処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

妻への家路

2015-04-26 22:24:44 | 映画

原   題  帰来 

製作国  中国

時   間  110分

監   督  チャン・イーモウ

        

声高に叫ばない文革批判映画。

あのコン・リーが、精神を病んだ初老の婦人を演じている。知らずに足を運んだ映画館だったが、久し振りの再会。

地味な作品に気負わずに出ているのがファンとしては嬉しい。

 

     

反党的知識人として強制労働に送られた夫が帰って来たが、夫であることが判らない。この夫、脱走して自宅を訪ねる冒頭のシーンと後半の姿とはイメージが変わっていく。知的雰囲気がなかなかいい。

その夫は、妻に寄り添って、妻が待ち続ける夫を、つまり自分を共に待つというラストが実に切ない。

   

かつて、文革終息後十余年を経て初めて、文革批判映画が登場した。『芙蓉鎮』という。「生きろ。豚になっても生き続けるんだ」のセリフが印象的だった。それを思い出さす。

すべてのシーンにかつての中国がある。これこそが中国だという伝統的な中国が。この映画がいかに素晴らしいか、伝えた10人が10人、皆、同様の感想を返してくれた。

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マイ・コーヒー

2015-04-18 13:00:56 | 身辺雑記

昨年、珈琲の樹を戴いた。

残念ながら、日本では沖縄が北限とかで、那覇で育てて戴いている。

  

このほど見事に育ち、初収穫。焙煎し、郵送して戴いた。50グラム。

粒は小さめ。艶よく香りよく苦味が深い。満足満足。

次は、もっと量も多くなる。友人・知り合いに分けて、自慢の種にしよう。

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