処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

終戦のエンペラー

2013-08-18 15:26:21 | 映画

原  題 EMPEROR

制作国 日本/アメリカ

上映時間 107分

監  督 ピーター・ウェーバー

 

   

ある種、タイミングを計ったかのような、日本での封切りである。

第2次安倍政権、自民圧勝、日韓、日中、原爆忌、敗戦記念日。

日本を扱った洋画では、描かれた側の日本からすると、 大なり小なり、偏見や独断が気になることがこれまで多かったが、この映画は、その点に違和感がない。中国、韓国が、この視点の映画を作れるか、30年経っても無理だろう。

アメリカでは、戦った相手国の現代史の原点を映画にしてビジネスが成り立つのか、不思議な気がする。天皇に戦争責任があるのか。日本国内でさえ大きな関心や意味の問いかけは時を得てはいない。が一方では、観に入ったお盆の映画館は熟年配の観客で一杯という事実もある。

この物語にも登場する宮内次官の関屋貞三郎が伯父さんこあたるというの映画のプロデューサー奈良橋陽子氏は、田原総一郎にインタビューで、次のように語っている。

「アメリカは、日本以外の国では韓国、ベトナム、アフガン、イラクと全て占領政策に失敗していて、成功したのは日本だけ。そのことを殆どのアメリカ人は知らない。だから、なぜ日本では成功したのかということをアメリカ人に知ってほしかった」と。

  

浅田次郎の『終わらざる夏』(集英社文庫、全3冊)を終え、その余韻の中で、この作品を観、いろいろ考えること大である。

 

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コロニア・ラス・リエブレス ボナルダ

2013-08-16 22:51:10 | ワイン

《 COLONIA LAS LIEBRES BONARDA  2009 》 

 生 産 国 アルゼンチン

地    方  メンドーサ

ヴィンテージ 2009年

葡  萄 種 ボナルダ

樹    齢  40年

醸      造   醗酵槽ステンレスタンク

タ   イ   プ    赤 ミディアム・ボディ

 

アルゼンチン・ワイン・アワード・2011金賞。

アルゼンチン産高評価辛口赤ワイン!果実味濃厚。

イタリア屈指の巨匠達がアルゼンチンの地で造った言わばコラボレーション・ワイン。

酷暑 の連続。食卓は、先ず生ビール、グラス2杯。ついで、これ。キンキンに冷やしたやつ。作法よりも清涼感が先。息を継げた。フーッ!!

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新江ノ島水族館

2013-08-13 22:11:24 | 身辺雑記

酷暑とゲリラ豪雨からの気分転換を図り、電車で40分の江ノ島に出かけた。目指すは水族館。

  

  

クラゲがブームとかで、相当の混雑を予想したが、さほどの人出ではなかった。もっとも入場したのが午後3時を回っていたせいもあるかも知れない。

  

  

  

暗い中で自在に動き回る魚たちを撮るのは、結構難しい。 

  

 

  

  

思えば、水族館も随分と変わった。イワシの大群が群れを成し、本物のマグロがそれを追う。海中のダイナミックに身をおく感動。

  

  

クラゲの水槽には若者が一杯。口々に「カワイー」「カワイー」には参りました。

  

こういうのがジッと動かずに、観る人間どもを睥睨する姿は、水族館の楽しみの一つではある。

   

  

迫力満点。

  

帰りは新宿行きのロマンスカー。無論、乗車券は着いた時にすで買っておいたもの。

  

イルカショーも楽しんだのだが、その写真は無し。観るのに夢中なのと、飛沫がきたらカメラが困る。チンケな理由です。

   

  

 

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