荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

楽曲感想

2012-02-19 11:43:56 | AKB楽曲
今年から評価を見直す。
基準が変わった。
A:大好き(毎日のように聴いてる)。 B:たまに聴く。C:ほとんど聴くことがない。 D:自らの意思では聴かない(嫌いというわけではない)。
毎月10曲は増えていくAKB楽曲の中で全く聴かない曲がどんどんと増えている。これらは思い切ってDに下げた。AやBからもCにランクダウンさせたものが増えている。上がるような曲は今のところみあたらない。近々最新評価版をアップ予定。この評価で自分がどんな曲が好きでどんな曲が嫌いで、ということがよりはっきりとわかってきた。


今年になって早くもAKB48、SKE48、NMB48が新曲をリリースした。

SKE48

「片想いファイナリー」
作曲/編曲は井上ヨシマサ。井上ヨシマサの作る曲は俺にとって大好きな曲は少ない。その理由がこの曲ではっきりした。とにかくヨシマサの曲は中毒性が高く、最初に聴いてからひたすら聴きまくるくらいに面白い。ところが、あるとき急に飽きてしまい、30回くらい聴いたら全く聴きたくなくなる。これは「10年桜」「大声ダイヤモンド」「涙サプライズ」「Begginer」も同様だった。なぜ飽きがきてしまうのかというと、とてもキャッチーなメロディーだし曲の展開も唐突な変化やスムーズに転調するところなど聴いていて楽しい。しかし、「流して」聴くようなことがなく聴き入ってしまうために疲れてしまうと言えばいいか。結局決して嫌いではないけど、毎日のように聴くというものではなくなってくる。C。

「寡黙な月」
俺はこういったラップ調というのか、歌詞が詰まった曲はだめ。インストゥルメンタルで聴く分にはきれいなメロディーでいいんだけど・・・。D。

「今日までのこと、これからのこと」
一瞬、岡本真夜の「Tomorrow」を感じさせた。わりと好き。それもそのはず、作曲は「チャイムはラブソング」の白戸佑輔、編曲はこれまた大好きな板垣裕介。B。途中でギターがギュイーンってヘビロテ風に入るところがいいねぇ。

「声がかすれるくらい」
ごめんなさい。どうでもいいです。A~Bメロはなんか単調。サビは最後がセブンスコード?。よくわからんが中途半端な終わり方で、どうにもしっくりこない。D。

「はにかみロリーポップ」
アメリカ~ンなオールディーズテイスト満載。大好きになるものではないが、決して嫌いではない。「人の力」がそうであるのと同じだ。80年代アイドルが歌っても全く違和感がない曲で、こういった曲調は一定の範囲で受け入れられる一般性をもっているのだろう。C。

A 0×5=0点
B 2×1=2点
C 3×0=0点
D 2×-4=-8点
合計 -6点

「オキドキ」が俺にはあまりにもドンピシャだっただけに、こうなるのかなという予測があってCDは4種のうち1種(1枚)しか買わなかった。

NMB48

「純情U-19」
作曲はつじたかひろ。編曲は武藤星児。好きなアーティストだけど、この曲は俺にはだめだな。聴いた途端「フライングゲット」臭がぷんぷんする。「フライングゲット」が好きな人ならこの曲は大好きだろうからわりと受けているのかと思いきや、歌詞に「鉄のパンツ」というフレーズがあって、そこが嫌いな人が多いみたい。C。

「場当たりGO!」
イントロで布袋フレーズが登場!。「まさか」と思ったくらいだった。作曲は「微笑みのポジティブシンキング」の山田裕介、編曲は野中。俺は単純にこういう曲が好きだね。B。

「努力の雫」
AKB楽曲の中でこうしたメタル系の曲は総じて俺の中では評価は高くない。「転がる石になれ」一曲で十分。嫌いではないけどね。C。

「右へ曲がれ」
感想なし。D。

「恋愛のスピード」
おちついたメロディーとユニゾンに頼らずソロでの歌声がよく聴こえる。ドラムのゴーストノートとアコギのサウンドが落ち着いた曲なのに心地よいスピード感を出している。ギターの音色が最高にいい。B。

「ジャングルジム」
山本彩のソロ曲。別段思い入れのあるメンバーでもないということがあるのだろうか、ピンとこない。D。

A 0×0=0点
B 2×2=2点
C 2×0=0点
D 2×-4=-8点
こちらも同じく合計は-6点。NMB48は「青春のラップタイム」に並ぶ曲はもう出てこない感じがする。

AKB48
「GIVE ME FIVE」
嫌いではないけど、好きでもない。「会いたかった」なんかと俺にとっては同じレベル。まぁ、「フライングゲット」以降シングル表題曲はCが続いているのでその点で落胆はしていない。インストゥルメンタルだったらそれなりにカッコいいのにボーカルが入るとなんかのっぺりと聴こえてしまう。C。

「スイート&ビター」
80年代テイスト満点。当然A。作曲の柴田尚はアルバム「ここにいたこと」の「Overtake」と同じ。1982年の松田聖子に歌わせてみたい。

「ユングやフロイトの場合」
きれいなメロディーですね、以上。D。

「NEW SHIP」
これこれ、AKBはこうでなくっちゃ!。なんか消化不良が続いていたが、ようやくこれで溜飲が下げられた。作曲は平隆介。???。もしかして、あのNMB48の「捕食者たちよ」、つまり、俺が一番嫌いな曲と同じってことか。なんだよ、こういう曲たくさん作ってくれよ。「捕食者たちよ」の場合はアレンジの問題だったのかもしれない。編曲は当然のように野中。はっきりいって表題曲は「GIVEME FIVE」ではなくてこちらにすればよかった。これが「新しいAKBだ」というかたちで打ち出してもCDの売り上げが下がることはないわけだし、こういうところで冒険をしてほしかったなぁ。「GIVE ME FIVE」はカップリングにして、それこそバンドで演奏したいのならメンバーの演奏したもので収録(もちろん劇場盤)してほしかったというのが俺の願望。
当然A。年間最高楽曲にノミネート。

「羊飼いの旅」
この手の曲はDと相場が決まっている。3人くらいのユニットで生演奏生歌でこういった曲を中心にしたコンサートとかがあってそれを観に行くことでもできれば評価は一変するかもしれないが。

A 5×2=10点
B 0×2=0点
C 0×0=0点
D 2×-4=-8点
合計2点

Aが少ない。全体に低調。
次回は一挙にSDN48楽曲の感想を。