中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

ついつい数えてしまう朝顔と、、、

2011-07-29 16:24:52 | Weblog
今朝の朝顔の開花は18輪、昨日は23輪だった。26日から始まった子等のラジオ体操に参加する前に、数を数えているのだが、朝は咲いている物を、夕方には明日咲きそうな蕾を見つけると、ついつい数えている・・・このことはある種の刷り込みかも知れない。
健気に咲いているその朝顔は、植え付けた物ではない。種子が飛んで来て電話柱の根元に居付いた?ものである。
体操の後は、ミニ菜園に出掛けてトマトやかぼちゃの様子を見て、程よい長さの胡瓜を収穫して来た。穏やかな毎日だから出来るのであって、原発による放射能汚染地域の皆さんは、どんな気持ちだろうか?


朝刊に、原発再開についての学者先生の、賛否夫々の立場からの主張が載っていた。そのなかで、チヨイとと言うよりも、大いに気になったのは、原子炉学者の”哲学”無き考え方だった。もっとも、そのことが彼の哲学なのかも知れないが、、、

私には、「どうやっても壊れることがある」と分かっていても「それでも使いたい」とする心根が、理解出来ない。そして、若い時に読んだ「科学は人類を滅ぼす」とした書と、オーバーラップしてしまった。

朝目覚めて、外の空気を思いっきり吸う。野や畑で花摘んだり作物を収穫する。原発の存在が、こんな日常と相反すると、はっきりしたのに、、、

原発の事故は、最早「少数派?の予見では無くなく、目の前の現実」なのだ!
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地デジのこと

2011-07-26 08:24:36 | Weblog
アナログテレビは幕を閉じた。そして道内の新聞には、スポット的難視聴として「小樽市銭函」の一部が報じられていた。その辺りは、海遊びに興じていた頃の場所に近いので、地形のイメージはある。確かに南面に崖を背負い、JRの線路脇にある家・・地区である。

受信が可能かどうかは、何と言っても現地調査に限るし、そしてその調査も既に終えているのだろうが、この調査するにもコツと言うかポイントがある。
当然だが、現地入りする前に地形やなどを調べ、シィミュレーションしてから出掛けているだろう。その上での、然るべき機関からの発表だろうから、その通りなのかも知れない、、、。

しかし、兎角、事前の準備で・・机上で・・困難と出れば、どうしても「どうせダメなんだ」との、先入観で調査をしがちとなる傾向が強い。そこが、結構「大穴」となる例も少なくない。
物事を、ダメの方向性で見るか、何とかしてやろう(何とかする手立ては、無いのか?)とする方向性で見るかで、結果が大いに変わって来ることもあるのだ。

先ず、今まで年間を通してUHFチャンネルのアナログテレビ視聴が可能だった家では、その殆どがデジタルテレビを視聴出来ると言っても過言では無い。勿論、若干のツールが必要となるケースもあるだろう。但し、共同受信の場合は、ケースが多過ぎるので、ざっくりとは言えないが、、、

そこで、余計なお世話だが、チヨイとシィミュレーションをしてみた。
確かに、送信所が見通し外であり、遮蔽損失も大きいが、受信機に対する地デジ故のマージンも含めて、受信アンテナの高さと位置をコマメに調整すれば、「視聴が可能な電波の強さ」を得ることが出来そうだとなった。
もっとも、誰がコストを背負って対応するのかという、最大の課題は残る、、、

但し、今までもUHFアナログテレビが、どうやっても受信出来なかった、或いは砂嵐状態だったとすれば、視聴を可能とする「現実的な方法」が見つからない可能性も、確かに残りはする。

何れにしろ、関係の機関による調査が、地デジの標準受信地上高10mで測定し、「あっ、電波が弱いですね!」で、終わっていないことを祈りたい、、、
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心の事・・・思いやりとは?

2011-07-25 09:28:25 | Weblog
よく見かける風景ではあるが、例えば、タクシーが、地下鉄への出入り口付近で並列駐車し、客待ちしている。降雪期などは、特に道幅が狭くなっているので迷惑この上ない。
東北の高速自動車道のインターチェンジ付近の一般道では、無料化を悪用する大型トラックの通行で困惑していると伝えられている。

こんな時に、必ず出て来るのが「運転手さんの生活も懸かっているので、禁止するだけでは根本的な解決には・・・」と、「清く正しい、優しい?」意見である。部分的には、その通りであろう。しかし、ルール違反には変わりはない。

あるいは、こんなこともちょくちよく報じられている。刃物を持って、深夜他人の家に忍び込み、「殺意は無かった。抵抗したから刺した」等々。残念ながら日常茶飯の感すらするが、冗談では無い。世の中、もっと単純にして「悪いことは、理由の如何に限らず、悪い」と、すべきであろう。

一方で、「腹が減ったから盗んだ」「失業しているので、ついつい・・・」一方的に惚れた挙句に「振り向いてくれないから刺した」、これらは決して緊急避難では無いし、全て立派?な犯罪として立件されている。

確かに、心の病みや闇は、他人には分からない。しかし大事なことは、多くの人々は心静かに暮らしたいと思っているだろうし、それを阻害される理由は、何処にも全く無いのだが、兎角、静かに暮らしたい人々の人権が蔑ろにされている感が強い。

このたびの震災で同じ様に被災しても、すでに立ち上がりつつある人と、立ち上がりに躊躇している人とは、報道機関等の質問に対する答えが、まるで異なっていて色々と感じさせてくれる。このことは、わが身に置き換えて心したいと、肝に銘じているが、、、


兎角、群れたがるくせに、個を主張する時代でもある。問われるのは心の教育だが、誰がどの様にして成すべきなのか?
今日は曇りの予報であったが、今のところ晴れて暑い。


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復元された北前船の見学をして来た

2011-07-23 16:40:14 | Weblog
リーフレットには、「日本唯一、自走可能な復元北前船」と、載っていた。スタッフは、ボランティアであるとは、片表・・副航海長の弁である。

二航海もすれば、船主が潤うだけでは無しに、船頭の家も蔵が建つと言われていた、日本海航路の北前船である。明治の中頃から、次第に汽船に地位を奪われたが、徳川時代の物流の大動脈でもあった。そして、徳川時代の終わり頃の19世紀初頭に、北太平洋の千島航路を高田屋嘉兵衛が開いたが、どちらの航路も、今で言う「ハイリスク、ハイリターン」と、「男のロマン」の世界でもあったのだろう。
その航海は、過酷なものであった想像に難くは無いが、それでも、何やらときめくのだ、、、

この後、みちのく丸は、小樽から一路南下して鳥取の境港に今月の末に到着予定であり、その後は北前船所縁の地に寄港しながら北上する回航となると、リーフレットにあった。
片表(かたおもて)に、北上する1スパンでも同乗することは可能か尋ねてみたが、適わなかった。残念!

船内見学のため待ち時間が、一時間半もあったが、ピーカーのお天気でも無くそれなりの風が吹いていたので、逆にのんびりと出来たのかも知れない。ただ、係留されていた「築港臨海公園」で、「潮の香」がしなかったのが??ではある、、、

追記
自走とは、帆走の意である。友人から、確認するメールがあったので、、、
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JR北海道の緊急時手引き

2011-07-22 10:09:02 | Weblog
今朝の朝刊に、JR北海道の緊急時手引き(案)が載っていた。

改めることは良いことだが、記事全体を読むと、それにしてもまぁ! 旧国鉄の縦割り系統が如何に尾を引いていたのか?と、改めて痛感させられる。乗客よりも、とかく権利ばかりを主張していた組合員に眼を向いていたことが、良く分かると言うものだ。
その一方で、JR全体で言えば ”世界に冠たる技術”も有している素晴らしい組織なのに、、、

JRから逸れるが、今朝の新聞の見出し・・・各紙にも載っているだろうが、、、
「生涯被ばく量 なし崩しの基準緩和」
「核燃サイクル 反対の担当官僚 左遷、、、、=露呈した矛盾= 」
などと、賑やかだ。

夫々ケースは異なっているが、根っ子の所は同じなのだろうと、どうにも、そこへ辿り着いてしまう、、、


さておき、こちらはマイカーよりもJRにシフトしつつあるのだ・・年齢加算故ではあるが・・くれぐれも安全第一での運行を願いたい。
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口先と根っ子の力

2011-07-21 08:27:02 | Weblog
友人から、JRの事故に関連しての質問がメールで届いた。これは、6月27日の粗稿だが、アップすることにした。

多発したJR北海道の列車事故に関係して、JRの持つ本質的なマイナス面に加えて、「大量に退職し始めた団塊世代との引継ぎが不十分」「現場を知らない人間が、規則やマニュアルを作っている、、、」そんな記事が載っていた。
どっちにどう転んだって、責任転嫁なのだが、、、ネガティブなお手本は、「刑事物のドラマ」を見るまでも無いことであろう。

何でもかんでも細分化されてしまった学問の世界、「大学の先生の言うことだから、、、」が、殆ど「死語」となっている現実。先日の某テレビで放送されていた実験型クイズ番組は・・・高偏差値大学の学生と先生が四苦八苦していて面白かった。今や「教養学部、教養学科」が、存在する時代でもある。

かって、「このままでは、あーどうした、どうした!と盆踊り状態となり、遠隔監視・制御装置の前で、社員が固まってしまう・・・従って、・・・」と、技術系のトップに進言して顰蹙を買ったことがある。組織が、「口だけ男」となってしまう懸念からの進言の積りだった。

料理番組で、「牛蒡と人参は、泥を洗い落としてから、切りましょう」
天気予報では、傘は良いとしても「長袖だ、日焼け対策だ、洗濯日和だ、、、」と、アドバイスがある。
確かに情報ではあるが、そんな時代になってしまった、、、

自ら考えることが必要となる物作りこそが、根っ子の所で総合的な力が要求される。手先を使う仕事や、物を作ることが尊いとした教育へのシフトも、復興に向けての課題でもあろう。

マニュアル待ちに加えて、目先より見えない口だけ男(女)ばかりでは、これからの日本どうなる!



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人は一度より死なない

2011-07-20 10:33:41 | Weblog
学問的では無いのだが、現実的な例を・・・

現役時代のことだが、私の担当で装置の更新をしたことがある。この設備を運用開始して間もなく、1号系から2号系へ切り替わらない故障が発生した。朝のルーチンワークとしてのテスト時のことであり、大事には至らなかったが、設計担当者としては穏やかでは無い。
当番者は、同様の切り替え操作を操作を繰り返して、「その後、再現しません。誤動作ですね!」 オイオイ!
そして、その再現テストも何回繰り返すと良いのか? これが問題なのである。

事前のメーカーの説明によれば、10万回に1回程度の故障発生と聞いたので、採用した部品でもある。装置全体の期待寿命を仮に20年としても(メーカーの希望は、もっと短い)、殆どがルーチンワークでのテスト切り替えとなる筈だから、操作回数はせいぜい数千回の動作となるので、単純には一桁かそれ以上も信頼性が高いことになる。
それが、その後に行った私の試験時に再度発生してしまったのだ。当然、代替品を送らせて交換したが、再び発生してしまった、、、。

メーカーの営業とのやり取りは割愛するが、部品はアメリカ製の密封されたブラックボックスであり、装置メーカーの技術者も、輸入した部品でもあるので困惑頻りであった。こちらとしては、困惑されても大いに困るのだが、、、
しょうがないので、私はテスト回路を作って頻度の試験を実施したのだが、メーカーの営業担当の面前で再現したのを最後にして、動作不良は、ピタッと発生しなくなってしまった。延べ2000回程度もやっただろうか?

そして、頻度試験のレポートをまとめた後、人質と称して20数万円もする同一部品を、装置本体を更新するまで無償で借用することとした。(明らかな原因報告があり、根本的な対策が講じられまでの意でもある)

兎角、10万回に1回の発生などとした数値は、随分と先の様に錯覚するが、9万9千9百9十9回の次に、初めて発生することでは、決して無い。運悪く一回目に発生するかも知れないし、繰り返し発生するかも知れないのだ。

学者先生に叱られるが、「信頼性工学」「確率」なる学問は、その扱いが微妙なのである。
そして、肝心なことは、人は一度より死なない。 このことに尽きる。


北海道は、今のところ少し蒸してはいるが晴れている。今日は、早起きして仕事以外のルーチンワークをこなした。さてと、涼しい内に外回りに出掛けることにしよう。
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あのカイくんの息子に会って来た

2011-07-19 12:01:04 | Weblog
昨日の18日、室蘭に所要があったので、久し振りに遠出をした。洞爺湖を横目で眺めつつ室蘭へ、所要を済ませた後は太平洋岸を走り、途中の白老(しらおい)にある「アイヌ民族博物館」・・ポロトコタンにある・・に立ち寄って、しばしの休憩を取った。此処に、TV-CMでお馴染みの”カイくん”の息子である、”空(そら)”が居た。お父さんとそっくりであり、同じように伏し目がちの、、、

ポロトコタンは、十数年ぶりの訪問となる。中国からの団体のお客さんが、全体の半分くらい居た。ショーの出し物の前には、添乗員さん?の簡単な通訳があったので、それなりに理解は深まったであろう。写真は、一連のショーの〆となっている踊りの1カット。

スタッフによる一つ一つの説明が、「これは、・・・の踊りです・・」程度では物足りない。踊り手の何人かは、”ふくろう”を模しているとか、北海道も〇△地方の独特の踊りであるとか、もう一つ説明が欲しかった。
比較が異なるが、青森のいわゆる”ねぶた”だって、青森、弘前、五所川原で、大いに異なっている。ポロトコタンについて、「大きな湖の傍らにある集落の意」と、解説していた位でもある。ショーについても、どうだろうか?
私は、決して芸術や大上段に振りかざした文化を要求してはいないのであるが、、、、

もう一つ言えば、入館料の750円は割高と感じた。勿論、維持管理費との兼ね合いもあろうが、リピーターを呼び込むためにも、ひと工夫が欲しい。観光スレも困るが、、、

ポロ ;大きな。 ト;湖・沼。 コタン;町・村。
白 老;シラウ・オ・イ  「あぶ・多い・ところ」
札 幌;サッ・ポロ・ペッ 「乾く・大きな・川」     ・・・以上は、リーフレットから。
     サラ・ポロ・ペッ  「そのヨシ原が・広大な・川」  ・・・アイヌ語地名リスト(平成13年3月)
                                   (財)アイヌ文化振興・研究推進機構 
ショーの開演時間
09:15~毎時に公演して、16:15が終演。

さておき、ポロトコタンはゆったりとした静かな環境にあります。お子の夏休み、是非ともお出で下さい。
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毎日、毎日・・・こうも、まぁ

2011-07-19 00:03:14 | Weblog
牛の耳に付けられた、色いタグに象徴されるトレーサビリティが、それなりに機能していた様だ。汚染牛の掌握は、その成果の一つでもある。とは言え、万全では無い。数年前には、そのタグを破壊して偽装を企てた奴も居たのだから、、、

その前提で肉牛の汚染を眺めると、さもありなんと得心するよりも、「やっぱり」となることも悲しい。
通達の曖昧さもあるが、一部の畜産農家がマニユアル社会にどっぷりと浸かっていたことだ。人間が葉物やグランドの放射能汚染に一喜一憂している時、家族同様に愛していたはずの、牛の食糧にその思いが回って無いのだから、、、まさか?は、書けない。

そして、今度の肉牛汚染騒動で分かったこと、
解体された肉が、消費者の口に入るまでに、いかに多くの流通機構を通り、そして転がし的に全国に流れていた実態。
稲わらまでも、県を超えて流通している実態。
酪農もまた、大規模化のリスク分散が困難だったこと。

さておき、今度は何が出て来るのだろうか? 溜め息は別にして、、、

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矛と盾?

2011-07-17 10:41:38 | Weblog
例えば、放射能汚染された食品(人体もだが)について
専門家は、「年間??の量まで許されるから、この位の量ならば1年間食べ続けても安全だろう」と説明する。きっとそうなのだろう。但し、”年間”としていることは、放射能の積算量が問題となることを意味している。しかも、許容される上限値としてだ。
そして、我々が食するのは、ホウレンソウや牛肉だけでは無い。日常的に食している他の食品や、水、そして汚染された大気も含めて合算された数値はどうなのだろうか? 私は、夫々の許容量の上限で合算した日常の生活に於ける積算量の値を知りたい。

積算量が問題なのに、追認で周知されているのは、単品での説明だけだ。そして、肝心の上限値は「とかく然したる根拠とは別に設定され、或いは変更もされる」ことが、常でもある。


原発は安全であるとの神話
13ケ月に1度、数か月かけて自主検査している様子だ。
念のために検査をしているから安全なのか? はたまた、1年間運用すると重篤な危険が予測(或いは、危険を避ける)されるから、検査が必要なのか? 要するに、原子炉が制御不能に陥る可能性のある、消耗部品があるということではないのか?
すなわち、どちらにしろ安全とは言い難い。


いち早く、80km圏に在住している自国民に対して退去勧告を出した国があった筈だ。その一方で、4ケ月以上も経った今でも、60km離れた県内で起きた放射能汚染で右往左往している、我が日本!


昨日の午後から夜半にかけて、時代物の新刊文庫本と刑事物の文庫本を、一気に読んでしまった。ぐちゃぐちやとしていても、正義のあることが救いでついつい読んでしまう、、、今日も眼が渋い。
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