荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

「天国の待合室」 劇団6番シード 日暮里d倉庫

2012-07-20 16:58:50 | ライブ
舞台をみるようになってから日は浅い。
SDNのメンバーが出演するものには時間が許す限り観に行き、チラシの中から面白そうなものを観にいく。
たいした数を観ているわけではないが、今日の舞台ははじまってから終わるまでの2時間、集中力が切れることなく、最後は涙ボロボロ。鼻水ダラダラ。こういうときに限ってハンカチやティッシュを持ち合わせていない。

テーマは死を扱ったもので、途中にコメディっぽいところも挟みながらストーリーが進行する。感覚からいえば、攻殻機動隊StandAloneComplexかファイナルファンタジー7のような感じで、ストーリーがつかめない(まぁ、これは鈍感な俺だからかもしれない)。
ところが俳優さんの演技のうまいこと、うまいこと。ちゃきだって演技はそこそこだと思うが、比べ物にならないくらい上手い。だから、ストーリーがわからなくとも惹きつけられる。
最後になって、そうだったのかとようやく気づくと後はただ涙がとまらなかった。

100人くらいが定員で傾斜もたっぷりとってあるから観やすいし、へんな観客もいないし、終わったあとではトークショーもあって、さらにじゃんけん大会でこの俺が珍しく勝ち残り、ちょっとしたプレゼントをもらい、雨だというのにとってもハッピーな気持ちになった。

確かにお目当てはちゃきのはずだったが、劇団6番シードのファンになってしまった、というのが思わぬ副産物で、今までの公演のDVDを買って、8月公演のチケットも予約した。

トークショーが終わってからは、演者たちがお見送りをしてくれて、そのときにいろいろと会話を交わす機会もあった。ちゃきだけじゃなくて他の俳優さんのたちとも少しお話もできて、言い残すことはなし。
「天国の待合室」は日曜日までやってるので、もしこれを読んで、とーっても暇で日暮里まで行くのが苦にならなければ観る価値はあると思うな。

ちゃきは本業の歌よりも舞台の出演の方が多いけど、今回はとてもいい仕事に向き合えたと思う。そろそろライブもやりたいといってたのでそれにも期待したい。

では、今から酒井愁のライブだ!