中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

大いなるズレ

2011-12-30 09:59:42 | Weblog
札幌市内の利便に優れた所に最近出来た公務員宿舎について、役所の担当窓口の新聞に対する説明。
念のため付け加えるが、自衛隊や海保では無い。
公務員は、転勤もあるし早出や夜勤もある。、、、民間会社の社宅のようなもの、、、」

もう一つ、
”スーパー元日営業をどう考える”とした、新聞の「読者討論 クロストーク」に寄せられた、地方公務員(56才)からのファックス「元旦から働けることを、心から喜んでいる人がいる今、私たちの社会は盆正月関係なく働いている人に支えられているところが多い」
部分的にはその通りであろう。いちいち反論は、しない。しかし、私からみれば大いにズレているとより、表現し難い。

役所は、土日祝と休日である。正月も休む。何故、365日窓口が開いていないか?
かつて、こんな答えを聞いたことがある。「規則で休むようになっているから、、、」そんな規則、変えろよ!

少しだけ改善されては来たが、例えば、図書館・博物館などは、原則的に月曜日は休館となっている。従って、月曜日が休日の民間人は、必然的に縁遠いものとなる。
加えて、例え親が休みでも平日には子等は学校がある。当然、遊園地にも一緒に出掛ける訳にはいかない。


個人的なことだが、我が子の運動会も、卒業までにせいぜい1~2回程度の見物だったし、家族も土日祝の休みなどは半ば諦めていた、、、
子等との思いで作りは、どうしても学校との関わりが大きい。今になってつくづくと思う。職場で我儘を言っても、休むべきだったと、、、

早出に夜勤だ、転勤だ、そして元旦勤務、、、何をか況や、役人ごときに、世の中の事を説かれたくは無い。

さておき、
働いている皆さん、お休み中の皆さん、そして友人の皆さん、良いお年をお迎えください。
来年は、”ぼやきと小言”の少ない1年でありたいと願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発は、やはり人災だった!

2011-12-29 14:34:34 | Weblog
第三者による事故調査の中間答申が出たが、咎人を出さないようにとの配慮が働いてはいまいか?
未だ、ズブズブに甘いと言うものだ。

コストだ、信頼性の工学だ、、、ご都合主義の根拠等々、、、予見出来た最悪の想定を無視していたことを一つを取っても、最大の人災であろう。
コスト意識は、重要なことではあるが、何と言ってもそんじょそこらの設備と同一視してしまったことが大問題。

もう一つの問題は、仮に出来上がった設備が万全で無かったしても、不幸にして最悪ケースに陥ってしまった時にどうするか? この場合の訓練をしていなかったことも、信じられない。監督官庁・東電、同罪である。

個々の運転員は兎も角として、幹部も知らなかったとは、私から見れば信じられないことだ。調査委員長は、想定内と想定外に分けて、防災と減災の視点で・・・と優しい? やはり、現場を知らない(原発に限らず)象牙の塔の人だった。

運転している設備は、
第一に止めないこと、次に不幸にして止まった場合には、最小限の時間で復旧させる。これに尽きる。
爆発の恐れのあるものは、第一に爆発させない、、、当たり前のことだ。
設備が想定外か否かではない。

東電、監督官庁の言い分は、「想定外だから爆発しても良い」と、言っているのと同じなのだ。


こと原発に限らず、監視業務に当たる者は、絶えず最悪ケースに備えて図面を読み、己で作ったマニュアルを頭に叩き込むと同時に、紙にしておく、、、。少なくても、私の仕事環境ではそうしていた。これさえあれば、、、タラ・レバは無用であり、与えられた環境で、最悪のケースに備えて普段の努力を絶えずしておく。それがプロの仕事であろう。

福島原発でも、当然ながら膨大な資料の中に、例えばシステムの大系統図はあった筈だ。それをよく読み、Aが故障したら迂回路はBとする、、、絶えずこうしていれば、設備の弱点も分かるし設備の改善にも繋がる、、、
これをやっていれば、内燃機関よる発電機を2台とも地下に設置したなどと、馬鹿なことが出来ない筈である。

早い話が、誰もが良く分からないまま建設し、扱っていたということなのだ。原爆(原発)をである、、、専門家が不在のままで、、、


雪が激しく降っている、、、委託している週一回の排雪が、今朝終わったばかりなのに、、、
昨季は、金曜日の排雪だった。そして、直後に大雪。今年は、木曜となったのだが、やはり直後に大雪の気配、、、連日の3時間は、体に堪える、、、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔡さんの、著書繋がり

2011-12-26 10:11:02 | Weblog
知人から、旅行のパンフ類と一緒に文庫本が届いた。蔡 焜燦さん 著の、「台湾人と日本精神」である。
台湾統治の功の部分では、明治の大人(武官、文官を問わず)達の、矜持のある公人としての精神性の凄かったことが分かる。搾取のための占領地では無く、拡がった新しい国土としての認識・・・日本の一部として捉えた矜持・・・が強かったのだろうか?
文中、無くなった司馬遼太郎さんの「台湾紀行」が沢山出て来るので、図書館に出掛けて借りて来た。

翻って、北海道では?
確かに、善政もあっようだが、まるで占領地の扱いが多い。中世からの付き合い方の延長なのかも知れないが、、、
明治の学者自体が、アイヌの人々に酷い差別と偏見を持っていた。ネガテイブな例として、例えば明治中期に出されていた、東京人類学会誌を読めば、その差別感が良く分かるというものだ。

太平洋戦争後とくれば、これまた復興に群がる輩と、当時のソ連など共産主義に傾注してしまった輩、、、

平和の歌声合唱団?がソ連に出掛ける時は、カンパを何度も出した(半ば強制割り当て)覚えがある。昭和50年代のことだった。そして、アメリカに対しては帝国主義、、、この頃、「労働貴族」なる言葉や著書も出た。やたらと、自虐に過ぎた時代であり、「アメリカへの腰ぎんちゃく派と、共産主義礼賛派」の極端な時代でもあった。
私が、識者と政治家を信用しないのは、不幸なことだがこの頃の学習結果でもある。ソ連の原爆は、平和のための原爆などとする、信じられない定義もあった位だ、、、

溜め息ついでにしつこく書くと、拝金主義のアメリカと中国が、GDPの1,2位であることだ。そして資源に乏しい小国である日本には、残念なことにせめてもの理念すら乏しい、、、


低気圧は、湿雪をドカンと置いて行った。今日は、3時間余の除雪作業となりそうだ、、、シーズン初めは、体の節々が悲鳴を上げる、、、


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょいと、気になる、、、

2011-12-23 09:39:27 | Weblog
報道される震災後の報道で、どうにも引っかかるものも散見する。例えば、自分たちの集会所の掃除を、ボランテイアにやらせていて、未だ未だボランティアの手が足りないなどと報じられていることなどである。
こんな時、偶々配信されてきたメルマガに、こんなの載っていたので抜粋をしてみた。

 ・・・・が、病による負担を軽減する方法を その女性に説くのですが、
 彼女はその方法にまるで関心を示そうとしません。

 なぜでしょう。

 なぜ、彼女は病に苦しんでいて、そこから開放されたがっているにも
 関わらずそれを軽減する方法に関心を示さないのでしょう。

 ・・・・は、その理由をすぐに見破りました。

 彼女は病に苦しんでいるときのほうが、人から面倒を見てもらえるし、
 病そのものを自分の行動限界の言い訳にすることができます。

 つまり、
 彼女は表面的には病に苦しんでいるのですが、潜在意識のレベルでは
 自らその状況をすすんで受け容れているのです。 

 彼女にとっては
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 病で苦しんでいる今の状況こそが幸せであるのです。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
 病という障害がなくなり 自助努力をしなければいけなくなる自分を
 避け、心に描くのではなく、病を理由に現状に満足できてしまう自分を
 望んでしまう、、、


一方では、再起をするために借金して店を直し始めたら、ようやく出された線引きで危険地域となっていた、、、等々、
こんな時に、これまた偶々「台湾人と日本精神」蔡 焜燦著を読んだのだが、幾つかの点で気持ちのやり場が無くなってしまった、、、 

ふと、窓辺へ目をやると積もりそうな雪が降り始めた、気温は少し緩んだのだが、、、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機械は壊れる、人は過ちを起こす、、、

2011-12-18 08:09:39 | Weblog
福島原発の収束宣言、、、国民は信用していない。

研究者・識者、そして役人も、「実務経験が、ゼロか極めて稀薄」であり、加えて狭い範囲の専門家である。
あって欲しくないことは、言葉と時間を弄して、あり得ないことにしてしまう、してしまった、その現実。

一般の国民は、このことを知ってしまったのに、未だに「無知な国民?に対して、ご親切にも誤魔化しをしている、、、」、この大きな隔たり、、、


安全や無故障が要求される機械や設備には、検知装置や自動モニターなどの周辺装置を設けて、安全や故障時間の短縮を図っている。二重化などの冗長系も、検知装置や自動モニターが機能することで、成立する。

肝心の設備が、絶対安全で無故障ならば検知装置の類は不要だし、検知装置の類の信頼性が乏しければ、イザと言う時に役には立たない。ここからが「ニワトリとタマゴ」でもある。
では、本体設備と検知装置等の、どちらの信頼性を高めると良いのか? 無知な技術者としては、未だに答えを見出していない

一方、技術の進歩で色々と便利にはなった。私が技術者の卵として職に着いた頃は、単位設備にもよるが数センチの厚さのマニュアルが4~5冊程度だった。
しかし、今や10センチ超えのマニュアルが10冊があるのはザラだ。コンピュータ絡みの設備であれば、そんな程度は済まないことも多い。書棚を眺めれば、溜め息が出ると言うものであろう。
加えて、若い子等は幼少の頃からの、体で覚える実体験が乏しいし、自主トレ的な学習の習慣も稀薄である。
先輩の背中から学ばないで、平気で「未だ教えてもらっていない」、マニュアルに目を通しておくように指示しても、何かと、出来なかった理由について述べることだけは、得意だ
そんな、大変な仕事など与えていなのにである。残念ながら、これもまた現実ではある。

長くなってしまった、、、
何事によらず、事を起こす、決定する際には、「機械は壊れる、人は過ちを犯す」、このことを知った上で、「人の命の重さを最優先して決定」すれば良いのだ。このことを肝に命じたい。唯、それだけのことなのである。

不幸な出来事ではあったが、今回の三陸沖の地震を我々の生き様についての教訓としなければ、犠牲となった多くの人達に対して、申し訳けも立たないと言うものであろう。

しつこいが、「機械は壊れる、人は過ちを犯す」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野田政権の唯一つの功?

2011-12-14 12:10:06 | Weblog
官僚だった古賀さんを適所に処遇せずに、退職に追い込んだことであろう。
お蔭様で、薄々は気付いていた政府・官僚の裏事情が、全くの真実であったと知ることが出来たからだ。

その上、メディアもメディア?であるからして、「あー、実はそうなのね!」と、ネガティブな推量をすることが多くなり、テレビや新聞が更に加速して気持ちを凹ませてくれる。


何も考えずにハードな運動をして、思いっ切り汗を絞らなきゃ、、、あーやれやれ、、、



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるで、一揆の前夜のようだが、、、

2011-12-12 14:25:18 | Weblog
ドタバタ国会、消費税の増税は不退転の覚悟で実施するとしたが、議員と公務員の給与のカットをしないまま閉会した。

拝領の上屋敷に住み、下屋敷で賭場を開いて蓄財する、、、≒都心の公宅に低家賃で居座り、立派な自宅を建てる、、、
上知・借り上げ米(大名や武士の実質的な給与引き下げ)は、行わない。そして、年貢取立てを増やすための歩増しだけ(増税)行う。これではまるで、農民一揆の前夜ではあるまいか?

アバウトな注釈、
 上知     ;・・万石の大名から、例えば100石の禄高を減ずる
 借り上げ米;藩士(さむらい)の扶持(給料)を石高に応じて削減して渡す
 歩増し   ;検知の物差しを変えて測量することで、見かけ上耕作地を広いものとして課税する。
         同率の租税負担率でも、例えば100の単位面積を120とするのであるから、実質的な
         増税となる。


昨日は、生活保護関連の見直し云々と報じられていたが、「あ、目晦ましね!」となってしまうことが、情けない。
ETVの後遺症だけではあるまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ETV特集・・大震災発掘・埋もれた警告を視た

2011-12-12 14:03:21 | Weblog
NHKとしては、良く突っ込んだ方だろう。NHKの仕切り屋アナ、三宅某が出て来なかったので、最後まで視た。

3.11の福島原発の事故は言うに及ばず、新潟の柏崎原発にしたところで、人災であることを改めて納得した。
御用学者と政府・官僚の皆さんは、きっとベターの選択であったとして、抗弁するのであろう。
毎度のことだが、、、「やはり、責任者は居たのだった」。切腹しろよ!切腹を!

国策についての数多ある諮問委員会等々、座長が決まればその時点で方向性が分かる・・・もっとも、政府・官僚が「・・・の方向でお願いします、、、」として、座長を決めていることは周知のことではあったが、あそこまで露骨だったとは、、、いやはや?!


政府や電力会社の発表;今や殆どの国民は眉唾で聞き流している現実!
何々を三セクに移行 ;そして、潰すのね!

そんな中で、幸福度の調査を始めたようだが、そこそこ、、「幸せだ」と感じているとした結果が出るのだろうなぁー
どうしたら、良いんだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブータン国に関した新聞記事から、、、

2011-12-11 11:14:13 | Weblog
先日の地元紙に、こんなのがあった。

、、、良質な蜂蜜が採れているので、技術を導入して養蜂(飼育)方法を改善し、増産をするように勧めたら「・・・このままで良い・・」と、言われた。その後「色々と話したら、分かってくれたようだ、、、」

「、、、トイレや飲み水が非衛生的であるので、子等のために募金活動をしている、、、」

全く、その通りであろう。但し、あくまでも一つの見方の筈なのだが、、、

しかしである。
例えば、快適なトイレ、これは下水道と一体のものである。そのための資金はどうするのか? 
仮に、他国に売るべき資源が沢山あったとしても、道を誤れば、人々の心や国土の荒廃に繋がる筈だ、、、

緩やかな時の流れで生活している国や人々に、「金に塗れた我々の価値観」を押し付けることをやってはいけない。
「子等のために、、、」とするお題目的な考え方が、全て正しいとは限らない、、、


若い頃に読んだ、アフリカへ赴いたヨーロッパA,B(としておく)2国の、靴屋のセールスマン気質の
逸話?
A国のセールスマン「みんな裸足で歩いているので、靴は売れそうもない、、、」と本国に打電した。
B国のセールスマン「みんな裸足で歩いているので、倉庫にある靴を全て送れ、幾らでも売れる、、、」

そして、現在のアフリカは?


翻っての長寿国でもある日本、人生50年と言われていた頃は、果たして「皆が不幸」だったのだろうか?
長寿=幸せ なのだろうか?  私の同期も、来年には古希を迎える様になる、、、


窓から外を見ると、積もりそうな雪が舞っている、、、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は環境税、、、戯言が現実となって来た

2011-12-08 16:30:12 | Weblog
サラリーマン時代、、、20年以上も前のことだが、親しい友人との戯言ではあるが「望ましい亭主像」について放談したことがある。
定年となり、見送られて会社の玄関を出た途端に金持ちの車に撥ねられて死亡する、或いは社用中に飛行機事故で死亡する。とした中身だった。

年金は、寡婦の分に減額となり健康保険も使わなくなる、、、国が大喜び。そして、事故の賠償金なりは妻が受け取る。亭主死亡で、妻らは大喜び、、とした、ブラックな話ではあったが、後段はさておき、前段は現実味を帯びて来た。

この時に一緒に出たのは、人間の重量税(当時、車はどうだったか?)・・・道路等を傷めるから、、。肺活量税・・・炭酸ガスを多く出す。口が悪い税・・・官署が悪口対策に税金を使うから、、、。等々。

これらは、定年退職した先輩の送別会帰りに、仲間内とした放談の筈だった、、、

その内に、年金から「長生き税」が控除されるようになるのだろうなー、、、もっとも、今でもだが、例えば介護保険と名を変えて、実質的には払っているが、、、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする