処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ゼロ・ダーク・サーティー

2013-04-28 23:16:21 | 映画

原    題 ZERO DIRK THIRTY

制 作 国 アメリカ

上映時間 158分

監     督 キャスリン・ビグロー

    

 緊迫感に満ちたサスペンス映画。映像はドキュメントと見紛うほど。特に、大詰めのビンラディンが潜む屋敷の襲撃のシーンは、彼が捕縛・射殺された事実を私達は知っているのだが、不安と焦燥と、我々が実写と言っても通るのではないか。

冒頭に拷問のシーンが長く続く。激しくはないものの、実にリアルにカメラは追う。女性は、平和主義者であると同時に男性よりも現実主義者でもある。女性監督であればこそ。

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老いてこそなお

2013-04-21 21:06:17 | テレビ

   

國連太郎。4月14日逝去。享年90歳。名優である。

テレビ各局が追悼番組を放送。NHKのその1回目の特集を観る。名古屋放送局制作、2004年1月3日放送の再放送である。文化庁芸術祭参加作品。

特別養護老人ホームを脱走した老いた男女が、旅先で生きる勇気や愛を見いだす物語。高齢者問題、介護、中小企業、家族、中央と地方、現代の日本社会を写す濃厚な生活ドラマ。さすがNHKというべきか。老いさらばえて生きる老人にフォーカスした社会派ホームドラマ。

相方は渡辺美佐子。ともに余人をもっては替え難い俳優である。久し振りに重量感に満ちた番組を観た。

合掌。

 

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山口行

2013-04-17 07:17:51 | 出張

日曜、月曜の一泊二日の山口出張。

羽田空港までは直バスで80分1300円。陽光の休日にスーツにネクタイで乗り込む。

 

羽田到着は昼食時。休日ではあっても出発ロビーはさほど混雑はしていず、ホッとする。

保安検査所では、身につけているものを外してもはずしてもブザーが鳴り、憮然。結局ベルトまで外すはめに。同じ装いや携行品でも、全くスムーズに通れることもある。一体どうなっているのか。全く。

折からの強風で、離陸時の揺れが激しく、怖かったこと。

 

北朝鮮のミサイル発射の報じらた期限内。空路が空路だけに、まさかと思う旅。窓には、遥か上空に飛行機雲。ヒャ!

 

着陸の山口宇部空港は海岸線にある。低空での旋回でドキドキ。後で聞けば、進入コースがいつもと逆だったとか。強風対策か。

 

この日の泊りは、グリーンリッチホテル山口湯田。温泉地にあるビジネス・ホテル。このチェーンはなかなか機能的かつ清潔で感じがよい。西日本に多い。ちなみに東京よ大阪には一店舗しかない。

 

同僚が広島から転がしてきた社有車。彼はこの後、この車で下関に行く予定。

 

山口宇部空港。南国の気分も。

 

パイロットのアナウンスで窓外を見れば、雪の少なくなった富士山。

無粋な出張も、シャッターを押しながらであれば、それなりに楽しさが加わる。

先週、四国出張の帰途、デジカメを失くしてしまった。各所に届けたが未だに出てこない。止む無く買い求めたのがニコンのCOOLPIX S01。最小のデジカメ。軽くてポケットでも嵩張らない。精度、画素数は二の次。軽便さでとる。この富士山はそのズーム。

 

 

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加山 雄三コンサート

2013-04-07 12:41:31 | 音楽

神奈川県民ホールの加山雄三のコンサートに出掛ける。題して『オレ達だって若大将』。   

   

観客席2400余は熟男熟女で満席。加山のファンは高齢者なのだ。こういう歌手は少なかろう。場内入口で貰ったプログラムには9曲の歌詞が掲載されている。このツアーは、観客の一人ひとりが若大将が通しテーマ。

冒頭から、「みんなが若大将、一緒に歌おう」と挑発。お馴染みの歌々を一体で歌いまくる。飾らぬ語り口、庶民性、前向きの人生観、彼の人気が衰えぬ要素だろうか。

’会場17時、開始17時半’は、通例のコンサートよりも1時間以上も早い。これは自身のファンへの配慮とみた。充実のアンコールでも20時には終わる。

年寄り夫婦の食事時間。遠出をしてきたファンへの余裕の帰り時間。これなら安心、リピーターになろうというもの。

この日、コンサートを終えた加山はNHKのさだまさしの生番組に出演、「今日のホールは盛り上がった。お客さんから元気を貰った。34曲を歌ってきた」と述べていた。

エネルギッシュなパワー一杯の77歳の若大将。大したもの。

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