処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ウォーキング・ロードの草花 '21春ⅰ

2021-05-29 19:10:34 | 四季

ウォーキングを始めて、別の言い方ではコロナによるリーモート・ワークになってということになるが、1年2ケ月。最初は毎日だったが、今では週に2回、農道を歩いている。※参考123

歩数にして5~7千歩。野菜を買ったり写真を撮ったりの道草を食って1時間位。

今年は、出会う路傍の草花をコレクション。時には通りすがりのお宅の庭の一輪もパチリ。家に帰ったら画像を調べて名前を覚える。結構楽しい。

        

【昼咲月見草】北米原産、帰化植物、多年草、農道脇。

 

  

北米原産、帰化植物、多年草、あぜ道。

 

       

和名【下野】は最初に下野国(現在の栃木県)で発見されたことによる。日本、朝鮮半島、中国西北部に生息。庭木。

 

 

南アフリカ原産。ガザニアとは、キク科ガザニア属の総称。原種は15種ほどある。半耐寒性の多年草で暖地では宿根草になるが日本では一年草として扱われている。墓所。

花言葉は、「あなたを誇りに思う、身近の愛、潔白、きらびやか」

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地層捜査

2021-05-17 17:27:15 | 

著者 佐々木譲

出版 文春文庫

解説 川本三郎

349頁

 

2010年の新宿荒木町が舞台の警察物。二人の刑事と元刑事が15年前の未解決事件を追う物語。

佐々木譲を初めて読んだのは、『エトロフ発緊急電』。32年も前になる。三代にわたる警察家族のシリーズも読んだかな。

私の勤め先は、40年間がJR駅でいえば信濃町、その後の10年が四ツ谷と市ヶ谷。ともに荒木町の至近である。のみならず、まさにここの料理屋や酒場に出入りをして対外的な仕事にあたって来た。金融筋、メディア、学者、役人など。その半生を知る友人が、この本を教えて呉れたのだった。

町の区画や形状、坂の上り下り、軒下を抜けて歩く狭い路地、往時の名残を感じる店や民家の佇まい、谷底の静謐など、懐かしい情景と臭いが立ち上がって来た。コロナ禍の充実したひとときであった。薦めてくれた友人に感謝である。

最盛期、花街としての荒木町に150人からの芸者が居たというから驚きだ。この小説の時代は盛りを過ぎたあたりか。川本三郎が解説に次のように書いている。「荒木町は都心の飲食街でありながらどこか隠れ里のようなひっそりとした落ち着きが今もある。路地が多い。石畳の坂がある。崖がある。崖下には池がある。芸者はもういなくなったが、花街の残り香が漂っている。神楽坂に似ているが、あの町ほどにぎやかではない。国民的人気俳優がお忍びで来たというのも、この町が、ひそやかな隠れ里だからだろう」と。

私の時代は、それでも微かな往時の名残が感じられたが、さて今はどうだろう。コロナの直撃を受けて一変してしまったろうか。時々顔を出していた馴染の店は、ランチだけになっていたが・・。ワクチン終えたら訪ねてみよう。

例によって映画になった時の配役遊び。

しかし、この二人、この種の刑事物では珍しく呼吸が合っている。違和感とか不安定感が無い。スッキリ気持ちがいい。

刑事(警部補) 柄本 佑   元刑事(相談員)三浦 友和

シリーズの自作品『代官山コールドケース』も読んでみようか。

 

 

 

 

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畑のキッチン

2021-05-06 13:46:35 | 身辺雑記

コロナ禍でリモワーク体制が1年余となった。通勤が無くなったぶん歩かなくてはと、午前中の約1時間をウォーキングに充てている。週に3~4日か。その日の気分によってコースを選ぶ。

その中の一つ、農道を行くコース(名付けて「乗馬クラブ・コース」)にひと月前頃から路端にキッチン・カーが出、覗けばピザ屋さんのよう。

藤沢はブランド・トマトの産地。畑地のビニールハウスでは日々成長するトマトが見られ、次第に赤みを帯びてきている。時期がくれば、それら芳醇なトマトが脇の一角で路地販売され、毎早朝買い求める人が並ぶ景色が現出する。

    

どうやら、ピザもそのトマト農園の身内がやっているようだ。新鮮で芳味満載のトマトが売りで、採りたての野菜もトッピングされる。値段は900~1100円。

  

焼ける時間待つこと10分。一つ買い求め、ウォーキングをUターン。焼いて売ってくれたお兄さんが「うまく焼けてないかも・・・」と小さな声で呟いていたが、開けて判った。焦げていた。

でも美味しかった! 焼き過ぎは承知の手際だったのかと思えるほどに、香ばしく果汁が広がり歯ごたえもしっかり。いつもと一味も二味も違ったランチになったのだった。

   

前の日には強風で一尾の鯉もこの日は三尾でこの豪快な泳ぎ。最終日でした。

 

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イーグル・ホーク

2021-05-04 13:27:30 | ワイン

《 EAGLE HAWK  CABERNET SAUVINGON 》

生産国 オーストラリア  

地 方  南オーストラリア

生産者 ウルフ・ブラス(仏)

ヴィンテージ 2018年

タイプ 赤  ミディアム・ボディ 

葡萄種 カルベネソーヴィニヨン

飲み口 渋味中

        

久しぶりの "ワイン" のアップになる。

5月3日、人生の大事な記念日。年月とともにそのあり様は変わる、変わらざるを得ない。人類未曾有のコロナ禍、ともに大事無く暮らせていることにささやか乍ら祝盃を上げる。リーズナブルのワインに飲む前から赤面しつつ。

深紅色、フルーティーな香りと味。飲み口は柔らかでありながら、渋味も残る。

食卓は、チーズ・豆類、海苔、焼鱈、辣韭、筍と蕗の煮付。

あさ、ウォーキングの途次に花屋の前を通りかかり、鉢植えの紫陽花を衝動買いした。「伊予獅子てまり」というそうだ。慎ましい佇まいが気にいった。これを食卓に置いた。文字通りに花を添えたのだった。

    

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