処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

海角七号 君想う、国境の南

2010-01-28 18:22:56 | 映画

原題:海角七號

英題:CAPE NO.7

                 

20年前の『悲情城市』(ホウ・シャオシェン監督、トニー・レオン主演)につながる作品かと大いに期待しただけに、落胆は大きかった。台湾では、タイタニックに次ぐ史上2位の観客動員を果たしたというニュースに踊らされたか、結果的に。

日台の歴史も20年経てば、こうした表出になるのだと思えば、それはそれで分かり易い。

それにしても対中国とは異なり、台湾には、日本の歴史と文化が現在に至るまで自然に息づいているのがいい。

封切りのシネスイッチ銀座では、監督、メイン・キャストが舞台挨拶をしたというから、相当の力が入っているのだろう。

現在はまだ単館の上映だが、土曜日の午後、シネスイッチ銀座は、”後期高齢者”で満員だった。

タイトルの後半、”君想う、国境の南”は要りませんね。最低のタイトル也。

 

 

 

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水戸駅

2010-01-24 10:43:07 | 出張

東京から1時間。水戸駅頭に立つ。

         

       フレッシュひたち号

     

            水戸駅

        

       光圀翁にお出迎え戴く

       

     そのすぐ脇には現代的モニュメント

   

        駅の反対側には名産の納豆の像

  

今年は、水戸藩開藩400年、 水戸市制120年の記念の年で、そのための整備が進められていた。

残念ながら梅は見頃とは行かなかった。梅まつりは、2月20日から。

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Dunhill EARLY MORNING PIPE

2010-01-22 13:12:14 | パイプ

ダンヒル アーリー・モーニング・パイプ

 

                   

 

いろいろ味わいたいから、様々な葉を買い求める。ために、本家ダンヒルの製品でも、そうそう口にはしていない。久しぶりである。

バージニア葉とオリエント葉のブレンド。イングリッシュ・ミクスチュアは、香料の使用が禁止されているので、醗酵のバージニア葉が多用される。

"早朝"をイメージする味ではないし、"早朝"に相応しい味というのでもない。が、爽やかな朝、一日のスタートに欠かせない、というメッセージがある。

ネーミングは、大事である。

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浅川マキ逝く

2010-01-20 08:13:33 | 

17日、公演地名古屋のホテルで、倒れているのが発見されたとの報道があった。

死因は心不全という。享年67歳。

数日前、彼女はどうしてるのだろうかとふと思い、アマゾンンでCDを物色したり、ユーチューブで映像を観たりしていたら、この知らせだった。

                      

アングラの女王とか呼ばれ、謎と神秘性が彼女のキーワードだった。自身はアンダーグラウンドとの差異にこだわり続けた。音源、音質、詞(詩)、意匠、映像など多面にわたり自ら信奉する美を貫き通した。

果たして歌が本当に上手かったのかとなるとよくわからん。上手いとはどういうことなのか。ジャズでもシャンソンでもスピリチュアルでも自分が納得する歌い方でしか歌わない。

寺山修司とセットで残像になっている。蠍座、学生運動、黒、ライブ、情念。独特の世界に生きた同時代人ではあった。

  

  寺山修司                    よくライブをした教会地下のジャンジャン

かもめ」「ちっちゃな時から」「夜が明けたら」「ふしあわせという名の猫」。

昭和の世界が、またひとつ消えてしまった。

合掌。

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シャトー・ラ・ヴェリエール 2007

2010-01-16 19:03:50 | ワイン

 シャトー・ラ・ヴェリール 2007

《 CHATEAU La Verriere 2007 》

                  

              

 

成城石井の直輸入ワインといえば、まずはこのラヴェリエールだそうだ。トップの人気を誇るシャトーで、ここ数年間売上NO.1に輝き続けているのはこのワインという。

樹齢30年以上の葡萄を、減農薬で栽培・収穫していることにも人気の理由があるのかも。

 

 生  産  国 : フランス

 地       方 : ボルドー・シュープリエール

 造  り   手 :  CH ラ・ヴェリエール

ヴィンテージ: 2007

 タ   イ   プ  : 赤 ミディアム・ボディ

 葡  萄  種  : メルロー、カベルネソーヴィニヨン

  

濃赤紫色。口に含んだ時には感じないが、次第に苦さがにじみ出て来る。決して喉越しがいいとは言えないが、個性のある味ということになろうか。

 

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蒼穹の昴

2010-01-13 08:46:37 | テレビ

浅田次郎原作の『蒼穹の昴』がNHKのハイビジョンで始まった。

『坂の上の雲』程には話題になっておらず、『竜馬伝』のような宣伝もない地味な扱いだが、上質な迫力満点の番組である。

       

 

「よくこんな番組をつくれたなあ」というのが実感。

原作の時代や舞台、登場人物、歴史考証、規模などからしても、映画化は、とても無理だと思っていたのだが。テレビがやるとはね。

日中共同制作で、実現化に漕ぎつけたのだが、スタッフもキャストも中国が多い。

が、西太后役は田中裕子。「おしん」で中国にも熱烈なファンが多く、キャスティングでは両国一致したという。なるほど、優しさ、強さ、狂気、風格、年格好など、適役である。

               

ベルトナルド・ベルトルッチの『ラスト・エンペラー』によって、世界は、清朝末期の絢爛と廃頽と悲劇を目の当たりにした。権力が築き上げた華麗な世界の崩壊のドラマを知った。

 

             

 

毎週日曜日の1時間番組。全25回放送予定。あの『ラスト・エンペラー』で堪能した紫禁城の世界、胡同、宦官、そして壮大かつ悠久の歴史が、25回にわたって楽しめるのだ。

           

 

果たして、中国が浅田次郎の中国三部作をどう見ているかは、気になるところだが、これはこれで『坂の上の雲』『竜馬伝』の陰に隠れたNHKの野心作であることは間違いない。

            

 

 

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富士遠景

2010-01-10 18:08:47 | 四季

年末から年始にかけ、日本の各地は大荒れ。降雪量を記録を更新した地方もあった。

にも拘わらず、関東地方なかんずく首都圏は、好天続き。

我が家から遠望する富士は、朱色の日昇時から影絵色の薄暮まで、連日に渡って終日姿を見せている。

この3枚は、デジカメを単に望遠にしたもの。この大気の清澄がずっと続いて欲しい。

 

          

 

         

 

          

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全聚徳銀座店

2010-01-08 22:49:23 | 舌鼓

                

 

中国の全聚徳が東京に二店目を出したとのを知ったのは3年前か。先日銀座で映画、終わって丁度食事時、何を食べようかとなって思い出した。「そうだ! 全聚徳に行こう!!」

 

         

 

驚いたね。足を踏み入れた途端に感じたのは、胡同。そして四合院。気分は一瞬にして北京の路地裏の訪問者になった。

新宿店より断然いい。

 

              

 

勿論、食したのは北京ダッグ。

 

              

              

              

              

              

さあ、今度はいつ行こう!!

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2010年の新春

2010-01-05 20:48:28 | 身辺雑記

新春のたそがれの銀座

 

 

ドライブに出かけるのが、ここ数年の新春だったが、今年は渋滞を避け、電車で出かける。晴天続きで綺麗な銀座を写してみる。

で、新しい挑戦で、ブログパーツを試みる。

※このページは、「デジブック」のブログパーツの試運転です。

 

 

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バタバタそしてホッとした元旦でした

2010-01-03 13:15:24 | 身辺雑記

ことの発端は、昨年の29日、同居のグッピーにも新年の用意を、と水槽を掃除して新鮮な水を入れ替えたことに始まる。翌日、動きが緩慢に見えたが、よくあることだし気にしなかった。翌日の大晦日は気忙しさに紛れて放置。元旦早暁、底の方で腹を上にして尾をピクピクとしか動かさないのを発見。

ヒーターはONを確認、しかし水温計は15度。どうやら連日の寒気で、水温が上がらず、仮死状態になった模様。急ぎ温水を入れて調整、外出帰りに開いているペットショップを探して、追加のヒーターを求める。

ヒーター2器でも水温維持はやっと。水槽の周囲に発砲スチロールを立て、ホカロンを張って防寒対策。そのお陰で、どうにか普通の動きになっている。動画は、そのモバイル撮影。

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