先日のこと、厚労省の関係機関から2010年比とした、2040年の予測人口統計が出された。
新聞に載った記事からだが、北海道は、550.6万人から419.0万人と76.1%にと減少し、現在は独り勝ち?している札幌市も、191.3万人から171.1万人へと、89.4%に減少していた。
新聞に載った表をパツと見すると、減少率の低い市町村は内陸部に多い・・・と、言うよりも、農業・畜産が基幹産業の市町村となっている。市勢や町勢要覧で再点検した訳では無いがその筈である。それらの市町村は、旭川市や帯広市のいわゆるドーナッツ衛星都市でもある。
頑張っている漁業の町もオホーツク海沿岸にあるにはあったが、北海道全体の減少率をわずかに上回っている程度であり、中世から開けた道南や道北にかけての日本海側は、良くて60%であり殆どが40%台となっていた。
要するに、基幹となる農・漁業とした一次産業の有無と、それを繋ぐ若さと後継者の存在なのだ!
企業に30年の寿命があったとしても、人の命は遥かに長いし、今更ではあるが、食は命を繋ぐ根幹である。
何を言いたいか? 北海道の農業が壊滅する、、、そう、このことは、TPPの渦中の食糧基地でもある北海道の未来でもあろう。
そして、統計の載った新聞の1面も2面にも、TPPと絡めた解説記事は載っていなかったし、時を二日間置いた今日までも載っていない。当日の、少子化うんぬん、、、が、唯一つの解説だった。
道民・読者からは、社会部でも経済部でもない。単に、地元新聞なのだが、担当部局が異なるのだろうきっと、、、
比較すると言うか、ベースとなる2010年には当然TPPの問題は無い。従って、2040年に中身の決まっていないTPPを絡ますことは出来ないし、統計の手法としては拙い、、、
しかし、統計は何のためにあるのか、何のために統計を取るのか、、、未来に繋げて未来を生きるために行うのではないか!
そうだとすれば、そこをしっかりと書いて問題提起をするのが、地元新聞であり自らも生きている記者の目線であると思うのだ。
統計そのものは単なる数字に違い無いが、命をを与えるのは人間なのだから、、、
歯がゆくてならない、、、
因みに、泊原発立地の4か町村は、23,884人から13,804人と、57.8%に減じる。
疲弊から脱出すべく、偏った税の恩恵を受けていることの虚しさを感じているのだろうか?、、、
原発のお蔭で温泉券と弁当を貰ったし、2040年には私はもう生きていないから、、、では、明治やそのずっと前に村を拓いた先駆者達が、草葉の陰で決して穏やかではあるまい、、、と、思うのだ。
今日は晴れ時々曇り、我が家の前は、歩道の雪がようやく消えた。それも、ここ数日凍結した路面の氷割を続けた結果ではある、、、そして夕方には、残っている雪の間からクロッカスを見つけた。何だか嬉しい、、、
新聞に載った記事からだが、北海道は、550.6万人から419.0万人と76.1%にと減少し、現在は独り勝ち?している札幌市も、191.3万人から171.1万人へと、89.4%に減少していた。
新聞に載った表をパツと見すると、減少率の低い市町村は内陸部に多い・・・と、言うよりも、農業・畜産が基幹産業の市町村となっている。市勢や町勢要覧で再点検した訳では無いがその筈である。それらの市町村は、旭川市や帯広市のいわゆるドーナッツ衛星都市でもある。
頑張っている漁業の町もオホーツク海沿岸にあるにはあったが、北海道全体の減少率をわずかに上回っている程度であり、中世から開けた道南や道北にかけての日本海側は、良くて60%であり殆どが40%台となっていた。
要するに、基幹となる農・漁業とした一次産業の有無と、それを繋ぐ若さと後継者の存在なのだ!
企業に30年の寿命があったとしても、人の命は遥かに長いし、今更ではあるが、食は命を繋ぐ根幹である。
何を言いたいか? 北海道の農業が壊滅する、、、そう、このことは、TPPの渦中の食糧基地でもある北海道の未来でもあろう。
そして、統計の載った新聞の1面も2面にも、TPPと絡めた解説記事は載っていなかったし、時を二日間置いた今日までも載っていない。当日の、少子化うんぬん、、、が、唯一つの解説だった。
道民・読者からは、社会部でも経済部でもない。単に、地元新聞なのだが、担当部局が異なるのだろうきっと、、、
比較すると言うか、ベースとなる2010年には当然TPPの問題は無い。従って、2040年に中身の決まっていないTPPを絡ますことは出来ないし、統計の手法としては拙い、、、
しかし、統計は何のためにあるのか、何のために統計を取るのか、、、未来に繋げて未来を生きるために行うのではないか!
そうだとすれば、そこをしっかりと書いて問題提起をするのが、地元新聞であり自らも生きている記者の目線であると思うのだ。
統計そのものは単なる数字に違い無いが、命をを与えるのは人間なのだから、、、
歯がゆくてならない、、、
因みに、泊原発立地の4か町村は、23,884人から13,804人と、57.8%に減じる。
疲弊から脱出すべく、偏った税の恩恵を受けていることの虚しさを感じているのだろうか?、、、
原発のお蔭で温泉券と弁当を貰ったし、2040年には私はもう生きていないから、、、では、明治やそのずっと前に村を拓いた先駆者達が、草葉の陰で決して穏やかではあるまい、、、と、思うのだ。
今日は晴れ時々曇り、我が家の前は、歩道の雪がようやく消えた。それも、ここ数日凍結した路面の氷割を続けた結果ではある、、、そして夕方には、残っている雪の間からクロッカスを見つけた。何だか嬉しい、、、