処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

吾亦紅

2008-03-27 13:36:46 | 音楽

 

          

われもこう

 

作曲家の杉本真人の母の死に際して、友人のちあき哲也が献詩、それに杉本自身が曲を付けたプライベート版が始まりという。

 

07年2月発売。札幌のSTVラジオで話題となり、ミニライブや有線放送などで次第に人気を得、昨年の紅白に歌手すぎもとまさと58歳初出場とまで相成った。

 

心を揺さぶられずにはおかない、思い溢れる歌である。ライブでは観客が漏れなく涙したというのも頷ける。  

 

現在の日本の音楽状況は、中高年世代には決して芳しいとは言えない。むしろ不幸とさえ言える。分野で言えば、この20年来の艶歌の悲惨さは耳を覆うばかりである。

 

それがどうだ、この曲は。曲と詞と歌い手が三位一体となって胸を打つ。旋律、詞、声、さらに加えれば伴奏。どれ一つが変わっても、この感動は生まれない。

 

高齢化社会のトップを走る日本。団塊の世代が満足できる歌が出た。このことは、今後の社会の変化や文化の在りように大きなインパクトになりそうな気がする。

 

著作権により歌詞は載せられない。ならばyoutubeで(というのも変な話だが)

 http://www.youtube.com/watch?v=Xn4nYiA1fF8

 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/saijiki/waremokou.html

 

 

コメント (1)
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