中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

夕張市の財政破綻と国の借金

2009-03-30 10:03:47 | Weblog
昨日の地元紙に、財政の再建途上にある夕張市の様子が載っていた。
その道程の厳しい中で、国は更に人件費の抑制を要求しているとあった。既に職員の数を4割減とし、給与も自治体で最低ランクなのにも関わらずだ。
斜陽となった産炭地が、地域振興を借金塗れで実施した結果なのだが、国にも大きな責任がある筈だ、無いとは言わせない。

翻って、国の財政に目を向けると800兆円もの国債残高(借金)がある。財政の再建について、全く夕張に置き換えてみるのもどうだろうか?
国家公務員の数を4割減、給与も大幅ダウンして、15年で借金返済するというものだ。
但し、地方自治体には無い外交と最低限の国軍の分などは、別途熟慮する必要はあるが、、、

県境などや区界を跨ぐ部分はどうする?などは、単なる逃げの方法論だ。今だって、例えば村道もあるし、隣町の図書館だって利用出来るではないか! 知恵を絞れば良いことだ。

夕張に倣って、国の財政再建は「国家公務員の数を4割減、給与も大幅ダウン」からでは、如何なものだろうか?
4月1日ネタでは決して無い。






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サッチャー元英首相の財政再建

2009-03-29 09:44:29 | Weblog
友人から送られて来た資料の中に、「サッチャリズムから日本の経済復活のヒントを学ぶ」とした講演のスライド資料(多分?)のコピーが入っていた。

その中の消費税率に関して、サッチャーさんだったらとしてのゼロ課税対象の品目を挙げていたので紹介したい。
食費、教育費、医療費、食料品、新聞、書籍、医薬品、国内交通費、上下水道、住宅建設費、郵便、福祉、家庭用燃料、電気代など(国民の毎日の生活の基礎)とあった。その上で、5%から15%にアップする。というものである。

日本での場合、○△税調や△◇諮問委員会の御用識者集団が、官僚の筋書きに沿うので、ゼロ課税がこれだけあれば15%では足りないと宣ことは、想像に難くない。
至近では、ETCだって我々の知らない内に何とか機構と称する天下り先が出来ているし、高齢者を区別した時にも、広域連合何とかという健保組合の上部団体を作った位だ。陰で何をやっているかは、分かったものでは無い。

目的税と称しても、昨年の4月の騒動が良い例だ。今の官僚組織では、先は知れている。
ここは、政治家にしっかりして貰わなければならないのだが、それには先ず我々庶民がしっかりするよりも他に方法は無い。
国の金が回って来なくなる・・うんぬんは方法論であろう。先ずは100年の計の大義を夫々に考えようではない!

資料には、オバマ大統領の写真も載っていたので、たった今の、旬の講演資料であろう。




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続、ETC

2009-03-27 12:35:42 | Weblog
ETCの休日割引運用が明日から始まる。割引分は、旧公団時代からの埋蔵金から捻出するのでは無く、全て税負担のようだ。
そうだとすると、土日祝が休日で遊べる人と、平日が休日の人たちを差別していることになる。

高速道路の管理会社は、官を引きずってはいるが、一応は民間企業であり、コスト面からETC車載器の有無で利用者を差別したとしても、何がしかの説得力はあった。(あくまでも、何がしかだが)
しかし、車載器の有無と曜日の区別となれば話は別だ。税の下の不平等ではないか?

「率先して普及するために、いち早く官が取り入れた」筈の週休二日の制度だって、実践されているのは官と一部の大手であり、隔週での週休二日でさえ縁遠く働いている人達も多い。その上、土日祝と暦の通り休めて有給休暇を取得出来るのは、官と一部企業だけだ。

などと考えていると、一体この国は?と、外国のようにすら覚えて来る。情けない限りだ。
さておき、我が家には未だETC車載器は導入されていない。






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今回も、不法建築に端を発していた!

2009-03-24 08:50:49 | Weblog
老人ホームの火災で亡くなった方が多かった原因の一つに、蛸足的な不法建築も挙げられている。
ホテルであれ何であれ、この手の火災や事故が起きる度に思うのだが、法令の知識を有している工務店が、どうして不法建築をしているかと言うことだ。
頼まれたから・こちらも生活が掛かっているから・避難に問題があることは予見できなかった等々の、身勝手な弁解が聞こえて来る。
しかし、生きるためなら何をしても良いのであれは、世に犯罪などは存在しないことになる。

知識を有しない建築主から依頼された時に、法令の遵守も含めて助言するのが、技術者であり専門家であると考えるのだ。官民の全てが、今一度とは言わず、己の行動を見直したいものだ。
されど、今回起きた老人ホームの火災とそれに伴う事故は、例え、志があっても、一義的には運営側の責任ではある。

そう思いつつも、今回の事故の後、直ちに円卓会議を開いて行動に移った自治体は、幾つあるのだろうか?とは、取り越し苦労か?!





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専門馬鹿とまでは、言わないが、、

2009-03-23 12:14:08 | Weblog
群馬県での老人ホームの火災について、意見やらが飛び交っている。的外れもあるのだが、その中で特に気になったのは、テレビスタジオからの問いかけに対してして述べた、防災研究所々長の談話だ。

全体のトーンは技術論に終始していたのだが、それは立場としては正しいのだが、本質とかけ離れていた。
「・・防災関係者に対して、施設に立ち入って検査したり指示する権限を与え、規則違反があれば、直ちに施設の使用を停止させる・・・などしなければ同様の事故は無くならない」とするものだった。

確かに火災の予防や被害の縮小にはなろう。しかし、施設に入居していた老人はどうなる? 直ちに誰かが引き取ることが可能ならば、そもそも今回のケースの様な大きな事故は起きなかっであろう。家族も行政の窓口も分かってはいるのだが、直面する解決すべき問題の方が大きいのだ。

とかく、教育や福祉の行政に携わる担当者の姿勢に問題が多い事も事実だし、大いに反省点して欲しい、と言うよりは、怠慢は罰せられて然るべきだ。但し、一番大きい責任は、国にある。国を支えて来た老人を守れなかったのだから、、、

スプリンクラーがあれば、ドアの鍵が、宿直要員の数が・・・後出しジャンケンは、3才児の世界だ。
喫煙も問題となっているが、仮に火災の原因だったして、体の不自由な老人が、せめて1日数本のタバコを吸いたいとした時に、規則だからとあっさりと断れるものだろうか? 恐らく直球型の私でも、規則だからと簡単には断れまい。介護の担当者だけを責めてはいけない、と思う。

その一方で思うのだが、前期高齢者でもある非喫煙者としては、煙草飲み(方言?)に殺されたくは無い。
今や、喫煙者は社会から隔離されることもあり得る、とした運動が、必要な時期なのかも知れない。

それにしても不幸な今回の事故は、物事は何に因らず、点と立場だけで考えてはいけないとする、教訓でもあった。
不幸にして亡くなった方のご冥福を祈りたい。合掌!



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札幌にも黄砂がやって来た

2009-03-21 10:09:17 | Weblog
昨日は午前中に洗車した。屋根や窓枠がやたらと細かい塵で白くなっていたし、車体の側面は、融雪剤のハネたものがへばりいていたからだった。その後、夕方になってから小雪が名残雪のように薄っすらと舞った。

今朝、陽が上ってから車を見ると、白く細かい塵が付いていた。やはり黄砂だった。
札幌にも、九州ほどでは無いのだろうが黄砂は毎年やって来る。すなわち、大陸の工場から排出された炭素系、硫黄系の汚染物質も降っていると言うことだ。
その上で、地理的に見れば、偏西風の直接的な影響下にあるのは、朝鮮半島と日本である。(永くない時間軸ではだが)
問題となる汚染物質の発生源の中国と言えば、ある時は大国であり、ある時は発展途上国を主張しているが、少なくても、現時点では、世界の大工場でもある。すなわち、日本は被害者でもあり、何がしかの加害者でもあるのだ。

そして、我が家と縁のある大型スーパーに並ぶ商品には、中国以外の国の製品が確実に増えて来ている。黄砂は見えるので分かり易いが、直接的には見えない環境汚染の発生源となる国や地域が拡がっていると言うことでもある。

たった今の札幌にとっては、たかが黄砂なのかも知れないが、されど黄砂なのである。
外交や経済に、100年の計が望まれる。無理やり奪われた香港は、99年を経て中国に返還されたではないか!


水戸黄門さま
百貨店の斜陽は、やはり全国的なのですね。15年前に道東の釧路市に1年半ほど住んだ事があるのですが、この時でも老舗デパートのフロアの半分以上は空いていました。

当時から既に始まっていた、購買欲の旺盛な若い世帯の住む郊外と、高齢化?の進んだ市街地との格差の他に、今では賃金格差も加わって、商いには大変な時代ですね。
そう言えば昨日の地元新聞に、日本の超大型スーパーの反省の弁が、全面広告として載っていました。もっと、消費者を向くとして。









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デパートの売り上げ統計

2009-03-18 08:35:21 | Weblog
今朝の地元テレビで、都内の老舗デパートの支店がクローズするとしたニュースが流れた。
北海道でも、かっては道内に6店舗を有していた老舗デパートの倒産(早い話が)が報じられており、本州の大手2社(多分?)が再建に絡んで手を挙げている。
子供の頃の我が家には、この「○○さん」と、さん付けで呼ぶデパートのお通い帖もあった。

そのデパート業界の売り上げなのだが、経産省の統計部にいた友人は、在籍していた10年間に右肩上がりの数字は見ていないと言う。退職してから5年程にもなるので、現在から推して少なくても15年以上は・・・と読み変える事も出来る。

かく言う我が家では、殆どデパートとは縁が無い。カード時代でもあり、カードこそ家人は持っているが何を買っているのだろうか?
洋服の類もスマートとは到底縁の無い体型に合う物は置いていないと言う。勿論、手頃な価格での意味ではあろうが、、、
・・・などと考え合わせてみると、現在のデパートの不振は、統計を活用しなかった経営者の怠慢と言えよう。

たまさか、母親に連れ立って(荷物持ち)出かけた時に見とれた、半自動でお菓子を製造実演するコーナーや、玩具売り場(ガラガラの類だけでは無い、科学玩具もあった)など、かってのデパートには、少年にとってもその時代なりの夢があったように思うのだ。

通り過ぎた?高度成長は、例え、白物家電が充実した現実があっても、実は消費者にとって失ったことや物の方が多かったと思いつつ、では、どんなデパートとなれば足を延ばすかと、想像を巡らすのだが思い付かない。










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続ETC

2009-03-16 10:47:47 | Weblog
今日は平日だし、、と。朝1番でETCを取り付けようとして出掛けたのだが、お店へ行ってみると既に二口待ちの状態で、話を聞いて貰うまで20分を要した。

やっと自分の番が来たのだが、「補助金(助成金)やらの申請書は無くなった。届いても補助金を貰えるかは分からないとのこと」。そこで補助金は不要とし、希望するETC車載器を指定したところ、品切れであり入荷の予定は分からないとのこと。
すなわち、補助金無しの上に、気に入らない車載器を半日を要して取り付ける事となる。当然だが、断念した。

申請書数は、予算に見合った分を配布し、ETC車載器の製造メーカーも、見合った数の増産であったのだろう。
ま、冷静に考えれば分かる事ではあったのだ。
出掛けたついでに、カーショップへも立ち寄ったが、売り切れの垂れ幕が出ていた。

帰宅しから家人に笑われたのだが、前回も1日掛かりで取り付ける根性も無かったのだし、我が家の車は永久にETCと縁が無いのかも知れない。
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木炭系の融雪促進剤を撒いた

2009-03-15 11:44:47 | Weblog
昨日は、強風が吹いて荒れた天気だったが、今日は薄日が射している。そこで、使わせて頂いているミニ家庭菜園に融雪促進剤を撒いた。初めて経験する作業である。
隣地に家が建ったので、残雪の様子が例年と異なっていたからなのだが、目的の半分は、土地改良?でもあるので、効能書きと品質を選び農協系の物を使用したのだが、、、。

かって、DIYの店で求めた園芸用の黒土で苦い目にあったこともあって、素直に効能書きを信用はしないのだが、割り切らなければ精神衛生に良くない。情けない世の中ではあるが、致し方が無い。

その家庭菜園だが、流行でもあるので書店には薀蓄本が数多並んでいて、私も立ち読みやら求めたりして知識を何がしか積んだのだが、そこで得た知識のために、逆に問題が増えた。花や作物を育てることは大変な作業となるのだ。
近くにトマトがあれば、じゃがいもには拙いらしいし、などと、あれこれ考えると植えるものは豆くらいとなってしまう。
不耕起栽培にも憧れるのだが、雑草刈りの代わりに借用している土地なので、そうは問屋が卸さない。

なまじっかの知識を得たために悩み?が増えてしまった。やはり今年も、お師匠の「○○植えなさーい」の声で作業を始めるかどうか、たかが10数㎡のミニ菜園なのだが、逡巡している。技術屋の性かもしれないが、、、


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北朝鮮の人工衛星発射計画

2009-03-14 12:08:48 | Weblog
家人曰く「何で人工衛星を打ち上げるのさ?」と、珍しく国際問題の会話があった。
「識者と言われている人は、振り向いて欲しいからと言ってるね」
「そう、デパートでひっくり返ってるあれなんだ」などと続き、ミサイルor人工衛星の違いまで膨らんだ。

ま、結局は打ち上げるのだろうが、ビーコン電波が果たして聞こえるのだろうか?
縦しんばビーコン電波が聞こえないとされた場合は、「ロケットの発射には成功して、予定された軌道に載ったが、衛星の切り離し(ロケットからの分離)に失敗した」と、オバサンかお兄さんがコメントして放送するだろう。
ビーコンが聞こえなくても、多分、軌道に載ったとするのだろうが、どうやって確認するのだろうとは、敢えて言わない。日本の官僚答弁も似たものだから、、、

などと、素人の下世話な会話ではあるが、ロケットが上空を飛来することは愉快では無い。日本などは、コースとなる漁場の漁期にも配慮して実験しているのだ。

北朝鮮で言えば、世代交代するならば市民の生活は改善されるのだろうか?世代交代は、かく言う我々の足元の問題でもあるが。
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