処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ビュテラ・ロイヤル・ヴィンテッジ・スィート・キャベンディッシュ

2016-12-28 23:27:19 | パイプ

 《 Butera’s Royal Vintage Sweet  Cavendish 》

生産国 アメリカ

形 態 アルミ缶50g 

定 価 2500円

  

           

 

ヴァージニア葉を主体にブレンドされたスウィート系のキャベンディッシュ。
熟成期間が10ヶ月から一年と長い。ソフトながらしっかりしたボディ。すべてにわたって及第点。口触りも香りも高級感に満足。 

しかし、高いなあ。年金者には高値の花、常喫とはいけない。

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サンふじ

2016-12-17 23:02:10 | 身辺雑記

  今年も信州から届いた。

 忙しない毎日が、これでホッとする。

 

 齧り付く。固くしまったカチカチ感が乏しい? 密が少ない? まあいいさ。

 天災・人災で出来・不出来もそりゃあるさ。

 温かい部屋でサクサク食べる。美味しいね。

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土漠の花

2016-12-10 15:57:19 | 

著  者 月村 了衛

出版社 幻冬舎文庫(406頁)

 

        

凄まじい小説である。リアルな戦闘シーンが不断に続く。ハラハラドキドキの一気読み。疲れた。

ジプチとソマリア国境を舞台にした日本の陸上自衛隊第一空挺団員12名の冒険と逃亡の活劇ドラマ。

この小説の刊行は2014年9月、安保法成立の1年前。先週、史上初めて、日本自衛隊の”駆けつけ警護"部隊が派遣された。 この小説では、弾圧されているソマリアの現地氏族が自衛隊に助けを求めて走り込んでくるという、逆の "受け入れ警護"のシチュエイション。

外に出た自衛隊は、いつか死傷に遭遇するだろう。絶対無いとは言い切れまい。

東野圭吾の『天空の蜂』が、《3.11》前に、未来の原発と社会のありようを予見したと言われるように、この小説もやがて予見していたと話題になることがあるかも知れない。

オタクが喜びそうな戦争のための装備品・武器・車輛などが、次つぎと登場するが、門外漢にはサッパリ。そこで、それらの画像をあたってみた。イメージが広がった。

        

   RGD-5。遠投手榴弾。

   1954年にソ連軍が開発し現在で東側諸国やアラブで生産・使用されている。

 

    

   C-4。 プラスチック爆薬。

   TNT換算で1.34倍の威力がある。

 

 

        

   PKM汎用機関銃。

   1960年代にあのAK47を開発したミハイル・カラシニコフが開発した機関銃。

  銃身長658mm、 重量8990g、口径7.62mm。

 

   

   RPG-7   

   ソ連が開発した歩兵携行用の対戦車兵器。安価、簡便かつ効果的であるため、

   途上国の軍隊やゲリラ、 民兵が好んで使用し、ベトナム戦争以降から現代に至るまで

   世界各地の武力紛争において広く用いられている。

   40カ国が正規に採用しており、様々なモデルが9カ国以上で生産されている。

 

 

        

   クレイモア対人地雷

   アメリカが開発・使用。重量1.6kg。湾曲した箱状の外観に700個の鉄球を内包する。

   地上に敷設して起爆すると鉄球を扇状に発射し、設置位置の前面に鉄球を投射することにより、

   1基で広範囲に殺傷能力を発揮する。

 

 

     

    M15対戦車地雷

    アメリカ軍が朝鮮戦争で使用した。重量14kg、直径333mm、高さ150mm。

 

    

 

 

          

   マカロフ

   ソ連が開発。

   大型で威力の高いトカレフの反省から生まれた。携帯性に優れ、取り回しが良い銃として

   評価が高い。戦場での拳銃の必要性を見直し、拳銃を主力火器としてではなく副次的な装備

   と して考え始めた結果だと云われている 。

    

    

    

    ドラグノフ狙撃銃   

  セミオートマチックライフル。銃身長620mm、重量4,310g、有効射程600m、口径7.62mm。

  製造期間1960年~現在。アフガン、チェチェン、南オセチアの紛争で多様。

 

 

    

我が世代が子供の頃、男の子のおもちゃは、ブリキの鉄砲と自動車とロボットが最高だった。夢中だった。今はゲームが圧倒的だろう。

 

 

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できる人はやる、できない人は論ずる

2016-12-03 23:08:47 | 

著  者 久米信廣

出版社  ごま書房新社

定  価 1404円

   

ユニークな本である。著者は、現役の実業家。オーナー社長として、経営の切り盛りをしつつ、スポーツや文化の領域でもボランティアで精力的に走り回っている。

日頃の自分の思考や哲学、人生論、比較文化論、宗教観、日本人論などを率直に綴る。そこには衒いも気負いもない。素直な心情の吐露である。

自らが不動産広告チラシに20余年にわたって書いてきた文章を纏めた第壱部。訴求効果を求めた短文短句。リズムがあるから読み易い。頭に入り易い。

第弐部は、朝礼や会議など主に社内で語ってきた言言句句。ここには景気や利益目標や見通しなど事業の話は一切なく、人生論、生き方論。「お前の普段はそれでいいのか!」と迫ってくる。

第参部は、過去、自らが行き交わった様々な事象とその時々の思いや考察を纏めたもの。

読む者に、漫然と生きる自分を猛省させるエネルギーに満ちた警世の書と言える。

著者の意向なのか編集者が名付けたのか『できる人はやる、できない人は論ずる』のタイトルは書意を表現して抜群である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

  1951年1月徳島県に生まれる。1978年日本大学藝術学部卒業。1980年現在の第三企画株式会社を創業、代表取締役就任。1989年日本不動産軟式野球連盟を結成、RBA軟式野球大会を主催。任意団体として社会貢献活動RBAをスタート。2000年NPO法人RBAインターナショナルを設立、理事長就任。2006年明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)※ この項アマゾン

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