湯へ

2013-01-25 02:02:07 | 日記
1/23(水)曇り時々雪
・・・というのは飛騨高山の高所の天候。午前中の都心での3件の打ち合わせの後、特急あずさに乗って夕刻山中温泉旅館に到着。3回目ともなれば勝手もわかる。早目の夕食の後、某所集会にて説明会。過去2度のプレゼンと違い穏健な雰囲気で2時間半で疎らとはいえ拍手で閉会。宿に戻って露天に浸かり近所の割烹のカウンターで反省会。深夜2時まで雑談して就寝。やれやれ。
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東ベルリンから来た女

2013-01-23 01:48:23 | 映画
1/22(火)曇り時々晴れ
宿屋では昨夜から霙混じりの雪が降り続く。6時起床して入浴。7時半朝食。8時には宿屋を後にして帰京。3時には奉公先の事務所へ帰還。1時間ほどの残業をして渋谷で途中下車。文化村の映画館でドイツ映画を鑑賞。サービスデーだそうで8割の入り。東急沿線有産階級御用達の小屋ゆえお上品な客層。東西冷戦を背景にした諸作には佳作多し。著名なスパイ小説のタイトルをもじっているが、派手な間諜など出てこなくてもサスペンスは演出できる。ケレンのない正攻法な演出。渋い役者の眼光芝居に酔う。要所に出現する十字架や小説の小道具がヒロインの心象とリンクして巧い。もう少しヒロインに肉付きがあり、関係が深まる同僚医師がスマートであれば完璧なのでだが。カフェで読書をして深夜にこっそり帰宅。愛犬が気配だけで遠吠えをする。さすがわが児は鼻が効く。
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秘湯の里で密会/宴会

2013-01-23 01:35:53 | 日記
1/21(月)曇り
深い故あって今週は中部圏の山間部でお仕事あり。先週に続いてあずさで松本まで。レンタカーを調達して山へ分け入る。夕刻、集合場所の旅館に到着。まず現地視察をやっつけてゆっくり源泉かけ流しの大浴場で心身を清める。宿屋の主人が同郷。夜は某所にて隠密の集会。質疑応答に3時間。地域社会での共生やら人間関係の難しさを痛感する。一同ヘロヘロになって宿に戻って反省会を兼ねた大宴会。ブランド牛のしゃぶしゃぶやら串焼きなど首都圏で食べたら目が飛び出るご馳走を鱈腹頂戴する。深夜2時就寝。
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終日の惰眠

2013-01-21 01:25:51 | 日記
1/20(日)晴れ
明け方就寝、何度か覚醒するも布団から抜けられず。これは少し個人的な事情あり。夕刻、どうにか起床して、まずはジムへ出張って軽く遠泳。駅前のファミレスで食事とあとはひたすら読書。こんな日もある。
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東京家族

2013-01-20 04:41:28 | 映画
1/19(土)晴れ
夜明けに就寝。目が覚めたのは午後であった。ちょっと記憶にないほど長時間眠った。不快な気分で定番の食事をモソモソと摂る。愛犬と散歩を1時間。雪が残り脚は泥だらけとなる。ボール遊びをしたり一緒に居間で居眠りをしたり。点けっぱなしのTVから黒澤明のリメイクが放送されていた。開始10分で嫌な予感。30分過ぎて確信に変わる。これは相当に酷い。演出家も脚色したライターも名のある者なのにどうしたことか。変に凝った明るい照明、生活臭のない主人公の家庭内描写、ご都合主義の展開、華のないヒロイン、凄みのない悪役などなど。偏頭痛がしてきた。体調は悪かったが愛車に乗って近所のシネコンまで。午前0時上映の山田洋次の新作を鑑賞。観客は単身者ばかり3名のみ。これも名画のリメイクである。しかし、こちらは少し強引な部分もあるがキチンと現代に置き換えられてソツのない丁寧な造りである。さすが50年以上80本を超える作品を作り続けた松竹の看板監督。不思議なことに観始めると直に頭痛が収まり終映時には気分も前向きになった。キャストや科白などを新旧比較するのは楽しくもある。良き映画には鎮痛効果がある。帰宅は午前3時。
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渾身 KON-SHIN

2013-01-19 04:19:21 | 映画
1/18(金)曇り時々晴れ
信州松本の朝は寒い。6時に起床して、まず朝風呂に浸かる。朝食バイキングを摂って7時ジャストのチェックアウト。混雑している市街を抜けて奥飛騨を目指す。夥しい数のトンネルと緩やかな登山道を登って岐阜県に入る。9時半前に目的地到着。気温マイナス10度。2時間強の説明会の末席に座って議事をとる。蕎麦の昼食後に下山。15時前のあずさに乗り込み帰京。車中爆睡。夕刻、新宿着。ピカデリーで先週末公開の邦画を鑑賞。観客30名程度。ご当地映画を絵に描いたような甘いドラマ。それなりのキャスティングに風光明媚な景観。だがしかし、残念ながら心に響くものはなかった。何故だろう。使い古された安直な展開。主人公の葛藤に説得力がない。一番イラついたのは子役の使い方とワザとらしい科白。落胆して池袋へ移動。2時間の特殊ミッションを敢行、次いでカフェで読書をして深夜に帰宅。
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信州松本へ

2013-01-17 22:16:33 | 日記
1/17(木)雲り時々晴れ
詰まらぬ個人面談あり。毎度のことではあるが時間と労力の無駄なリ。午後、新宿からスーパーあずさに乗り込んで終点・松本まで約2時間半。居眠りと読書で窓外の景色を見る間もなく到着。雪の残る駅前はさすがに冷える。レンタカーを調達して宿にチェックイン。近所のラーメン屋で腹ごしらえ。赤味噌仕立ての結構なお味でありました。宿の最上階の大浴場(サウナ・露天風呂)で心身を沈める。どこにでもパソコンサービスあり。メールで業務連絡やらをチェックして早めに就寝。(する予定)明日も早い。

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池袋徘徊

2013-01-17 03:57:48 | 日記
1/16(水)曇り
冷戦続行。奉公先では終日事務処理。取引先からは恫喝を受けるなど今日は凶日か。帰路、繁華街をうろついて無為な時間を潰す。
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