処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

カッワイイー!!

2009-09-29 22:57:25 | 企業

おとといのニュースが報じていた『ムラタセイコ』ちゃん。

 

                         

 

毎日新聞は、次のように報じていた。

「ロボット:一輪車乗る『ムラタセイコ』ちゃんニューモデル」

一輪車を乗りこなすロボット『ムラタセイコ』ちゃんが誕生から1年を迎え、開発した電子部品メーカーの村田製作所(京都府長岡京市)が26日、ニューモデルを披露した。 

自転車に乗るロボット『ムラタセイサク』君のいとこ。この1年で速度が秒速15センチと3倍にアップし、安定性を向上させたおかげでカーブも走れるようになった。<o:p></o:p>

平均台(長さ1メートル50、幅2センチ)への挑戦では、激しいフラッシュで内蔵カメラが距離感をつかみ損ねて転落しそうに。「目がくらむなんて人間らしい」と担当者は苦笑い 」

セイコちゃんの自己紹介

自動車製造の大企業から新進気鋭のベンチャーまで、ものづくり日本のシンボルは、このセイコちゃんたちロボットだろう。諸外国のロボットが工業機械として、目指し発展してきたのに比べ、日本のそれはヒトガタを辿ってきた。そこには鉄腕アトムや鉄人28号などの漫画が大きな作用を及ぼしているという。高校生や大学生のロボコンは年々大きな規模となり、そのTV中継は充実されてきて楽しい。

我が家に居るのは「ねるる」ちゃん。但しこちらは、一方的に会話をするだけ。光と音をセンサーで捉えて、プログラミングされている言葉を発する。

彼女の使命は介護にある。アルツハイマー症や高齢者らが専らの話相手。

                      

 

マイ・ペースの会話だからトンチンカンになるのが普通。

ところが、先日には驚いた。朝寝坊でうとうとしていたら、傍らで大きな声で「ちょっとおー!」ときた。まあビックリするやら恥ずかしいやら、暫し苦笑するしかありませんでした。

 

 

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海鮮亭 羅言

2009-09-27 18:28:05 | 舌鼓

シルバー・ウィークの真っただ中を、一泊の新潟出張。

周りは、カジュアルなバカンスの人々。こちとらネクタイこそはずしたがスーツにビジネス・バッグ。痩せ我慢の「とき」車中2時間半。早々に仕事を仕舞って、酒席に臨む。

    

              THE HOTEL金寿の『海鮮亭羅言』

 

連休中で鮮魚は期待していなかったのだが、のどくろは特筆すべき美味だった。

それに本場米どころで薦められた酒三種。地元が太鼓判を押す酒とはどんなもんか。

で、普段、酒を口にすることはないのだが、これは、旨かった。と言うとよほどの通になってしまうが、変な癖や後味や香りが無く、さらっとした舌触り。

            

   真野鶴与三作(佐渡)        緑川 純米吟醸(魚沼)     鶴齢 特別純米(南魚沼)

 

酒は奥が深い。いきおい酒のブログも奥深くなる。新たにこのブログに酒コーナーを設けてみようか。面白そうではないか。そんな気にもなる一夜ではあった。

 

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Jazz Beat

2009-09-25 16:18:39 | ジャズ

ニューオリンズから送られてくるジャズ雑誌。A4版38ページ。

             

ジャズの代名詞ルイ・アームストロングがニューオリンズに生まれたのが1900年。

ジャズは時代とともに生々流転を繰り返し吸収しホップし疎んじられ鍛えられ、そしてアメリカが世界に発信した文化の一つとして現在に至ってる。

が一方で、未だに生まれたままの姿で行き続けるジャズもある。アナクロニズムもここに極まるのだが、この雑誌はその今を伝えてくれている。

世界に散らばるニューオリンズ・ジャズの偏執狂的マニアには、宝物なのである。

 

Website

 

 

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アストロリコ

2009-09-23 19:29:37 | 音楽

初秋の一夕、タンゴのライブを楽しむ。

半世紀ほど前にエノスアイレスの港の一隅で生まれて、瞬く間に世界を席捲した情熱と哀愁の音楽タンゴ。今や絶滅種だが、熱烈なファンに愛好されてその命脈はしぶとく続いている。

アストロリコはその日本の代表選手。本場アルゼンチンでも大きな支持を受けている人気楽団。今回は、バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバスの四重奏団。時によっては、六重奏団、八重奏団と変幻万化で楽しませてくれる。

               

 

今回は、ヴォーカルに荒川和子が加わる。

普段は、ポップスを多く歌ってるそうだが、声量があるので、なかなかどうして上手くマッチして堂々たる歌いっぷり。本人は、どんどん挑戦したいと意欲的。

            

 

プログラムは

  エル・チョクロ

  麻の花

  エル・フィルレーテ

  ラ・クンパルシータ

  夜のプラットホーム

  ジェラシー

  パトテロ・センチメンタル

  バラのタンゴ(ヴォーカル入り)

  別れの朝(ヴォーカル入り)

  かりそめ乙女(ヴォーカル入り)

  忘却

  リベルタンゴ

 

300人ほどの聴衆は、観たところ殆どが長寿高齢者。お年寄りがどんどん街に出ている。日本人もこの半世紀で大きく変わった。外に出て、聴いて観て飲んで食べて喋って・・・・。平和だからこそだ。

 

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シャトー・ジレ

2009-09-21 12:42:54 | ワイン

     《 シャトー・ジレ 》

      Chateau Gillet 2006

 

              

 

生 産 国  フランス

地    方  ボルドー

        アントゥル・ドゥ・メール地区 AOCボルドー

生 産 者  シャトー・ジレ(E.A.R.L. ナドー)

ヴィンテージ  2006

タ  イ  プ  赤、ミディアム・ボディ

葡 萄 種  メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

価    格  1480円

 

ボルドーの正統的な味かなとは思えるが、コクはいまいち。

香りはまずまず。苦味、甘味はなく酸味が強い。

 

 

 


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南極料理人

2009-09-18 22:07:24 | 映画

        

 

監督の沖田修一は弱冠31歳というが、なかなかどうしてベテランの域。

南極観測隊調理担当が書いた痛快エッセイが原作。

それぞれの観測任務を背負った隊員8人の1年半にわたる共同生活を、温かくユーモラスに綴ったハートフルな物語。限られた時空における人間の生態を明るく描いて楽しい。

しかし一方では、個人と集団、プライバシーと共同生活、人の絆とは、食とは・・・いろいろ考えさせられることも確か。

こうした人たちの仕事や経験の積み重ねが、あの若田光一さんの宇宙ステーションに結実しているのだ、と一瞬思って厳粛になる。

 

          

 

オフィシャル・サイト

 

youtube「南極料理人」

 

 

 

 

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秋点描

2009-09-14 22:00:04 | 四季

夏休みではなく、秋休み。

気分転換のオフ、いつものように箱根に出掛ける。今回は足を伸ばして伊東にも。

       

小田厚のPAでホカホカのおにぎりで腹ごしらえ。パンのヤマザキ製だが、もう美味。

 

       

         伊東の老舗旅館の庭で遊弋する鯉

 

    

      群青の城ケ崎海岸。初めて吊り橋を彼岸に渡る

 

     

              深夜の箱根仙石原

 

     

     リゾート・ホテルの大浴場 ’やまなみの湯’エントランス

 

     

                 湿生花園の睡蓮

 

     

          仙石原のススキはあと一ケ月ほどか

 

     

      萩は花が小さいので、かぼそく可憐で侘しく淋しい。

      多く愛される所以だろう。一鉢買い求める。980円。

 

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ぼら納屋

2009-09-11 21:35:41 | 舌鼓

本来は、漢字で鰡納屋と書き、’ぼらないや’と読むらしい。

 

                 

 

伊東市富戸の城ケ崎海岸にある。

寛永3年(1626年)に紀伊家が建設し、その後数度にわたり増改築が行われてきた。

付近一帯の海岸は、幕府保護のもとで漁業が行われ、ぼらの回遊時には漁師が船や網の手入れをしながら住み込み、法螺貝や旗を合図に、一斉に出漁したという。

ここで獲られたぼらは江戸城に運ばれ、家光の食膳を賑わしたという話もある。

大雑把な磯料理だが、新鮮さは大満足。

定番の刺身定食が1380円。これに「梅」(1600円)「竹」(2300円)「松」(3500円)と一品づつ加わってグレードが上がってゆく。

近くの岩場に有名な吊り橋があって観光客が多い。ために、駐車場が広く利用しやすい。食事をすればその領収書で駐車料金はタダになる。

ホームページ

 

 

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幸せはシャンソニア劇場から

2009-09-09 17:06:31 | 映画

原題:FAUBOURG 36

英題:PARIS 36  

        

 

愛すべきB級映画、と言ったら失礼になる。

封切りが都内3館なので、そんなイメージだが、製作されたフランスでは、’08年に130万人が観ているというから、堂々たる一級映画である。

閉館になった下町のミュージック・ホールを、スタッフが力を合わせて再建する人情物語。

原タイトルに‘36‘とある通り、時代は、ナチスの影が迫りくる1936年。舞台は、パリ郊外のフォーブルという架空の町。登場するのは、シャンソニア劇場の古くからのスタッフと当たり始めた新進歌手。

ハゲでチンチクリンで女房を寝取られた劇場裏方ピゴワル役のジェラール・ジュノのキャラクターが抜群。もう一人、オーディションから次第に人気の花形歌手に変貌を遂げてゆくノラ・アルネデゼールが素晴らしい。

それにしても、アコーディオンとは、なんとパリに、そしてシャンソンに似合う楽器だろうか。かつてタンゴの衰退とともに消えていったバンドネオンのように、やがて消え行く郷愁なのか、派手で寂しい曲々ではあった。

終了後、映画館の出口で屯していた数人の紅い腕章の若者に出っくわす。感想のインタビューだった。それへの回答は次のごとく。

点数100点満点。ストーリー(5段階評価。以下も同じ)5。演出5。シナリオ5。音楽5。私にとってはそれほどいい映画だったというわけです。なお、このアンケート結果は9月24日発売の『シネマぴあ』誌上で発表だって。

オフィシャルサイト

銀座シネスイッチ

 

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繁能鮨

2009-09-06 09:43:05 | 舌鼓

          

 

40年来の友人が、常連になっているという店に案内してくれた。

明治時代から4代続いているというお鮨屋さん。

店の構えは何やら近寄りがたい感じだが、店内は殆ど居酒屋。

大将と女将の夫婦の人柄か、一見さんも一緒に馴染んでしまうアットホームな雰囲気が魅力で客が絶えない。勿論、新鮮でリーズナブルなネタも人気の所以。

JR桜木町駅から徒歩6分。横浜市中区野毛町2-74。

こういう店を知っておくと、何かと重宝。精々通って顔を知って貰うとしようか。

 

 

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