中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

分かってはいるのだが

2007-12-31 12:45:27 | Weblog
数日前に、市役所から赤紙が届いた。介護保険被保険者証である。分かってはいるし、加齢は避けようが無いのだが、名実ともに老人に分類されてしまったことは、複雑な思いである。
老人の特典として、美術館・博物館の入場料が半額或いは、割引となることだけは、心中複雑だがちとは嬉しい。

民間の技術者として、目一杯働いてそこそこは納税して来たのだが、この先の展望が無いことは悲しい限りである。
私は、発展途上国で年金で暮らせる、ゴルフ三昧が出来るなどには、残念ながら興味が無いのだ。

たまさかの歴史探訪とボランティアでの技術継承、不幸にして病となった時に、そこそこの医療を受けられれば、それで良いのだが、その程度の希望も閉ざされる社会は、例え物があふれても、貧困以外の何物でもない。

心の貧しい社会は、似非米国型社会ウイルスの蔓延であろう。特効薬は我等の心の中にある筈なのだが、、、

それにしても、インチキばかりの目立った年ではあった。
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食の安全②

2007-12-29 17:57:29 | Weblog
バードテーブルに、今日から米国産のひまわりの種を置いた。夕方になって様子を見ると、きれいに無くなっていた。旧に戻ったような様子ではある。
但し、重い雪が雨に変わった1日でもあり、彼らの気分もあるだろうから、軽々には何とも言えない。

数日間は様子を見た後、両方並べて置く、左右を入れ替えるなどして観察することにした。
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食の安全

2007-12-28 19:19:03 | Weblog
我が家のバードテーブルに来る小鳥は、残念ながら年を追うごとに種類が減っている。現在は、四十雀とすずめである。多い時には、6種類も訪れてくれたのだが、、、。
餌は、ひまわりの種とアカゲラ用の殻付きの落花生なのだが、数日来だが異変?が起きた。
新しく求めたひまわりの種は、評判?が宜しくないのだ。バードテーブルで散らかしはするが、食が良くない。

食の進まない餌は、海を渡った日の沈む国製である。そこで、今日は前と同じ太平洋の向こうの産地製を求めて来たのだ。明日から、餌の産出国を変えて様子をみることになった。

若しこれで食いが変わったとすればと考えた時に、空恐ろしくなった。
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銃のこと

2007-12-19 09:02:36 | Weblog
銃の乱射事件の後、犯人の精神性や地域警察の不手際などが色々と出て来た。官は相変わらず弁解に終始している。弁解の背景として、針の穴位は分かる。直ぐに障害者への差別とか人権とかが、取り沙汰されるからだ。
しかし、一つだけ言える事は、「他山の石」を理解していないことだ。ストーカー殺人の不手際と同じだと感じない神経が、警察官僚の罪と思う。

私は、若い頃の地方都市勤務時にアーチェリーを始めた。地元に協会を作ったり、市から射場の用地を借用する交渉やらと、駈けずり回ったりしていた。
その頃知り合った友人から勧められて鹿猟をしたくなり、銃を持つ寸前まで進んだことがある。
偶々帰省した折に、父にその話をしたら、目を三角にして叱られたものだ。「遊びで殺生をしては、いけない」と。
従って、鹿打ちは諦めての今日となったのだが、早いものであれから40年も経ってしまった。

人を殺めてしまう銃器の扱いや許可は、幾ら慎重にしてもこれで良いということは無いし、不始末の責任はどんなに重くても、重すぎることは無い。

私と言えば、ロビンフッドになる前に転勤となったので、幸いと言うか鹿を殺めてはいない。


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公僕

2007-12-18 08:52:04 | Weblog
ここ数回のブログは、役人に毒づいていた。しかしそれだけではバランスが悪いというものだ。
このところ、中央官庁の出先機関で打ち合わせというか、指導を頂いているのだが、ご担当は課長補佐と比較的若い職員である。私からみれば、普通に接することが出来て、何ら抵抗は無い。規則は規則として、こちらを向いて対応してくれているからだ。
但し、問題はある。法律や規則の曖昧な部分を、本庁の馬鹿が理解しようとしないのだ。仕事の目線を何処に置くか?だけなのだが、組織の縛りには困ったものだ。ご担当の苦慮している様子が、手に取るように伝わって来る。

立場が異なっても、双方が対等に議論して進めることが、社会貢献に繋がる筈である。あちこちと感染が広がらないためには、やはり役人ウイルスにはワクチンが必要だ。
ところで、広辞苑には、未だ「公僕」が載っているのだろうか?
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大臣の仕事

2007-12-17 10:09:00 | Weblog
私の記憶に残っている厚生労働大臣は、ただお一人「坂口さん」だけである。その理由は簡単なのだ。ハンセン氏病の隔離対策について、国の責任を認めたからだ。
当初の隔離対策については、患者の皆さんには申し訳が無いが、その得失について人知を超えた点があったかも知れない。
しかし、病気についての誤った判断であることが分かった時点で是正しなかったのは、人権を無視した明らかな犯罪である。責任者が存在する筈であり、処罰されなければ公平では無い。幾つかの血液製剤に関する問題も然りである。

大臣の数多ある仕事の中で、国民の健康を守る何か一つでも画期的な業績を残せば、そのことで名が残るのである。大臣冥利ではあるまいか。

舛添大臣も、折角の攻撃力を鈍らすこと無く、国民の味方であって欲しい。官僚の宣ところの公平は、責任回避と天下り先の確保に過ぎないことが、お分かりの筈だ。

それにしても、当地出身の官房長官のお顔が悪くなって来た。惚け親父の面倒見で疲れたのだろうか? しっかりと見届けたい。

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心の病

2007-12-16 10:43:54 | Weblog
銃の乱射による悲報が続いている。識者と称する輩のコメントがマスコミを賑わす。しかし、不幸にもトバッチリで亡くなった方は戻らない。ご冥福を祈るだけである。

先日、市街地に出かけた帰途のバスで、わき腹をどつかれた。振り返ると、老婦人が立っていた。大して込んではいないのだが、私の立っていた場所は座席の切れた窓辺の空間であり、そこに入り込みたかったらしいが、私の背中には目が付いていない。
ひと声かけて貰えれば、譲るというか移動するものを、無言でそれも荷物で突かれたのだ。腰痛持ちとしては、ちと辛い。

今朝の窓辺からの眺めは一面の銀世界である。北国は雪の季節となったが、雪ダルマ状態のまま乗車して、座席や他の乗客を平気で濡らす分別盛りというか、年配の乗客も年々多くなって来ている。混雑した乗降時でも、無言が多い。

心の病ウイルスの蔓延も、米国型犯罪の増加に繋がって来たとは、飛躍し過ぎだろうか?
先ずは、小さな事でも、ひと言「ありがとう」を言ってみませんか? 朝晩の挨拶とありがとうが、心の病ウイルス退治の最大のワクチンと考えるのです。







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C型肝炎

2007-12-15 12:46:46 | Weblog
判決も判決だが、その後の内閣官邸の対応も腹立たしい。
貧しい庶民としては、絶えず官を信用していない不幸な習性ではあるが、ため息が出る。

何らかの理由で血液を失うから、血液製剤の投与がある訳であり、原告団に女性が多いのは、出産という人間の根幹であり、ハイリスクである大事業を抱えているが故であろう。

少子化対策うんぬんの対策案も??が多いが、安心して出産し子育てが出来る環境をトータルで考えていないから、ミクロな費用ばかり考えることになる。担当部局の問題? それは、役人の屁理屈だ、辞めてしまえ。

出産は、統計的にもリスクを伴っている。万が一の保証が無ければと、リスクを避けて出産を拒否する女性が増えれば、阿呆な少子化対策うんぬん以前であろう。
報道されている範囲では、政府与党のみならず、野党にもこの視点が欠けているように思われる。

子供と女性そして老人が、安心して生活出来てこそ豊かな美しい国だ。
役人に対して、蟄居・閉門・切腹の復活以外は、職務姿勢や志の改善する道は無いのだろうか?
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後輩との勉強会

2007-12-01 18:06:45 | Weblog
昨日は、かっての職場の若手と勉強会を持った。一応、講師である。
途中で質疑を交えての2時間半ほど講義の後、〆に入って最後の質問を求めてからが、更に3時間の長丁場となった。2度目の〆の後、更に立ち話での質問に15分程要して、元職場の会議室を出たのは、延べ6時間半ほど経過した22時近くであった。

私は技術者の端くれであり、伝えるものがあったことは嬉しい事ではあるが、上手く行われていない世代交代故に、後輩たちが厳しい環境にあることを、否応無しに痛感させられた。

コスト、コストで外注化が進む。設備の無人化も進む。かって進めた張本人の一人でもあるが、、、。
結果として、現場を知らない、技術の中途半端な技術者が多くなってしまったことは、ついて回るマイナスの面ではある。しかし、問題意識を持つ若者もいる訳であり、その結果が6時間余の勉強会となったのだ。彼らの上司には、時間外手当てを認めるように頼んだ。

外に目を転じて、役人世界は果たしてどうか?
部単位とは言わないが、課の範疇の仕事をいつでもDH出来ると手を挙げる自信のある、肘付き椅子に座っている御仁が、果たしてどの位いるだろうか? 意識革命を最も必要なのは、己を錯覚している官なのだ。

外注先からも信頼されるためには、「流石と思わせる技術力、仕事力を持たければならない」と、私が入社した当時の、直系上司の言を伝えた。

気を遣ってくれた、彼らの上司と痛飲して、久し振りに午前様の帰宅となった。官僚では無いので二次会は私が支払った。当然であり、相手を問わず長年の習慣でもある。

爽やかな朝を迎えたが、やはり若くない。午後になって疲れを感じた。うーむ!!




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