処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

長富宮飯店

2015-06-19 17:20:35 | マッチ・コレクション

ホテル・ニューオータニ長富宮。 

ホテル、マンション、オフィスで構成する北京の長富宮センターにある。

王府井商業区、大使館区、人民大会堂に隣接し、天安門広場へはわずか3キロ、北京駅へはおよそ1キロ、首都国際空港へはおよそ30キロの地点にあり至便この上ない。

この”長富宮”という名前は、中日両国のシンボル的な存在である「万里の長城」と「富士山」から付けられている。

   

現在のようにホテルが林立する前、何といっても一級ホテルは北京飯店。国が威信をかけていたし、得も言われぬ優越感を感じたものだった。

利用者が多くなるにつけ、予約しにくくなったことと相俟って、この長富宮が多くなったのだった。

 

                    

言葉に不自由しないし、食べ物は口に合うし、日本人の穏やかな顔と会話が普通に行き交う安心のホテルだった。

長富宮飯店

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松江行

2015-06-12 22:01:53 | 出張

松江に行くことになった。羽田空港で待つこと1時間。その間、着陸滑走路を眺める。 

JR並みに約2分間隔で航空機が次々到着しているのには驚いた。

  

点灯した飛行機が、滑走路の上空に一直線上に並んで、順番を待ち次々に降下してくる。

  

管制官のストレスたるや大変なものだろう、と勝手に気遣ったりして。

  

 到着は出雲縁結び空港、そこから路線バスで松江駅へ。所要時間約30分。

         

                                                        

松江の駅前はなかなかにお洒落で清潔。ウィークデーの昼間は、日本全国どこでも、県庁所在地ですらスカスカ。

  

時計の下では、若者二人が、ラジカセを傍らに置きダンスの練習中。

                      

ちょっと乗ってみたくなる路線バス。

  

 

ホテルはルートイン松江。快適というわけにはいかなかった。というより酷かったと言うべきか。ライティング・デスクの下、冷蔵庫の後ろの蛸足配線のソケットがはずれ、通電しないのには参った。勿論自力で挿入し何とか復旧したが。

 

          

ベッドもおかしい。普通は逆。窓の反対側に頭が来るはず。この経験は初めて。何かの都合で部屋のリフォームをしたことは想像に難く無い。

 

しかしながら、翌朝、食事前に歩いた周辺の景観と風情は実に素晴らしいものだった。

新大橋から中海を望む。

ホテルのすぐ裏。路地というには正々堂々過ぎるが、火灯し頃にはさぞや賑やかになることだろう。絶滅危惧種の日本の風景といえる。

時間を貰って、国宝の松江城に足を伸ばす。素晴らしい。1時間とは実に残念。周辺施設の小泉八雲記念館と武家屋敷は横目で前を通るありさま。

 ( ↑ 絵葉書ではありません)

復路の広島空港。出発便が整備中で再三遅れるアナウンス。で結局最後は欠航となる。

乗客のほとんどのビジネスマンたちは、ガイドに従って次便振替手続きに回る。そこでお詫びに戴いたのが空港内しか使えないANAの飲食券。

   

売店のおばさんに聞いたら、「何を買ってもいい」という。そこで朝刊の広告でみた『文春』七月号。

『戦後七十年を動かした「政治家の名言」』特集。880円。得をした感。

 

                                            

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚衣

2015-06-05 15:52:28 | 舌鼓

松江に住む友と、一夜懐旧談に弾んだ。

別れ際に頂戴したのが地元の銘菓『柚衣』。創業141年の彩雲堂謹製。

 

天然の小振りの柚子をくり抜き、蜜漬けした皮の中に「朝汐餡(皮むき小豆餡)」と「鹿の子」を入れた和菓子。

出雲地方では昔から、柚子の皮を小さく刻み砂糖などで煮詰めた「柚香(ゆこう)」を、お茶受けやお酒の口取りなど季節の珍味としてきた。

その伝統の風味をそのまま生かしているという。

で、スイーツというにはあまりに酸っぱい。柚子そのもの。

松江は、現在全仏オープンで快進撃中の錦織選手の出身地。彼の健闘を祈って発売しているのが無二と名付けた和菓子。

   

頬がほころんでくる。

彩雲堂



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイン・ベリー

2015-06-01 08:05:52 | パイプ

 《 Middlleton's WINE BERRY 》

生産国   アメリカ

形  態  パウチ50g

定  価  1300円

 

このほどパイプ煙草を愛好している 日本人に初めて遭遇した。先方も同様で、お互いに驚きいったのだった。

「今は何を吸われていますか」と問われても、すぐには応えられなかった。というのは、あれこれヴァリエーションを楽しんでいて、一ブランドで通していないから。

暫しパイプ談義で弾み、翌日、ご当地名古屋の煙草屋を案内して貰った。赤門堂という。買い求めたのがこの葉。

 

  

 

バーレイ種に熟成されたヴァージニア葉と黒タバコを配合。
ダークペリーの上品な味わい。

封を開ける前から、かなり強めの濃厚な香りが印象的。しかし火をつけてみると、強すぎない控え目な味わいと香り。 

火着き、火持ちいずれも申し分ない。燃焼率もよくて気持ちがいい。

 

  

ちなみに、私が日頃買い求めている店は新宿・紀伊国屋ビルのkagaya

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする